幕下相撲の知られざる世界

月別アーカイブ :2012年09月

横綱審議委員会審議委員会、始動。

横綱審議委員会に関する批評記事について、 結構良い評判を頂いている。 横綱審議委員会に対する苛立ちの正体とは? http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/145 中でもご意見いただいているのが、 タイトルにも書いている「横綱審議委員会審議委員会」 である。 そもそも横綱審議委員会についての疑問として ......続きを読む»

外国人力士は、下の名前が体を表わす。

相撲の番付をふと目にした時に、 ふと四股名ではなく、下の名前が気になる時が有る。 そもそも下の名前が既に個性の力士もおり、 例えば千代大海といえば、龍二という名前の方が 通り名とも言える状態で、 彼の場合は千代大海とでも龍二とでも 果てはチヨスという蔑称でも呼べる 「Jigga」「Hova」「JAY-Z」の全部で通ってしまう ヒップホップの帝王の如き万能ぶりであった。 さて......続きを読む»

横綱審議委員会に対する苛立ちの正体とは?

横綱が何かをやらかすと、苦言を呈する。 場所前の稽古で奮わない、苦言を呈する。 横綱候補の成績を鑑みて、推挙しつつも苦言を呈する。 これは、とある団体の業務内容である。 正解は勿論、横綱審議委員会。 誰だって嫌われるような発言などしたくはない。 それは判っている。 彼等は自らに求められている職責を全うしている、 そういうことなのである。 そもそも、スポーツ選手やそれを取り巻く環境に 注文を付け......続きを読む»

張り手けたぐり封印論に見る、横綱の品格の是非とは?

日馬富士の横綱昇進が確定した。 2場所連続優勝というノルマを2場所とも全勝という形で クリアしたのだから、文句のつけようも無い。 満場一致という決定は、当然のことである。 横綱昇進については文句のつけようも無かったが、 横綱審議委員は日馬富士の相撲内容については 張り手やけたぐりを止めるよう釘を刺した。 その理由というのが、「横綱の品格」である。 朝青龍以降、横綱が気......続きを読む»

白鵬と日馬富士の2横綱体制の今後を予想する。

日馬富士が優勝した。 挑戦者の立場から白鵬に対して 自分の得意な形に持ち込んでの勝利、という訳ではなく むしろ相手の態勢を崩し、土俵際に追い込んだ挙句 見事な投げで決めたのだから、もはや同等である との印象を強める結果となった。 特に、土俵際に追い込む態勢では 北尾がかつて小錦を倒した様子を思わせたし、 そして最後の投げに於いては白鵬が横綱のプライドを賭けて 片足で驚異の粘......続きを読む»

日馬富士に見る、横綱昇進の基準の是非とは? 後篇

日馬富士に見る、横綱昇進の基準の是非とは? 前篇 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/141 日馬富士の横綱昇進に伴い、横綱昇進の基準について 再考する必要があるのでは? ということで問題提議はしてみたのだが、 確かに2場所連続優勝については疑問が残るが これに代わる指標となるとなかなか難しい。 だが私......続きを読む»

日馬富士に見る、横綱昇進の基準の是非とは? 前篇

あと2日を残して、日馬富士が全勝である。 今場所の充実ぶりからすると、白鵬に1差を付けている 状況はかなり有利であり、今場所優勝する期待度は 相当高まってきている。 稀勢の里を寄せ付けない、昨日の相撲などは これまでの日馬富士の取組を考えると 大変に充実しており、もはやネクストレベルとも言える 次元にまで到達しているようにも感じられる。 2場所連続優勝が意味するもの。 ......続きを読む»

横綱大関が取りこぼす構造とは?

日馬富士が好調である。 12連勝で迎える終盤戦、あとは白鵬と大関2力士を 残すばかりである。 先場所の優勝を経て一皮むけたせいか、 今場所の日馬富士の取り口には安定感が有り、 唯一危なかったのも11日目の物言いのみ という充実ぶりだ。 ここまで素晴らしい相撲を取るに至った 日馬富士ではあるが、それでも 終盤戦まで全勝を続けるのは至難の業である。 いや、むしろ、日馬富士......続きを読む»

安美錦の魅力を一言で表すと。

安美錦が大好きである。 前頭上位で五分の星取りの安美錦。 決して大きくはないが、均整の取れた 力士らしい風格のある安美錦。 闘争心が表には出ないが、 常に一発を狙っている安美錦。 出てくれば上位が相手でも何かを期待するし、 一方的に土俵を割っても何か納得できる、 不思議な力士。 絶対的に強いことが彼の美ではない。 しかし、持たざる者がハンディを克服して 闘うところに......続きを読む»

幕下相撲は、私達である。

9月場所も中日を終えて、中盤戦から終盤戦へと 歩を進めつつある。 序盤を勝ち先行で迎えた者は、その勢いを止めないように、 いい部分が何かを分析しそれを突き詰める。 負けが先行している場合はその逆で、 悪い部分に徹底的に向き合い、悪い中で 如何に光明を見出していくか取組んでいく。 毎日相撲を取るために、コンディションは日々変化する。 思考錯誤する中で出る結果も変わり、 事態が......続きを読む»

魅力的な四股名とは?

新十両の丹蔵が好調である。 入門からの下積みが5年と、苦労を重ねての 昇進だっただけに、私個人としては 今場所は勝ち越しを目標としての戦いになることを 予想していたのだが、いい意味で裏切られている。 身体が大きく、期待も大きい力士ではあったのだが なかなか結果が出なかっただけに、 幕下ウォッチャーとしても、この現状は とても喜ばしい限りである。 個人的に彼が大変魅力的な......続きを読む»

3大関休場の是非に思う。

幕内十両全員出場で始まった9月場所。 上位陣も比較的安泰という滑り出しであったが、 把瑠都・琴奨菊が同日に休場したかと思えば 今度は琴欧洲までも休場してしまった。 3大関が序盤に休場というのは確かに異常事態である。 2001年秋場所(魁皇、千代大海、雅山)以来の 出来事であるという。 北の湖理事長もこの異常事態に対して 「大関常に土俵に立ち続けるという気持ちが必要。 もっと自覚を持ってほしい」......続きを読む»

野球の二軍と幕下相撲の違いとは?後篇

野球の二軍と幕下相撲の違いとは?前篇 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/134 相撲独自のヒエラルキー構造がもたらす 経済的な事情の特殊性は、幕下相撲を時に残酷に、 時に関取を上回る魅力を我々に提供する。 だが、その魅力を提供するのは果たして 経済的な事情に依るものだけなのだろうか。 例えばボクシ......続きを読む»

野球の二軍と幕下相撲の違いとは?前篇

幕下相撲を観るようになり、その魅力について これまで様々な方面から語ってきて、 有り難いことに様々な反響を頂いてきた。 面白いと思ってもらえるポイントは人それぞれだが 伝わっていることは素直に嬉しい。 知識がゼロの相手に対して興味を抱いてもらい、 そして観るという行為に至るまでマインドセットするには それなりにロジカルで、それなりに感情を揺さぶる 説明が必要になってくる。 ......続きを読む»

WBC出場に対する批判と、相撲界批判。後編

WBC参加プロセス。 相撲界の諸々の不祥事。 共に筋道が通っていないと思われても仕方が無い 事象について、不満はある。 それでも私の中でWBC参加にしても 相撲に対する認識についても変わらない状態である。 道理を果たしていない物事に対して それでも肩入れしてしまう心理。 これが一体なぜなのか検証してみると、 一つの結論に到達した。 ...続きを読む»

WBC出場に対する批判と、相撲界批判。

日本のWBC出場が決定した。 この件について、プロセスの是非を判断するのは非常に難しく、 相撲ブログの管理者としてこの難しい問題をどのように捉えるか 打ち出すために様々な情報を確認したのだが、 総じて言えることは批判に次ぐ批判である。 そもそも不参加の理由がMLBとの収益分配率の 是正だったにもかかわらず MLBの譲歩が無い状態で妥結したこと、 そしてWBCのロゴを使用しなければ 独自のスポンサ......続きを読む»

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スポーツライター:西尾克洋が運営しております。相撲などのスポーツライティング、コラム、企画構成など手広く承っております。お気軽にお問合せ下さい。

【過去のお仕事】
・日本テレビ「超問!真実か?ウソか?」(2017年6月)
・テレビ朝日「サンデーステーション」(2017年5月)
・スポーツナビコラム:西岩親方インタビュー(2016年3月)
・現代ビジネス(2017年2月)
・ビジネスジャーナル(2017年9月)
・週刊Flash(2017年1月)
・Palm Magazine(2010年)
・大相撲ぴあ(2015年12月)
・静岡新聞(2015年10月)
・SBSラジオ(2017年3月)
 への寄稿など多数。

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*はアットマークです。

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(10月16日現在)

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