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戦術的ピリオダイゼーション理論の“習慣化”について

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戦術的ピリオダイゼーション理論の重要なポイントのひとつに“習慣化”というものがあるのですが、先日この“習慣化”について日常生活の中で面白い経験をしました。



週末の朝、起床直後に寝ぼけながらトイレに行ったときのことです。ボーっとしながら一歩トイレに(足元を見ずに(←ここ重要!))足を踏み入れた瞬間、気づきました、「いつも足元に敷いてあるはずのマットがない!」と。(※妻が洗濯していたからなかったんです)

僕は決してマットの有無を視覚で確認したわけではありません。足裏の感覚だけです。

また、マットの有無を足裏の感覚で確認しようと注意を払っていたわけではありません。ただ単に何も考えずにトイレに行っただけです。

そのような無心(!?)の状態だったのにもかかわらず、いつもと違うトイレの状況(=マットがない)を僕の脳と身体は敏感に察知したのです。何故ならば、マットのあるトイレが“習慣化”されており、その習慣化されている状況とちょっと違っただけでも、それは僕の身体と脳にとっては異質もモノだったからです。

たかだかトイレのマットです。しかし、されどトイレのマットです。

日常生活においてほとんど注目に値しないトイレのマットにでさえ、僕の身体と脳は習慣化しているのです。

だとしたら、興味を持っているサッカーの練習において、例えば「攻守の切り替えの存在しない練習メニュー」を毎日のように行っていけば、例えば「チーム戦術から切り離した形でのテクニックの練習メニュー」を毎日のように行っていけば、これらの練習メニューに内在される様々なモノが私たちの身体と脳に確実に習慣化されていることは容易に想像できると思います。

サッカーの試合で本当に必要なモノはいったいなんなのでしょう? そして、サッカーの試合で本当に必要なモノを習慣化させるためには、いったいどのような練習メニューが適しているのでしょう?

そんなことを、マットを敷いていないトイレでふと感じました。

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戦術的ピリオダイゼーション理論とは?
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これも習慣化できないかな・・

 日本代表サッカーの試合を昨日TV見てて思ったんですが、
 ボールを蹴って走ってて相手がいきなり事故か故意でぶつかってきてどうしても避けられない時の為に
 「相手方向に重心を向けながら足を浮かせる」という様な自分より大きい体にぶつかっても吹っ飛ばされない練習や
 「柔術や古武術での簡単な受身法をサッカー流として応用する」
とかすればとっさに身体が動いてくれるとかって何かの本に書いてあったので 骨折や打撲とかの強打とかの危険から少しでも回避出来るし、 

 サッカーって運動神経やあらゆる五感も鍛えれそうな感じもするのでさらなる合法的な習慣化をめざして護身術でやってるような「半身の姿勢」や古武術研究家の甲野善紀さんの提唱してる古武術式、又は昔の日本人の身体の使い方をスポーツや生活に応用した歩き方、走り方とかを「サッカー流」に応用すればなんか海外の人間に負けないどころか海外から学びに来る人たちがたくさんきそうな気がするんですが、どうでしょうかね。

ありがとうございました!

こてつさん、ナオトコーチ、ありがとうございました!

やはり、「親子で『サッカー』を楽しむ♪」ことが大切なのですね。おかげで、もやもやした気持ちがすっきりしました。

練習が目的にならないように気を付けて、ご教示頂いたメニューをこなしながら、親子で『サッカー』を満喫したいと思います!

「複雑なことを一切考えずに、何かを教えようとせずに、何かを向上させようとせずに」というご指摘、心に深く刻んでおきます!

こてつさん、コメントありがとうございます

 > 親子で練習なんて、素敵じゃないですか。ナオトコーチは、どう思われますか?

こてつさん、ナイスフォローありがとうございます。親子でサッカーをするなんて、僕もとても素敵だと思います。

ただ、上に書きましたとおり、「練習」にならないようにくれぐれも注意してくださいね。あくまでも「親子でサッカーを楽しむ♪」という点に集中し、サッカーを満喫してください。そうすれば、必然的にサッカーは上達するものです。

トラパパさん、コメントありがとうございます

 > 基本動作を覚えさせるための最初の練習としては、単純な反復練習しか思い浮かばないのですが、その段階から、試合を想定した練習をさせた方が良いのでしょうか。

複雑なことを一切考えずに、何かを教えようとせずに、何かを向上させようとせずに、以下のようなメニューで親子でサッカーを満喫してくださいませ。それだけで十分です。

・1対1のミニゲーム大会
・PK合戦10回勝負
・壁当てゲーム(※当てるべき的を決めて、当てたほうが勝ち)
・リフティング大会(※自分の記録を何回越えられるかを勝負)

このようなゲーム形式でサッカーを親子で楽しみ、その結果、子ども自身が「もっと上手くなりたい!」と思ったときには、技術的なことを教えてくれる本やDVDをプレゼントしてあげましょう。本当にもっと上手くなりたいのであれば、その本やDVDを活用するでしょうし、見向きもしなければそれまでだと思います。

反復練習が悪いとは言いません。重要なのは、決して反復練習が「目的」にならないことです。反復練習はあくまでも何かしらの「目的」に対する「手段」であることを忘れなければ大丈夫だと思いますよ。

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