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美人アスリートは伝説になる(千葉すずの記憶)

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美人アスリートは伝説になる(千葉すず)

バルセロナ、アトランタオリンピックの競泳のエース。 水泳界を変えた女性です。

切れ長の目、笑うと光る八重歯、スラリと伸びた手足。 だけど、どこか影があるように見えていた。 アトランタオリンピックのときだったとおもうが、「ニュースステーション」で、テレビ画面を通してインタビューが行われ、 久米宏が、「メダルの可能性は?」というようなことを聞いた。 それを聞いた千葉すずが言った。 「みなさん、メダルキチガイですね」 CM明けに、久米宏とアシスタントの小宮悦子アナが、「不適切な言葉があった」と、視聴者へ頭を下げた。 こんな感じだった。 私は目が点になり、アスリートの複雑な立場と、内容よりも「キチガイ」という言葉だけに固執したテレビというものに不信感を持った。 アスリートは、二言目には「メダルは?メダルは?」と、追いかけ回される。 そのうち、千葉の方も不機嫌なことが多くなる。 昨今の、北島や入江のような競泳選手は、マスコミもうまく利用して自分たちのパワーにしてしまう。 感じている人もいるかも知れないが、そこには多少のナルシズムが必要だ。 千葉すずにはまだ、それができなかった。 そして、次のオリンピックの選考では、代表にも劣らないタイムを出しながら落選。不透明な代表選考に反発、スポーツ裁判所に、日本水連を訴えた。 結局、代表は覆らなかったが、納得のいくまで闘った千葉を讃える声は多かった。 それから、これは意外と知られていないのだが、当時は、競泳選手は、水着は連盟指定のものしか着てはいけなかった。 それも、千葉すずが連盟とかけ合って、選手の希望が尊重されるようになった。 このように、千葉すずは、透明な代表選考と水着の自由化という、当然なことなのに、選手が泣き寝入りしていた部分で闘った。 逆にいうと、当然なことのように思っていても、そうではないことが、日本のスポーツ界を覆っていないか?と思う時がある。 おいおいここでも書きたいが。 まさに、千葉すずは自由の女神といえる。



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