日本はバルサを超えられる

ムーンウォークするクマさんと脳の並列処理能力と投球練習

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「ムーンウォークをするクマさん」の件を色々と思考していたら、
ここ2週間ほど続けている「実験:サウスポーの投球動作の習得」と繋がりました。



サウスポーのトレーニングを初めて以来、僕は毎日のように朝の居間部屋で、
仕事場に向かって歩いている最中に、昼のお弁当を買いに歩いて行く最中に、
100円ショップで買ったテニスボールを握りながら、左手でシャドーピッチングをしています。

それはいわゆる「反復練習」と世間一般で言われているトレーニング手法なのだけれども
僕にとってはその一投一投が「小宇宙」のように広くて深い世界です。
確かに対戦相手との駆け引きを伴った「状況判断」は存在しないのだけれども、
「効率的で機能的な動作」を実現させるべく、僕は自分の身体という名の「小宇宙」を相手に
広くて深い「状況判断」を毎回の投球ごとに行なっています。

例えば、最近僕が集中しているのは、以下のポイントたちです:

・左肩を前に出す動作と右肩を後ろに引く動作を連動させる
・左腕は極力脱力し、体幹の始動に導かれるように左腕が振られるイメージで投げる
・左肘をどこまで上げるのが理想なのかを探す
・特定の筋肉に頼るのではなく、体幹全体の筋肉を総動員して投球動作をコーディネートする

当然ながら、投球動作は様々な筋肉や関節の連動した動作の塊です。
そのため、上述の4つのポイントを意識しながら毎回の投球に集中し
しかもそれと同じ瞬間に自分自身の投球動作を分析することは
まさしく奥の深〜い「脳の並列処理(≒状況判断)」です。
そのような形でシャドーピッチングをしている僕は
毎回の「反復練習」が楽しくて仕方がありません。

「サッカーは、部分の集合体ではなく、部分に分割できないひとつの塊である」というのと同様に
「投球動作も、小さな動作の集合体ではなく、部分に分割できないひとつの塊である」と言えます。
そして、もちろん、それらの連動したひとつの塊の投球動作を司っているのは脳であり、
当然ながら、脳は様々な筋肉や関節の連動した動作を並列処理しながら
司令を身体の様々な部位に同時に出しています。

こうして色々と考え続けていると次のようなことを強く思うのです:

「あー、やはり宇宙も人生も人間関係もサッカーも戦術も身体も投球動作も
反復練習もムーンウォークするクマさんも、みんなフラクタルな関係で結ばれていて
すべては並列処理を必要としているんだなー」


この「脳の並列処理能力の重要性」に気づかないと、
状況判断能力のトレーニングでさえもが
脳の並列処理能力を低下させるトレーニングに
なってしまう可能性があるのではないでしょうか。

また、その逆もしかり。
「脳の並列処理能力の重要性」を意識し
緻密に設計された(いわゆる)反復練習であれば
脳の並列処理能力はアップすることはあっても
低下することはないのではないでしょうか。

みなさんはどう思われますか?

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ムーンウォークするクマさんと脳の並列処理能力と投球練習

アナリティックトレーニングであっても意識を変えることで効果が上がるんですね。

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