2007年08月31日
大敗の中に見た光明
プロ初登板を控えた西武・木村文和に、一言だけアドバイスした言葉がある。 「失敗することを恐れない方が良い。失敗することで学ぶ事は沢山あるはずだから…」 ルーキーとは言えプロの投手である彼に、僕みたいな素人が助言するなんて、おこがましいにもほどがあるが、プロ3年目にして今やパリーグハーラートップを走るまでに成長した涌井秀章をプロ1年目から見てきて、僕なりに感じたことをどうしても彼に伝えたかった。 そして迎えたプロ入り初登板。 0-5と5点リードされた2回表からマウンドに上がった木村文和。 ブラウン管からも彼の緊張はビシビシ伝わってきた。 「頑張れ!!」 思わずテレビの前で、何度もそう呟いた。 当然、力みもあっただろう、不安もあっただろう。 制球を乱し、走者を溜め、失点を許しながらも、イニングを重ねるにつれ、徐々に1軍の水に慣れていく彼の姿に、ルーキーだった頃の涌井秀章の姿をダブらせた。 この日、木村は6回7失点、被安打10。 序盤4つの四球を出したが、変化球が思い切り投げられるようになってからは、次第にそれもなくなった。 球数は118球。 パリーグ本塁打部門トップの・山崎武をインコースの真っ直ぐで詰まらせ、フェルナンデスのバットをも、へし折った潜在能力は非凡なモノがある。 伊東監督も、木村の中に何かを見出したからこそ、あえて先発投手と変わらない球数を彼に課したはず。 この日、2ケタ勝利を飾った東北楽天・田中将大と木村との差は、現時点で経験によるところが大きい。 この経験をしっかり生かすことで、エース涌井にも少しずつ近付くことが出来る。 明日から9月。 月(ツキ)が変われば何とやら。 まずは、エース涌井がその幕開けを飾ってくれるはずだ。
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posted by 永田遼太郎 |21:15 |
西武ライオンズ |
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