2006年07月21日

ルーリングの変遷がもたらす価値観(MJ3のオリジナルニックネームに関連して)

こんにちは!

今日はルーリングの変遷がもたらす価値観について、SEGAのネットワーク麻雀ゲーム『MJ3』を例にして取り上げようと思う。

スポーツの歴史はルーリングの歴史

というくらいで、ルーリングの変遷はスポーツの価値観に大きく影響する要素となっている。
ルーリングの変遷は、時には以前「合法」だった戦術などを否定することがある。
「既得権の保全」を理由に保持そのものは許されるケースが多いが、中には「秩序の確保」のため保持さえも許されないことだってある。
そういう数々の危機を乗り越えて生き残ってきた「過去の財産」には、特別な価値観が内包しているものである。

『MJ3』というには、ネットによって管理された『オリジナルニックネーム』(オリネ)というシステムがある。
これはゲーム内で使う「ニックネーム」を管理者であるSEGA側が「この世に2つとないもの」として認定するものである。
オリネを獲得するためには『強者』という上級段位以上になっている必要がある。
ここにたどりつくためには、相当なる技量と経験(お金をつぎ込むという要素も含めて)が必要であり、誰しもがなれるものではない。

ところで、以前(MJ2の時代)は、このオリネを仮想通貨である『GOLD』で購入できたのである。
必要な額は『5000G』。
これは現在のGとは価値観が違うので単純には比較できないものの、とてつもない金額であることには間違えない。
もしこの額をアーケードだけで獲得しようとしたら多くの勝利を挙げる必要がある。結果は『強者資格』でオリネを獲得している、ということが多いのかもしれない。
ところが、以前のルールでは必要なGを『MJNET』というアーケード以外の手段で捻出することが可能だった。
このため、本来行為である「アーケードでのプレイ」そっちのけで『MJNET』に勤しむ者が多かった。
現在上級段位にないのにオリネのマークがついているプレーヤーはこのルートで獲得した者(もしくは強者資格で手に入れたもののバージョンアップの際、段位落ちの扱いを受けて復帰しきれていない者)である。
『雀荘モード』なる「賭け麻雀」という要素を取り扱ったモードの登場などでGの意味合いが変わって、オリネを「購入」できない今となっては、低級段位者のオリネは旧来の付き合いと「MJNET」での努力の証である。

このような努力を払って獲得したものは、たとえ後に禁じられることになっても「崇高なる価値観」として残る。
今となっては相当非難されている『体罰問題』だって、一昔前までは半ば暗黙の了解で「人生のイベント」として美化されている側面だってある。
そういった「過去の価値観」を「ルーリングの変遷」を理由に安易に取り上げるようだと、そのスポーツに未来はないのかもしれない。

『栄枯盛衰は世の常』とは、時には禁句である

PS
このように『運動ではないスポーツ』も時々取り上げます。
(新使徒の場合これがメインじゃないのか?というツッコミはナシヨww)
外国では『カジノトーナメント』なども立派な『競技・スポーツ』ですよ!

posted by nicebirdie |10:34 | アーケードで起こっていること | コメント(0) | トラックバック(0)
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