2007年09月01日

日本サッカー界の根本的な問題

今回のお題は、、、、「日本フッボール界の根本的な問題」です。


※書き終わった後に読み返してみると、かなりの力作になっていることに気付きました。とても長いですが、頑張って分かりやすく書いたつもりですので、是非とも最後までお読み下さい。m(__)m

ーーーーーーーーーーーーーーーー

フッボールのレベルだけを比較すると、スペインの方が日本の上を行っていることは明らかですが、だからと言ってスペインのフッボール界が問題を抱えていなかと言うと決してそうではなく、他の国と同様にスペインのフッボール界も多くの問題を抱えています。例えば、フル代表の不調、若手有望選手のプレーチャンスの減少、青田買いによる若手選手の海外流出、プロクラブの経営不振、アマチュアリーグでのピッチ内での暴力・乱闘、少年フッボールの指導者のレベルの低い指導などです。

このような問題を抱えているスペインから久し振りに母国・日本に今夏帰ったわけですが、今回の日本滞在期間中に色々な方と意見交換をさせて頂いた中で日本のフッボール界が現在抱えている根本的な問題が見えてきたような気がします。

現在の日本のフッボール界が抱えている根本的な問題は、、、

フル代表のレベルアップでもなく、
Jリーグのレベルアップでもなく、
U20やU17代表のレベルアップでもなく、
トレセン制度の充実でもなく、
プリンスリーグの拡大でもなく、
高円宮杯の充実でもなく、
全国少年サッカー大会の充実でもなく、
天然芝のグラウンドの数でもなく、
審判のレベルアップでもなく、
指導者のレベルアップでもなく、、、、

「プレーレベルや年齢に関係なくフッボールを愛するプレーヤー全員がフッボールを満喫できる環境作り」なのではないかと私は強く感じました。

もう少し具体的な表現をしますと「プレーヤー全員のためのリーグ戦のオーガナイズ」ということです。


以下、順を追って説明して行きたいと思います。



【全員が自分の“リーガエスパニョーラ”を戦うスペイン】
スペインでは、上手い子も下手な子も6歳くらいから年間を通じてのリーグ戦を戦っています。通常は16チームによるホーム&アウェイですから、年間通じて30試合の公式戦を戦うことになります。ですから、公式戦の経験値を全員が毎週末に小さな頃からコツコツと積み上げて行くことになります。

【選手が増えればリーグ戦数も増えるスペイン】
しかも、1チームが100人で構成されることは絶対になく、30人ということもありません。多くて22人。普通は18名前後(GK2人を含む)でチームが構成されています。

例えば、あるクラブが14歳の子供達を30人抱えている場合は、15人ずつの2チームに分け、各チームがそれぞれ別のリーグ戦を戦っています。

【負けても次があるスペイン】
また、例えばU15(=14歳と15歳がプレー)のカテゴリーでは、カタルーニャ地方ではレベルに分けられ1部から4部までありますから、強いクラブは強いクラブ同士で、弱いクラブは弱いクラブ同士で戦う構図になっているため、競技レベルによって棲み分けがされているわけですが、試合の出場機会という面から見ると、競技レベルによる差別はありません。強くても弱くても、今週末に勝っても負けても来週の試合が保証されています。

【下手でも公式戦に出れるスペイン】
しかも、各チームの構成人数は普通18名前後ですから、たとえあたながチーム内で補欠だったとしても、1年間戦っていれば怪我人や病人が出るわけですから、補欠のあなたに出場チャンスが十分回ってくることは容易に想像できると思います。

と同時に、負けても来週末にまた試合があるわけですから、怪我人や病人に無理をさせて出場させるよりは、しっかりと完治してから復帰した方が賢いわけで、そういう意味でも補欠に出場チャンスが回ってくる回数はトーナメント戦と比べたら格段に多いことが予想できると思います。

【スペインではフッボールはみんなのモノ】
つまり、スペインではフッボールのプレーレベルや年齢に関係なく、フッボールを愛する全選手が毎週末リーグ戦を戦うことによってフッボールを楽しんでいるのです。そう、スペインではフッボールは単にプレーのレベルが高い選手のためだけではなく、みんなのモノなのです。

