2008年10月29日

残留交渉、只今難航中

清水に続いて小野も球団との交渉後、不信感を表明した。その原因はもちろん評価=金額である。

マリーンズはそれほど金銭的に潤沢といえる球団ではない。また2005年の日本一以降、上位を争うことが多くなり年俸の方も年々高騰化しているのも事実だ。
それに加えて今年は9人ものFA資格取得選手が発生し、ますます球団の懐を圧迫させてしまうことは確実である。

正直、マリーンズ球団が経営的に9人全員を引き留めるということは不可能だと思う。だからある程度誰を引き留めなくてはならないか割り切らなくてはならないと思う。
そうなれば、少なくともエースとしてマリーンズの暗黒期をほぼ一身で支えてきた清水、清水や渡辺俊に比べると地味ではあるが、サンデー晋吾という愛称を貰って以来、ここ数年球団で頑張ってきた功労者である小野については多少の出血を覚悟してでも全力で引き留める姿勢を球団は見せるべきではないかと思う。

去年はやはり功労者である藤田をあっさり切り捨て、小林雅、藪田についてもFAでほぼ手放しのまま移籍させてしまった。
そして今年は清水、小野との件で同じ事を繰り返せば、今後も他の選手にも不信感を与え、ますます球団を離れる選手が続出する可能性は十分考えられる。

清水や小野だって球団に金が無いことはある程度承知しているはずだと思う。だから彼らもそんなに法外な金額を希望するとは考えられない。
しかし監督には惜しみ無く年俸を出したりする事が出来て、一方でプレイする自分達選手には考えていた程の額すら提示されないとなれば、当初は残留の意思も示していたのに移籍は止む無しと態度を変えるのも仕方ない。

選手は金額や契約条件を自分への唯一の評価として捉えて、より良い評価をくれた球団と契約するのは当然の行為である。
ただし私は球団が全力で引き留める態度も見せずに、みすみす他球団に移籍されてしまうことが最も悔しいのである。
マリーンズにはスワローズの五十嵐や大リーグの井口を獲得するという噂もある。
FA資金を元手にするのか何なのかはよくわからないが、他球団から選手を獲得する金があるならばもっと内側の選手達との交渉に全力を注いで欲しいと願いたい。

posted by nihonichi |13:19 | プロ野球 | コメント(3) |
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2008年10月21日

イチローに指摘されて監督の選考方針を変えるような会議はやめてしまえ

まず前置きとして決してイチローの批判では無く監督の選考会議への批判ということを理解しておいていただきたい。

なし崩しか、はたまたデキレースなのかはわからないがWBCの監督が星野氏に決まるのかと思った矢先、イチローの至極真っ当な野球ファンの気持ちを代弁してくれるような声明で不意を突かれたかの如く今度は検討会議のメンバーである高田監督が「日本一の監督が良いのでは」と言い出す始末。
いち選手から指摘されてはい、そうですかとコロコロ意見をひっくり返す程度の物としかこの人たちはWBCというものを捉えていないのかと言われても仕方がないし、これではあんたら(WBC体制検討会議のメンバー)本当にやる気があるのかと思わざるを得ない。

そもそもこの検討会議とやらのメンバーの人選が謎である。
自分の意見をほとんど言わない頼りないコミッショナーと特別顧問の王前WBC監督と現役監督で一番実績のある野村監督はわかる。北京五輪という国際舞台を経験した星野氏もまあまあわかる。
わからないのが残りの二人だ。高田監督は星野氏と同じ明大繋がりなのだろうか。そして最もよくわからないのが野村謙二郎氏だ。
まだ現役を退いてから余り時間が経っていないため、外からプロ野球を見渡さなければならない解説者としての経験も浅いのに何故に野村氏なのだろう。

誰とは言わないが、メンバー同志の関係でも感情的に対立している所も見られ、意見も二転三転していて本当にいつ決まるのかだろうかと、うんざりさせられてしまう。

こんな不毛な会議をするよりいっそのこと、現役の日本人選手全員に誰が一番監督に相応しいか投票をさせた方が良いのではと思う。これが実は一番公平な選考方法ではないだろうか。

posted by nihonichi |20:06 | プロ野球 | コメント(24) |
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2008年10月16日

ドラフトで田沢問題以外に再び荒れそうな一件

田沢問題でドラフトが揺れる中、またひとつ問題が勃発である。

発生源は本田技研に所属する長野の巨人以外の球団に指名されればホンダに残留するという主旨の発言である。
学生時代から巨人にあこがれていて巨人にどうしても入団したい気持ちはわかる。巨人もまた獲得に動くことは間違い無いため、いわば相思相愛の仲のためそんな人の恋路に手を出すなといった牽制のつもりなのだろう。

一時期は逆指名制度や自由獲得枠といった制度があり、長野のような発言は決して褒められるものではないが有効性をなした。
よってそういった制度を利用し、ゴネ得をした選手が何人もいた。しかし今は時代も変わり、そういったドラフト制度への世間からの風当たりも強くなり選手が入団する球団を選択できるという手段は絶たれた。

長野にとってはせっかく社会人野球にまで進み、晴れてドラフト指名の資格を得たとなったらそのような制度が無くなっていて、目論みが外れ不満があるかもしれない。

では長野は他球団が獲得争いから完全に降りるか、巨人が当たりクジを引くまで社会人で野球をするつもりなのだろうか。

個人的には選手が入団したい球団に入団できればいいとは思う。しかし何度も言うがかつてのような制度は無い。だから現在は選手は指名された球団におとなしく入団するのが賢明だと思う。

なぜなら物は考えようで長野が希望する巨人は選手層が厚く、まして長野のポジションである外野手はラミレス、高橋由、谷、鈴木尚、亀井と、とにかく競争が激しく、即戦力とはいえ新人で出場機会を得るのは並大抵なものではない。

一方、巨人以外の球団は比較的チャンスを得やすい状況にある。
入団したい球団に入団し、早くからレギュラーポジションを掴むのが理想ではある。しかし選手層が厚い球団ほど難しくなる。

さらに今はFA取得までの期間が次第に短縮されつつある。巨人に入団出来ないからといっていつまでも社会人野球でやるよりも、どこの球団だろうが一刻も早くプロに進み、プロのレベルに慣れて、実力を付けた上でFA資格を取得して憧れの球団に入団する方が良いのではないだろうか。

また、そのまま社会人野球に残ったとしても浪人期間中に大きな怪我をしたりして評価が下がり、結果どこからも声がかからなくなるという事だって無いとは言えない。それでは本末転倒である。
だから球団はどこであれ声がかかる内にプロに進むのが賢明ではないかというのが個人的な意見である。

もう一つ私が今回の長野の問題で憤慨しているのは、未だに長野のような発言が平気で出てくるという現実だ。
本来選手は指名されるのを待つ身であるにも関わらず、まだどこから指名される前からこういった事を発言をするのはお門違いである。つまりこれはアマチュア選手のおごりであると思う。

アマチュア選手の中にはプロに進みたくても指名されない選手が何人もいる。それだけプロから指名されることは大変なことなのに、逆に選手が入団したい球団を指定するなど本来あってはならないことだと思う。

私は長野のような発言が出てくる背景にはかつての逆指名制度の悪しき名残があると推測する。各球団はアマチュア野球で抜きん出た選手欲しさに逆指名という囲い込みのために選手に頭を下げたり、はたまた小遣いといった裏金まで払って裏取引するような球団も発覚するなど、いつしかプロ球団とアマチュア選手の立場が逆転してしまった。

またそんな才能あるアマチュア選手はその選手の利益に巣食う者により入れ知恵を付けられ、ますます選手が要らぬ駆け引きをするようになったり、天秤にかけるようなったのも事実だ。

アマチュア選手は逆指名というようなシステムが無い現在では、どんなにゴネようとも必ずしも希望球団に入団できないこともあるという事を自覚し、どんな球団であれ指名されるということの有り難さを知るべきである。

posted by nihonichi |07:34 | プロ野球 | コメント(32) |
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2008年10月13日

