日本はバルサを超えられる

連載【ボールフィーリングの概念が変わる!?】Part,2

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最初に確認しなければいけないのは、前橋ジュニアの中学1年生は、
まだ「異様なボールキープ力」のトレーニングを始めてまだ4ヶ月ほどしか
経っていないという点です。

にもかかわらず、もうほぼ全員が試合の中で(!)先輩たちと同じ
あの「異様なボールキープ力」を表現しているではありませんか!



もちろん、先輩の中学2年生と比較するとまだまだ未熟ですが
見慣れていない僕からすると十分「レベルが高い」と思えるレベルでした。
というのも、あの「異様なボールキープ力」を試合中に表現できていたからです。

真剣にボールを奪いに行っても全然奪えない。ボールにも触れない。
速いわけではない。
体が大きいわけではない。
派手なフェントをしているわけではない。
それゆえに「奪えるな」と思ってボールを奪いに行くんだけど
全然奪えない。
この現象は、先日中学2年生のプレイを見た時とまったく同じ。
(ただ、チームプレイの質はやはり中学2年生のほうが高かったです)

そして、先輩と同様に、中学1年生も例の「いい姿勢」でプレイしている。
しかし、中学1年生はこの「いい姿勢」をトレーニングし始めてから
まだ4ヶ月しか経っていない。

こうなると、トレーニングメニューに秘密が隠されていると誰もが
想像するわけですが、実はそんなに真新しいメニューをしているわけでは
ありませんでした。

ボールタッチのトレーニングメニューは、
最近僕が取り入れているモノ(土屋健二氏のジンガなど)とほぼ同じ。

やっているメニューはほぼ同じ。
しかし、一方は4ヶ月で「異様なボールキープ力」を習得し、
一方はそうではない。
どうしてこんなにも差が出てしまうのか?

これはあくまでも(親善試合&合同練習を体験した)僕の仮説ですが、
この「差」を生む原因は以下のふたつだと思います。

【1:相手を騙すことを楽しむリラックスした雰囲気】
しなやかなボールタッチをするためには身体がリラックスしている必要があります。
当然、相手を騙して逆を突くようにボールに運ぶために瞬時にボールを
動かすためにも身体がリラックスしている必要があります。
そして、前橋ジュニアの選手たちはとてもリラックスしてプレイしていました。
そのリラックスレベルは、第三者から見れば「ふざけてんのか!怒」と
怒りたくなるくらいです。
ですが、あのリラックスした雰囲気があるからこそ、僕らは彼らからボールを
奪えなかったのではないでしょうか。

【2:相手の逆を突くことの反復練習】
今回、前橋ジュニアとの合同練習会で教えてもらった練習メニューの中で
僕が注目した練習メニューがいくつかあるのですが、それらはシンプルな
1対1や2対2の攻防なのですが、その中で前橋ジュニアの選手たちは
「相手の逆を突くこと」を反復練習しているような気がします。
つまりは、ジンガなどの相手のいない状況でのボールフィーリングの反復練習を
とおして習得したボールフィーリングを「相手の逆を突く」ことに応用することを
1対1や2対2の攻防の中で「(相手がいる中で)反復練習」しているということです。
しかも、練習の雰囲気は相変わらずリラックスしており、その雰囲気の中で
選手たちは面白おかしく相手との駆け引きを楽しんでいました。


では、このふたつのトレーニングに落とし込めば、前橋ジュニアのような
「異様なボールキープ力」を習得できるかといえば、そんな簡単ではありません。

色々と探求を続けているうちに、僕は改めて前橋ジュニアの選手たちの
「姿勢」に注目しました。それは、以前Youtubeにて見たVivaio船橋の映像でも
感じたことでもあります。http://youtu.be/SdqvO27mjHo

Part3につづく、、、、

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