幕下相撲の知られざる世界

月別アーカイブ :2012年11月

相撲メディア・評論に思う。

私はスポーツを観る楽しみの一つに 観戦し終わった後で記事やコラムを読むことが挙げられる。 私自身、そのスポーツに精通しているわけではないので 目の前で行われている結果やプロセスに対して どのような見方をすれば良いかが 整理できない時も有るし、 感じたことに対して自信を持てないことも有る。 そうした時に、翌日スポーツ誌を読んだり 専門誌を購入することでそうした気持ちを整理する。......続きを読む»

【データ分析】日馬富士は1年以内でクンロク以下だと短命横綱濃厚?

日馬富士への風当たりが強くなってきている。 9勝6敗という成績に依るところが強く、 そもそも安定して成績を残せていない、 という不安要素について言及する人が増えてきている。 この成績が横綱初の場所だったことに起因するのか、 それとも前の2場所が確変状態だったということなのか、 それは今後判明することではある。 だが、ここで気になるのが 日馬富士は大丈夫なのか?ということで......続きを読む»

横綱審議委員会は必要なのか。

【はじめに】 昨日デイリーアクセス数が39368で、 スポナビブログで1位を獲得しました。 皆さまありがとうございました! 日馬富士の今場所の成績に対する 横綱審議委員のコメントについて Twitterやヤフーコメントで凄い数寄せられている。 お前が任命したのではないのか。 自身の任命責任はどうなるのか。 仰るとおりである。 横綱審議委員の役割とは、 結......続きを読む»

【横綱審議委員会審議委員会】日馬富士の初横綱場所を、どう評価するか。後篇

日馬富士の横綱初場所の成績に関する横綱審議委員の コメントは、前回のトピックで記したように 立場に理解を示すというスタンスのものだった。 私が知っている彼らの思想とは一線を引いたそれであったので 戸惑いを隠せない、というのが前回の感想であった。 だが、そこで終わらないのがさすがは横綱審議委員である。 コメントについて最新情報が入ったので、早速紹介しよう。 とんでもない衝撃展......続きを読む»

【横綱審議委員会審議委員会】日馬富士の初横綱場所を、どう評価するか。前篇

九州場所も終わったので、 横綱審議委員会審議委員としての務めを果たそうと思う。 白鵬については特に何も無いらしく、 むしろ白鵬へのコメントについては 探しても見当たらない。 つまり、横綱審議委員会という組織は 出来る力士に対して何かをするわけではなく、 テコ入れが必要な力士に対して 注文を付ける組織であることが判るだろう。 さて、注目は9勝6敗で九州場所を終えた 日馬......続きを読む»

日馬富士5敗目に見る、横綱初場所で成績を上げることの難しさ。

日馬富士が5敗目を喫した。 横綱の成績として千秋楽を前にして 9勝5敗というのは寂しいと言わざるを得ない。 横綱とは相撲界の頂点であり、 おいそれと敗れることが許される立場ではないからだ。 中でも、大関以上の対戦で琴欧洲以外は 全敗というのもまた印象が悪い。 豪栄道すら大関にはもっと勝っているのだ。 こんな状況なので、当然日馬富士には 厳しい声が投げかけられる。 ......続きを読む»

明瀬山の一番に見る、負け越しの掛かった一番に於ける変化。

幕下の勝ち越しが掛かった相撲について その苛烈さを昨日語ったばかりだが、 今日は丁度3勝3敗同士の対決が非常に多かった。 お互い勝負が掛かっているので、 技の巧拙は別にしてどれも素晴らしい取組だった。 不思議なもので、普段は心の弱さが原因で 立ち合いの変化を見せたり不利な体勢から 苦し紛れの引きを見せたりするものだが、 こうした様子がほぼ無かったのである。 たとえどんな......続きを読む»

幕下の勝ち越しを懸けた戦いは、究極のデスマッチである。

優勝争いが佳境を迎えている。 大関と日馬富士が取りこぼす中で 白鵬が安定した強さを見せる。 3場所連続して優勝を逃していたことを 忘れさせるほど絶対的な強さである。 千秋楽を前にすると、実力者同士の対決が 増えることも有って、土俵は 序盤戦とはまた違った種類の熱気を帯びる。 横綱にとっては強さを見せることが 唯一の存在証明であり、 大関以下にとっては彼らを倒すことこそ......続きを読む»

