幕下相撲の知られざる世界

月別アーカイブ :2012年01月

続・魁皇コールに端を発する、観戦マナーの変容に思う。

1月28日のブログで、観戦マナーの 変容に対する私自身の見解について述べた。 「魁皇コールに端を発する、観戦マナーの変容に思う。」 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/104 コールや手拍子、紙をワサワサする行為など、 これまでの相撲観戦には存在しなかった現象が 頻発していることに対して違和感を覚えたため ......続きを読む»

豆まきに見る、アイドルとしての力士論。

2月3日。 節分である。 豆を播いて鬼を払い福を呼び込むという 日本の伝統的な行事であるが、 相撲ファンにとっては非常に貴重なチャンスが 待ち受けている。 そう。 各地の節分祭に、力士が参加するのだ。 しかし、相撲ファンにとって力士を観る 機会というのは年に6回、しかも15日間も有り 合計すると90日と途方も無い日数が提供される。 4日に1度はスポーツニュースで......続きを読む»

魁皇コールに端を発する、観戦マナーの変容に思う。

把瑠都への帰れコール問題の時に、 観る側の品格という問題に言及した。 勝者を称え、敗者を思いやるという 日本的な美学がかつての、いや 10年前までは受け継がれていた。 だが、ここ10年で良き伝統は少しずつ 変容してきている。 私の記憶では、一番最初にこの形が 崩れたのは15年程前の寺尾コールだったと思う。 いいの? おい、いいの? そういう感想を抱いたと記憶......続きを読む»

【ニュース】千代鳳ら4人が十両昇進。

新十両が発表された。 4名の昇進者のうち、 千代鳳と千昇は初昇進、 里山と荒鷲は再昇進ということになった。 全員がそれぞれの色を持つ実力派であることは 間違いなく、既に十両にふさわしい取組内容を 初場所でも見せていたため、 立ち合いの早さとその後の展開の激しさが 幕下とは段違いの世界に於いても ある程度出来るのでは?という思いがある。 中でも注目なのは、吐合との歴史に残る デスマッチを制して十......続きを読む»

【初場所総括】激しさと休場と再出場。

初場所が終わって早1週間が経過しつつある。 ようやく祭りの後的な感覚が無くなり、 瀬戸内寂聴の言うところの忘却の恩恵を 授かることによって平穏な日々を送るに至っている。 さて、祭りの後に祭りを思い返して 今場所の特殊性を振り返ってみようと思う。 今回触れておきたいのは、土俵の充実ぶりである。 先場所までよく言われていたのが 八百長問題での大量解雇の影響から 番付に見......続きを読む»

幕下相撲に関する記事まとめ。

早いもので、このブログを始めてから 前回のトピックで100件目に到達した。 最近お立ち寄り頂いた方も、 開設当初からいらっしゃる方も いろいろな方が居ると思う。 そこで、今回はこの場を借りて 過去の記事について紹介したい。 中でも吐合については気持ちが入り過ぎて、 二度と同じ記事は書けないクオリティになっている。 ...続きを読む»

素人が発信することの重要性とは?

有り難い話で、スポナビブログで デイリーランキング1位になった。 幕下相撲というニッチな領域について 発信しているブログがこれほど多くの方に 読んでいただけることは嬉しくもあり、 驚きでもある。 そもそも私がこのブログを始めた目的は 幕下相撲という未開の領域の楽しみ方を 少しでも判ってほしいという願いを かなえることだったのだが、 実はもう一つ重要な目的があった。 ......続きを読む»

把瑠都の変化に対する批判に思う。

把瑠都の稀勢の里に対する注文相撲が 場所終了後の今もなお、波紋を呼んでいる。 「幕下相撲の知られざる世界」と銘打ちながら 幕下ではない話題が続いて大変恐縮だが、 相撲ファンとして避けては通れぬ話題なので ここはご容赦頂きたい。 前回は注文相撲に対するブーイングの是非から 観る側の品格という問題について取り上げたが、 今回は注文相撲そのものに対する是非について 考えてみたい。 ...続きを読む»

【吐合総括】人に負けるな。どんな仕事をしても勝て、 しかし、堂々とだ。

長くて短い15日が終わった。 祭りの後のような、心地良い疲れと 明日から何を楽しみにすればよいのか? という寂しさを抱えるのはいつものことだが、 今場所は何時にも増して寂しい。 少しずつ名前を覚える、幕下力士達。 そして日を追うごとに内容が良くなる、幕下力士達。 幕下フリークとしては、 日々新しい知識が蓄積されることが 楽しみの一つではあるのだが、 今場所寂しい動機は......続きを読む»

把瑠都への帰れコールに思う。

2日前に、把瑠都が立ち合いで変化した際、 観客席から前代未聞の現象が発生した。 何と、「帰れ!」の大合唱になったのである。 立ち合いの変化の是非については別の機会に 論じることにするが、 遂にここまで来てしまったか、と 大変悲しい思いになった。 だが、立ち合いの変化については 事前の期待を裏切られたことから 大変腹立たしい思いを抱いたのは事実である。 ...続きを読む»

