2007年09月20日
16ページに懸けた想い
前回に続き格闘技の話題。 ここ数日、僕は格闘技の取材に追われていました。 フリーランというスノーボード関連の雑誌を作っている所から10月2日に発行される格闘技季刊誌「リアルファイトマガジン バトルトーク」という雑誌がこのたび発行されるのですが、これの編集をされているのがモッツ出版の高須基一郎さん。 その高須さんから「16ページ、永田さん分に空けてあるんでやってください」と頼まれ、色々考えた挙句、OKすることにしたんです。 元々、高須さんとはナイタイ出版から発行されていた「格闘伝説」という雑誌を一緒に作っていた頃からの付き合いなんですが、その雑誌が休刊になってからは、僕自身、当時から続けていた野球取材の方が忙しくなっていったのと、正直、格闘技と二足の草鞋を履くのは「どっちつかず」でキツイと判断、その後の誘いも全て断っていました。 ちょうどその頃、僕自身も野球の取材力を高めていきたい時期だったので、余計なことを考えず野球に専念したいって思いが強かったんでしょうね。 それが、この数ヶ月前から「もっと他の競技のトレーニング方法やジャンルを問わず“競技の向こう側”にある“人そのもの”を描きたい」という考えに変化してきまして、そんなとき高須さんから今回の話をもらい、また一緒に仕事をすることになりました。 正直言って、今回の16ページは自分のやりたいように作らせていただきました。 この件に関しては、やりたいようにやらせてくれた高須さんに本当に感謝しています。 0だったものを、いきなり16ページ任されるとさすがにきついです。 パンクラスで長年、オフィシャルカメラマンをしている僕の戦友とも言うべき存在の伊藤充広さんや、ライオンズの取材を通じて知り合った「L ism」のライター三谷悠さん、あと今年の春に僕が制作したムック「PACIFIC LEAGUE SUPER STAR2007」でもお手伝いしてくれた若手女性カメラマンの菊池真未さん。 本当、少ない制作費と時間の中で、自分のやりたいことはやろうとしたので、三人には逆に迷惑かけちゃったかもしれません。でも、作品としてはまずまずなものが仕上がったと思っています。三人にはこの場でお礼を言いたいです。 取材対象も自分が常々、考えていた案件を次々と実現させました。 レグルス池袋の藤原王子選手や、スクランブル渋谷の新星・大嶋茂樹選手の若手選手を対象にした企画なんかは、このまま続けていけば、他の若手選手にとっても良い刺激になると思うし、今回は時間の都合上、出来なかったけど、『中堅』や『ベテラン』と呼ばれている選手にも積極的にスポットを当てて行き、良い意味で業界を底辺から支えたいって思っています。 これは野球取材でも一緒なんですけど、そういう隙間産業じゃないんだけど、普段誰も見ないような視点っていうか、そこを自分なりには見逃さないようにしたいんです。 僕自身にも「人生のドラマ」があるように選手ひとりひとりにも、それぞれのドラマがある。 その描き方によっては、メインどころに負けないオリジナルストーリーが一杯拾えると思うんです。 もちろん、何でもかんでもやるってわけじゃないですけどね。 新雑誌の今後を考えても、他と同じ思考回路では、いつまでも先駆者には追いつかないと思います。 それならば、たとえ少数でも、その企画自体を喜んでもらえるオリジナルの企画。その本を書店で手にとってもらえるページ作り、そこを本当に意識したい感じです。 今回の取材後、本の発売やタイトルを聞いてくるジム関係者も多くいました。 「今後、こういう企画をやっていきたいんですよ」って僕が話すと、スクランブル渋谷の内田会長も「その方が絶対、買ってくれる人も増えますよ」って返してくれました。 僕は、今回の企画を、あくまで1ライターとして受け持っただけですが、自分の携わった本が売れないよりは売れてくれた方が断然良い。 だからこそ適当には出来ません。 以前、「格闘伝説」でまだブレイク前だったチームドラゴンの4選手(尾崎圭司、梶原龍児、上松大輔、渡辺雅和)を取り上げました。 その後、彼達はキック界で「常勝軍団」と謳われる存在にまで成長しています。 僕も、もっともっと見る目を養って、彼らに続く選手達を紙面を通じどんどん世に紹介していきたいと思います。そして彼達と共に自分自身ももっともっと成長していきたいです。 ※写真はスクランブル渋谷の大嶋茂樹選手、まだ19歳です。 撮影は菊池真未さんです。 大嶋茂樹オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/shigekinonikki/
posted by 永田遼太郎 |13:04 |
今日のひとりごと |
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写真はキックボクシング・J-NETWORKライト級2位の藤原王子選手です。
昨日は彼の取材で、東京・豊島区にあるレグルス池袋に行ってきました。
天然というか、どちらかというと口下手な印象だった藤原選手。
取材後には「チャンピオンになったら、また取材に来てください」の一言。
あれっ?取材は苦手じゃなかったんだと少し拍子抜けでした(笑)
ちなみにインタビュアーは西武ライオンズのマッチデイプログラムでライティングをしている三谷悠さん。
僕は、今回、現場立会い(編集!?)という形で同行しました。
三谷さんはこの取材以外でも3本の企画に携わっています。
それもおいおい書いていきますね!
※ちなみに写真提供は菊池真未さん。
「PACIFIC LEAGUE SUPER STAR 2007」でも撮ってくれた若手女性カメラマンです。