辞意を表明した岡田監督について

マリーンズファンがタイガースについて語るのはおこがましいかもしれないが、今回は辞意を表明したと言われる岡田監督について振り返りたいと思う。

岡田監督が辞意を表明し、球団もまた慰留に努める方向らしいが、岡田監督の頑固一徹な性格からして退団は避けられないだろう。

シーズンで一番厳しい時期に、主砲、抑え、正捕手を五輪で欠くといった同情すべき点もあり、必ずしも岡田監督だけに責任があるとは言えないのにも関わらず、13ゲーム差をひっくり返されてリーグ優勝を逃した責任を取るという潔さは何とも岡田監督らしい感じだと思った。

在任5年でリーグ優勝は1回ながら、2005年以降は毎年上位を争うチークに仕上げた手腕はとても立派で優秀な監督だと思うと同時に仮にこのまま退団するとなると残念な気持ちでならない。

2軍監督等での実績が評価されてリーグ優勝を花道に勇退した星野前監督から引き継ぐ形で監督就任となった岡田監督だが、万年最下位争いの球団をわずか2年でリーグ優勝へと導いた星野氏のインパクトの大きさを考えると、岡田監督にとっては相当な重圧だったと思う。

伊良部、片岡、ムーアといった星野氏が引っ張ってきた戦力が軒並み力を無くし退団又は引退をし、実質ゼロからのスタートを強いられ、さらに見えない星野氏の影も背負いながらも徐々に自分のカラーにチームを変え、常勝球団へと作り上げた岡田監督だが、キャラクターは星野氏に比べて地味ながらも、監督としては非常に立派であったと思う。

何より私が岡田監督の凄いと思う所は前述のようにSDとして実質院政を謀る星野氏の目が光る中、星野カラーから岡田カラーへと非常に上手にシフトチェンジさせたことである。

その象徴とも言えるのがJFKという勝利の方程式の確立だ。この方程式により先発投手にとにかく6回までリードを守ればあとは後ろが何とかしてくれるという安心感をもたせると同時に、先発投手の負担も軽減させることができるという効率的な戦術は岡田野球の神髄とも言えるのではないだろうか。

さらに岡田監督の凄さは持っている戦力の活かし方だと思う。JFKの確立もそうだが、その戦力の活躍出来るポジションを見極める眼力が素晴らしい。
葛城、高橋光、平野といったトレードで獲得した戦力はそれぞれに活躍の場所を見つけチームに貢献している。また、関本や藤本、平野といった戦力を競わせてそれぞれの力のレベルアップを図ること。さらに先発で使い続けるには難しい桧山については代打の切り札という役割を与えるなど、どの選手にも平等にチャンスを与えていたように見受けられる(鳥谷への寵愛はえこ贔屓っぽかったが)。

このまま岡田監督が退任となった場合、星野氏の再登板がささやかれている。誰がなるにしても現在のタイガースには不安が山積している。
例えば、40歳の金本に変わる大砲の育成。矢野におんぶに抱っこの状態な捕手事情。先発投手の再構築。いずれも高齢化による世代交代が課題となっている。

こういった課題をクリアすることは並大抵なものではない。いずれにしても次に就任される監督にとっては相当な試練が待ち受けることになるだろう。

posted by nihonichi |09:36 | プロ野球 | コメント(5) |
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2008年10月10日

WBC監督は再び星野氏という方向らしいが・・・

久々にWBC関連になる。
現役監督では国内球団とWBCの二足の草鞋は難しいという理由はわかるとして、現役監督以外の候補者からリストアップする次なる重要な条件として国際舞台の経験者であることであるらしい。
そうなると必然的に病気を抱えたONは無理であるし、残るは星野、中畑両氏となり、消去法で星野氏になるということらしい。
国際舞台の経験者であることが代表監督としての条件とは何とも後ろ向きな条件である。

