日本はバルサを超えられる

フットボールはフットボールのトレーニングだけでは上達しない!?

このエントリーをはてなブックマークに追加

私の思考回路はドンドンあさっての方向に飛んで行っていますが、「勢いは止めるな」というクライフ(!?)の言葉を信じて、このまま突っ走ることにします。



【フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する】
以前「フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する」というタイトルの文章を書きました。その時書いた私の気持ちにはもちろん今も変化はないのですが、少しあの時よりも今の方が“広がり”が出てきたように感じます。

【フッボールはフッボールをトレーニングするだけでは上達しない?】
前述の「フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達する」という言葉と完全に矛盾するのですが、最近“広がり”が出てきた私の思考回路は「フッボールはフッボールをトレーニングするだけでは上達しない」と私に訴えかけてきます。

以下、そう思うようになった理由を説明して行きたいと思います。

【フッボールの良い習慣】
フッボールのトレーニングをするメリットは、フッボールの良い習慣が身に付くことです。他のスポーツをすることによって総合的な身体能力を伸ばし、それをフッボールに応用するということもとても有効ですが、フッボールの良い習慣を身に付けるには、フッボールをトレーニングする以外に方法はないと思います。(※ここでの“習慣を身に付ける”という言葉は、技術・戦術・体力を全て包括した“学習”という意味合いで使っています。ですから、“フッボールの良い習慣を身に付ける”というのは“フッボールの試合中に必要とされるあらゆることの学習・習得”という意味です)

【フッボールの悪い習慣を修正】
また、フッボールのトレーニングのメリットは、フッボールの悪い習慣を修正できる点です。

【試合中のポジション取りが悪い】
例えば、フッボールの試合においてボシジョン取りが悪い選手の“試合中のポジション取りが悪い”という悪い習慣を修正できるのも、フッボールのトレーニングのみです。いくらホワイトボードを使って説明しても、試合中のポジション取りが劇的に改善することはありません。

【試合中のトラップが下手】
例えば、試合中のトラップが下手な選手の“試合中のトラップが下手”という悪い習慣を修正できるのもフッボールのトレーニングのみです。“試合中にトラップが下手”なのに、敵のいない状態でトラップの反復練習をしても、“敵のいない状態でのトラップ”は上手くなるかもしれませんが、“試合中のトラップ”が上手くなることはありません。

【試合中にセンターリング&シュートが決まらない】
例えば、試合中にサイド攻撃が上手く行かず、典型的なセンターリング&シュートのパターンさえも試合中にできない時に、練習で敵のいない状態でセンターリング&シュートの反復練習をしても、敵のいない状態でのセンターリング&シュートは上手くなったとしても、決して“試合中にセンターリング&シュートの攻撃ができない”という悪い習慣は修正できません。その修正ができるのは、より実戦に近い形でフッボールをプレーしながらのトレーニング以外にないのではないでしょうか。

【フッボールのトレーニングの限界?】
このように「フッボールに含まれている全てのモノはフッボールのトレーニングによってのみ上達する」と思っていた私ですが、最近フッボールのトレーニングの限界に直面し始めました。

【邪魔しているものを取り除けない?】
その限界とは、「骨と筋肉とフッボールとテコの原理」の中で出てきた「邪魔しているものを取り除く」というポイントです。フッボールをプレーしながら身に付けてしまった“邪魔モノ”であればフッボールのトレーニングの中で解決できると思うのですが、人間の生活はフッボールだけではないので、他の日常生活の中においても我々は多くの“邪魔モノ”を身に付けてしまっています。

【多くの“邪魔モノ”を抱える人間】
適切ではない姿勢、凝り固まった関節(特に骨盤と肩甲骨)、バイオメカニクス的に適切ではない歩き方、バイオメカニクス的に適切ではない走り方などは、フッボールを通じて身に付けてしまった“邪魔モノ”というよりは、日々の日常生活や小さい頃からの習慣によって身に付いてしまった“邪魔モノ”と言えるでしょう。

