2007年10月06日

今季最終戦

今季最終戦終了をもって西武ライオンズ・伊東勤監督が辞任を発表した。
就任1年目に日本一に輝いた同監督だが「ライオンズにふたたび黄金期を」の目標は、志半ばで終わった。
今は残念な気持ちでいっぱいだろう。
私も取材を通じ、書きたいことはやまほどある。
それをすべて出し切れない自分の力不足が情けない。
今はただ「お疲れ様でした」の言葉以外ない。

今日、スポーツナビ本体で連載していたコラム「ヤングレオの雄叫び2007」がひとまず最終回を迎えた。
今回は、最多勝を獲得した涌井秀章を取り上げたが、伊東監督の存在なくして彼のここまでの成長はなかったのではないか。
今から2年半前の2005年4月。まだ18歳の涌井秀章に開幕ローテーション入りという英断を下した。
このシーズン、涌井はわずか1勝に終わったが、この時に「1勝の産みの苦しみ」を学んだからこそ、その後の飛躍に繋がったのだと私は今でも思っている。その後も伊東監督は涌井を丁寧に育て、今や最多勝を獲得する球界屈指の投手に成長させた。

パリーグ最終戦の10月5日、私はマリンスタジアムで千葉ロッテ対東北楽天のゲームを取材していた。
試合後には千葉ロッテ・ボビーバレンタイン監督からも「ここ数年間、パリーグで一緒に野球をやって、伊東監督が非常に素晴らしい野球人であることを実感しました。これから先も日本の野球界にとって必要な人材だと思っていますし、球界に残って欲しいとも思っています」とエールが贈られた。
私も同感である。
様々な非難にさらされた、この1年は本当に辛かったと思う。
今は心身ともにゆっくり休んで、またいつかグラウンドに戻ってきてもらいたい。そう願うばかりだ。

スポーツナビ コラム 「ヤングレオの雄叫び 2007」
第14回 パリーグ最多勝投手・涌井秀章 まだまだ進化は止まらない

posted by 永田遼太郎 |00:25 | 西武ライオンズ | コメント(3) | トラックバック(0)
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