猫に小判

プロジェクトF2 ~ファンタジスタ始動計画~

このエントリーをはてなブックマークに追加

前回のおさらい

前回はファンタジスタの歴史についてやりました。 簡単にまとめると、「やっぱファンタジスタすげぇ」です。では続き。


■生き残りをかけるファンタジスタ 今の時代、全てのポジションにそれぞれ守備のタスクが課せられています。そして、ボールを保持していない、いわゆる「オフ・ザ・ボール」のクオリティは重要視されています。どんなに上手い選手でも、チームの役に立てない選手は生き残れないのです。

そしてファンタジスタが減った理由として、ポジションごとに与えられる役割も変わったこと。トップ下のポジションは、当初は攻撃の起点でした。トルシエやジーコの時は、ココに中田ヒデや俊輔を置き、FWにパスを配給しています。しかし、それから10年経った今では求められる役割も変わります。5年ほど前から4-2-3-1がシステムの主流です。1トップになったことで、トップ下にもフィニッシュに絡むことが要求されていった。そこで生まれたトップ下の選手が香川です。それまでトップ下で起用されたファンタジスタは、トップ下で攻撃に変化をもたらせていました。しかし香川のような現代っ子トップ下選手は、あらかじめ作られたレールの上で暴れるタイプです。相手のバイタルでボールを受け、ブロック内部を破壊する。それが特徴。

この手のタイプは、ブロックの外でボールを受けても怖くはないです。だからボランチの組立力は超重要。そもそも今までトップ下だったパサーが戦術変化によってボランチ化したことでこのタイプのトップ下が生まれたというのもあるので、この2人がwin-winならギタギタにできます。香川がユナイテッドで輝けなかった最大の理由ですね。そもそもユナイテッドはボランチにもトップ下にもそれを求めていなかっただけで、しょうがなかった。

簡単に振り返りましたが、今の時代に旧型のトップ下というのは合わないことが分かります。それだけ戦術が発達しているということなんですが、テクニックに関しては「止めて蹴る」の基本さえしっかりできていれば世界と戦えるということを証明する選手が増えたことで、「いなくても別に…」と芸能記者を困惑させる回答になります。では、現代サッカーでファンタジスタが生き残る術は何でしょうか。


■現代版ファンタジスタの生き筋 というわけで本題。 守備しろ~点取れ~試合から消えるな~、と試合出るたびに期待からか無理難題を押し付けられる現代版ファンタジスタですが、今のトップ下に求められる役割は当然相手をギッタギタにボッコボコにして且つ、テクニックも魅せてチョというゴスロリ系です。

10年前のトップ下は相手のブロック外から一撃必殺のパスを出してFWにギッタギタにボッコボコにしてもらうタイプでした。

でも現在は、先ほどの香川の例ではありませんがブロック内で自分が破壊者となるプレーが求められます。相手をアッとさせるプレーをするには、どこで違いを付け加えるかです。

今の時代のトップ下で生き残るには2つのタイプがあると思います。1つは守備ブロック内での破壊者。香川タイプ。もう1つはボランチ型として、組み立てに対し全面的に関わるタイプ。ガンバで遠藤がやっているような感じ。ただこのタイプはFWだけではなく、ウイングも強力でないといけません。というのも、トップ下自らが仕掛けることはないから。周りが仕掛けられる選手ならば、それこそwin-winです。

3ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
個人技
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

プロジェクトF2 ~ファンタジスタ始動計画~

なるほどなあと読ませてもらったけど、ゴスロリ系って何?(笑)

こんな記事も読みたい

天皇杯 3回戦 筑波大2-1福岡【吉塚FC日記+】

ガンバvs千葉(7月12日)観戦の周辺をウロウロ写真で振り返る【4thDayMarketCenter】

貫禄の違い〜ガンバvs千葉(7月12日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆【4thDayMarketCenter】

ブロガープロフィール

profile-iconnekoni-koban

3度目の正直か。2度あることは3度あるのか。どうも猫煮小判です。今シーズンラストダービーです。思いの外、上手くいっているジュビロと、まだまだアジャストできていないエスパルス。残留するためにも、来シーズンを見据えるためにも、絶対負けられない戦いがそこにはある!!!
  • 昨日のページビュー:794
  • 累計のページビュー:2129295

(11月20日現在)

関連サイト:個人技編はこちら 「豚に真珠」

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. ポゼッションという名の天使と悪魔/大榎克己と名波浩の出した回答と風間革命の真意
  2. 繰り返す愚行 変わらぬ体質/大榎克己は監督にふさわしいのか?
  3. ❝清水エスパルス❞のサッカー/"清水のサッカー"という幻想を追い求めた大榎克己と幻想に悩まされた田坂和昭
  4. 田坂体制における守備の変化/大榎克己が罵られた理由と失敗したワケ
  5. 夢しか見れない愚か者が辿り着く先/清水エスパルスを殺害した2人の容疑者
  6. 清水エスパルスがサンフレッチェ広島にボコボコにされた理由
  7. 長谷川健太と小林伸二、異なる4-4-2の守備と変化するSBの使い方
  8. 補強だ補強!! 来シーズンのエスパルスを占おう!
  9. 2015年のエスパルスで最も貢献した選手は誰か/選手の価値とオシムが求めたモノ
  10. 新生エスパルスの出陣/J2で戦い抜くための方法

月別アーカイブ

2017
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月20日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss