2008年01月30日

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

全然自信がありませんが、戦術的ピリオダイゼーション哲学(PTP)の概要を一度書き出してみようと思います。私自身もまだPTPを完璧に理解しているわけではないので、もしかしたら誤っている部分もあるかもしれませんがご了承下さい。また、ここに書くことは全て私自身のフィルターを通した解釈なので、多少私のカラーが出ると思いますが、その点も合わせて予めご了承下さい。(※誤りを発見した場合は直ちに訂正させていただきますね)

【ピリオダイゼーションとは?】
スポーツ界における「ピリオダイゼーション」という単語の定義は、簡単に言うと「トレーニングの内容や負荷を時期や期間に応じて変えていくこと」です。(※定義の詳細はこちらを参照にして下さい)

【ピリオダイゼーションはフィジカルの負荷が基準】
そして「ピリオダイゼーション」のコンセプトに則って「トレーニングの内容や負荷を時期や期間に応じて変えていく」ための基準として考えられているのは、フィジカルの負荷です。例えば、プレシーズンの初期において“(どのスポーツでも必要とされる)基礎的体力”の向上を目指し、そのあとに“(特定のスポーツで求められる)専門的体力”の向上を目指すという流れは、まさに「ピリオダイゼーション」がフィジカル面をベースに考えられている証拠です。

【例:試合期の1週間の流れ】
もうひとつ例を挙げるとすれば、試合期の1週間の流れでしょう。プロチームの多くは、試合の翌日には体力回復のための軽いトレーニングを行い、その次の日に休日を置くチームが多いと思います。また、試合前日にはフィジカルの負荷が少ない軽いトレーニングを行うというのも定番化されています。これも「ピリオダイゼーション」がフィジカル面を中心に考えられている証拠です。

【ピリオダイゼーションはフィジカルコンディションの用語】
このように、スポーツ界においては「ピリオダイゼーション」という単語は「いかにして理想的なフィジカルコンディションで試合に臨むか」という視点を最重要視しています。そして、フィジカルコンディションをベースに考えながら、その枠内でテクニックや戦術のトレーニングを行いましょう、という流れでトレーニングメニューが組まれて行きます。

【これに“戦術的”という単語が付くと?】
そもそもがフィジカル面をメインにしている「ピリオダイゼーション」という単語に「戦術的」という単語がくっつくと、いったいどういう意味になるのでしょうか? フィジカルと戦術という別世界のモノがくっついたわけですから、少し理解に苦しみます。

【戦術をメインに考えたピリオダイゼーション】
簡単に言ってしまえば、“戦術的ピリオダイゼーション”とは「時期や期間に応じて戦術的負荷を変更しトレーニングメニューをプログラムして行く」ということです。

【戦術的負荷??】
さて、突然飛び出した“戦術的負荷”というのはいったい何なのでしょう? この言葉こそが“戦術的ピリオダイゼーション”の最も重要なキーワードなので、この言葉の意味を正確に理解しないとこの哲学の本質自体を誤解してしまう危険性がありますので、細心の注意が必要です。ですから、この“戦術的負荷”という単語を正確に理解するために、“戦術的ピリオダイゼーション”の他の側面を覗く小旅行に少し出ることにしましょう。

【フッボールはフッボール】
まず大前提として“戦術的ピリオダイゼーション”にとって『フッボールはあくまでもフッボール』です。決して「フッボール=テクニック+戦術+体力+精神力」という形でフッボールを分割して考えたりしません。よって、トレーニング自体も『フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する』というコンセプトのもとオーガナイズされます。

【フッボールは戦術】
“戦術的ピリオダイゼーション”を正確に理解するためには、この哲学におけるフッボールの捉え方をしっかり理解しなければいけません。例えば『フッボールは戦術』という考え方を“戦術的ピリオダイゼーション”はしています。

【フッボールは状況判断】
『フッボールは戦術』というコンセプトとほとんど同意語ですが『フッボールは状況判断』という考え方も“戦術的ピリオダイゼーション”にはあります。ですから、練習メニューを作成する場合にも常に『状況判断が含まれているか?』ということを考慮します。

【戦術の基本はチーム戦術】
また、“戦術的ピリオダイゼーション”は『戦術の基本はチーム戦術』という考えも持っており、そのチーム戦術をより詳しく理解するためにグループ戦術や個人戦術が存在すると考えています。つまり、戦術とは「大まかな全体から細かな全体へ」という形で構成されており、決して「細かな部分から細かな全体へ」という構成ではないということです。(※参考資料はこちら【フッボールは大理石の彫刻】
前述のような「大まかな全体から細かな全体へ」という解釈の仕方は、決して戦術のみのことではなく、“戦術的ピリオダイゼーション”のフッボール全体の解釈の仕方でもあるといえるでしょう。ですから、“戦術ピリオダイゼーション”の世界では例えば「テクニックと個人戦術を身に付けた後にグループ戦術に進む」というような「基礎から応用へ順々に進む」という考え方はありません。その全く逆で、“戦術的ピリオダイゼーション”はフッボールを『大まかな全体から細かな全体へ』と解釈しているので、言葉を変えると『フッボールは大理石の彫刻』と解釈しているということになります。

【フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する】
この『大まかな全体から細かな全体へ』や『フッボールは大理石の彫刻』という考え方は(これまた)前述の『フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する』という考えと密接につながっています。なぜならば、大理石の彫刻を彫る場合にもある部位を独立して考えることはせずに、常に全体のバランスを考えながら各部位を少しずつ彫って行くからです。ですから“戦術的ピリオダイゼーション”の世界では、テクニックだけの反復練習や、戦術のみのトレーニングや、体力だけのトレーニングというものは存在しません。

【フッボールは攻守の切り替え】
“戦術的ピリオダイゼーション”では攻守の切り替えをとても重要視しています。『フッボールは攻守の切り替え』と解釈していると言っても過言ではありません。そのため“戦術的ピリオダイゼーション”では攻守の切り替えのないトレーニングメニューを極力嫌います。

【トレーニングはチームプレーの改善の為のみに存在する】
“戦術的ピリオダイゼーション”において「個を育てる」というコンセプトはありません。あくまでも『トレーニングはチームプレーの改善のために存在する』というコンセプトのもとトレーニングが行われます。なぜならば、フッボールは戦術であり、戦術の基本はチーム戦術だからです。

【チームが成長する過程でのみ選手は育つ】
では“戦術的ピリオダイゼーション”では「個の成長」をおろそかにしているかというと決してそうではありません。“戦術的ピリオダイゼーション”では『フッボールチームが成長する過程でこそフッボール選手個人が伸びる。なぜならば、フッボールはチームスポーツであり戦術だからだ。このような特徴を持ったフッボールの世界で活躍できる優秀なフッボール選手は、チームが成長する過程でのみ成長する』と考えているのです。

【トレーニング理論ではなくフッボール哲学】
ここまでお読みいただければ、だいたい“戦術的ピリオダイゼーション”のフッボール観がお分かりいただけたかと思います。と同時に“戦術的ピリオダイゼーション”が単なるトレーニング理論ではなく、ひとつの“フッボール哲学”であることがお分かりいただけたと思います。

さて、話を『戦術的負荷』に戻す前に“戦術的ピリオダイゼーション”の具体的なトレーニング特徴をいくつかご紹介したいと思います。これらをご覧頂ければ『戦術的負荷』を容易に理解できるようになると思います。


【フィジカルトレーナーは必要ない】
まず特筆すべき点は“戦術的ピリオダイゼーション”ではフィジカル面を独立してトレーニングするというコンセプトを持っていないため、フィジカルコーチを必要としていないという点です。事実、同理論を率先して取り入れているモウリーニョはフィジカルコーチを帯同していません。

【プレシーズンにフィジカルトレーニングをしない】
通常、プロチームのプレシーズンはフィジカルコンディションを基礎から作り上げていくために「基礎体力 → 専門体力 → ゲーム形式」という流れで構成されていますが、“戦術的ピリオダイゼーション”ではそのような考え方は全くありません。なぜならば、“戦術的ピリオダイゼーション”におけるトレーニングの負荷基準は決して「体力的負荷」ではなく「戦術的負荷」だからです。例えば、モウリーニョはプレシーズンの3日からまるでシーズン真っ只中のような実戦に即したトレーニングを行うようです。

【敵のいない状態でのテクニックの反復練習はNG】
“戦術的ピリオダイゼーション”にとって『フッボールはフッボール』ですから、敵のいない状況でのトレーニングを嫌います。それは、プロだけでなく育成年代でも同様です。例えば、敵のいない状況でのテクニックの反復練習を嫌います。なぜならば、そのような練習では「敵のいない状態でのテクニックが上手くなるだけ」だからです。つまり“戦術的ピリオダイゼーション”には「まずは敵のいない状態でテクニックの基礎を身に付け、その後に敵のいる状態でそのテクニックを応用してみよう」という考えは存在しないのです。

【コーンを並べてのジグザグドリブルもNG】
ですから、コーンを並べてのジグザグドリブルの練習も“戦術的ピリオダイゼーション”としてはNGです。対象が小学生でも同様です。なぜならば、この練習では試合中に使えるドリブルが上達するのではなく「コーンを並べてのジグザグドリブルが上手くなるだけ」だからです。

【攻守の切り替えのない2対1の攻防もNG】
よくありがちな攻撃側が2名で守備側が1名の、ボールを取られたらその場でプレーが止まるという、な攻守の切り替えのない2対1の攻防の練習もNGです。ぜならば、この練習で上達する能力は「攻守の切り替えのない状態での2対1の能力」だからです。

【10回ボールを奪ったら攻守交替のボール回しもNG】
例えば「6対3のボール回し。ディフェンスが10回ボールを奪ったらディフェンス交代」という練習もNGです。なぜならば攻守の切り替えがないからです。この練習で伸びる能力は「10回奪ったらディフェンス交代」という能力だからです。


【戦術的負荷とは?】
さて、これだけ“戦術的ピリオダイゼーション”に関する予備知識を知れば『戦術的負荷』についても容易に理解できると思います。それでは“戦術的ピリオダイゼーション”のキーワードのひとつである『戦術的負荷』について考えてみたいと思います。
決して『戦術的負荷』だけを独立した形で理解しようとはしないで下さい。くれぐれもここまで書いてきた“戦術的ピリオダイゼーション”の多種多様なコンセプトを加味した形で『戦術的負荷』を理解して下さいね。それでは、いくつか『戦術的負荷』のコンセプトを書き出してみたいと思います。

・『戦術的負荷』とは戦術的難易度のこと
・『戦術的負荷』とは頭脳的難易度のこと
・『戦術的負荷』とは状況判断的難易度のこと
・ 状況判断がない状況は『戦術的負荷』がゼロということ
・ 人数が増えれば『戦術的負荷』は高まる
・ スペースが狭まれば『戦術的負荷』は高まる
・ 扱う戦術コンセプトが増えれば『戦術的負荷』は高まる
・ プレーが継続すれば『戦術的負荷』は高まる
・ 脳や神経が疲労している時は『戦術的負荷』を下げた方がいい
・ 脳や神経が疲労していないのであれば『戦術的負荷』を上げてもいい

“戦術的ピリオダイゼーション”においては、このような『戦術的負荷』を基準にして練習負荷を設定し練習メニューを作って行きます。


【まとめ】
全くもってまとまりがありませんが、これだけ書き出せば“戦術的ピリオダイゼーション”の概要はお分かりいただけたのではないでしょうか。なお、ここでは理論的な説明を省いているため“戦術的ピリオダイゼーション”が単なる架空の理論のように思われるかもしれませんが、真の“戦術的ピリオダイゼーション”は脳内科や神経内科の知識や学習学(!?)や学習心理学の理論をベースに明確に理論的に構築された理論であり哲学です。

さて、いかがでしょう?
皆さんの感想をお聞かせ下さい。

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posted by naoto |23:38 | 戦術的ピリオダイゼーション理論とは? | コメント(32) | トラックバック(2)
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【ピリオダイゼーションとは?】 スポーツ界における「ピリオダイゼーション」という単語の定義は、簡単に言うと「トレーニングを時期、期間に応じて変えていくこと」です。

2008-01-29 12:41 | 続きを読む
事件は現場で起きている?-戦略的ピリオタイゼーション哲学- 【身体運動研究室】

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戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

フィジカルコンディショニングと同様に戦術的負荷調整も必要なんでしょうね。
体は軽くても頭がついてこない時がありますね。サッカーのようにすばやい状況判断を繰り返すというのは疲れるので、よいコンディショニング方法があればよいですが。
この方法で普段の仕事で疲れた脳もクールダウンできるとよいですが。

すばやい状況判断を繰り返すということを考えると、もしかしたらゲーマーは戦術的負荷には強い?

posted by も | 2008-01-29 11:01

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

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はじめまして。
以前から貴ブログを拝見していて、ずっとPTPが気になっていたのですが、今回のエントリを読ませていただいてその具体的なイメージを自分なりに少しく得ることができたと思っています。
そして、その理論(哲学?)の具体的な現われは、色んな書籍や関係者の話を聞く限り、どうやらオシム氏のやりかたに近いようです。こと、フィジカルコーチを帯同しないとか、ゲームに直結しない反復トレーニングにダメ出しする、などは。
案外、多くのトップコーチは既に実践していたりするのかもしれません、なんて。

posted by kashiwa | 2008-01-29 23:14

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

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面白い記事があります。
「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトの「ジブリの仕事のやりかた。」というコーナーに「神は細部に宿る?」という記事があります。
http://www.1101.com/ghibli/2004-07-16.html

宮崎駿監督は「大まかな全体から細かな全体へ」とは全く逆な発想で、「まだ、何を作るのかさえわからないときに、まず、主人公の髪型や洋服を決める」のだそうです。

だから何、ということもありませんし、PTPとどう関連付けられるのかもわかりませんが、
「それが、日本人なんですよ。
細部をやっていて、気がついたら全体に行っちゃう。」
というところが面白いと思うので、ご紹介します。

posted by hao80 | 2008-01-29 23:57

戦術的ピリオダイゼーション哲学

コメント投稿者ID :


村松さんは、この戦術的ピリオダイゼーション哲学を
どの程度の割合で行おうとしているのでしょうか?


