日本はバルサを超えられる

一本歯下駄が面白い

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バランストレーニングに効果的だと言われている一本歯下駄をとうとう入手しました。まだ2日間(毎日20分くらい?)しか履いていませんが、なかなか面白いです。



【KZさんに感謝】
一輪車にチャレンジし始めた頃から一本歯下駄にも興味を持ち始めていたのですが、いかんせん一本歯下駄はそれなりに大きいので日本から送ってもらうのに送料が結構掛かるので、なかなか入手できずにいました。そんなところに、セルティック戦を観戦するために私の先輩が日本からやってくるというので、彼に一本歯下駄の密輸(!?)をお願いしました。KZさん、スーツケースの約4分の1のスペースを埋めるような大きい一本歯下駄(と本10冊)を持ってきて下さり、ありがとうございました!

【レストランで試着】
KZさんから一本歯下駄を受け取ったレストランの庭で早速履いてみました。一輪車に乗ることにしている私としては『一本歯下駄も凄く難しいんだろうな~』と漠然と思っていたのですが、いやいやなんのなんの、意外と簡単ではありませんか。

【意外に簡単?つまらない?】
履いて立つことはもちろんのこと、歩くことも問題なくできましたし、軽いジョギングも簡単にできてしまいました。ですから、正直言って『こんなに簡単なのか、、、。つまらないな、、、』というのが一本歯下駄の第一印象でした。

【いやいや奥が深い】
しかし、(再び)いやいやなんのなんの、一本歯下駄を侮ってはいけません。家に帰り再びチャレンジしてみると、一本歯下駄の奥の深さが少しずつ分かってきました。以下、説明して行きます。

【完全停止は困難】
例えば、足踏みをしていれば安定して立っていられるのですが、ピタッと完全停止することはとても難しいのです。これはおそらく、自転車と同じ原理だと思います。走りながらバランスを保つことは簡単ですが、信号待ちの際に自転車に乗りつつ足を地面に付けずに完全停止してバランスを保ち続けるのはとても困難ですよね。あれと同じで、一本歯下駄を履いた状態で完全停止することはびっくりするほど困難です。逆に、軽くステップを踏んでいれば、その場に安定して止まっていられます。(※完全停止することが大切な能力なのかどうかはまだ分かりません)

【しゃがむのがとても難しい】
また、一本歯下駄を履きながらしゃがむことがとても難しいことにも気づきました。それはつまり、僕はいつもバランスを崩しながら筋力に頼る形でしゃがんでいるということなのでしょうね。

【お好み焼きを失敗】
面白かったんで、一本歯下駄を履きながら夕食を作ってみました。で、お好み焼きをひっくり返すのを失敗しました。バランスを維持することに気を取られてしまったのでフライパンをヒョイっと手前に引く力が足りず半分に折れてしまいました。(※いつもは9割の割合で成功します)

【洗濯物を干してみました】
ついでに、洗濯物も干してみました。やはり、洗濯物を取るためにしゃがむのが難しいですね。洗濯物を干す作業がこんなに楽しいのは生まれて初めてでした。

いや~、一本歯下駄は面白いですね。本当はこれを履いて買い物に行きたいところですが、さすがにそこまでの勇気はないのでマンションの周辺とマンションの中だけにしておきます。

さて、一本歯下駄の特徴について以下少しまとめてみたいと思います。


【一輪車と一本歯下駄の違い】
難易度から言えば、支点が2点(=両足)ある一本歯下駄よりも支点が1点(=タイヤ)しかない一輪車の方が遥かに難しいです。その証拠に、二週間経っても私は一輪車にまだ乗れませんが、一本歯下駄には最初の2秒で乗れて(履けて)しまいました。しかし、一本歯下駄には一輪車にはない様々な興味深い特徴があります。

【特徴1・二足歩行】
まず第一に『一本歯下駄は二足歩行』という点が大きな特徴です。さすがに一本歯下駄を履いた状態でサッカーボールを蹴ることはできませんが、フットボールはそもそも二足歩行で行うスポーツなので、“一足歩行”の一輪車と比較すると“二足歩行”の一本歯下駄の方がよりフットボールに近い状況と言えます。

【特徴2・疲れない】
難易度が低いこともあり、また二足歩行ということもあり、一本歯下駄を履いていても肉体的にも精神的にもほとんど疲れません。逆に一輪車に乗る場合は肉体的にも精神的にもとても疲れます。