日馬富士の誤審を、批判すべきか理解すべきか。

日馬富士の取組で、誤審が発生した。 湊川親方が日馬富士の足が土俵を割ったと判断し、 取組を止めたものの、ビデオ判定の結果は 足が出ていなかった。 豪栄道有利の態勢だったのだが、 やり直し後の一番は日馬富士が勝利したことも 非常に不運だった。 そして例の如く、今日のニュースでは この一件が大きく取り上げられている。 悪いニュースほど相撲は報道され、 もっと取り上げて......続きを読む»

大関陣の低迷と、序盤の大関対決の相関性。

8日目が終わった。 全勝は白鵬、1敗で日馬富士。 ここまでは大方の予想通りだが、 気になるのが大関陣である。 把瑠都休場という想定外の事態が発生する中で 残された4大関の成績はどうなのだろうか。 3敗が3人、2敗が1人。 ここまでは見事に期待外れである。 全員ほぼ優勝争い圏外という惨状は確かに 由々しき事態だが、今場所は少し事情が異なる。 そう。 序盤から大関同士の対決が組まれているのだ。 ......続きを読む»

鶴竜立ち会い変化の批判に見る、批判的な論調に対する向き合い方。

鶴竜が立ち合いの変化で琴奨菊に勝った。 立ち合いで変化してまで勝ちたいのか?という批判と そもそも引かれるような隙を作るのは 未熟だからではないか? という意見の両方出ている。 今回の取組が一体どちらが正しいか? という議論をしたいわけではない。 初場所でも立ち合いの変化について トピックに上げたことが有ったが、 そのときは把瑠都の優勝が掛かった非常に 重要な一番だっ......続きを読む»

高見盛の衰えと、幕下相撲。

高見盛が引退の危機を迎えている。 幕下に落ちたら引退と公言する中で 序盤から負けが込んでおり、 後半戦の巻き返しが無ければ このままの星勘定で行くと降格の可能性が 非常に高いのが実情である。 得意の形に持ち込むにも、相手に崩されて そこに至らない。 仮に優位な態勢になっても、そこから決め切れない。 このような土俵がここ1年続いている。 ...続きを読む»

把瑠都降格に見る、大関復帰の高い難易度。

把瑠都の関脇降格について先日 あまりにも現実味が無い、という話を書いた。 体格とパワーに裏打ちされた、 圧倒的な取り口であることが強いという印象を 更に強くしているのだと感じる。 また、初場所に優勝しており、その時に 白鵬をも凌駕したパフォーマンスについても 印象に残っているということも一つの要因である。 そんな強い印象の有る把瑠都だからこそ、 来場所戻ってきたら、10勝以上を残すことによって......続きを読む»

白鵬と日馬富士の、怖さの見せ方の違いとは?

白鵬が好調である。 大関と日馬富士が取りこぼす中で、 当たり前のように盤石の相撲で5連勝を飾る、 ということが日常になっていること自体が 異例のことである。 取りこぼすと「だらしない」と 批判される立場に有りながら、 勝てば当然、負ければ批判というリスクしかない 野球で言うところのアジアシリーズのような 戦いを問題無く終えるところに 白鵬の凄さを感じるのである。 ...続きを読む»

相撲の価格設定に対する誤解をどう解くか。

九州場所が始まったが、観客動員で苦戦している。 新横綱誕生後、初めての場所でありながら 初日から満員御礼が出ないという結果からも この異常事態を窺い知る事が出来る。 相撲人気の低下が叫ばれて久しいが、 確かにこの観客動員の問題というのは 深刻であるように思う。 この問題を語る上でよく言われるのが、 相撲観戦には金が掛かるということである。 ...続きを読む»

