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技術、パワー、集中力。すべて東海大菅生の勝ち。 (甲子園ベスト8東海大菅生対三本松)

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技術、パワー、集中力。すべて東海大菅生の勝ち。 (甲子園ベスト8東海大菅生対三本松)

技術の面では、三本松の最後の打者になった黒田の打席が象徴するように、三本松打線は最後まで低めに逃げる変化球に対応できなかった。 空振りの連続。東海大菅生の二投手からすれば、外角へ曲げておけば打たれない、から、楽だったのではないか。 逆に、東海大菅生打線は、球に抑えがきかない三本松の佐藤投手を序盤で捉えて、5回までに5得点で主導権を握った。
4回に三本松が佐藤投手を安芸投手に交代した時点で勝負はあったと思うのです。 パワーは言うまでもなく、3本のホームランを浴びせた東海大菅生が勝っていた。三本松の佐藤投手は、序盤の投球に工夫がかんじられなかったのが惜しまれる。 さらに、集中力だ。東海大菅生は、3回に牽制死、4回に暴走死などまずい走塁が何度か出てしまいチャンスを潰しかけているが、その直後に、三本松がホームランを浴びたり、WPで自滅した形だ。 東海大菅生の方は、ショートの田中が、投手がはじいた打球、三塁手がはじいた打球を巧みなバックアップで一塁送球でアウトにするなど、「一球」への集中力の差を感じた。 結局、このへんの違いはどこから生まれるかというと、「甲子園で勝ち進む体力」が身についているかどうかの違いだと思う。何万人という観客の前で、全国の強豪と渡り合うことによる体力の消耗は想像を絶する。その辺が、「全国優勝」を口にして戦ってきた東海大菅生と、三本松において対応に違いがあったと想像する。勝つチームは、「体力に裏打ちされた精神力」で勝る。 さらに付け加えると、東海大菅生は予選ですでに、「甲子園レベル」の相手を、これでもかと撃破してきている。「負けられない」の思いはかなり強いに違いがいない。 以下の高校だ。 桐朋、昭和一学園、世田谷学園、日大三、日大二、そして、早実なのだ。 大袈裟ではなく、「予選もかなり大変だった」と言っても、多くの人はうなづくに違いない。 こんな背景もあり、東海大菅生の「体力に裏付けされた精神力」が、三本松を上回つた試合だった。 明後日の花咲徳栄戦は、力と力の激突になるだろうが、花咲徳栄打線が東海大菅生投手陣の落ちる変化球を攻略できるか、東海大菅生打線が如何に早い段階で花咲徳栄のエース清水を引っ張り出せるかがポイントに違いない。 私の予想では、広陵打線にも、東海大菅生投手陣の落ちる変化球は有効だと思われる。特に広陵のスラッガー、中村がここまで捉えているのはストレート系の球が多く、外角へにげる低目にキチンとコントロールされている投球を持っていくことまではできていない。単打ならよし、の気持ちで対戦すれば、エースの平元が万全ではないだけに、東海大菅生の優勝は十分有り得る、と予想しておきます。



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