2009年11月07日

ダルの言葉、新庄の言葉  

ファイターズが瀬戸際です。日本シリーズ。昨日、カフェバー観戦してしまいました。失敗でした。忘れていました。今年、交流戦で生観戦サヨナラ負け3連発くらっていたことを…。お店だろうと、お出かけ観戦には変わりなかったらしい…。贔屓パチームがビジターのときは外で見ちゃあいけなかったんだなあ…。

………。

ごめんよ。

………。

久は悪くない。

………。

鶴も悪くない。

………。

選手は誰も悪くない。

………。

お出かけ観戦した、私が悪い。

………。

そうよ、そうよ。

………。

電信柱が高いのも。

………。

猫のシッポが長いのも。

………。

みんな私が悪いのよ。

………。

もお、野球の無い国に行きたい

………。

………。

………。

ぐらいの奈落気分な帰り道。

立ち直れないのか?私?

なーんて思っていても、そんなに楽~に落ち込ませておいてなんてもらえないのが人生であります。

なんたって、寝て起きれば会社に行かなきゃならんのですよ。通勤電車では、カバンを肩にかけたまま駆け込みしてきて、カバンの角をいやってほどこっちの背中にぶつけるヤツとか、頭の上からイヤホン漏れのシャカシャカ音を浴びせかけてくるヤツとかと闘わにゃあならんのです。

会社に着いたら、朝一からそりゃもう満足気に昨日の試合の話をしている、向かいの席の独断偏見ジャイアンツオヤジに、聞こえぬふりして、ニッコリ挨拶もするのであります。でもって、頭が痛くなるほどグタグタな仕事は山と積まれ、波と押し寄せる。

そんなこんなで、夕べの哀しみも、今ここにあるイライラにとって変わられ、ジタバタやっていればお腹はちゃんとすくし、お腹がすけばご飯はうまいわけですよ。ご飯がうまかったら、もうダメですわね。「奈落」だの「悲嘆」だの、すぐ忘れちゃう。128円のマンゴープリン1個あれば、忘れるどころか「幸せ~♪」に寝返る。

凡な一般人の私でさえ、こんな具合なんだもの。プロの選手たちの気持ちの切り替えは、もっともっとたくましいに決まってます。

かつては好不調の波が大きかった信二(高橋)。第3戦での失敗をスパっと断ち切って立ち直り、連日見事な活躍です。昨日も明るいコメントを残してました。きっと、他の選手も立ち直ってくれるでしょう。

第2戦で、びっくり仰天の変身投球でチームを立て直したダルビッシュ。忘れられない、彼のお立ち台での言葉がありました。

「パ・リーグ5球団のファンの方のためにも勝ちたかった」

この気持ち、ファイターズの選手みんなが、胸に秘めていると思います。一昨年の日本シリーズでは力を出し切れず、ずるずると負けてしまったファイターズ。あの試合を経験した選手は特に、今度は絶対、「パ・リーグの代表」の名にふさわしい戦いをする、と心に誓っていると思います。

もうひとつ、ある言葉を思い出しました。第2戦のテレビ解説ゲストだった新庄の言葉です。

相変わらずのフリーダム発言で、天下の日本シリーズを「とんでもお笑いスポーツ中継」と化してしまった、宇宙人・新庄。
でも、彼のハチャメチャな言葉の中には、きらり、きらり、と不思議な力を持つ言葉が混じっているのを、過去からずっと見ていた人なら知っているはず。

始球式の後、新庄がマウンドに立つダルビッシュに駆け寄り二言三言掛けた言葉で、ダルの表情が一瞬にして和らぎました。初めて試すフォームだったのに、ダルが難なく初回を切り抜けられたのは、絶対に新庄の言葉のマジックのおかげだったと思います。

新庄の言葉が魔法になるのは、ENJOY関連。楽しもう!とか面白い!というバイアスがかかったときのような気がします。
2004年オールスターでの名言、「これからはパ・リーグです!」けだし。あれからパ・リーグ、めっきめき面白くなってます。(「明日も勝つ!」が逆噴射だったのは、ENJOY筋じゃなかったせいです、たぶん)

で、今回思い出した彼の言葉はというと。正確ではないんですけどね。彼が率いて日本一になったシリーズのことを、「すぐ終わっちゃってつまんなかった」と言った後のことです。確か、こんな風に言っていたと…。

「とにかく、長くやってほしい。 絶対7戦まで行って盛り上がって、最後も延長戦とかになって…」

……。

きっと、また、彼がファイターズに魔法を掛けてくれたに違いない。

そんな気がしてしょうがないのです。







(2009日本シリーズ・ファイターズ2勝2敗での第5戦サヨナラ負け後のつぶやき)

posted by スタジエンヌ・裕子 |00:02 | 独り言または妄想 | コメント(10) |
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