幕下相撲の知られざる世界

大卒力士

千代大龍の引きにケチを付けられる「喜び」。

幕下15枚目格付出デビューという経歴。 豪快な突き押し。 そして、十両転落からの復活。 今場所の千代大龍の充実ぶりは素晴らしい。 9月場所の千代大龍はまず、立ち合いで圧倒する。教えてもらって驚いたのだが、彼は実は190キロあるのだという。威力は体重に裏打ちされているのだ。この立ち合いを何とかしなければ、勝負にならない。それほどこのスタイルは脅威になっている。 立ち合いでアドバンテージを得てから......続きを読む»

大卒力士を超えろ、御嶽海。

御嶽海、白鵬撃破。 24歳の関脇力士、それもこの歳で4場所の三役経験の有る若手力士が会心の相撲でここまで全勝の白鵬を下したのである。これは快挙だ。 この勝利に意味が有るのは、白鵬を下したこと。これに尽きる。稀勢の里や鶴竜に勝つことも意味が有る。だが、白鵬はやはり特別なのだ。力が落ちたのではないかという見方も有るが、相撲界では生きる伝説だ。レジェンドなどという言葉が最近は闊歩しているが、本来であれ......続きを読む»

さらば、アクロバット力士:宇良。

白鵬が、手を焼いていた。 宇良を相手に、手を焼いていた。 白鵬とって初顔合わせは、大好物だ。大横綱を前に普通の力士は無欲の相撲を取る。これまで集大成を、白鵬にぶつける。自分の流儀で自分の相撲を取りに行くわけだ。当然のことだと思う。 だが、その姿勢は無欲でもあるのだが、白鵬の前に立てば皮肉にも無策という言葉で置き換えられてしまう。初顔合わせの力士は、場所前に白鵬が出稽古に訪れるなどして丸裸にされて......続きを読む»

朝潮以降の大卒で大関以上になった力士の数、知ってる?

・・・勿論、35億ではない。 大学進学が相撲関係者の中でも増加し、若貴前後で才能の多くがそちらに流れるようになった。影山(栃煌山)以降、中学横綱の中で大相撲に進んんだのは佐藤(貴景勝)だけだ。そのほかの力士達は、大学からアマチュアという進路を取る者が大多数だ。 才能ある者が大相撲すら目指さない時代に、厳しい選択をすること自体素晴らしいと私は思う。将来の夢の上位に公務員が位置する時代なのだから、こ......続きを読む»

小柳改め、豊山。この勇気ある決断に惹かれる理由。

とても良いことだ。 そして、この流れに続いて欲しい。 最初にこの知らせを聞いた時、私はそう思った。そう。小柳の改名について、である。最近の力士の四股名の潮流からすると、その選択は意外だった。少なくとも、私の中では。 豊山。 もはやこの名前についての説明は不要だろう。様々なメディアがその由来について報じているし、小柳が名乗ることに関するある種の正当性についてはお分かりだろうと思う。今日このブログ......続きを読む»

何故大卒力士の多くは、横綱大関の居る部屋を選ばないのか。

先日Ustream配信をした時のこと。 「次の大関は誰だ?」という内容の資料の中で、一つ気になるトピックが有った。大関の多くは横綱大関が在籍している部屋から生まれる、というのだ。 遡れば若貴や武蔵丸、武双山と雅山、出島はこれに類する。最近の事例で言えば照ノ富士、琴奨菊がそうだ。更に言えば稀勢の里や豪栄道も、三役定着クラスの力士を数多く擁する部屋の出身である。 白鵬や鶴竜は小さな部屋の出身であり......続きを読む»

正代と御嶽海。大卒エリートへの過大評価と過小評価の狭間で何を求めるべきか。

正代が今場所から幕内で相撲を取る。 大学2年生の頃にビッグタイトルも獲得している力士が、入門後負け越しも無く、更には十両を2場所で通過してここまで来た。番付運が悪く、実績の割に出世が少し遅れた感は有るが、ここまでは順調と言えるだろう。 「対戦したい力士が居ない」 「できればみんなと当たりたくない」 そんな言動は相撲界では異質のネガティブキャラとして報じられ、地位よりもキャラクターが先行している......続きを読む»

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スポーツライター:西尾克洋が運営しております。相撲などのスポーツライティング、コラム、企画構成など手広く承っております。お気軽にお問合せ下さい。

【過去のお仕事】
・日本テレビ「超問!真実か?ウソか?」(2017年6月)
・テレビ朝日「サンデーステーション」(2017年5月)
・スポーツナビコラム:西岩親方インタビュー(2016年3月)
・現代ビジネス(2017年2月)
・ビジネスジャーナル(2017年9月)
・週刊Flash(2017年1月)
・Palm Magazine(2010年)
・大相撲ぴあ(2015年12月)
・静岡新聞(2015年10月)
・SBSラジオ(2017年3月)
 への寄稿など多数。

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*はアットマークです。

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(10月21日現在)

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