日本はバルサを超えられる

【戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要】コメント一覧

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

はじめまして。いつも大変興味深く拝見させて頂いております。

私は鍼灸トレーナーとしてサッカーに関わりながらいつか海外チーム鍼灸トレーナーとして帯同したいと日々格闘しているものです。

私はサッカー経験者ではありません。学生時代は「フィールドホッケー」をしておりました。バルサにもアマチュアですがチームがあったと思います。現在は日本の大学生チームにトレーナーとして帯同もしています。

そこでご質問なのですが、この「戦術的ピリオダイゼーション哲学」は他の戦術を使用するスポーツ(ホッケー・バスケ・ハンドボール)などにも応用は可能でしょうか?

ルール・競技特性など色々問題はあるかと思いますが、私の意見と致しましてはこのブログを拝見させて頂いている限り応用は可能と思っております。

村松様のご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。

miyaさん、コメントありがとうございます

miyaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

miyaさんのコメントに対しては、下記のページにて既にご返答させて頂いておりますが、ご覧になられましたでしょうか?
もしまだなのであれば、下記のページをご覧下さいませ。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/326#comment

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

いや、要は実戦から逆算していろいろやろーねって言っているだけじゃ・・・

言葉を積み重ねてかえって、事柄をややこしくしているよーな・・・

FREQさん、コメントありがとうございます

FREQさん、こんにちは。
的を得たコメントありがとうございます。

 > いや、要は実戦から逆算していろいろやろーねって言っているだけじゃ・・・

そのとおりです!

 > 言葉を積み重ねてかえって、事柄をややこしくしているよーな・・・

私も常々そう思っているのですが、「実戦から離れたトレーニングの方がより効果的だよ」というニュアンスの言葉や表現や理論も多々あり、それに基づいてスペインでも日本でも実戦から離れたトレーニングが横行しています。

ですから、それに対抗し(!?)、「実戦から逆算していろいろやろーね」ということの正当性を証明するためにも、色々な言葉や表現や理論が求められてしまっているのではないでしょうか。

人間の脳って、ややこしいですね、、、。

戦術的ピリオダイゼーション哲学


村松さんは、この戦術的ピリオダイゼーション哲学を
どの程度の割合で行おうとしているのでしょうか?


もし、100%、このPTP理論を行おうとするとしたならば、
いくつか問題点が出て来ると思います。


一つ目として、せっかく今まで村松さんが実験をしていた
“Be Water My Friend 実験”とPTP理論の考えが相反してしまっています。


PTP理論では、個別のフィジカルトレーニングを行わず、
フットボールにより、フィジカルは作られると考えられているように見受けます。


つまり、ブルブル体操や動的ストレッチ、インナーマッスルを鍛える、
バランスボールによるトレーニングはしないということになってしまいます。


2つ目の問題として、
村松さんが書かれた記事が参考になると思います。
以前、村松さんは、スペイン人のセミプロ、ハビーさんにコーチをするという
記事をかかれました。


こちらの記事のです。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/196


記事の内容は、元々テクニシャン系だったハビーさんが、
ディフェンシブハーフになり、体が鎧のようになってしまったのを、
“Be Water My Friend 実験”によってしなやかにプレーできるようにする。


というものです。


私はこちらの記事で、ハビーさんの体が鎧のようになったのは、
必然ではないかとコメントさせていただきました。


PTP理論的には、この結果は正しいものとなるのでは、と思います。


また、同時に、この結果はPTP理論的には、間違った結果になったとも言えます。


どういうことかというと、PTP理論では、
フィジカルはフットボールを行うことによって、
自然と身につくと考えらているようです。


ディフェンシブハーフは、一般的にぶつかることを前提としているポジションだと思います。


私もコメントに、「ディフェンシブハーフは相手に、ぶつかることが前提です」
と書きました。


そして、ハビーさん自身もディフェンシブハーフはぶつかるものだと認識しで
プレーしていた場合、必然的にボディコンタクトが多くなると思います。
また、元々ディフェンシブハーフではないため、ボールを奪う技術が高くなく、
体をぶつけなければうまくボールを奪えなかったではないかとも思います。


そのため、自然と鎧のような体になった。
PTP理論通りだと思います。


しかし、本当にディフェンシブハーフは、鎧のような体付きになるのでしょうか?