幕下力士・吐合の現在地。

私が幕下相撲のブログを書くきっかけは 再三説明しているように、幕下力士の吐合(はきあい)を 知ったことにある。 珍名故に目を惹き、今まで見たことの無かった 幕下相撲を、吐合を通じて見ることになった。 元学生横綱の吐合が、大怪我を負い、 番付外にまで転落し、 かつての相撲が取れない中でどうにか幕下まで戻り、 一進一退を繰り返して4年が経過した。 そして初場所の快進撃。 ......続きを読む»

把瑠都陥落、という違和感。

把瑠都が今日から休場することになった。 大関の2場所連続の休場が意味するもの。 すなわち、大関陥落である。 個人的にも、世間的にも次期横綱は 心情としては稀勢の里だが、実力的には把瑠都という 評価が根強かったものだが、 クンロクの常連だった日馬富士が突如覚醒し、 そして把瑠都は2場所連続の休場してしまうのだから 判らないものだ。 そんなわけで、「把瑠都」と「陥落」が どうにも結びつかない状態の......続きを読む»

日馬富士初黒星に見る、横綱としての孤独とは?

日馬富士が初黒星を喫した。 初日の充実ぶりを見るに、地位が人を作るのかと 期待したのだが、完全に隠岐の海のペースになり、 そのまま立て直せずに持っていかれるという 横綱に有りがちな敗戦パターンにハマってしまった、 という印象である。 果たしてこれがコンディション故なのか、 それとも実力的なものなのかは今後次第だが、 2日目に1敗という結果が付いたことは事実である。 さて、今回の敗戦が持つ意味と......続きを読む»

琴奨菊と琴欧洲の不調で試される、人間性の強さ。

九州場所が始まった。 注目は新横綱の日馬富士がどれだけの成績を上げるか ということなのだが、初日の相撲を観る限りでは ある程度の安定感は期待できるのではないかと感じた。 問題は、もう一つのポイント。 そう。 カド番大関3人のコンディションである。 ご存知の通り、カド番の中でも琴奨菊と琴欧洲に土が付いた。 序盤の敗戦というのはよく有ることで、 この結果をもってどうこうというのは 本来議論するべき......続きを読む»

序盤の大関対決によって失われる、幸せな「ぬるま湯感」とは?

カド番大関同士の対戦が序盤に組まれるという ニュースが流れた。 その目的というのが、ご存知の通り 終盤での対戦を避けることによって 八百長相撲を避けることであるという。 7勝7敗の大関の異常な勝率に関する 批判的な記事が出たことからも、 最近は八百長相撲に対する風当たりが非常に強く、 その対策としての案なのだろう。 序盤から実力者同士の対決が組まれることは ファンとし......続きを読む»

新横綱に対して要求することとは?

横綱審議委員会の鶴田氏が日馬富士に コメントをしているという。 横綱審議委員会審議委員としては これは見過ごせない話である。 結局どのようなコメントだったかというと、 ・13勝はしなさい ・大関には全部勝ちなさい ・品格は厳守 とのこと。 横綱に成り立てで、様々なイベントに出たり 精神的にも肉体的にも大変な事情を抱える 相撲界の新たな顔に対して酷な要求をするもの......続きを読む»

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スポーツライター:西尾克洋が運営しております。相撲などのスポーツライティング、コラム、企画構成など手広く承っております。お気軽にお問合せ下さい。

【過去のお仕事】
・日本テレビ「超問!真実か?ウソか?」(2017年6月)
・テレビ朝日「サンデーステーション」(2017年5月)
・フジテレビ「グッディ」(2017年11月)
・TokyoFM「高橋みなみの、これから何する?」(2017年11月)
・スポーツナビコラム:西岩親方インタビュー(2016年3月)
・現代ビジネス(2017年2月)
・ビジネスジャーナル(2017年9月)
・オピニオンサイトiRONNA(2017年11月)
・週刊Flash(2017年1月)
・Palm Magazine(2010年)
・大相撲ぴあ(2015年12月)
・静岡新聞(2015年10月)
・SBSラジオ(2017年3月)
 への寄稿など多数。

【Mail】
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*はアットマークです。

【Ustream】
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(12月12日現在)

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