猫に小判

新型エスパルスの守備の弱点と攻撃の変化

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■新型エスパルスの守備と懸念ポイント 現在のエスパルスの守備なんですが、レギュラーCBであるカヌと二見の持ち味というか武器はフィジカルの強さです。ガチンコのフィールドファイトでは負けません。ただそれは、ある条件下のみ有効です。

開幕当初と比べると、繋ぐことより跳ね返せることに重きを置いています。カヌがスタメンに入った16節のセレッソ戦から、基本的には守備はリトリート。18節のガンバ戦は前から潰しに行きましたが、現行のエスパルスの守備ではハメどころはカヌのところです。空中戦はもちろんのこと、跳ね返すこと全般においてカヌはしっかり役割を遂行してくれます。二見も強いので安心してみていられます。
J1版清水エスパルスの変化/J1仕様への試行錯誤

この2人がCBとして強さを見せられる条件は、「リトリートで守っている」ということです。唯一ラインを高くして勝てたガンバ戦はハイプレスで嵌めるのに条件が整い過ぎていた。相手が連戦続きだったとか、ガンバの前線が全くボールを納められなかったとか、健太の采配ミスとか。守備というのは基本的に相手のコンディションや戦術に左右されます。セレッソ戦みたいにリトリートで上手く嵌めることができれば空中戦に強い相手でもシャットアウトできます。ですが、この前の柏戦みたいに「来れるか来れるかよ~し来い来い、よ~し来た来た、はい、よくできまちた~」でライン上げて攻めさせられてカウンタースコーンという展開はむしろノーサンキューです。あくまでリトリートに秀でたコンビであって、あれだけSBが上がってあれだけライン上げてあれだけ柏がサイドを目いっぱい使っていたら

無理です。去年の角田もそうでしたが、柏戦の二見は「絞れって」など結構怒ってました。今の守備ではこのCBで嵌めてボールを回収するのが狙いでもあるわけですが、それはちゃんとセットしてリトリートで守ってようやく成立します。ラインを高くするならそれこそボランチに守備専が必要です。ただ現状ボランチに守備専を置いてないし、ハイラインでもリトリートでも両方いけるハイブリッド式CBなんて世界見渡してもそうそういないので、どちらかに割り切るしかないです。そこで今のメンツ的にはJ1で戦うにはリトリートする方が合っていると。それはCBだけではなく、中盤との組み合わせや相性もあるんですが、現状ではこれがベストです。


■前から行くのか、行かないのか ハイプレスするにしてもリトリートするにしても、組織として機能しなければボールを奪うことはできません。 ハイプレスとリトリートの違い。ハイプレスは前の選手を基準に後ろが順に連動する形。

対してリトリートはその逆で、後ろの選手を基準に前の選手が順に連動していく。

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う、裏切者め!!今まで「シラ女」とか名乗ってたくせに、増田誓志とかいうイケメンが来たとたん乗り移るとかどういうことや!!ぼ、僕は生涯「角田誠男魂の会」は辞めないからな!どうも猫煮小判です。サバイバルが始まります。今季は絶対残留です。後半戦は上位陣との試合が多かったわけですが、今後は直接対決が待ち構えてます。痺れますね。ドキドキしますね。最高の週末を送りましょうや!!
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