世界最高レベルのディフェンシブハーフというと、私はガットゥーゾ選手が思い出します。
確かに、ガットゥーゾ選手は鎧のような体をしていて、フィジカルコンタクトがとても強い選手です。


しかし、答えは「否」です。


ディフェンシブハーフには、マケレレ選手や、ダービッツ選手のように
体が鎧のようでなくても、しなやかにプレーする世界最高レベルの選手がいるからです。


これは、どのようにディフェンシブハーフとしてプレーしていくかで
体付きが違ってくる例だと思います。


私は、ハビーさんは村松さんが目指していられる、後者のようにしなやかにプレーする
ディフェンシブハーフを目指すべきだと思います。


村松さん自身も、好みはヤヤ・トゥーレのようなしなやかなプレーをする選手と言われていました。


しかし、私は前述の記事に“Be Water My Friend 実験”では、
ディフェンシブハーフとして、しなやかにプレーすることはできないのではないか、
とコメントしました。


それは、ディフェンシブハーフとして、しなやかにプレーするためのスキルがない。
または、しなやかにプレーするためのトレーニングを受けていない。
と思ったからです。


それがないため、“Be Water My Friend 実験”でいくら体を
しなやかに動かせるようになったとしても、
プレースタイルが体をぶつけてボールを奪うタイプでは、
試合で、また体をぶつけて鎧のような体になってしまうのではないかと思います。


ここでようやく、2つ目の問題点に入れるのですが、


PTP理論では、専門的なフィジカルコーチを置かないということで、
指導者の指導によっては、ハビーさんのように、
まったく違う方向性のプレースタイルを持つ、体になってしまう可能性があるということです。


つまり、マケレレ選手やダービッツ選手のように、しなやかに相手からボールを奪取し、
味方につなげるような選手になってもらいたいのに、


練習方法によって、ガットゥーゾ選手のようなボディコンタクトで相手を潰して、
ボール奪取するような選手の体型とプレースタイルになってしまう可能性があるということです。


指導者が選手の特徴を理解せずに、
フィジカルトレーニングと戦術トレーニングが混ざった練習をすると、
例えば、短距離が得意な選手に、中距離を走るようなPTP的トレーニングをした場合
その選手は中距離を走れるような体になっていき、
短距離が得意でなくなってしまうかもしれないということです。


3つ目としましては、
PTP理論では、敵のいない状態でのテクニックの反復練習はNGと言われています。
下記のの記事でコメントしました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/250
反復練習の向こうにある、「シュートの世界」に入りづらくなってしまうのではと思います。


ただ、ダラダラと習慣のようにやるだけ、反復練習では、
反復練習の向こうにある、「シュートの世界」に入れないとも思います。


私は、PTP理論自体は素晴らしいものだと思います。


確かな話しではないのですが、アーセナルの選手のインタビューや
アーセナルにトレーニングを見学したひとの話し、
また、名古屋時代のトレーニングの話しを聞く限り、
アーセン・ベンゲル監督もPTP理論的なトレーニングを行っているようです。


PTP理論は世界の主流になりつつあるのではないでしょうか?


ただ、上で上げた3つの問題点以外にも、この理論の問題点は存在するのではないでしょうか?
そのため冒頭のような、質問になりました。


私は、このPTP理論を100%きっちりと行うのではなく、
70%ほどの基準で行うほうが良いのではないかと思います。


残りの30%は指導者自身が、PTP理論をより成長、進化させるべきなのではないかと思います。


例えば、


“Be Water My Friend 実験”の体操などを行う。


局所的なフィジカルトレーニングを行う。
  これは、ロベール・ピレス選手がアーセナルに移籍した当初
  ハムストリングのトレーニングを行って、この歳でシュート力が上がるとは
  思わなかったよとインタービューで言っていたため


反復練習


などです。


PTP理論の本質さえ見逃さなければ、独自に変化させても良いかと思います。


最後に、PTP理論は戦術というより戦略的な意味合いが強いと思います。


  戦術とは、勝った負けたなどの結果をとても重要視します。

  戦略は、ゴールまでの道筋とその過程を重要視します。


そのため、長期的な視野が必要かと思います。

村松さん、ありがとうございます

大変、失礼致しました。
スクール部門に所属されているコーチの方ですね。「・はじめに」のプロフィールなどにもしっかり載ってますね。うっかりなもんで、、、。
>トラックバックでもリンクでも何でもガンガン・ドンドン貼って下さいませ。
ありがとうございます!
早速、明日のブログで貼らせて頂きますっ