【特徴3・ながらトレーニングが可能】
前述の『二足歩行』と『疲れない』という二つの特徴のおかげで、一本歯下駄は“ながらトレーニング”を可能にしてくれます。極端な話、一輪車に乗りながら日常生活を送ることは不可能ですが、一本歯下駄を履きながら日常生活を送ることは可能です。ですから、日常生活の一部に一本歯下駄を取り入れたら、例えば『朝起きてから家を出るまでは一本歯下駄を履く』とすれば、毎日の朝の習慣さえもが“ながらトレーニング”に変身してくれます。

【特徴4・複合トレーニングが可】
『二足歩行』という特徴のおかげで、一本歯下駄は様々なトレーニングと組み合わせることが可能です。逆に、一輪車での複合トレーニングはとても困難です。一本歯下駄で可能な複合トレーニングは、例えば以下のようなものが考えられます。

・歩行、散歩
・ジョギング
・キャッチボール
・バトミントン
・バレーボールのトス交換
・ラダートレーニング
・鬼ごっこ
・手を使ったロンド(ボール回し)
・スローイン
・風船によるお手玉


【余談1:料亭の厨房で一本歯下駄】
前述のKZさんと一緒に日本から来られた彼の友人・GJさんは飲食業に携わっているのですが、彼曰く新米の板前に一本歯下駄を履かせる料亭が京都にあるそうです。板前というのは、長時間立ち作業が多いので、正しく立っていないと長時間の作業に耐えられないのだそうです。ですから、その立ち姿勢を学ばせるために新米の板前に一本歯下駄を履かせて厨房で仕事をさせるのだそうです。ちなみに、GJさんも一本歯下駄を家に持っているらしく、GJさんと一本歯下駄トークで盛り上がってしまいました。

【余談2:メキシコ人が興味深々】
たまたま昨日、私の家にメキシコ人の友人が遊びに来ました。彼はフットボール関係者ではなく、単なるフットボールファンです。彼は数ヶ月前に膝を手術しており現在リハビリ中なので、面白そうなので、一本歯下駄を履かせてみました。たった5分ほどしか履いていませんが、彼は膝のリハビリ用として一本歯下駄に大いに興味を示し、「1足取り寄せてくれ」と言い始めました。ですから、次に友人・知人が日本からバルセロナに来る際にお願いしようと思っています。

こんな感じで一本歯下駄のトレーニングはスタートしました。今後色々と試して行きたいと思います。
Be Water My Friendの探求の旅はまだまだ続きます。

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この記事へのコメントコメント一覧

kanさん、コメントありがとうございます

一本歯下駄は、ほんと、お勧めですよ!
勇気を出してチャレンジしてください!苦笑

一本歯下駄が面白い

ご回答ありがとうございます。

>例えば、一本歯下駄でタタタタタッと素早く歩くと、二軸動作的になります。

これは分かり易いです。
竹馬みたいなものですね。

>「二軸動作的であろうと一軸動作的であろうと中心軸はひとつ」

なるほど、そう考えると中心軸の維持能力は二軸であろうと一軸であろうと効果はありますね。
ちょっと意識を変えてイメージしながらもう一回二軸動作の練習をしてみます。
一本歯下駄はちょっと勇気が必要です(汗

ガッツさん、コメントありがとうございます

ガッツさん、コメントありがとうございます。

分かります、名前は思い出せませんが、空気を入れて膨らますバランスボードのことですね。スペインにもありますよ。効果はほぼバランスボールと同じです。時々リハビリに使われていますが、競技用のトレーニングとしてはほとんど見ないですね。

kanさん、コメントありがとうございます

kanさん、早速のご返答ありがとうございます。
やっとご質問の意図がよく分かりました。
以下、私の意見を書かせていただきます。

例えば、一本歯下駄でタタタタタッと素早く歩くと、二軸動作的になります。
逆に、例えば、一歩一歩に2秒ずつ掛けて一本歯下駄で歩くと、kanさんが“中心軸”と理解されているような動作(=一軸動作!?)になります。
(※二軸動作でも軸は実はひとつで、身体の中心に軸は通っていると私は解釈していますので、そういう意味では“二軸動作=中心軸”という式が成り立つとも言えますよね、、、)

つまり、使い方次第で一本歯下駄の効果は変わる、と私は解釈しています。

また、前述のとおり私の解釈では、「二軸動作的であろうと一軸動作的であろうと中心軸はひとつ」なので、どんなトレーニングであろうと中心軸の維持能力(=バランス能力!?)を鍛えられるのであれば、その向上した“中心軸維持能力”は二軸的動作にも一軸的動作にも応用は可能だと私は思っています。

ま、考えても仕方がないので、是非一本歯下駄を履いてみて下さい。全ての疑問が1分で解決されると思いますよ。

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