【全員の経験値が高いスペイン】
このように、みんながみんな“自分のリーガエスパニョーラ”を小さい頃から毎年、そして毎週末プレーしていますから、スペインフッボール界全体が今まで蓄積して来た、そして現在も毎週末蓄積し続けている公式戦の経験値というのは凄い量だと思われます。

【だから、ファンの質が高いスペイン】
このように、例外なく全員が多くの公式戦の経験値を積んでいるスペインだからこそ、大人の試合の観客のリアクションの質も高いのでしょう。(もちろん、子供の試合の父兄のリアクションの質も高いです)

【だから、リーガの質も高いスペイン】
観客の厳しい目は、その厳しい目にさらされている選手のプレーのレベルアップのために必要な刺激を少しずつですが、しかし確実に与えて行きます。

【全員が幸せだからトップのレベルも上がっているスペイン】
もちろんスペインでも、U20やU17の強化に力を入れていますし、地域選抜も存在します。しかし、スペインのフッボールのレベルの高さを構築している基礎の基礎は「フッボールを愛している全選手が毎週末に“自分のリーガエスパニョーラ”を戦いながらフッボールを満喫し、そして例外なく全員が全員、毎週末、そして毎年積み続けている公式戦の経験値のスペインフッボール界全体の総数」なのではないでしょうか。



では、日本はと言うと、とても残酷です、、、、。

【弱いチームが損をする日本】
まずは、日本での大会運営のメインはトーナメント戦です。つまり、強ければ強いほど試合数が増え、弱ければ弱いほど試合数が減るという「強いチームだけが得をし、その他大勢の弱者が損をする」大会運営方式です。「一次予選はリーグ戦ですよ」という声が聞こえてきそうですが、それにしても8チームの総当たりだったりしますから、弱いチームはたった(!)7試合で終了となります。

【下手な選手が損をする日本】
また、学校の部活動の場合、20人選手がいても100人選手がいても大会には1チーム(11人)しか出場できませんから、結局は「上手い選手だけが試合に出場でき、下手な選手は試合に出場できない」というシステムです。つまり「上手くないとフッボールを楽しむことができない」のです。

【谷間の世代が損をする日本】
また、新人戦を除いて、高校サッカーも中学サッカーもチームのメインは3年生で構成されているため、2年生と1年生は「3年生になった時に試合に出れるための下積み生活」をすることになります。小学生にしても、メインの大会は小学6年生のために構成されているため、小学5年生まではある意味「下積み生活」かもしれません。ただ、小学生に対しては様々な学年を対象とした小さな大会がたくさんオーガナイズされている傾向がありますから、中学生や高校生ほどは不幸ではないのかもしれません。

【プリンスリーグも上手い選手のため】
近年注目されているプリンスリーグも、強くなければ参加させてもらえませんから、結局は上手い選手のためです。下手な選手や、弱いチームの選手達は蚊帳の外です。

【高校サッカー選手権大会も上手い選手のため】
サッカー選手であれば必ず一度は憧れる高校サッカー選手権大会も、勝ち上がらなければ次がありませんから、結局は上手い選手のためです。強いチームに所属している下手な選手は、観客席で応援することによってサッカーを満喫(!?)し、弱いチームに所属している選手達は完全に蚊帳の外です。

【クラブ選手権や高円宮杯も上手い選手のため】
そもそも、レベルの高いクラブチームに入るためには上手くなければいけません。また、レベルの低いクラブチームは勝ち上がれませんから、結局これらの大会も上手い選手達のためのモノです。

【総体も上手い選手のため】
高校総体の対象が16歳以下(17歳以下!?)に変更になったとはいえ、結局は勝ちあがらなければ試合数は保証されないわけですから、この大会も結局は上手い選手のための大会と言えます。

【全日本少年サッカー大会】
この大会も同じです。とても華やかで素敵な大会なのですが、負ければ終わりのトーナメント戦ですから、結局は上手い選手だけが脚光を浴びる構造です。