【邪魔しているものを取り除こう】
フッボール以外の部分で身に付けてしまった“邪魔モノ”を除去することは、フッボールのトレーニングではできないと思います。できたとしても、ごく僅かでしょう。しかし、「骨と筋肉とフッボールとテコの原理」の中でも書きましたとおり、これらの“邪魔モノ”は我々の足を思いっ切り引っ張り、フッボールのパフォーマンスの低下を招いています。ですから、フッボールを上手くなるためには「邪魔しているものを取り除く」ためのフッボール以外のトレーニングもとても大切なのではないでしょうか。

フッボールはフッボールをトレーニングすることによってのみ上達します。しかし、体の様々な部分に癒着してしまった“邪魔モノ”を除去し、無理と無駄のない動きを手に入れるためには、フッボール以外のトレーニングの方がとても効果的なのではないでしょうか。

これが、今回のタイトル「フッボールはフッボールのトレーニングだけでは上達しない?」の意味するところです。

こちらよりも少し“広がり”ができたと思うのは、私だけでしょうか?

1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
バルサを越える為のヒント集
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

hao80さん、コメントありがとうございます

hao80さん、コメントありがとうございます。

 > 日常生活において身についてしまった「邪魔モノ」が、
 > フッボールのプレーを邪魔しているとしても、結局のところ
 > フッボールをしながら邪魔モノを取り除く以外にないのでは?

私もずっとそう思っていたのですが、バランスボールやストレッチポールで得ることのできる“Water感”は、今までフッボールのトレーニングでは一度も感じることができなかった新たな感覚なんですよね。特に、ストレッチポールのトレーニングによる“背骨のWater感”は驚きです。是非一度お試し下さい。

フッボールはフッボールのトレーニングだけでは上達しない!?

「畳の上の水練」という揶揄の言葉があるように、実践こそ最高の練習というのは昔からの常識なのかもしれませんね。

知らず知らずのうちに、日常生活において身についてしまった「邪魔モノ」が、フッボールのプレーを邪魔しているとしても、結局のところ、フッボールをしながら邪魔モノを取り除く以外にないのでは?
いくら日常生活において適切な走り方や姿勢を取り戻したとしても、プレー中にそれができなければ目的を果たせないのですから。

常にフッボールのプレーを意識して日常生活を過ごす、なんていうのはどうでしょう?
まるで求道者のようですね。

こんな記事も読みたい

ブロガープロフィール

profile-iconnaoto

【Facebook】
https://www.facebook.com/naoto.muramatsu.7

【今年の三つの抱負】
・速読の習得
・ビデオ編集の習得
・英語の継続的な学習

【最近の好きな言葉】
・ドウスルジブンガスキデスカ?
・If people don't laugh at your dream,the dream is not big enough.
・Be Water My Friend
・More is Different

【指導の三本柱】
・戦術的ピリオダイゼーション理論
・Be Water My Friend
・速読術&脳トレ

【メールアドレス】
cruyffista+blog@gmail.com
  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:4252439

(11月21日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. バルサスクールの定番練習メニュー (6歳からポセッションゲーム)
  2. ミニハードルとラダートレーニングはサッカーに不向き?
  3. ブラジル体操は体幹の可動域を回復するためだった!
  4. 戦術的ピリオダイゼーション哲学の概要
  5. 古武術の『膝の抜き』の秘密はハムストリングの伸張反射!?
  6. 一本歯下駄が面白い
  7. 「相手を騙す」ことをトレーニングしていますか!?
  8. 骨盤前傾が大切な理由は大腰筋の伸張反射!?
  9. 最近のお気に入り練習メニュー Part, 2
  10. moltenのTR430(大きさは3号球、重さは5号球のボール)の実験

月別アーカイブ

2013
09
08
07
03
2012
07
06
05
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
04
03
02
01
2010
12
11
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
03
02
01
2008
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2007
12
11
10
09
08
07
06
05
04

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月21日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss