2009年07月06日
乙女の元気が頼もしかったスワローズvsライオンズ戦。
ナカジ(中島選手)に続いてアベックホームランを打ったのが、おかわり君(中村選手)でした。
(ホームランの打席ではありません)
グラウンドの中で、なんとも言えぬ存在感のおかわり君。ベースをゆったり回る姿も味がある。
パジャマ姿ではありません、念のため
今年は、打点とホームランのトップを快走中。特に打点はぶっちぎりで、年間記録更新ペース。
そんな彼のバッティングを見ていたら、「ちょっと、スイングが他の選手と違うなあ」と思う点がありました。
で、ある1打席の間の5球分、定点観測風に写真を撮ってみました。
ほら! いかがでしょうか? 空振りやファールなど、それぞれ結果は違うのに、振り終わった形が、5枚ともそっくりでしょう?まるで、「どこを切っても…」 の、金太郎飴みたいなスイング。
普通の選手って、打った内容によって、振り終わったときの形がけっこう変わるんですよね。来た球の高低・内外に合わせて、バットの出し方が違ったり、振りにいったか当てにいったかで、バットのフィニッシュの位置もさまざまだったり。
でも、この5枚の写真のおかわり君は、膝の曲げ方や踏み出し方こそ違うけれど、上体、両腕の使い方は見事に同じ。
彼の談話で、「自分のスイングができれば」 という言葉を聞いたことがありますが、このことなんだろうな、と思いました。
来た球が、伸びようが落ちようが、遠かろうが近かろうが、バット操作や、スイングの細工はしない。とことん、自分が一番長打を打てるスイングをし続ける。その分、打率が低かったり、三振が多かったりもするけれど、でも、自分のテリトリーで捉えた球をスタンドへ運ぶ確率がぐ~んと増えちゃう。
打率があがらないといっても、今年は去年よりずっと良い数字。球を捉えるテリトリーも広がったのでしょう。
自分のスイングをするというのは、大抵の選手が心がけているに違いないけれど、切羽詰った場面やチャンスのときに、「状況に応じたバッティングをする」 という誘惑に負けないってのは、大変です。
とことん振り切っている、今年の彼の凄味が凝縮しているような、金太郎飴スイングなのでした。
いったいどれだけ打ってくれるのか。おかわり君、目が離せません。
posted by スタジエンヌ・裕子 |23:10 |
技術ウォッチ◇打者編◇ |
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2009年07月05日
交流戦観戦3戦目。またまた神宮で、スワローズvsライオンズ。交流戦の最終日。ホークスファンのYUKIさんと観戦。なんと…。
交流戦観戦怒涛のサヨナラ負け3連ぱ~つ!!
喰らいました。
同点の9回裏、満塁でおかわり君(中村選手)が痛恨のホーム悪送球で万事休す。ライオンズは連日のサヨナラ負けで、前日はせーっかく連勝中のスワローズ先発舘山を打ち崩したのに…。この日は逆転されたあとの9回、防御率0.00の守護神イムから同点打を打ったのに…。ぜーんぶぬか喜び、水の泡。
ファイターズ、マリーンズ、ライオンズ…。日本広しといえども、全部違うチームを球場で応援して、サヨナラ負け3連発を喰らったファンは私ひとりに違いない。佐渡のトキより少ないぞ、絶対に。
ええ、もう、これからは、特別天然記念物的稀少ファンとして胸を張って生きてまいりますよ!! …トホホ…。
ま、しょうがない。某チーム独走のセ・リーグをちょっぴり盛り上げるお手伝いができたと思えば、それも一興。
この日は朝からかなりの雨で、試合開始は30分遅れ。我々も雨ガッパを着込んでスタンドへ。で、ほぼ満員の内野席にまずびっくり。さらにさらに、周りを見渡して2度びっくり。なーんと、前も後ろも右も左も、たぶん観客の七割方がうら若き乙女。ライオンズの選手たちを追う、彼女たちの視線、熱気がはんぱじゃありません。普段のパの試合からは想像もできないスタンド風景。
西崎やナベQのときだって、こんなことはなかった気がする。やっぱり日本シリーズが効いているのか? イケメン軍団効果絶大なり。
ライオンズ先発は岸クンでした。ご存知、日本シリーズのMVP。もちろん乙女たちに大人気。試合前の投球練習、人一倍あがり症(自称。いつかラジオで言っていた)の彼は、ファンの目前のブルペンで少々緊張気味のご様子。ま、大体いっつも、表情硬いけど。
岸クンの投球練習の動画は→コチラ(少し早めにカットされてしまいます。中途半端な終わり方でごめんなさい)
どうも、このブルペンでの緊張が響いたのか (本人に代わり言い訳)、甘い球が多くなってしまった岸クン、リードを守りきれずに降板。
それでも、細~い体で一生懸命バットを振って、プロ入り初ヒットを放ち、ファーストベース上で小さくガッツポーズしたのには、若女子ファンならずとも、思わず目がハートマーク。
非力感溢れるキッシーのバッティング(ヒットの打席ではありません)
西口や松坂など強打投手の先輩もいるライオンズ。バッティングのいい涌井にかなり言われていたらしく、、負けず嫌いのキッシー、相当嬉しかったに違いない。ほほえましいシーンでありました。
野手陣にも、「ヤス~!」(片岡選手)、「クリ~!」(栗山選手)など、黄色い声援が絶えぬ中、特にすごかったのが、やっぱりナカジ(中島選手)。この日のナカジは最初の2打席2ホームランと、大当たり。それも、左右のポールに当てるという、神業打ち分けホームラン。
(どちらもホームランの打席ではありません)
3打席目のときに、「絶対、今度はセンター狙いそうだよね」と話していたら、フライだったけれど予想通りのセンター打ち。そういう、わかり易いところが実にカワイイ。ほんわり笑顔で愛敬があって、少々やんちゃで、よく打って。そりゃあ、人気も無理はない。
スタンドのお嬢さんたちは、彼が守備につくたびに、「きゃああ~~!!、なかじぃ~~~い!!」と、悲鳴に近い絶叫で、ほぼ、アイドル歌手のコンサート状態。
いやはや、ファイターズやマリーンズのときとは全然違う雰囲気で、我々のような古手女性ファン(いやYUKIさんは十分若いけど) や、男性ファンはちょい苦笑。だけども、いいわあ。なんだか明るくて、華やかで。
それに彼女たち、野球を見る目もなかなかのもの。スワローズの宮本が、3塁線の強烈な当たりをファインプレーしたときには、「わあ、すご~い…」「宮本、じょうず~」と言いながら拍手を送ってました。
ミーハーファンなどと、あなどってはなりません。
ステキなものに目ざとくて、すごいものは色眼鏡なくすごいと思える彼女たちの感性の素直さが楽しくて、こちらまで浮き浮きしてきます。
今年の交流戦は、とうとうセに負け越してしまったパ・リーグ。でも、ぼろぼろな状態のチームが多かったわりには、よく頑張ったなあと思います。そして、「やっぱりパ・リーグは、ボロ負けまでチャーミング♪」 と、惚れ直しました。
きっと、この日神宮の内野席に集った乙女たちも、試合を見るたびに、たくさんチャーミングなものを発見してくれることでしょう。
帰り道、後ろを歩いていた10代と思しきカップル。ライオンズファンの彼氏が、野球を初めて見たらしい彼女に、ライオンズの話していました。雨の中、あんな負け方の試合を見せることになった彼は、一生懸命愛するチームの魅力を説明していました。ついつい耳をそばだてて、彼女がそれなり楽しんでいた様子なので、ちょっとこちらもひと安心。
また負け試合を見せられちゃったけれど、ほんわり穏やかな気分で帰れたのは、悟りの境地というよりは、内野席の乙女たちのおかげだったような気がします。
posted by スタジエンヌ・裕子 |15:30 |
観戦記 |
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2009年07月03日
交流戦2試合目は、やっぱり神宮でスワローズvsマリーンズの鳥さん対決。オリオンズ時代の川崎球場にも通っていた筋金入りのロッテファン、MIKIさんと観戦。
今年はハナからすったもんだあって、あれやこれやと、グラウンド外のしちめんどくさい噂話も後を絶たないマリーンズ。チームの調子もあがりません。
根っからのアンチG,反骨精神と判官贔屓気質の塊、優しくも芯の強いMIKIさんが、グラウンドをまっすぐ見つめながら、ぽつりとつぶやきました。
「もしE川が監督になっちゃったら、ロッテファンやめる…。生涯初めてだけど…」。ムベなるかな…。
それでも、外野のマリーンズファンはいつものように元気いっぱい。そうそう。溜息をつきたくなるよなチーム状況でも、いつも野放図な魅力があるのがマリーンズ。神宮はいい思い出もあるし(05年交流戦優勝を決めたのは神宮)、頑張れ~。
席は、ちょっと奮発したA内野指定席。ファイターズの時よりも、少し内野寄り。段は同じくらいで、今度はブルペンのキャッチャーが良く見えます。こちらを見るのも面白い。
で、あらら?ピッチャーに背を向けてしゃがむ方がひとり…。
な~るほど。彼は10人目の野手。飛んでくるファールボールからブルペンのバッテリーを守るガードマン。かなり、本気で守っていました。
試合の途中からは、この日、サードの守りをランビンに譲り、控えだったゴリ(今江選手)が来てキャッチボール開始。
そういえば、第1回WBCで予選を見に行ったとき、めちゃめちゃ嬉しそうな顔で、イチローのキャッチボールの相手をしていたのはゴリ君、君でしたねえ。ちょっと最近、影薄いんじゃないの?もう少し、バリっとせんと~…などとくさしつつも、ついつい彼に目が行ってしまう私は、実を言うと、マリスタで買ったIMAEタオルマフラーも持っているのでありまして…。だってやっぱり、あの日本シリーズ8打席連続安打が忘れられないから。
そんなゴリのキャッチボール動画は→コチラ。
さて、試合の方はスワローズが先制。その後、追い越し、追いつきの展開で同点の5回に、大松がホームラン。
大松も好きなんですよね~。大松の魅力? ハンバーガーの食いっぷり。なかなか、こんなフォトジェニックにかぶりつけるもんじゃありません。ロッテリアは彼をCMに使うべき。なんてことは置いといて、やっぱり一番の魅力は長打力。そして、食いっぷりと同じように、おおらかな大物の気配がそこはかとなく漂うところ。春先のゼッ不調から、ここに来て盛り返してきたようです。
さらに勢いにのったマリーンズは追加点をあげ、3点リード。が、しかし、その裏、立ち上がりから不安定だった大嶺が打たれてしまい、また同点。
その後、この日の中継ぎ陣はよく踏ん張って、しのぎにしのぎ、両チーム0行進が続きます。
けれど、ランナーは出すのに拙攻続きで突き放せないマリーンズ。エラー2つをはじめお粗末な守備のミスも続いて、だんだん怪しい雲行きになってくる神宮の空気…。あれ? なんだろうこの空気。似すぎてるみたい、この前のファイターズの試合と…。
胸にわきあがる、不安の黒雲。
いや、まさか…。そんな立て続けに…。気のせい、気のせい!
と、自分に言い聞かせていたけれど。
何気なく撮った写真を見直したとき、悟りました。
「…アカン…、ツキも無い…」
それは二塁打を打ったランビンが、送りバントでサードに滑り込んだ瞬間を撮った写真。セーフのタイミングに見えたけれど、判定はアウト。スタンドからは「え~!?」と声があがったけれど、ランビンはあっさりベンチに帰り、サードコーチもベンチも淡々としたもの。でも、私のカメラに写っていたのは…。
あら~~???
あらら~???
う~ん、やっぱりスタンドから見ていた通り、というか、これ、どう見るとアウトなんだろう?
今年はことさら目立つ、「しょうがないよ、人間だもの…」的ジャッジ。とうとう生スタジアムで遭遇。しかも、写真に撮っちゃうなんて、間が悪いにもほどがある。後半、もうひとつ喰らった「?」なジャッジもどう見ても、だったしなあ…。
まあ、でもね。ジャッジ以前に、あれだけ拙攻拙守が出ると、野球の神様も業をにやすのでございますよ。
延長11回の裏。
願い空しく、スワローズ・ガイエル選手の打球が、素晴らしい快音を残して、スタンドに消えていったのでした…。 (スコア)
溜息しか出ない2戦連続サヨナラ負け。ほんとに、ツイてない。ぜひ生で聞きたかった竹原選手の応援歌も、彼が打席に立ったのに、応援団に演奏してもらえなかった(涙)。
でも、久しぶりのMIKIさんとの観戦で話もはずんだし、負けたって、生観戦は楽しいやい!(かなり負け惜しみ)
てなわけで、この日のカワイイ!はこちら↓
夢中でゴリの携帯写真を撮ってるマリーンズチビっ子
posted by スタジエンヌ裕子 |19:45 |
観戦記 |
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