もし、100%、このPTP理論を行おうとするとしたならば、
いくつか問題点が出て来ると思います。


一つ目として、せっかく今まで村松さんが実験をしていた
“Be Water My Friend 実験”とPTP理論の考えが相反してしまっています。


PTP理論では、個別のフィジカルトレーニングを行わず、
フットボールにより、フィジカルは作られると考えられているように見受けます。


つまり、ブルブル体操や動的ストレッチ、インナーマッスルを鍛える、
バランスボールによるトレーニングはしないということになってしまいます。


2つ目の問題として、
村松さんが書かれた記事が参考になると思います。
以前、村松さんは、スペイン人のセミプロ、ハビーさんにコーチをするという
記事をかかれました。


こちらの記事のです。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/196


記事の内容は、元々テクニシャン系だったハビーさんが、
ディフェンシブハーフになり、体が鎧のようになってしまったのを、
“Be Water My Friend 実験”によってしなやかにプレーできるようにする。


というものです。


私はこちらの記事で、ハビーさんの体が鎧のようになったのは、
必然ではないかとコメントさせていただきました。


PTP理論的には、この結果は正しいものとなるのでは、と思います。


また、同時に、この結果はPTP理論的には、間違った結果になったとも言えます。


どういうことかというと、PTP理論では、
フィジカルはフットボールを行うことによって、
自然と身につくと考えらているようです。


ディフェンシブハーフは、一般的にぶつかることを前提としているポジションだと思います。


私もコメントに、「ディフェンシブハーフは相手に、ぶつかることが前提です」
と書きました。


そして、ハビーさん自身もディフェンシブハーフはぶつかるものだと認識しで
プレーしていた場合、必然的にボディコンタクトが多くなると思います。
また、元々ディフェンシブハーフではないため、ボールを奪う技術が高くなく、
体をぶつけなければうまくボールを奪えなかったではないかとも思います。


そのため、自然と鎧のような体になった。
PTP理論通りだと思います。


しかし、本当にディフェンシブハーフは、鎧のような体付きになるのでしょうか?


世界最高レベルのディフェンシブハーフというと、私はガットゥーゾ選手が思い出します。
確かに、ガットゥーゾ選手は鎧のような体をしていて、フィジカルコンタクトがとても強い選手です。


しかし、答えは「否」です。


ディフェンシブハーフには、マケレレ選手や、ダービッツ選手のように
体が鎧のようでなくても、しなやかにプレーする世界最高レベルの選手がいるからです。


これは、どのようにディフェンシブハーフとしてプレーしていくかで
体付きが違ってくる例だと思います。


私は、ハビーさんは村松さんが目指していられる、後者のようにしなやかにプレーする
ディフェンシブハーフを目指すべきだと思います。


村松さん自身も、好みはヤヤ・トゥーレのようなしなやかなプレーをする選手と言われていました。


しかし、私は前述の記事に“Be Water My Friend 実験”では、
ディフェンシブハーフとして、しなやかにプレーすることはできないのではないか、
とコメントしました。


それは、ディフェンシブハーフとして、しなやかにプレーするためのスキルがない。
または、しなやかにプレーするためのトレーニングを受けていない。
と思ったからです。


それがないため、“Be Water My Friend 実験”でいくら体を
しなやかに動かせるようになったとしても、
プレースタイルが体をぶつけてボールを奪うタイプでは、
試合で、また体をぶつけて鎧のような体になってしまうのではないかと思います。


ここでようやく、2つ目の問題点に入れるのですが、


PTP理論では、専門的なフィジカルコーチを置かないということで、
指導者の指導によっては、ハビーさんのように、
まったく違う方向性のプレースタイルを持つ、体になってしまう可能性があるということです。


つまり、マケレレ選手やダービッツ選手のように、しなやかに相手からボールを奪取し、
味方につなげるような選手になってもらいたいのに、


練習方法によって、ガットゥーゾ選手のようなボディコンタクトで相手を潰して、
ボール奪取するような選手の体型とプレースタイルになってしまう可能性があるということです。


指導者が選手の特徴を理解せずに、
フィジカルトレーニングと戦術トレーニングが混ざった練習をすると、
例えば、短距離が得意な選手に、中距離を走るようなPTP的トレーニングをした場合
その選手は中距離を走れるような体になっていき、
短距離が得意でなくなってしまうかもしれないということです。


3つ目としましては、
PTP理論では、敵のいない状態でのテクニックの反復練習はNGと言われています。
下記のの記事でコメントしました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/250
反復練習の向こうにある、「シュートの世界」に入りづらくなってしまうのではと思います。


ただ、ダラダラと習慣のようにやるだけ、反復練習では、
反復練習の向こうにある、「シュートの世界」に入れないとも思います。


私は、PTP理論自体は素晴らしいものだと思います。


確かな話しではないのですが、アーセナルの選手のインタビューや
アーセナルにトレーニングを見学したひとの話し、
また、名古屋時代のトレーニングの話しを聞く限り、
アーセン・ベンゲル監督もPTP理論的なトレーニングを行っているようです。


PTP理論は世界の主流になりつつあるのではないでしょうか?


ただ、上で上げた3つの問題点以外にも、この理論の問題点は存在するのではないでしょうか?
そのため冒頭のような、質問になりました。


私は、このPTP理論を100%きっちりと行うのではなく、
70%ほどの基準で行うほうが良いのではないかと思います。


残りの30%は指導者自身が、PTP理論をより成長、進化させるべきなのではないかと思います。


例えば、


“Be Water My Friend 実験”の体操などを行う。


局所的なフィジカルトレーニングを行う。
  これは、ロベール・ピレス選手がアーセナルに移籍した当初
  ハムストリングのトレーニングを行って、この歳でシュート力が上がるとは
  思わなかったよとインタービューで言っていたため


反復練習


などです。


PTP理論の本質さえ見逃さなければ、独自に変化させても良いかと思います。


最後に、PTP理論は戦術というより戦略的な意味合いが強いと思います。


  戦術とは、勝った負けたなどの結果をとても重要視します。

  戦略は、ゴールまでの道筋とその過程を重要視します。


そのため、長期的な視野が必要かと思います。

posted by ガッツ | 2008-01-29 23:59

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

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はじめまして。
いつも興味深く拝見させていただいております。

今回の「PTPの概要」を読んだ上で、モウリーニョの本を改めて読み返すと、以前より著者の伝えたかったポイントがスッキリと理解できました。
とても感謝しております。

私の大学時代の恩師は某戦術書を執筆された方なのですが、よく言われたのは、「本の内容を鵜呑みにするのではなく、これを元に指導者・選手で観る世界を共有し、深く考え、対話することがよりよいものを作る上で大切である」ということでした。指導の経験を重ねていくにつれ、この言葉の重要性を実感しております。

PTPの本も、新たな観る世界を共有し、広げてくれる可能性を非常に多く含んでいるものだと思います。さらに、その本をベースに村松さんとディスカッションなんかできると面白そうですね。

指導にブログに大変かとは思いますが、ぜひ、PTP翻訳本の出版を期待しております!

posted by dixy | 2008-01-30 00:50

もさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

もさん、コメントありがとうございます。

ゲーマーが強い戦術的負荷は、あくまでも「ゲームの戦術的負荷」であり「フッボールの戦術的負荷」とは関係ないと私は思います。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 04:22

dixyさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

dixyさん、コメントありがとうございます。

真剣にPTPの翻訳本の出版を考えているのでどうぞお楽しみに!

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 04:24

ガッツさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

ガッツさん、コメントありがとうございます。

今後の私の指導は以下の二つをメインに進められて行くと思っています。

【戦術的ピリオダイゼーション哲学】
フッボールチームとフッボール選手のフッボール的成長のため。

【Be Water My Friend理論』
人間の身体に秘められている可能性を100%発揮するため。また、様々な“邪魔モノ”を取り除くため。あるいは“邪魔モノ”から身を守るため。

※“邪魔モノ”に関してはこちらを参照にして下さい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/215

この二つの理論をバランス良く使うことができれば、とても質の高いチームと選手を育てることができると私は思っています。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 04:31

hao80さん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

hao80さん、コメントありがとうございます。

面白い記事を教えて下さりありがとうございます。

戦術的ピリオダイゼーションとは別の形でフッボールの本質を理解したとしたら、「それが、日本人なんですよ。細部をやっていて、気がついたら全体に行っちゃう」というやり方もありかもしれませんね。

重要なのは、フッボール(あるいは映画)の本質をどう捉えるかという点だと思います。そこが明確になれば、自ずと方法論は決まってくるのだと思います。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 04:36

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

>ゲーマーが強い戦術的負荷は、あくまでも「ゲームの戦術的負荷」であり「フッボールの戦術的負荷」とは関係ないと私は思います。
くだらないことを書いてすいません。
身体操作能力を高めることはサッカーに限らずどんな競技でも有効ですので、頭の使い方もジャンルを問わず有効なのではないか、「フッボールの戦術的負荷」のコンディショニング方法は普段の思考のコンディショニングにも使えないか、と思ったのです。

posted by も | 2008-01-30 06:03

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

 はじめまして。以前、村松さんに「サッカーの指導とは料理のようなもの」という言葉を頂き、現在、スペインに行く前に大学生相手にコーチをやらせてもらっている者です。その節はありがとうございました。
 そこで一昨日、こんなことをある選手から言われました。「もっと基本的な個人のあたりまえの動きなどを選手に教えて下さい。プルアウェイとか自陣のゴール前ではリスクを犯さずにセーフティーなポジションでパスを受けるとか。」
 そこで村松さんにお尋ねしたいのですが、「基礎的な当たり前のこと」と「個人戦術」の境界線はどこにあると考えられますか?
私は「サッカーの基礎的な当たり前のこと」はただボールを蹴って(頭や胸等も含む)止める、また足で運ぶということだけであると考えています。プルアウェイや場所によってのポジショニングは私にとってはもう個人戦術の域に達していると思います。なぜならフットボールはカオスであるからです。
少しこのPTPのコラムから話はズレているかもしれませんね。すいません

posted by 万 | 2008-01-30 06:55

万さん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

万さん、コメントありがとうございます。

私にとっての「基礎的な当たり前のこと」は「チーム戦術」です。何故ならば、フッボールの基本はチーム戦術だからです。決して、フッボールの基本はテクニックではありません。ましてや個人戦術でもありません。

そして、個人戦術はチーム戦術の一部ですから、総合すると「基礎的な当たり前のことの一部が個人戦術」ということになります。

これが私の考えであり、戦術的ピリオダイゼーション的な考えでもあると思います。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 09:27

もさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

もさん、コメントありがとうございます。

私の解釈では、フッボールにおける戦術的負荷は、あくまでも複合的な身体動作が伴う知的負荷です。

もちろん、テレビゲームでも脳や眼球や指先は連動しているわけですが「複合的な身体動作」とまでは言えませんよね。

逆に言えば「複合的な身体動作」が伴うような日常生活の知的負荷であれば、フッボールのレベルアップに間接的な効果を生んでくれるかもしれませんね。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 09:33

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

戦術的ピリオダイゼーションというより、一般スポーツトレーニング理論だと思えました。
既読かと思いますが、
マトヴェーエフさんのソビエトスポーツトレーニングの原理や、
村木さんのスポーツ・トレーニング理論では、専門的運動(試合の一部分を取り出して行う種目に専門的なトレーニング)を用いるときに、試合のどの部分を取り出して強調するかの哲学が大事だとの記述と似てますね。

相手がいないor切り替えしがない状況はフットボールの大事な要素を取り除いてしまっているということですかね。

posted by き | 2008-01-30 10:25

きさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

きさん、コメントありがとうございます。

私が今まで学んできた多くのスポーツトレーニング理論は、練習強度を考える際の目安として『フィジカル的負荷』を使い、練習の難易度の目安として『テクニック的難易度』や『戦術的難易度』を使っています。

それに対して、戦術的ピリオダイゼーション理論では、練習強度と練習難易度をほぼ同意語として捉え、その唯一の目安として『戦術的負荷』を使っています。

ですから、私は両者の間には大きな差があると感じています。

なお、戦術的ピリオダイゼーションの考え方の全てが斬新なわけではなく、他のトレーニング理論と共通している部分も多々あると私も思っています。

posted by 村松尚登 | 2008-01-30 23:37

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

村松 さま

はじめまして。

PTP理論を初めて知り、感動しました。

 ①日本人はプレッシャのない所でのボール扱いが上手だが、プレッシャがかかると途端に並になる
 ②日本人はカウンターが下手

これらは通説であり、また先日の日韓戦を見ていても気になった点ですが、こういった問題を解決に向かうかもしれませんね!!!

また、
攻守の切替が練習の中に組み込まれているということは、選手にとってはゲーム感覚で参加できるということですね。

ゲーム感覚であれば、反復練習特有の飽きがなく、選手のやる気が上がって良いですね。
その反面、頭や体に負担がかかるので、短期集中型のトレーニングになるのでしょうね。
少なくとも、日本の伝統的練習の様に長時間、ダラダラとただこなす、ということはなさそうです。

そういえば、
ドイツに渡った長谷部選手がインタビューの中で、下記のように語りました。

「練習から100% 全部100%
練習もゲーム形式が多いけど
スライディングしたり削りあったり
100%でやるから本当に疲れる」

ヴォルフスブルクでも、PTP理論に沿った練習がされているのかなぁ、と思いました。

ここで村松さまに質問です。

実際のPTP理論では、常に「スライディングしたり削りあったり100%」を出し切るスタンスで全練習を行うのでしょうか?

posted by アーセン777 | 2008-02-26 05:16

アーセン777さん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

 > ここで村松さまに質問です。
 > 実際のPTP理論では、常に「スライディングしたり削りあったり100%」を
 > 出し切るスタンスで全練習を行うのでしょうか?

必ずしもそうではありませんが、だからと言って否定もできませんね。

あなたがそのようにフットボールを理解しているのだとしたら、PTP理論を使いつつ“常に100%”というコンセプトで前練習を行ってもいいと思います。

ただ、基本的にはPTPでは“戦術的負荷”を操ることを大切にしますから、例えば“戦術的負荷”を下げたい場合に“削り合わない”という約束事を設定することはありだと思います。

posted by 村松尚登 | 2008-02-26 08:45

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

ディフェンスの観点から言えば、“削り合わない”という約束ごとは、
戦術的負荷は下がるのではなく、「上がる」はずです。

削りあうというのは、フィジカルを使用したボールの奪取方法だからです。

つまり、相手からボールを奪うのに、相手に体をぶつけてボールを奪おうとしています。

ディフェンスの観点から言えば、ここにサッカーの知恵は存在していません。
体が強ければ良いわけですから、どうやれば相手から奪えるという発想が欠如しています。

この発想をやめて時点で、戦術的負荷が上がるとは思えません。

また、練習から削りあうということを行っていけば、それは試合でも行われてしまうはずです。

つまり、不必要なファールも増えますし、
アーセナルのエドゥアルド選手を負傷させたテイラー選手や
浦和レッズの田中達也選手を負傷させた土屋選手のような
ボールが奪えなかったら削ればよいと考えてしまう、
短絡的な選手が増えていってしまうと思います。

練習で相手を削ることができなければ、
相手からボールを奪うのに、知恵を使う必要がでてくるはずです。

一人で奪えないなら、二人で相手を挟み込んだり、
トラップミスを誘発させるような、プレッシャーの掛けかただったり、
パスコースを限定して、味方ディフェンダーの方に誘導させたりと

かなり戦術的な負荷は増えるはずだと思います。

posted by ガッツ | 2008-02-26 12:27

村松さん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

ご丁寧に、ありがとうございます!

僕は最近、
「気づきのサッカー」という初中級者のサッカー観戦者とプレイヤー向けのブログを始めたのですが、
その中で長谷部選手の先ほど引用したインタビューをアップしたので、次回は、

アーセン・ヴェンゲル監督の言葉を引き合いに、
日本人はプレッシャのない所でのボール扱いが上手だが、プレッシャがかかると途端に並になるということを伝え、

プレッシャのかかる場面において必要なスキルは、プレッシャのかかる場面で練習しないと磨かれないないのでは?、と展開していこうと思います。

もしご許可頂ければ、

その結びに、
『こういった考え方をさらに詳しく知りたい方は、
世界最高のフットボーラー育成機関の1つであるバルセロナのカンテラ部門でトレーナーを務められている
村松尚登氏の「日本はバルサを超えられる」を訪れてみてはいかかでしょうか?
↓↓↓
トラックバック(?)を張る』

としたいと思っています。

村松さんは、どう思われますか?

ブログ初心者なので万事よく勝手が分かりませんが、少しでも多くの日本人にPTP哲学を知って欲しいなぁと思い、コメントさせて頂きました。
ご検討宜しくお願いします。


posted by アーセン777 | 2008-02-26 22:16

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

ガッツさん、ありがとうございます。
おかげさまで、理解が深まりました!
これからも理解を深める努力をしつつ、PTPのエッセンスを僕の所属している草サッカーチームの練習に取り入れることにトライしてみます。

僕自身は、アーセナル・サッカーのファンなんですが(次がバルサ・サッカーです)、
ここまで、PA内での芸術的なフィニッシュを見せてくれたエドゥアルド選手の選手生命を脅かす大怪我には大変大きなショックを受けています……
いつの日かもう一度ピッチでエドゥアルド選手が元気にプレーする姿を見られることを願っています。

posted by アーセン777 | 2008-02-26 22:38

ガッツさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

私の表現が少し誤解を招いてしまったようですね。

私が「削り合う」という言葉で表現したかったことは以下のようなことです:

・練習でも本気を出し試合のように100%でプレーし戦う
・練習でも怪我を恐れずに当たるべきところは当たる
・決してファールを推奨しているわけではなく、全くその逆

ですから、私とガッツさんの目指そうとしている方向は同じだと思います。

posted by 村松尚登 | 2008-02-28 23:51

アーセン777さん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

アーセン777さんは、少し誤解されていますね。

【誤解1】
私はカンテラ部門に所属しておりません。スクール部門に所属しています。

【誤解2】
私はトレーナーではありません。指導者(あるいはコーチ)です。

これらの誤解を訂正して下さるのでしたら、トラックバックでもリンクでも何でもガンガン・ドンドン貼って下さいませ。

posted by 村松尚登 | 2008-02-28 23:56

村松さん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

大変、失礼致しました。
スクール部門に所属されているコーチの方ですね。「・はじめに」のプロフィールなどにもしっかり載ってますね。うっかりなもんで、、、。
>トラックバックでもリンクでも何でもガンガン・ドンドン貼って下さいませ。
ありがとうございます!
早速、明日のブログで貼らせて頂きますっ

posted by アーセン777 | 2008-02-29 01:25

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

はじめまして。いつも大変興味深く拝見させて頂いております。

私は鍼灸トレーナーとしてサッカーに関わりながらいつか海外チーム鍼灸トレーナーとして帯同したいと日々格闘しているものです。

私はサッカー経験者ではありません。学生時代は「フィールドホッケー」をしておりました。バルサにもアマチュアですがチームがあったと思います。現在は日本の大学生チームにトレーナーとして帯同もしています。

そこでご質問なのですが、この「戦術的ピリオダイゼーション哲学」は他の戦術を使用するスポーツ(ホッケー・バスケ・ハンドボール)などにも応用は可能でしょうか?

ルール・競技特性など色々問題はあるかと思いますが、私の意見と致しましてはこのブログを拝見させて頂いている限り応用は可能と思っております。

村松様のご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。

posted by miya | 2008-04-15 11:02

miyaさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

miyaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

miyaさんのコメントに対しては、下記のページにて既にご返答させて頂いておりますが、ご覧になられましたでしょうか?
もしまだなのであれば、下記のページをご覧下さいませ。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/326#comment

posted by 村松尚登 | 2008-04-16 07:24

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

いや、要は実戦から逆算していろいろやろーねって言っているだけじゃ・・・

言葉を積み重ねてかえって、事柄をややこしくしているよーな・・・

posted by FREQ | 2008-05-16 04:50

FREQさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

FREQさん、こんにちは。
的を得たコメントありがとうございます。

 > いや、要は実戦から逆算していろいろやろーねって言っているだけじゃ・・・

そのとおりです!

 > 言葉を積み重ねてかえって、事柄をややこしくしているよーな・・・

私も常々そう思っているのですが、「実戦から離れたトレーニングの方がより効果的だよ」というニュアンスの言葉や表現や理論も多々あり、それに基づいてスペインでも日本でも実戦から離れたトレーニングが横行しています。

ですから、それに対抗し(!?)、「実戦から逆算していろいろやろーね」ということの正当性を証明するためにも、色々な言葉や表現や理論が求められてしまっているのではないでしょうか。

人間の脳って、ややこしいですね、、、。

posted by 村松尚登 | 2008-05-21 19:06

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

はじめまして。
戦術的ピリオダイゼーションのお話、まさに目からうろこでした。
私は、大学生に4年間、小学生に4年ほど指導をしてきたものなんですが、今までのコーチングの中で行ってきた細分化したトレーニングについて疑問や不安を感じていました。
その中でモウリーニョについての本を読み、フィジカルコーチを置かないことやプレシーズンでのトレーニングテーマの設定や不必要なオリエンテーション的トレーニングの排除など驚かされることばかりが行われていることを知りました。
しかし、特にモウリーニョについて書かれていることが多くトレーニング自体についてのアプローチがどのように行われているのかが掴めていませんでした。
このPTPのことについて理解を深めることでその一端が見えてくるのではないかと感じています。
じつは、来年からある大学院でコーチングについて勉強を始めることが決まりました。ぜひPTPについて詳しく研究していきたいと思っています。
すばらしい理論に出会わせていただき、ありがとうございます。これからも様々な活動がんばってください。

posted by セーゴルフ | 2008-11-11 22:39

セーゴルフさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

セーゴルフさん、コメントありがとうございます。

是非PTPを研究対象にしてください。期待しています。

そのためには、まずはポルトガル語の勉強をお勧めします。PTPの資料や本は、ほとんどがポルトガル語ですからね。スペイン語でも少ないですから、、、。

期待しています!

posted by 村松尚登 | 2008-11-13 01:07

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

すばやい反応ありがとうございます。
ポルトガル語ですね。
とりあえずジュンク堂にでも行って「初級ポルトガル語」的な本をあさってみます。

posted by セーゴルフ | 2008-11-13 23:44

戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要

コメント投稿者ID :

はじめまして。

とても興味深く読ませて頂きました。サッカークリニックでの貴連載も今日まさに目を通し、非常に面白く感じました。

いま僕は大学院で研究をしておりまして、サッカーからいかに哲学的なことを言えるのか、というとても大きな問題意識を抱えています。
専門はスポーツ科学や実地のトレーニング・指導・コーチングではなく(プレーヤーとしても平凡すぎるほど平凡です)、こてこての人文科学(哲学と文学をこれまで勉強してきました)を現段階ではやっています。
ですが、昔からやはりサッカーが狂いそうなくらい大好きで、何かサッカーから哲学的なことを引き出して語ってみたい。世に問うてみたい思いを抱えながら悶々としていました。

ぜひ一度お話を伺ってみたいです。
ポルトガル語、スペイン語は読めるので(メキシコ留学経験があります)、一度勉強したいのですが…
本気でいまサッカー「からの」哲学を構想しているので、一度本当にお話を伺わせて頂きたいのですが、可能でしょうか。

ぶしつけで申し訳ないのですが…

よろしくお願い致します。

posted by 相原健志 | 2008-11-14 12:27

あいはらさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

相原健志さん、コメントありがとうございます。

いつでもご連絡ください。僕のメールアドレスは、同ブログの「はじめに」のカテゴリーに書いてあります。

posted by 村松尚登 | 2008-11-21 05:01

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