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

>ゲーマーが強い戦術的負荷は、あくまでも「ゲームの戦術的負荷」であり「フッボールの戦術的負荷」とは関係ないと私は思います。
くだらないことを書いてすいません。
身体操作能力を高めることはサッカーに限らずどんな競技でも有効ですので、頭の使い方もジャンルを問わず有効なのではないか、「フッボールの戦術的負荷」のコンディショニング方法は普段の思考のコンディショニングにも使えないか、と思ったのです。

hao80さん、コメントありがとうございます

hao80さん、コメントありがとうございます。

面白い記事を教えて下さりありがとうございます。

戦術的ピリオダイゼーションとは別の形でフッボールの本質を理解したとしたら、「それが、日本人なんですよ。細部をやっていて、気がついたら全体に行っちゃう」というやり方もありかもしれませんね。

重要なのは、フッボール(あるいは映画)の本質をどう捉えるかという点だと思います。そこが明確になれば、自ずと方法論は決まってくるのだと思います。

万さん、コメントありがとうございます

万さん、コメントありがとうございます。

私にとっての「基礎的な当たり前のこと」は「チーム戦術」です。何故ならば、フッボールの基本はチーム戦術だからです。決して、フッボールの基本はテクニックではありません。ましてや個人戦術でもありません。

そして、個人戦術はチーム戦術の一部ですから、総合すると「基礎的な当たり前のことの一部が個人戦術」ということになります。

これが私の考えであり、戦術的ピリオダイゼーション的な考えでもあると思います。

もさん、コメントありがとうございます

もさん、コメントありがとうございます。

私の解釈では、フッボールにおける戦術的負荷は、あくまでも複合的な身体動作が伴う知的負荷です。

もちろん、テレビゲームでも脳や眼球や指先は連動しているわけですが「複合的な身体動作」とまでは言えませんよね。

逆に言えば「複合的な身体動作」が伴うような日常生活の知的負荷であれば、フッボールのレベルアップに間接的な効果を生んでくれるかもしれませんね。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

はじめまして。
いつも興味深く拝見させていただいております。

今回の「PTPの概要」を読んだ上で、モウリーニョの本を改めて読み返すと、以前より著者の伝えたかったポイントがスッキリと理解できました。
とても感謝しております。

私の大学時代の恩師は某戦術書を執筆された方なのですが、よく言われたのは、「本の内容を鵜呑みにするのではなく、これを元に指導者・選手で観る世界を共有し、深く考え、対話することがよりよいものを作る上で大切である」ということでした。指導の経験を重ねていくにつれ、この言葉の重要性を実感しております。

PTPの本も、新たな観る世界を共有し、広げてくれる可能性を非常に多く含んでいるものだと思います。さらに、その本をベースに村松さんとディスカッションなんかできると面白そうですね。

指導にブログに大変かとは思いますが、ぜひ、PTP翻訳本の出版を期待しております!

もさん、コメントありがとうございます

もさん、コメントありがとうございます。

ゲーマーが強い戦術的負荷は、あくまでも「ゲームの戦術的負荷」であり「フッボールの戦術的負荷」とは関係ないと私は思います。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

戦術的ピリオダイゼーションというより、一般スポーツトレーニング理論だと思えました。
既読かと思いますが、
マトヴェーエフさんのソビエトスポーツトレーニングの原理や、
村木さんのスポーツ・トレーニング理論では、専門的運動(試合の一部分を取り出して行う種目に専門的なトレーニング)を用いるときに、試合のどの部分を取り出して強調するかの哲学が大事だとの記述と似てますね。

相手がいないor切り替えしがない状況はフットボールの大事な要素を取り除いてしまっているということですかね。

ガッツさん、コメントありがとうございます

ガッツさん、コメントありがとうございます。

今後の私の指導は以下の二つをメインに進められて行くと思っています。

【戦術的ピリオダイゼーション哲学】
フッボールチームとフッボール選手のフッボール的成長のため。

【Be Water My Friend理論』
人間の身体に秘められている可能性を100%発揮するため。また、様々な“邪魔モノ”を取り除くため。あるいは“邪魔モノ”から身を守るため。

※“邪魔モノ”に関してはこちらを参照にして下さい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/215

この二つの理論をバランス良く使うことができれば、とても質の高いチームと選手を育てることができると私は思っています。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

フィジカルコンディショニングと同様に戦術的負荷調整も必要なんでしょうね。
体は軽くても頭がついてこない時がありますね。サッカーのようにすばやい状況判断を繰り返すというのは疲れるので、よいコンディショニング方法があればよいですが。
この方法で普段の仕事で疲れた脳もクールダウンできるとよいですが。

すばやい状況判断を繰り返すということを考えると、もしかしたらゲーマーは戦術的負荷には強い?

dixyさん、コメントありがとうございます

dixyさん、コメントありがとうございます。

真剣にPTPの翻訳本の出版を考えているのでどうぞお楽しみに!

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

はじめまして。
以前から貴ブログを拝見していて、ずっとPTPが気になっていたのですが、今回のエントリを読ませていただいてその具体的なイメージを自分なりに少しく得ることができたと思っています。
そして、その理論(哲学?)の具体的な現われは、色んな書籍や関係者の話を聞く限り、どうやらオシム氏のやりかたに近いようです。こと、フィジカルコーチを帯同しないとか、ゲームに直結しない反復トレーニングにダメ出しする、などは。
案外、多くのトップコーチは既に実践していたりするのかもしれません、なんて。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

面白い記事があります。
「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトの「ジブリの仕事のやりかた。」というコーナーに「神は細部に宿る?」という記事があります。
http://www.1101.com/ghibli/2004-07-16.html

宮崎駿監督は「大まかな全体から細かな全体へ」とは全く逆な発想で、「まだ、何を作るのかさえわからないときに、まず、主人公の髪型や洋服を決める」のだそうです。

だから何、ということもありませんし、PTPとどう関連付けられるのかもわかりませんが、
「それが、日本人なんですよ。
細部をやっていて、気がついたら全体に行っちゃう。」
というところが面白いと思うので、ご紹介します。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

 はじめまして。以前、村松さんに「サッカーの指導とは料理のようなもの」という言葉を頂き、現在、スペインに行く前に大学生相手にコーチをやらせてもらっている者です。その節はありがとうございました。
 そこで一昨日、こんなことをある選手から言われました。「もっと基本的な個人のあたりまえの動きなどを選手に教えて下さい。プルアウェイとか自陣のゴール前ではリスクを犯さずにセーフティーなポジションでパスを受けるとか。」
 そこで村松さんにお尋ねしたいのですが、「基礎的な当たり前のこと」と「個人戦術」の境界線はどこにあると考えられますか?
私は「サッカーの基礎的な当たり前のこと」はただボールを蹴って(頭や胸等も含む)止める、また足で運ぶということだけであると考えています。プルアウェイや場所によってのポジショニングは私にとってはもう個人戦術の域に達していると思います。なぜならフットボールはカオスであるからです。
少しこのPTPのコラムから話はズレているかもしれませんね。すいません

きさん、コメントありがとうございます

きさん、コメントありがとうございます。

私が今まで学んできた多くのスポーツトレーニング理論は、練習強度を考える際の目安として『フィジカル的負荷』を使い、練習の難易度の目安として『テクニック的難易度』や『戦術的難易度』を使っています。

それに対して、戦術的ピリオダイゼーション理論では、練習強度と練習難易度をほぼ同意語として捉え、その唯一の目安として『戦術的負荷』を使っています。

ですから、私は両者の間には大きな差があると感じています。

なお、戦術的ピリオダイゼーションの考え方の全てが斬新なわけではなく、他のトレーニング理論と共通している部分も多々あると私も思っています。

アーセン777さん、コメントありがとうございます

 > ここで村松さまに質問です。
 > 実際のPTP理論では、常に「スライディングしたり削りあったり100%」を
 > 出し切るスタンスで全練習を行うのでしょうか?