国際舞台の経験が実際WBCでどれだけ重要性を占めるというのだろうか。どんなに国際経験豊富だろうが、最終的に問われるのは采配や戦術の手腕ではないだろうか。
何故そんなにも「国際経験」の肩書にこだわらなければならないのか。
そんな肩書が無い人物でも「日本一経験監督」という星野氏が持っていない肩書を持つ若松氏や伊東勤氏といった人材もいるがそういった人物では駄目なのだろうか。

私は本来なら星野氏のWBC代表監督就任を全面的に否定しようとはしたくはない。五輪でのリベンジをさせてあげたいという感情もなくは無い。
しかし星野氏には五輪代表監督就任により、それに関連した醜聞の一連の報道が余りに多過ぎること。さらには金メダル以外いらないと豪語し、その揚句銅メダルすら取れないといった結果についても反省や真摯な態度を見せるどころか自身のホームページ等で開き直りの態度の一方である。
果たしてこういった人物にもう一度指揮官の座を任せてあげようという気持ちになれるだろうか。

私を含めた野球ファンは五輪のおかげで、ただでさえ星野氏という人物にアレルギーを起こす者も少なくないというのに仮に星野氏を監督にオファーをするならばNPBはそういった我々のような世論をきちんと納得させる必要がある。
つまり我々ファンにとっての納得とは結果が全てである。

WBCでも不甲斐無い結果になってしまえば特別顧問に祭り上げられた王前WBC監督のメンツにも傷を付ける事にもなるような気がする。
そういった最悪の結果になった際、コミッショナーを含めてどのように責任を取るのだろうか。

WBCまでいよいよ半年を切り、人事に関してのんびりしてはいられない時期に来ているが、かといって焦って選択肢を狭めて一気に星野氏というのではなく、あらゆる可能性を考慮し、監督人事を決めてもらいたい。
仮に星野氏が監督就任するにしても、五輪の時のようなトップダウン形式で何でもかんでも好きにさせれば再び失敗するだろう。そうならないためにも王前監督のような人がきちんと目付け役として監視とまでは言わないか、徹底したアドバイスをしてもらうことが重要になってくると思う。

posted by nihonichi |10:05 | プロ野球 | コメント(9) |
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2008年10月04日

来季もFA流出で戦力に泣かされそうなマリーンズ

今季は小林雅と藪田の離脱で抑えこそ荻野が何とか務めたものの、結局シーズンの大半をセットアッパーの不在に泣かされたマリーンズ。
今年は9人もFA権取得という超非常事態。せっかく地道に育て上げ、上位を争える球団にまでなったマリーンズも再び戦力の再構築を迫られる岐路へと立たされることとなった。
毎年のようにFA流出で泣かされる球団と言えば、カープの専売特許のようなものだった。地道に天塩にかけて育て上げ、ようやく独り立ちし、選手として円熟した頃には巣立ってしまうという資金力の無い球団には虚しい限りの状況が続いている。
しかしその波がここに来てマリーンズにも押し寄せる形になった。清水、橋本、サブロー辺りには残留を願いたい所だがいずれも微妙で厳しい状況だ。
清水は出身地であるタイガース、橋本は正捕手不在のホークスが虎視眈々と狙っており、なんとサブローに至っては大リーグの挑戦も匂わせている。
あくまで本人の本気度次第だろうがサブローが大リーグ・・・ちょっと考えられない。大リーグはそんなに甘くは無いと思うが。
仮にメジャーからのオファーが無くとも、あれだけ勝負強い打撃の右の外野手となれば国内では引く手数多だろう。

選手としての評価=金という風になる訳だが、資金力となるとマリーンズはタイガース、ホークス、巨人のような球団には勝てない。またFAの行使は選手としての当然の権利のため仮に移籍する時は気持ちよく送り出してあげたい。

泣き言になるかもしれないが、ただ金を多く出してくれるというだけではなく、現在に至るまで多少調子が悪い時でも我慢強く起用し、育ててくれた球団への「情」の部分についても考慮して欲しいというのがファンである自分の本音である。

9人FAか・・・これは辛いなぁ。

posted by nihonichi |13:37 | プロ野球 | コメント(6) |
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