2008年09月03日

[高校野球] 競技人口の推移

 高野連が興味深いデータを公開してくれているので、それをまとめてみました。過去25年間の登録部員数の総計についての表です。

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 これを見ればわかるとおり、硬式野球に関しては平成3年をさかいに一時は減少に転じたものの、その後は増加の一途をたどり、全体としても基本的に右肩上がりに増えています。  野球人気の低下や少子化の影響が叫ばれていますが、現実には少なくとも高校野球の分野では競技人口が確実に増加しているのです。最も古いデータの昭和57年と比較すると、実に5万人以上もアップしています。  この数字に驚かれた方もいるのではないでしょうか。最近はスポーツの分野でも多様化が進み、またそれ以外の娯楽も数え切れないほどあります。こうした状況下で昔から人気のあるジャンルがそれを維持するというのは、本来、非常に困難なことであるのに、高校野球は逆に人気が高まっています。  最近の甲子園を見ると、観客の入りも上々のようですから、けっして選手にだけ支持されているというわけではないでしょう。野球人気は今も健在なのです。  前々から、マスコミが〝野球人気の低下〟というテーマを煽りすぎている感はありました。というよりも、それ自体をネタとしてわざと騒いでいるように思えてなりません。  ただ、もうひとつの高校野球、軟式のほうでは、登録選手数は減少の一途をたどっています。
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 この原因はよくわかりません。単に軟式野球の人気が落ちてきたのか、それとも高校生たちが「どうせやるなら硬式野球」と考えるようになったか、いずれにせよ今のまま下降を続けるとかなり厳しい状況になりそうです。  とはいえ、元から硬式野球とは文字どおり競技人口の桁が違いますから、これをもって高校野球の人気低下を指摘することはできないでしょう。数字の面からも、高校野球が特別な存在であることがよくわかると思います。  それだけに、昨今さまざまな問題を抱えている高校球界を、少しでも早く改善していってほしいものです、選手たちのためにこそ。


posted by narukami |23:31 | 野球 |
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