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【「ゆる」スポーツ・トレーニング革命】 (本&DVD)の感想 ★

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日本から送られてきた本の中で、まず最初に以下のDVD付きの本(本付きのDVD?)を読みましたので、少し感想を書きたいと思います。

タイトル:「ゆる」スポーツ・トレーニング革命
副題:ウェイトトレーニングはもういらない!? 
著者:高岡英夫 
出版社:大和書房DVD book 
価格:2,800円



【DVDがメイン】
メインはDVD(約60分)です。本は、DVDの内容を少し補足しているだけなので、特に重要なことは書いてありません。

【薄い内容】
2,800円という価格を考えると、DVDも本もとても物足りない内容ですね。DVDの途中で「他にもたくさんの種類の“ゆる体操”がありますが、今回のDVDでは具体的な内容は教えられません」というようなナレーションが入っていたので、私の“物足りない”という気持ちは5.8倍ほどに膨れ上がりました。

【百聞は一見にしかず】
ゆる体操の実演を映像として一度も見た事がなかった私にとっては、具体的にどのような動きをもって“正しい”としているかが理解できたので、そういう意味では見た価値はあったと思います。やはり、見なければ分かりませんからね。

【インナーマッスル(深層筋)】
ゆるトレーニング理論では(最近私が注目している)インナーマッスルの重要性を明言しているので、この点は今後も注目したいと思います。

【科学的!?】
“科学的”という表現が多く使われていましたが、科学的な資料や研究結果は一度も出てきませんでした。特定のチームの戦績や個人の経験や意見がたくさん出てきましたが、あれはあくまでも主観的なものであって、科学的と表現するものとは全く違う次元の視点だと思います。

【好みの問題?】
ゆるトレーニングの理論の一部分は私も興味深いと思っていますし、試してみたいと思うゆるトレーニングも確かにいくつかあるのですが、なんだかどうにもしっくり来ません。おそらく、DVDの所々で慢心を感じたからでしょう。例えば、「全国大会で優勝した××チームはゆる体操を取り入れていた」という表現と「××チームはゆる体操を取り入れたため全国大会で優勝した」という表現は似て非なるものです。また、「ヨガも武道もやる必要はありません。ゆるトレだけで十分です」という表現も、意図があるかどうかは別として、少なくとも私には「ヨガや武道の過小評価」に聞こえてしまいました。理論自体は興味深いだけに、なんだかとても残念です。というか、言葉って難しいですね、本当に。

【まとめ】
星、ひとつです。ゆるトレーニングのデモンストレーションの映像を見る事が出来たことはとても価値あることでしたが、それ以上のモノを期待していただけに、結構失望しています。彼の本がもう一冊(ワールドクラスになるためのサッカートレーニング)あるので、そちらに期待することにしましょう。


追記:バルセロナ在住の方でこの本に興味がある方がいらっしゃいましたら9ユーロ(高っ!)でお譲りいたしますのでご一報下さいませ。

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この記事へのコメントコメント一覧

emiさんへ

コメントありがとうございます。

たぶん、モモ前とモモ裏の筋肉量の比較よりも、どちらの筋肉が優位に使われているかという“動作の内情”の部分の方が重要なのだと思います。

強いシュートを放つためや急ブレーキを掛けるためにはモモ前の筋肉も重要ですから、それらを無視して“モモ裏至上主義”に陥ることは避けたいですよね。

何事もバランスが大切だと思います。

Re:【「ゆる」スポーツ・トレーニング革命】 (本&DVD)の感想 ★

こんにちわ。
村松さんのサイト経由で「ゆる体操」の存在を知った者です。ありがとうございます。

で、それ以降、サッカー選手のモモ前とモモ裏を注意して見ているのですが、10/17のエジプト戦(親善試合)でゴールを決めた前田選手のモモに思わず見とれてしまいました。足全体がほっそりしていてモモ前はスッキリ、モモ裏ハムストリングスは発達しているように見えました(素人目)。ちょっとジダンを思わせる足でした(素人目)。2得点した大久保選手は前田選手に比べると足全体が太く、モモ前はやや盛り上がってましたがモモ裏はとても発達していたので、モモ前がもっとスッキリしてくればワールドクラスのストライカーなのかなぁ?と勝手にワクワクしました。オシム監督にも是非知ってほしいなぁと歯がゆく思いながらサッカーを見てる日々です。

勝手な感想ですみません。。。

Re:【「ゆる」スポーツ・トレーニング革命】 を見ての感想

彼の本は結構そういう事があります
ページ数の少ない本は大体そうですね。

ページ数の多いものは好みは分かれますが
損をしたとは思わない内容に、一応なってると思います。

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