2007年12月12日
フットボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
“Be Water My Friend 実験”の過程において “フッボールが上手くなりたければ美しく歩け” という結論(!?)にたどり着いた私から、フッボールの指導者を目指している学生さんたちにひとつ提案があります。 “日本代表がW杯で優勝できるために、身体のプロフェッショナルである柔道整復師や整体師や理学療法士などを本職とし、フッボールの指導には副職として携わるという人生を歩んでみませんか?”
【このアイデアが浮かんだ理由】 このアイデアがふと浮かんだ理由を書き出してみます。 ・フッボールのプロの指導者として生計を立てることは困難。それは、スペインでも日本でも同じこと。 ・学校の教員を本職とし、部活動でフッボールの指導に携わるというのがよくあるパターンだが、いい環境でフッボールの指導に携われている教員は少ない。 ・フッボールが上手くなるための秘訣は身体(と精神)の中に存在する。その世界を突き詰めて行けば、日本代表がW杯で優勝することも決して不可能ではないかもしれない。 【このアイデアのメリット】 次に、この“身体のプロフェッショナルである柔道整復師や整体師や理学療法士を本職とし、副職としてフッボールの指導に携わる人生”のメリットを書き出してみたいと思います。 ・手に職をつけることによって、安定した収入が確保される。 ・高齢化社会では、これらの職業は多くの需要が予想される。 ・他の職業に比べて就労時間に融通が利くため、夕方以降に副職として(クラブチームなどで)フッボールの指導に携わることは決して難しくはない。 ・身体に詳しくなれる。そして、その知識をフッボールの指導に応用できる。(日本のフッボール界は、身体に関するあなたの知識を必要としています!) ・海外でフッボールを指導したい場合、あるいは留学したい場合、日本的な身体知識を武器にして日本独自の指導を行うことが出来き、それらは受け入れ地で高く評価される可能性がある。 ・海外でフッボールを指導したい場合、あるいは留学したい場合、現地在住の日本人や現地人に施術を施すことにより移住翌日から副収入を得ることができる可能性がある。 【このアイデアに15年前に出会っていれば、、、】 もしも私自身がこのアイデアに今から15年前に出会っていたとしたら、きっと大学なんて行かずに前述のような職業の資格を取得するための専門学校に通っていたでしょうね、、、。今の私に出来ることといえば、知識を増やしてそれを指導現場に応用することくらいですので、自力整体や操体法や歩き方に関する本を早速数冊注文しました。 【日本のフッボール界はあなたを必要としています!】 今後どのような道を歩もうかと考え中の(フッボールの指導者希望の)学生のみなさん、身体のプロフェッショナルになることを強くお勧めします。そして、身体に関するあなたの知識を指導者として指導現場に還元して下さい。何故ならば、日本のフッボールのレベルアップのためには、身体に関するあなたの知識が必要だからです! 日本のフッボール界はあなたを必要としてます! ※追記※ 鍼灸もいいと思いますが、手技療法をメインとする指圧、按摩、マッサージ、整体、理学療法、柔道整復らの方が“Be Water My Friend”的には興味深いですね。例えば、鍼灸と整体の両方を身に付けたら鬼に金棒だと思います。 ※追記2※ カイロプラクティックもありかもしれませんが、アメリカ生まれのカイロプラクティックよりも前述の東洋生まれのものを身に付けた方が、あなたが日本から飛び出した時に「アジア人」であることを武器に出来ると思います。 ※追記3※ ヨガやピラティスのインストラクターというのもありかもしれませんが、選手が怪我した時にトレーナーとしても選手に関われるためにも、インストラクターよりも前述したような治療士系の方がいいと思います。 ※追記4※ 理学療法士は開業できないため病院等で働くことになります。よって、自ら開業できる柔道整復師や鍼灸師に比べると理学療法士は労働時間に融通が利かない場合がありますのでご注意下さい。
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posted by naoto |03:19 |
コーチングライセンス |
コメント(14) |
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この記事に対するコメント一覧
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フッボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
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はじめまして。
僕は「フッボールの指導者希望の学生のみなさん」のうちのひとりです(笑 とはいえどうすればいいのか全く分からず、最近悩んでいました。こちらのブログを拝見させていただいてとても参考になりました。ありがとうございました。
posted by うぽ | 2007-12-12 21:36
タイトル変えられましたね。
コメント投稿者ID :
私も日本はバルサを超えられると思っています。
それとこの記事のアイディアですが、素晴らしいと思います。
鹿島の監督もフィジカルコーチからの出発と聞きます。
理学療法士や鍼灸師などは他の職業より、スポーツ選手に関わる可能性が高くなり、将来的にコネクションになるかもしれません。
海外での生活は私にはないのでわからないですが、実際に海外に何年も住んでらっしゃる村松さんが言うのですから、きっと海外にも職があるんだと思います。
プロのサッカー選手にはなれなかったが、サッカーに関わって生きたいという人にとっては、本当にいいアイディアですね。
posted by ガッツ | 2007-12-12 22:15
フッボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
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私の愚息がまさにその道を歩もうとしています。
大学で柔道整復師と教員、トレーナーの資格をとるっていってました。
このブログをみて、自信をもつことでしょう。
私としては、教員をとるとき、児童心理学など習うが、コーチングの勉強もおもしろいと思うよと言っています。
サッカーに関わってもらいたいなというサッカーバカのおやじです。
posted by つかたろう | 2007-12-13 15:00
フッボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
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はじめまして
指導者が身体のプロフェッショナルであれば、身体の不調や怪我なども防ぎやすくなりますね。いい考えだと、思います。
実際、理学療法士、柔道整復師や鍼灸師などでスポーツ業界に携わっている方も多いですから。
小谷泰介さんのブログにて日本人鍼灸師、欧州フットボール界を刺す!?という話が掲載されていますよ。鍼灸師がドイツ、スペインに行く話です。
村松さんが言われる通り、東洋的な特徴を持つものを自分の売りに出来たら、例えば海外のクラブで職を得ることも夢ではないかもしれませんね。
posted by すからむーしゅ | 2007-12-14 12:22
フッボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
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はじめまして、以前からちょくちょく興味深く
拝見させていただいています。
今回の記事に関して、身近に理学療法士がいる人間として、コメントがあります。
上記に他の職業に比べて就労時間に融通が利くとありますが
決してそんな事は無いです。
なぜかというと日本では理学療法士や作業療法士は
開業出来ません。
よって必然的に病院に雇われて働く事になります。
プロアスリートのトレーナーになるような人は
ひとにぎりです。(花形ですからね…)
現実を見た時、技術レベルが高い病院の
理学療法士は往々にして忙しいです。
優秀な人ほど時間の融通はききません。
さらに、理学療法士はプロですので、
個人的に身体を診る事は病院に禁止されている場合が多いです。
国によって点数、金額が定められる医療行為なので…
実際の現場を見た時に以上のような現実があるので、
それに触れず職業の提案までしてしまうのは
いかがなものかと思います。
(まあこの記事だけで自分の将来を決めるような人は
いないでしょうが…)
ちなみに整体師や鍼灸師は開業出来ます。
そのために理学療法士で鍼灸師の資格を取る方もいます。
提案されているような理想を実現する為には
その辺りも考えて行くべきかと思います。
posted by YY | 2007-12-19 23:39
YYさん、貴重な情報ありがとうございます
コメント投稿者ID :
YYさん、貴重な情報ありがとうございます。
早速、理学療法士の勤務スタイルに関して追記させていただきました。
posted by 村松尚登 | 2007-12-20 05:58
フッボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
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村松さん、ご無沙汰しております。大学の部活動では2年下でお世話になっておりました。覚えていらっしゃらないかもしれないですが…。原田さんからこのブログを紹介されました。私は大学卒業後、とあるJクラブでアシスタントトレーナーを経験した後、医療機関で仕事をしながら医療資格とアスレティックトレーナーの資格を取得しました。現在はJクラブでチーフトレーナーをしております。
どんな資格を取るかは様々な意見があると思いますし、何がベストかは決められないと思いますので私は触れないでおこうと思いますが、医学的な知識を持って指導にあたるというのはとても大切なことだと思います。その点については日本のサッカー界(特にJリーグ)では遅れていると思います。僕の基本コンセプトでは、医学的知識は治療ではなく、トレーニングに生かすものとして捉えています。Jのトップチームという環境では治療をしないといけないのでなかなか表現できないのですが…。私の周りにも同様の考えで特に育成年代へのトレーニングに関わってる同士が数名います。今はそういった考えを啓蒙していく段階ですが、何十年か先にスタンダードになっていればいいと思います。
posted by Shoji Suzuki | 2007-12-22 14:35
Shoji Suzuki君へ
コメント投稿者ID :
Shoji Suzuki君へ
ご無沙汰です!
もちろん覚えていますよ。
Shoji Suzuki君は、静岡出身のセンターバックだよね?(外れていたら恥ずかしい、、、)
貴重な意見どうもありがとう。
こういった現場の生の声はとても貴重です。
ところで、現在私のひとつ下のTOBAが新婚旅行でバルセロナに来ており、先日一緒に食事をしました。
積もる話もあるので、是非メールにて連絡下さい。
私のメールアドレスは、このブログの「はじめに」のページに掲載してあるので、そちらを見て下さい。
メール、待ってます!
posted by 村松尚登 | 2007-12-23 04:19
フットボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
コメント投稿者ID :
こんばんは。
埼玉県の某市フットボールクラブの理学療法士です。
たまたま、息子が通う少年団のコーチを引き受けることなって、仕事も身体にハンデを背負う方を対象にリハビリをしています。
フットボールに関係ない仕事をしておりますが、身体とはいかなるものか?筋力低下で動けなくなった身体、麻痺した身体がどうしたら動けるようになるのか?を考え続けていますが、いまだに答えがみつかりません。が、現在の理学療法士の教育では、要素還元論が根強く残っております。筋肉、骨、神経など別に学習しており、それぞれ関連付けの少ない状況で、人間の動きのメカニズムを説明しようとしています。
弱った筋肉を鍛えれば良い、ストレッチをすれば短くなった筋肉が和らぐ、しかし、人間の体は単純ではありません。
弱った筋肉を強くしても、いっこうに身体の動きが変わらない・・・これをどう説明すれば良いか?ストレッチをして筋肉の長さが変わっても、身体の動きが変わらない・・・
フットボールを理解するにはフットボール教える、人間の動きを理解するには人間の動き教える、このコンセプトがないがゆえに、混迷している状況です。国家資格を取得しても、これが現実です。
私自身が仕事柄参考になったもとしては、ボバースコンセプトと高岡英夫先生の書籍です。
posted by 埼玉県の某市フットボールクラブ | 2008-11-13 23:07
埼玉県の某市フットボールクラブさん、コメントありがとうございます
コメント投稿者ID :
埼玉県の某市フットボールクラブさん、コメントありがとうございます。
なるほど、理学療法士の世界も要素還元論的に構築されているのですね。
そう考えると、東洋医学のほうが非線形科学的な考え方なのかもしれませんね。
なるほど、高岡英夫氏が参考になりましたか。やはり、「究極の身体」を僕も読んでみることにしましょう。
posted by 村松尚登 | 2008-11-21 01:08
フットボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
コメント投稿者ID : OOH00009753
以前、長期コーチ留学の新たな形 「Give&Takeなコーチ留学」
のほうでコメントしました龍です。
その後、結局留学はできず、地元の国立大学に入学できれば、大学1~2年のときに留学できるかもしれない(語学研修のような形?)ということになりました。
今年の2月くらいまでは地元の国立大志望だったのですが、
自分の気持ちとしては本格的にプロの指導者となれるように鹿児島の鹿屋体育大学というところへ進学する(体育教員免許が指導者になる場合持っていたほうがいいと聞いたので)という道も選択肢として考えましたが、最近になって新潟の【JAPANサッカーカレッジ】という専門学校の存在をしり、今ではそこに行き、指導者として学びたいと思うようになりました。
が、九州から新潟の専門学校ということで生じる親への負担や、将来の職の安定など考えると、どうしても悩んでしまい、親へ打ち明けることができません。
村松さんならどうなさいますか?・・・
posted by 龍 | 2010-05-23 19:50
龍さん、コメントありがとうございます
コメント投稿者ID : naoto
>村松さんならどうなさいますか?・・・
龍さんはどのようなアドバイスを期待されていますか?
龍さんのお好みを教えてください。あなたのお好みに添った形でアドバイスさせていただきます。
posted by 村松尚登 | 2010-05-24 10:13
フットボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
コメント投稿者ID : OOH00009753
自分であれば、地元の大学であれば『地元の大学へ進学して、その後~~してコーチを目指す』や、『サッカーの専門学校へ進学して、その後~~してコーチを目指す』などといった形ですと助かります。
posted by 龍 | 2010-05-24 22:20
フットボールの指導者を目指す学生さんへ向けたメッセージ
コメント投稿者ID : OOH00033203
はじめまして。
記事を読みましたが、こういう考え方もあるのかと思い参考になりました。
サッカーはとても好きで、未経験でも指導者になれるのか?と思っていたのですが、村松さんのアイディアを見て可能性は必ずしも0ではないと思いました。
将来は、サッカーのプロクラブの監督なりたいと考えています。
とても険しい道だと思うんですが、村松さんのアイディアも参考にして色々自分で考えていきたいと思います。
posted by TATUMI | 2011-10-04 23:56
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