幕下相撲の知られざる世界

三段目以下の力士

「敗退行為」から1年。「最弱力士」服部桜の今。

あの事件からもう1年が経つ。 私が37歳になったからだろうか。 本当に早いものだ。 三度に亘る、敗退行為。 その事件はツイッターで瞬く間に拡散され、そして映像も相当な回数再生されることになった。八百長が疑われる類のものではなく、怖気付いたからこその敵前逃亡。短い言葉で表現しても、映像を見ても、センセーショナルなものだった。 普段相撲に興味の無い複数の同僚から、何度もこの一件について話を振られた......続きを読む»

絶滅寸前の相撲界の松坂世代。闘え、大雷童。そして、俺達。

松坂世代。 1980年から1981年の早生まれの年代だ。 今年度で37歳になるこの世代は、優秀な野球選手を多数輩出したことでも知られている。最近では彼らの現在を追う特集がNumberで掲載されるほど、その影響力は計り知れない。 1998年のセンバツ、そして甲子園。そして高卒1年目からの松坂大輔大活躍。和田毅や村田修一、杉内俊哉に藤川球児。他にも挙げればキリが無い。この時代の野球は続々と台頭する松......続きを読む»

敗退行為の後に待ち受ける茨の道。生きろ、服部桜。

服部桜について、もう一度だけ記事にしておきたい。 ご存知の方も多いかもしれないが、序ノ口力士:服部桜が3度に亘る敗退行為を行ったことが話題になっている。当ブログでも、以下の記事でその顛末を紹介した。 序ノ口力士:服部桜の3度に亘る敗退行為に、深い悲しみを覚える。 大相撲のピラミッドの最底辺だからこそ、序ノ口は本来大物力士のデビューくらいでしか話題にならない。下手をすると、序ノ口の取組でここまで......続きを読む»

序ノ口力士:服部桜の3度に亘る敗退行為に、深い悲しみを覚える。

昨日私は、朝8時の相撲について記事を書いた。 相撲としては最弱かもしれないが、勝ちを目指す相撲は感じるものが有る。だから、一度は観ておくべきだという話をしていた。 強さと弱さを超えた、朝8時の相撲の知られざる世界。 だが、その数時間後に前代未聞の出来事が両国国技館で起こっていた。それも、他ならぬ朝8時の土俵で。 服部桜。 昨年11月にデビューした、180センチ70キロという力士だ。体格から......続きを読む»

強さと弱さを超えた、朝8時の相撲の知られざる世界。

朝8時の相撲を見たことが有る方は、一体どれくらい居るだろうか。 幕内は16時から、十両は14時の終わりには始まっている。最近では幕下を観ることも珍しくないが、その幕下も13時に行われている。 だが、実は大相撲は12日目までは8時から行われている。番付に載らない前相撲から始まり、序ノ口、序二段、そして三段目と取組が行われている。世間的にはまるで無名の力士達が、明日の関取を目指して時に勝ち、時に敗れ......続きを読む»

世間よ、相撲を舐めるな。第一回:相撲 VS ボディビル

私は怒っている。 相撲に半笑いの世間に対して怒っている。 デブ。 チョンマゲ。 フンドシ。 この話をされる度にうんざりする。そしていつも思う。「またそこですか」と。適当に聞き流しているものの、後日また同じ目に遭う。いいじゃないかよ、こっちは面白いと思って相撲観てんだよ。何故その勝手な物差しで半笑いにされなければならないのか。 そしてそうした意見の中で、見過ごせないものが中には有る。それは大いな......続きを読む»

珍名力士:宇瑠虎太郎(ウルトラタロウ)。愛弟子にこの名前を付けた、親方の意図を考える。

宇瑠虎太郎(ウルトラタロウ)という名の力士が誕生した。 先日の記事ではないが、一寸先は闇である。 何が誰を有名にするか、まったくわからないものだ。 夜勤明けの私は目を疑ったが、ウルトラ少年の談話が ヤフーニュースのトップで紹介されているのだから これは紛れもない事実のようである。 相撲界に珍名力士が居ること自体はそう珍しいことではなく、 大嶽部屋の森麗や右肩上といったところが既に存在している。......続きを読む»

千代桜引退に見る、力士の引退の決断の是非について。

千代桜が大阪場所を以って引退した。 千代桜についてご存知無い方の為に説明すると、 2010年に千代の富士の九重部屋に入門した 大卒エリートで、前相撲からのスタートでありながら 1年余りで十両に昇進した逸材である。 そんなエリートが僅か2年で土俵を去るということ自体 残念極まりないことだが、昨年11月場所に頸髄損傷という 重傷を負ったことが作用しているため、 致し方ないとも言える。 特に、スポー......続きを読む»

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スポーツライター:西尾克洋が運営しております。相撲などのスポーツライティング、コラム、企画構成など手広く承っております。お気軽にお問合せ下さい。

【過去のお仕事】
・日本テレビ「超問!真実か?ウソか?」(2017年6月)
・テレビ朝日「サンデーステーション」(2017年5月)
・フジテレビ「グッディ」(2017年11月)
・TokyoFM「高橋みなみの、これから何する?」(2017年11月)
・スポーツナビコラム:西岩親方インタビュー(2016年3月)
・現代ビジネス(2017年2月)
・ビジネスジャーナル(2017年9月)
・オピニオンサイトiRONNA(2017年11月)
・週刊Flash(2017年1月)
・Palm Magazine(2010年)
・大相撲ぴあ(2015年12月)
・静岡新聞(2015年10月)
・SBSラジオ(2017年3月)
 への寄稿など多数。

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(12月15日現在)

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