幕下相撲の知られざる世界

八角部屋の稽古を見学してみた。part1 「私と八角部屋」

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ひょんなことから八角部屋の稽古見学に足を運ぶことになった。

八角部屋。 それほど肩入れせずに観てきた部屋である。私は一体どれだけ八角部屋を知っているのだろうか。思いつくことをざっと挙げてみよう。

理事長が居る。 隠岐の海が居る。 北勝富士が居る。

弟子が多い。だが、弟子の数の割には関取もさることながら関取を目指せる力士があまり思い浮かばなない。果たして誰が居るだろうか。思いつくのは池川か。

最近では多くの力士が「北勝」ナントカという四股名を付けられているが、少々覚えにくい。2文字の冠に1文字をプラスした四股名は、冠の割合が多いせいか、似たような印象を受けてしまう。13時以降に八角部屋の力士をあまり見ないこともあり、他の部屋の力士の方が相対的に印象に残りやすい。

稽古の厳しさで言えば、角界随一と聞く。他で言えば、高田川、鳴戸、境川、そして、本場所中でも猛稽古をするために、場所入り前に疲弊しているという説が有る貴乃花部屋だろうか。猛稽古で鳴らすこうした相撲部屋に並び称されるのが八角部屋だ。

だが、隠岐の海はどういうわけか、稽古をしないという話が独り歩きしている。実際はどうなのだろうか。淡白な印象の取り口や、どこか煮え切らない成績、体型を活かし切れないことに対する苛立ちも有る。

最近は大輝と池川が頭角を現しているが、叩き上げの力士が殻を破れずに居る印象が強い。稽古量が結果に結びついていないということだろうか。努力が足りないのなら叱咤激励のしようもあるが、更に稽古量を求めてもこの場合は意味を成さないのかもしれない。

幕下で個人的に気になるのは、朱雀と大岩戸だ。いずれも三十代半ばに差し掛かっている。近年は幕下を中心に一進一退を繰り返している。厳しい立場だ。客観的に見れば、ここから十両昇進するには現状では足りないと言わざるを得ない。なら辞めた方が彼らのためかと言えばそうでもない。ここからどう乗り越えるのか。そして、ここからどう辞めていくのか。いかに見切りを付けるのか。

知らないながらも、それなりに知ってはいる。 知っているとはいえ、詳しいというほどではない。

強烈な思い入れがある訳ではない。 だが、無関心というほどでもない。 それが、私の八角部屋に対する見方である。

想像以上に冷え込みが堪える朝。 私は友人と八角部屋を訪れた。

続く。

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