必ずしもそうではありませんが、だからと言って否定もできませんね。

あなたがそのようにフットボールを理解しているのだとしたら、PTP理論を使いつつ“常に100%”というコンセプトで前練習を行ってもいいと思います。

ただ、基本的にはPTPでは“戦術的負荷”を操ることを大切にしますから、例えば“戦術的負荷”を下げたい場合に“削り合わない”という約束事を設定することはありだと思います。

ガッツさん、コメントありがとうございます

私の表現が少し誤解を招いてしまったようですね。

私が「削り合う」という言葉で表現したかったことは以下のようなことです:

・練習でも本気を出し試合のように100%でプレーし戦う
・練習でも怪我を恐れずに当たるべきところは当たる
・決してファールを推奨しているわけではなく、全くその逆

ですから、私とガッツさんの目指そうとしている方向は同じだと思います。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

村松 さま

はじめまして。

PTP理論を初めて知り、感動しました。

 ①日本人はプレッシャのない所でのボール扱いが上手だが、プレッシャがかかると途端に並になる
 ②日本人はカウンターが下手

これらは通説であり、また先日の日韓戦を見ていても気になった点ですが、こういった問題を解決に向かうかもしれませんね!!!

また、
攻守の切替が練習の中に組み込まれているということは、選手にとってはゲーム感覚で参加できるということですね。

ゲーム感覚であれば、反復練習特有の飽きがなく、選手のやる気が上がって良いですね。
その反面、頭や体に負担がかかるので、短期集中型のトレーニングになるのでしょうね。
少なくとも、日本の伝統的練習の様に長時間、ダラダラとただこなす、ということはなさそうです。

そういえば、
ドイツに渡った長谷部選手がインタビューの中で、下記のように語りました。

「練習から100% 全部100%
練習もゲーム形式が多いけど
スライディングしたり削りあったり
100%でやるから本当に疲れる」

ヴォルフスブルクでも、PTP理論に沿った練習がされているのかなぁ、と思いました。

ここで村松さまに質問です。

実際のPTP理論では、常に「スライディングしたり削りあったり100%」を出し切るスタンスで全練習を行うのでしょうか?

村松さん、ありがとうございます

ご丁寧に、ありがとうございます!

僕は最近、
「気づきのサッカー」という初中級者のサッカー観戦者とプレイヤー向けのブログを始めたのですが、
その中で長谷部選手の先ほど引用したインタビューをアップしたので、次回は、

アーセン・ヴェンゲル監督の言葉を引き合いに、
日本人はプレッシャのない所でのボール扱いが上手だが、プレッシャがかかると途端に並になるということを伝え、

プレッシャのかかる場面において必要なスキルは、プレッシャのかかる場面で練習しないと磨かれないないのでは?、と展開していこうと思います。

もしご許可頂ければ、

その結びに、
『こういった考え方をさらに詳しく知りたい方は、
世界最高のフットボーラー育成機関の1つであるバルセロナのカンテラ部門でトレーナーを務められている
村松尚登氏の「日本はバルサを超えられる」を訪れてみてはいかかでしょうか?
↓↓↓
トラックバック(?)を張る』

としたいと思っています。

村松さんは、どう思われますか?

ブログ初心者なので万事よく勝手が分かりませんが、少しでも多くの日本人にPTP哲学を知って欲しいなぁと思い、コメントさせて頂きました。
ご検討宜しくお願いします。


戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

ガッツさん、ありがとうございます。
おかげさまで、理解が深まりました!
これからも理解を深める努力をしつつ、PTPのエッセンスを僕の所属している草サッカーチームの練習に取り入れることにトライしてみます。

僕自身は、アーセナル・サッカーのファンなんですが(次がバルサ・サッカーです)、
ここまで、PA内での芸術的なフィニッシュを見せてくれたエドゥアルド選手の選手生命を脅かす大怪我には大変大きなショックを受けています……
いつの日かもう一度ピッチでエドゥアルド選手が元気にプレーする姿を見られることを願っています。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

