2008年03月23日

おいしいお米がいただけました。取材日記in西武ドーム

東京ヤクルトから今季、埼玉西武へFA移籍した石井一久投手が移籍後初登板となった22日のオリックス戦で見事、初勝利をあげた。

今月1日のイースタン教育リーグ(対ロッテ戦)からお米を炊く工程で自身の状態の変化を表現していた石井投手。
その後も順調な調整を続け、オープン戦最終登板となった15日の対巨人戦では「おいしくお米が炊き上がって1分たったくらい」と公式戦突入に向け準備万端になったことを匂わせていた。

「監督に恥はかかせられない」
開幕戦を接戦の末に落とした埼玉西武・渡辺久信監督に初勝利をプレゼントしようと決意を持って試合に臨んだ石井投手。
7回4安打無失点の完璧な投球でその重責を果たすと、試合後には同監督に記念のウイニングボールをプレゼントした。
「僕のパリーグ1勝に比べたら監督の1勝の方が価値が大きいと思うし、比べるに値しないものだと思う」
「西武の方に僕をこのチームに獲ってきて損はさせたくないんでね。とにかくみんなに笑ってもらえるようにね」
自身の記録よりも周りの笑顔を優先させた。

この日の好投はファンや監督、関係者だけでなく味方ナインの笑顔も誘発した。
「投げるテンポも良かったので打つ方に専念出来た」という中島裕之選手は昨年より41日早い今季第1号を左翼席に突き刺す。
「今年は早めに(一本)出て良かった」と試合後はほっとした表情だった。
さらに、おいしいお米とくればこの人「おかわり君」中村剛也選手の左中間席上段へ放った特大の一発はチームを勢いづけたし、2試合連続本塁打となったGG佐藤選手の一発はダメをおした。
「投げるべき人が投げて、打つべき人が打つ」
理想的なゲームで今季初勝利を手にした埼玉西武。
前評判を覆す快進撃を予感させる大きな1勝だった。

posted by 永田遼太郎 |08:21 | 西武ライオンズ | コメント(0) | トラックバック(2)
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