幕下相撲の知られざる世界

国技館のいやげもの、2017年9月。〜まさかのリニューアル編〜

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中日に国技館に足を運んだ。

世間の注目度は下がっているらしいが、大相撲ファンの熱量は衰えてないらしく、14時に待ち合わせて館内に入っても既に7割の入りであった。台風が迫る中、これは驚異的なことである。

3横綱が居ないながらも相撲人気がこれほど回復し、素晴らしく楽しい観戦が出来ることに感謝しながら、私はいつものライフワークに明け暮れていた。そう。いやげもの探しである。

国技館の土産物は、独特だ。 これほど人気が回復しても、なんか変な土産物は未だに存在する。そして、それらは在庫として年単位で蓄積し続けることになる。そういう土産物、誰も買わないような国技館の土産物に注目し、そうした商品だけを購入し続けるという地獄のような行為に手を染め、ブログで公開しているのは恐らく私だけだろう。

過去に高見盛の皿や稀勢の里のマスク、鶴竜のTシャツや琴奨菊フィギュアを購入し、世間の度肝を抜いた当ブログである。大相撲人気が回復する中、果たしてどのような商品が存在しているのか、私は少しの不安と大きな期待を抱きながら売店に向かった。

中日の中入り後は、多くの人で売店は賑わっていた。当然のことだ。そして売店の商品は、昨今の相撲人気を反映してのことか、それほどおかしなシロモノは存在していなかった。

過去に私が突っ込み続けたリアル感の有る携帯クリーナーや、高過ぎる瀬戸物のフィギュアといったレジェンド勢は依然として存在感を発揮していたが、そういう商品の凄さは既に知っているので別にどうということもなかった。せいぜい豊ノ島フィギュアが、幕下力士なのに販売してよいのか、あと琴奨菊フィギュアが片方の売店でようやく売り切れになったのか、商品の欄がベンで黒塗りにされていた程度の話である。

近年の相撲協会の企業努力の成果が、こんなところにも出ているのかと思わされた。随分人に見せられる土産が増えたものだと思うが、いやげものウォッチャーとしては少し寂しいものだ 。徐々に姿を消すいやげもの達に、哀愁を感じざるを得なかった。

職場の同僚のために鶴竜携帯クリーナーを購入し、もう一度ざっと売店を眺める。これで無ければ、今回はいやげもの記事は無しにしよう。そう思った刹那、私の目をひとつの土産物、いや、いやげものが釘付けにした。

そう。 白鵬キャップである。

以前私は、白鵬キャップをこの売店で購入したことがある。あの時は帽子の正面に、本当に小さな「白鵬」という字が踊っているというものだった。白鵬を応援したいのか、応援するのが恥ずかしいのか、何がしたいのかサッパリ分からない代物だった。作り手の迷いに客が振り回され、困惑するしかない珍品であった。

なお、白鵬キャップを紹介した1年後にデーモン閣下がこれと殆ど同じ魁皇キャップを嬉々として被り、テレビ出演してこれを紹介していたことがあった。さすがは閣下である。

あの白鵬キャップ、まさかの新作である。NEW ERAで販売してもらえないものかと思っていたが、リニューアルという形で我々の前にお目見えすることになろうとは夢にも思わなかった。

さて、本作はどのようなものか。 まずは、ご覧いただこう。

キャップ

驚くべきは、やはりこの色だ。 赤。 誰もが思うことだが、一体何故赤を選んだのだろう。

赤いキャップと言って確実に想起されるのは、広島カープだ。逆に赤いキャップと言ってそれ以外で無理矢理出してみても、リンプビズキットくらいしか思いつかない。なお、「赤」「キャップ」で画像検索すると「還暦」とデカデカと書かれたキャップが出てくるが、こちらの威力も相当なものなので、是非ご覧いただきたい。

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相撲以外
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国技館のいやげもの、2017年9月。〜まさかのリニューアル編〜

けっこう気に入っているシリーズの更新ありがとうござます。
相変わらず視点が面白いですね。

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