ディフェンスの観点から言えば、“削り合わない”という約束ごとは、
戦術的負荷は下がるのではなく、「上がる」はずです。

削りあうというのは、フィジカルを使用したボールの奪取方法だからです。

つまり、相手からボールを奪うのに、相手に体をぶつけてボールを奪おうとしています。

ディフェンスの観点から言えば、ここにサッカーの知恵は存在していません。
体が強ければ良いわけですから、どうやれば相手から奪えるという発想が欠如しています。

この発想をやめて時点で、戦術的負荷が上がるとは思えません。

また、練習から削りあうということを行っていけば、それは試合でも行われてしまうはずです。

つまり、不必要なファールも増えますし、
アーセナルのエドゥアルド選手を負傷させたテイラー選手や
浦和レッズの田中達也選手を負傷させた土屋選手のような
ボールが奪えなかったら削ればよいと考えてしまう、
短絡的な選手が増えていってしまうと思います。

練習で相手を削ることができなければ、
相手からボールを奪うのに、知恵を使う必要がでてくるはずです。

一人で奪えないなら、二人で相手を挟み込んだり、
トラップミスを誘発させるような、プレッシャーの掛けかただったり、
パスコースを限定して、味方ディフェンダーの方に誘導させたりと

かなり戦術的な負荷は増えるはずだと思います。

アーセン777さん、コメントありがとうございます

アーセン777さんは、少し誤解されていますね。

【誤解1】
私はカンテラ部門に所属しておりません。スクール部門に所属しています。

【誤解2】
私はトレーナーではありません。指導者(あるいはコーチ)です。

これらの誤解を訂正して下さるのでしたら、トラックバックでもリンクでも何でもガンガン・ドンドン貼って下さいませ。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

はじめまして。
戦術的ピリオダイゼーションのお話、まさに目からうろこでした。
私は、大学生に4年間、小学生に4年ほど指導をしてきたものなんですが、今までのコーチングの中で行ってきた細分化したトレーニングについて疑問や不安を感じていました。
その中でモウリーニョについての本を読み、フィジカルコーチを置かないことやプレシーズンでのトレーニングテーマの設定や不必要なオリエンテーション的トレーニングの排除など驚かされることばかりが行われていることを知りました。
しかし、特にモウリーニョについて書かれていることが多くトレーニング自体についてのアプローチがどのように行われているのかが掴めていませんでした。
このPTPのことについて理解を深めることでその一端が見えてくるのではないかと感じています。
じつは、来年からある大学院でコーチングについて勉強を始めることが決まりました。ぜひPTPについて詳しく研究していきたいと思っています。
すばらしい理論に出会わせていただき、ありがとうございます。これからも様々な活動がんばってください。

セーゴルフさん、コメントありがとうございます

セーゴルフさん、コメントありがとうございます。

是非PTPを研究対象にしてください。期待しています。

そのためには、まずはポルトガル語の勉強をお勧めします。PTPの資料や本は、ほとんどがポルトガル語ですからね。スペイン語でも少ないですから、、、。

期待しています!

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

すばやい反応ありがとうございます。
ポルトガル語ですね。
とりあえずジュンク堂にでも行って「初級ポルトガル語」的な本をあさってみます。

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

はじめまして。

とても興味深く読ませて頂きました。サッカークリニックでの貴連載も今日まさに目を通し、非常に面白く感じました。

いま僕は大学院で研究をしておりまして、サッカーからいかに哲学的なことを言えるのか、というとても大きな問題意識を抱えています。
専門はスポーツ科学や実地のトレーニング・指導・コーチングではなく(プレーヤーとしても平凡すぎるほど平凡です)、こてこての人文科学(哲学と文学をこれまで勉強してきました)を現段階ではやっています。
ですが、昔からやはりサッカーが狂いそうなくらい大好きで、何かサッカーから哲学的なことを引き出して語ってみたい。世に問うてみたい思いを抱えながら悶々としていました。

ぜひ一度お話を伺ってみたいです。
ポルトガル語、スペイン語は読めるので(メキシコ留学経験があります)、一度勉強したいのですが…
本気でいまサッカー「からの」哲学を構想しているので、一度本当にお話を伺わせて頂きたいのですが、可能でしょうか。

ぶしつけで申し訳ないのですが…

よろしくお願い致します。

あいはらさん、コメントありがとうございます

相原健志さん、コメントありがとうございます。

いつでもご連絡ください。僕のメールアドレスは、同ブログの「はじめに」のカテゴリーに書いてあります。

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