2007年04月15日

カンテラへの登竜門としてのバルサスクール

メッシやプジョールやイニエスタを生み出したバルサのカンテラ(下部組織)は
とてもレベルが高いため、「入団テストを受けさせて欲しい!」と言ってくる選手や
父兄が後を絶ちません。

バルサとしてはそのような要望に常に応えてはいられないし、
選手の自薦や見ず知らずの人の他薦はあまり信用できないため、
自らのスカウト網を利用してバルサは選手発掘を行なっています。

そのスカウト網のひとつが、バルサスクールと言えます。

バルサスクールには6歳から11歳までの子供たちが400人ほどいますが、
その各年代において選抜チームを時々形成し大会に参加したり
バルサ本家と練習試合をしたりして、カンテラへ送り込めるような選手の
発掘や育成を行なっています。

先日私が参加したポルトガル遠征もその一貫でした。
そして、私が監督を務めたUー9のチームには来シーズンから
バルサのカンテラへ引き抜かれることが予定している選手が
二人参加していました。
エッガーとフェラーンです。

ポルトガル遠征


エッガーはもともとバルサスクールの選手ですが
フェラーンはそうではありません。

フェラーンはバルサスクールのコーチ陣によって発掘された
バルセロナから車で1時間ほどの距離にある田舎町の選手です。

「フェラーンはカンテラで通用する選手だ」と考えたバルサスクールの
コーチ陣は、バルサスクール内で選抜チームを構成し大会に参加したり
バルサ本家と練習試合をする際に(バルサスクール所属ではない)フェラーンを
招集してきました。

そして、これらの活動を通じてフェラーンはカンテラのコーチ陣に
そのレベルを認められ、晴れて来シーズンからカンテラに移籍することが
決定したのです。

既にフェラーンの来シーズンからのカンテラへの移籍は決定しているため
ポルトガル遠征にフェラーンを招集した理由は「選手発掘」ではなく、
バルサ流のサッカーに慣れさせるための「育成」だったと言えます。

エッガーとフェラーン以外にも、先日のポルトガル遠征で
大活躍したカルボネイも入団テストを兼ねて今度カンテラの練習に
参加する予定です。

このような形で、バルサスクールはカンテラへの登竜門的な役割を担い
スカウト網の一端を成しているのです。


【関連ブログ】
「カンテラへの登竜門としてのバルサスクール」
「バルサスクール、入団テストを実施」
「バルサのカンテラへの入り方」
「バルサのカンテラのスカウト網とは?」
「バルサのスカウトマンは200名!?」

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posted by 村松尚登 |22:37 | バルサのスクール(普及部) | コメント(0) | トラックバック(0)
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