2006年07月03日
一番怖いのは北海道日本ハムかもしれない
現在、パ・リーグは西武、福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、千葉ロッテの4球団が3ゲーム内でひしめき合っている。 普段、西武と千葉ロッテに取材拠点をおいている僕にとって今、もっとも怖い存在が北海道日本ハムの勢いである。 今季開幕前に僕は北海道日本ハムを優勝候補の一角として挙げていた。 ダルビッシュ有、須永英輝、正田樹、鎌倉健、江尻慎太郎…若くてイキの良い投手の数では12球団一じゃないかと思えるくらい北海道日本ハムは人材の宝庫である。 さらに今年は創価大から八木智哉が加わり、その厚みが増している。 彼達が機能し始めれば80年代に投手王国として栄えた“強い日本ハム”の復活がありえるんじゃないか。そう思っていた。 正直なところ「ビッグバン打線」だけなら、さほど興味は沸かなかった。 よく野球の世界では「打線は水物」とよく言われる。 楽天・野村克也監督も著書「巨人軍論」の中で「どうして巨人はエースを獲らないんだろう…」と書き記しているが、僕も同意見で、勝てるチームを作る最善の方法は「良い投手を集め点を獲られないようにする」事だと思っている。 だから、私はビッグバン打線といわれた頃の日本ハムにはあまり脅威を感じなかった。 しかし、今の日本ハムは凄い。 今季、チーム防御率は7月2日現在3.31でリーグ2位。 防御率トップの福岡ソフトバンクが3.30だから、その差はわずかなもので、投手王国と呼ばれた千葉ロッテは3.75でリーグ4位、涌井、小野寺の躍進で安定した戦い方が目立つ西武でさえも3.67でリーグ3位となっている。 さらにチーム本塁打数71本はトップ西武と比べてわずか2本差。 投打共に今年の日本ハムはバランスがとれているのだ。 現在7連勝と波に乗りプレーオフ圏内に浮上した北海道日本ハム。 今年で、引退を宣言しているSHINJOパワーが世論を後押しすれば、1981年以来のリーグ優勝も見えてくるはず。 それこそ、98年の横浜や、かつての虎フィーバーに負けずとも劣らない騒ぎに発展していくだろう。 これから後半戦にかけて日本ハム旋風が沸き起こる事、必至の様相だ。
posted by 永田遼太郎 |11:09 |
北海道日本ハムファイターズ |
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