猫に小判

日本の攻撃が機能しなかったわけ/ハリルホジッチが自白したミスとは

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ちゅ、中東の笛め。チッ、チキショーめ。


……。


■ハリルホジッチが目指すサッカー ハリルホジッチが日本代表監督に就任してから1年半。彼が目指すサッカースタイルとは何か。

今1度、振り返ってみよう。 2014年のブラジルワールドカップで惨敗した日本代表が再スタートすべく招聘したのは、メキシコ人のハビエル・アギーレ。アギーレの指向したサッカーは、ザックジャパンとは違い、カウンターを主体としたサッカー。サイドに張り出したウイングが攻撃の起点となり、素早く押し上げ厚みのある速攻を繰り出すモノ。しかし、アジアカップではたった1つの失点で敗れ、アギーレも八百長疑惑が大きく世に出ることとなり、心半ば日本を去ることになった。

ハリルホジッチとアギーレ

この2人の共通点は性格的に我が強いところ。じゃなくて、戦術的な共通点は、お互いポゼッションよりカウンターを重視しているところ。そして、サイド(ウイング)に起点を置いているところ。守備に関しては違うところがあるが、攻撃に関しては共通するところが多い。ハリルホジッチ体制において攻撃が上手く回った試合といえば、5月のキリンカップ、ブルガリア戦。この試合の得点シーンのほとんどは、サイドを有効活用している。基本的にはウイングは張り、SBがオーバーラップしてきたら中に入る。至ってシンプルだが、カウンターは広大なスペースがあってそこを活用するからこそ威力を発揮するのであり、全てのスペースを使うためにサイドの高い位置をキープすることは、とても大切なことなのだ。


■使われないサイド 相手が2か月も合宿を張っていたUAEとはいえ、ホームだし明らかに力量は日本が上回っているんだから勝ち点3は絶対条件だった。いや、引き分けどころか負けるということは決してあってはならないことだ。UAEが強かったのもまた事実だったわけなのだが。

1-1で向かえた前半33分。自陣で長谷部がボールを奪取し、ドリブルを仕掛けカウンターに出る。

この図を見てもらえば分かるが、右サイドに広大なスペースが広がっている。ここに、酒井宏樹がオーバーラップして来るが、このあと。

中を射抜こうと本田に出すが、あえなくカットされる。もう少し溜めていれば酒井宏樹に出せたが(組み立てやラストプレーには期待できないけど)、わざわざスペースのない中を強引に突いたのは間違いなくミスだった。

続いて1点ビハインドの後半17分。

カウンターで、再び長谷部がドリブルでサイドに運ぼうとする。この時点で、両サイドには誰も日本の選手がいない状況。このあと。

本田が左サイドに走り出すが、長谷部は中の宇佐美へ。宇佐美はボールロスト未遂を起こすが、何とか保持し、本田へ。本田はクロスを上げるが誰にも合わず。

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記事カテゴリ:
日本
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「日本の攻撃が機能しなかったわけ/ハリルホジッチが自白したミスとは」へのコメント

こんばんわ。コメント失礼致します。

サイド使わない問題激しく同意です。奪われた時のリスクもありますよね。

UAEは中に入っちゃう問題スカウティングしてますよね。本田中入って、酒井も上がってきたらその裏突け的な。

タイ戦はそうならないように応援しましょう。

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3度目の正直か。2度あることは3度あるのか。どうも猫煮小判です。今シーズンラストダービーです。思いの外、上手くいっているジュビロと、まだまだアジャストできていないエスパルス。残留するためにも、来シーズンを見据えるためにも、絶対負けられない戦いがそこにはある!!!
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(11月19日現在)

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