【吐合速報】負けられない吐合、譲れない里山。

元学生横綱でありながら、入門して間もなく 力士生命を揺るがす大怪我を負い、 番付外への転落という憂き目を味わった、吐合。 8年の雌伏の時を経て、初場所の吐合は 今までの思いを爆発させるような 凄まじい快進撃を見せる。 6連勝で迎えた13日目の相手は、幕下筆頭の里山。 勝った者が、十両昇進。 言うまでも無く、十両は力士にとっての目標である。 誰もがその地位を目指し、過酷な......続きを読む»

佐久間山と吐合の奇妙な縁。

佐久間山の連勝が話題である。 日大出身で、元学生横綱。 今年の7月にデビューし、序の口・序二段・ 三段目と圧倒的な内容で全勝。 ここまで21勝。 気が付けばデビューから26連勝という、 これまでの記録を意識せざるを得ない状態になっていた。 記録保持者が板井であり、相撲界にとっては 八百長問題も含めて踏み絵的な存在だったことも 重なって、佐久間山の記録更新は俄かに熱気を帯びてきた。 だが、幕下の......続きを読む»

【吐合速報】史上最大の挑戦。後篇

元学生横綱にして大怪我を経て番付外に陥落し、 幕下で悪戦苦闘する、吐合(はきあい)。 デビューから8年に亘る雌伏の時を経て、 幕下11枚目で4連勝と、遂に昇進のチャンスを掴む。 だが、吐合の目の前に現れたのは 幕下筆頭で全勝の19歳の若武者、千代鳳。 ここ2カ月はほぼ負け無しという 彼の相撲史の中で最大の壁が 立ちはだかったのであった。 土俵の中央で仕切る二人。 幕下......続きを読む»

【吐合速報】史上最大の挑戦。前篇

元学生横綱でありながら二度に亘る 大怪我でおよそ二年の休場を挟み、 番付外を経験した平均的幕下力士、吐合。 29歳という年齢になり、 4勝3敗と3勝4敗を繰り返しながら よく言えば切磋琢磨、悪く言えば頭打ちという状態が ここ2年続いていた。 珍名故に好奇の眼差しから彼に注目し始めた 私ではあったのだが、この厳しい状況の中で 奮闘する姿から笑いの視点はもはや消え、 一人の力......続きを読む»

【吐合速報】幕下で結果を残す秘訣とは?

平均的幕下力士、吐合(「はきあい」と読む)。 当ブログに来ている方にはお馴染みかと思うが 珍名故に私のレーダーを刺激し、 幕下相撲という世界の奥深さに触れるきっかけを 与えてくれた存在が、この吐合なのである。 元学生横綱だが、大怪我から前相撲にまで転落し、 幕下に戻って早5年。 幕下10枚目から40枚目の間で一進一退を繰り返し、 遂に自己最高位近くの幕下11枚目で迎えたこの初......続きを読む»

デーモン閣下の相撲話の魅力とは?

デーモン閣下の相撲話が好きである。 ツイッター上のsumoタグを見る限りでは 彼がゲストで話をすることに対して概ね肯定、 むしろ殆どの場合が大絶賛という 類を見ないほどの支持を集めている。 KISSの亜流的出で立ちで、自称悪魔。 デーモン閣下という存在そのものがキワモノであり、 言動が正面から受け入れられにくい下地を 自ら作っているため、たとえ正論を主張したとしても 素直に......続きを読む»

【特別編】箱根駅伝の実況が持つ、謎の中毒性とは?

箱根駅伝が好きである。 更に言うと、日本テレビの実況で観る箱根駅伝が好きである。 あの過剰な実況が合わないという人も多いと思う。 その気持ちは判る。痛いほど判る。 何故なら私自身もつい最近までそうだったからだ。 駅伝が他のスポーツと決定的に違うのは、 ゲーム性がほぼ無く、競技中に発生している 本当に伝えなくてはならないことだけを 実況していては間が持たないということである。 ......続きを読む»

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スポーツライター:西尾克洋が運営しております。相撲などのスポーツライティング、コラム、企画構成など手広く承っております。お気軽にお問合せ下さい。

【過去のお仕事】
・日本テレビ「超問!真実か?ウソか?」(2017年6月)
・テレビ朝日「サンデーステーション」(2017年5月)
・スポーツナビコラム:西岩親方インタビュー(2016年3月)
・現代ビジネス(2017年2月)
・ビジネスジャーナル(2017年9月)
・週刊Flash(2017年1月)
・Palm Magazine(2010年)
・大相撲ぴあ(2015年12月)
・静岡新聞(2015年10月)
・SBSラジオ(2017年3月)
 への寄稿など多数。

【Mail】
makushitasumo*gmail.com
*はアットマークです。

【Ustream】
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(10月16日現在)

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