2008年08月31日
日本テニス界のホープ・錦織圭が、全米オープンで世界ランク4位のフェレールに勝ってベスト16に入りました。
6月の大会で、ナダルがリップサービス込みとはいえ錦織を絶賛していたので、本当にすごい選手なのだとは思っていましたが、正直、四大大会でいきなりこれほどの活躍するとは思っていませんでした。
ゴルフの石川遼といい、スポーツにおける世界的な低年齢化は確実に日本でも起きているようです。それ自体、いいことか悪いことかはなんとも言えませんが、二人とも十代なのに精神的にもしっかりしていますから、特に大きな問題はないでしょう。
錦織の今後に要注目ですね。
# 彼は日本生まれでも、テニスプレーヤーとしては米国育ちというのが日本のスポーツ界の現状を示している気もしますが……。
posted by narukami |13:14 |
その他スポーツ |
2008年08月30日
遅ればせながら、五輪の総括を。
今回の日本選手団は、よかった選手とそうではなかった選手のコントラストがはっきりとした大会になりました。すばらしい活躍を見せた選手がいる一方、期待されながらまったく実力を出し切れない選手もいました。
この差は何だろうと考えたとき、二つの要素が思い浮かびます。
ひとつは、コンディショニングの問題。いくら高いポテンシャルを秘めていようと、本番に体の調子が最高潮になるポイントを合わせられないと、どうにもなりません。日本選手団の中には、明らかにこれがうまくいかなかった選手が散見されたのは残念なことです。
もうひとつは、メンタル面。仮に肉体的には万全だとしても、ただでさえ緊張するオリンピック本番では、精神的に強くなければとても上位は狙えません。
メンタル的なことを鍛えるというのはなかなか難しいことですが、これもフィジカル面と同じく、ある程度は調整可能です。ドイツの水泳選手には普段から心理カウンセラーが付いて、精神面のケアがなされていました。
はたして、日本サイドにそういった対応はあったのでしょうか。日本人が本番に弱いというのは、精神的な鍛錬や調整をあまり重視していないことが原因かもしれません。日本でありがちな根性論でどうにかなる時代は終わっています。勝負事では、冷静さを失わなかったほうが勝つ可能性が高いのですから。
北京五輪で失敗した典型である野球の日本代表は、まさにこの二つの両方がうまく行きませんでした。大会前からコンディションの悪い選手が多く、本番では緊張からか慎重になりすぎて普段どおりのプレイができませんでした。
反対に予想どおり、もしくは期待を超える活躍を見せた選手・チームは、ほぼ両方がうまくいっています。
とはいえ、もしそうだとしても必ず好結果を残せるとは限りません。このあたりが、四年に一度の一発勝負であるオリンピックの難しさでしょうか。
当事者だけでなく、日本のスポーツ関係者も、北京五輪の教訓をぜひ今後に活かしてほしいと思います。
posted by narukami |10:23 |
スポーツ全般 |