2008年07月20日

いつか来た道(3)~高橋建、猛暑の神宮で玉砕

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☆長年カープファンをやっていると、  このチームの特質はよくわかっている。  期待はたいてい無惨に裏切られ、    悪い予想はほとんど当たるのだ。   一言で言ってしまうと、弱い、と言うことだが。  この9連戦に入る前、中日阪神とほぼ互角に戦っていたカープだけに    横浜、ヤクルトと下位チーム相手なら勝ち越せるのではないかと、  甘い期待を持ったファンがたくさんおられたと思う。    失礼ながら、あなたカープファン歴が浅いでしょう。  こうゆう時に期待を裏切るのがカープというチームなのだ。  例えば連敗中のチームと当たるとする。  ああ、これは連敗をストップさせるだろうな、  と予想するのが筋金入りのカープファンなのだ。  今日の試合は、相手先発予定がカゼでダウンとかで、  緊急登板のピッチャー。  いきなり2点を先行するが、その後が繋がらない。  ここで私は、こりゃダメだわ、とサジを投げたくなった。  カープ先発は現在最も頼りになる高橋建だから期待したくもなるが、  悪い予想は裏切らないのがカープなのだ。  果たして3対3の同点で試合は進み、  ラジオで聞いていても悲壮な高橋建の頑張りに解説の豊田氏が  感心するほど。  同情されるようじゃダメとしたものだけど、  今日のハイライトは7回裏の高橋建の踏ん張り。  先頭打者をフォアボールで出し、  次打者のバントを、高橋がセカンドに投げるが、  疲れで体の切れがなかったらしくオールセーフに。  次打者にバントを決められてワンアウト2、3塁と  絶対絶命のピンチを迎えた場面だ。  ここでマーティーがマウンドに向かうが、  既に限界を超える球数を投げつつあったベテランを続投させる。  無理だよ。が、豊田氏は「美しい場面」と絶賛。  日本人は滅びの美学が好きだからねえ。  だけどここで高橋は恐らく逆転打を打たれて  敗戦投手の汚名を着せられることになるのだよ。  それに万一高橋が奇跡的に抑えたとしても、  負けるのは目に見えているのに、それでも続投か。    また高橋を壊してしまうもりか、マーティー。  が、高橋建は奇跡を起こす。  恐らく彼に残された最後の力を振り絞る入魂の投球で、  続く2人を連続三振。何て野郎だ。  今日テキが高野山に修行に行っており1人飲みながら  ラジオ観戦していた私は、1人目の三振でガッツポーズ。  2人目はもうダメだろうと部屋中をうろうろしていたら、  空振り三振というラジオの声に、本当に涙が出た。  もうこれで自分は投げることが出来ない。  彼我の救援投手陣を比べれば、自分の降板後敗戦に至るであろう  こともベテラン左腕には痛いほどわかっていただろう。  そんな状況の猛暑の神宮球場で、  高橋建は鬼神のごとく踏ん張ったのだ。  今日の試合は悪い予想通りに負けた。  が、オールスターのファン投票で1位に選出されたことを、  何ら恥じることなく送り出せるピッチャーであることは、  今日の試合が証明したと思う。  勝負事は勝つのが全てと言うのは間違いないことだ。  だが、負けても、いや敗戦の中にこそ感動は生じる。  今日は高橋の投球に感動出来れば、負けたことなど些事だ。  そうか。常敗のカープファンであることは、  本当の野球の楽しみを味わうことでもあるのだ。  だから負けても負けても、44年間私はカープを応援して来たし、  これからも死ぬまでカープの応援を続けることだろう。  がんばれ!カープ ◇開始18時01分◇神宮 チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 広 島 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3 ヤクルト 0 0 3 0 0 0 0 1 X 4 【広島】 高橋 ●上野(0勝1敗) 【ヤクルト】 松井 吉川 五十嵐 松岡 ○押本(4勝2敗) S林(23セーブ)


posted by ゴルゴ40 |23:23 | コメント(0) | トラックバック(1)
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