【トレセン(地域選抜)も上手い選手のため】
説明する必要もありませんね。どの年代でも地域選抜(市選抜、県選抜、関東選抜など)がありますが、これら全ては(もちろん)上手い選手のための制度です。

【U17もU20もフル代表も上手い選手のため】
国を代表するのですから、もちろん上手い選手のための制度ですね。

【不幸な選手が多い日本】
ここに書いてきた通り、日本のフッボール界は上手くなければフッボールを楽しめない構造ですから、結局のところ、ごく一部の上手い選手を除いて、ほとんど全ての選手は不幸な選手生活を送っているということになります。

【公式戦が少ない為フッボール界全体の経験値が少ない】
ここまでたくさん指摘した通り、日本のフッボール界は「上手い選手ばかりに優しくて、大多数の下手な選手に優しくない環境」であるため、充実した公式戦の経験値を持っているのは、氷山の一角のごく一部の上手い選手達のみです。例えば、弱いチーム所属の下手な選手の公式戦の経験値は「ほぼゼロに近い」と言っても過言ではありません。しかも、たとえ上手くても「谷間の年代」で公式戦の経験値は積めないわけですから、たとえ上手くてもスペインと比べると日本の上手い選手の方が公式戦の経験値は少ないことになります。

【公式戦が少ないから練習のための練習が生まれる】
スペインにおいて「練習のための練習」なんて言葉は存在しません。しかし、日本では(公式戦に出場する機会に恵まれているごく一部の優れた選手を除く)ほとんどの選手が「練習のための練習」を経験しています。そして、一度も公式戦に出場できない(下手な)選手もたくさんいると思います。

【経験値の少ない相手と試合をしても経験値は上がらない】
氷山の一角を除くほとんど全ての選手達は豊富な経験値を持っていないわけですから、たとえあなたが豊富な経験値を持っていたとしても、あなたが対戦する相手が豊富な経験値を持っている可能性は低いです。そのため、多くの試合は経験値の少ない選手を相手にするわけですから、ハイレベルでの切磋琢磨も少ないということになります。

【経験値が少ないとファンとしての見る目も肥えない】
公式戦の経験値が少ないと、選手としての試合の流れを読む能力が育たないのと同時に、観客や指導者としての試合を見る目もなかなか肥えません。そのため、Jリーグを観戦に行っても的を得たブーイングや拍手ができなかったりします。

【経験値が少ないと指導者としての見る目も肥えない】
選手としての公式戦の経験が少ないと、試合の流れを読む能力や、戦術的な分析能力もなかなか育ちません。その結果、10年以上もフッボールをプレーしてきたのにもかかわらず「小学生に戦術を教えることはできません」と考える自信のない指導者が増えてきます。

【ファンのレベルが上がらないからJリーグのレベルも上がらない】
フッボール界全体の公式戦の経験値が少ないと、ファンのフッボールを見る目も養われないわけですから、Jリーガーが厳しい批判にさらされるチャンスも減ります。つまり、ぬるま湯の中でプレーしているということです。リーガエスパニョーラをリーガエスパニョーラにしているのは、質の高い選手だけでなく、あの質の高いファンなのではないでしょうか。そう考えると、Jリーグのレベルをアップさせるためには、ファンのフッボールを見る目を養う必要があると思います。そして、そのためにはファン全体、フッボール人口全体の公式戦の経験値を上げるしかないのではないでしょうか。

【日本の大人はズルイ】
前述のように、子供達には「下手な選手が損をする構造」を強要している大人ですが、では自分達はというと「社会人リーグ」という形で上手い選手も下手な選手も平等にフッボールを満喫できるシステムを構築しています。子供達には「負けたら終わり。負けたら号泣」という厳しい大会方式を強要しているのにもかかわらず、フッボールの本当の楽しみ方を知っている大人は自分達のためには「下手でもリーグに参加できる。負けても明日がある」という大会運営をしているのです。大人って、特に日本のサッカー界の大人はとてもズルイですね、、、【結論】
日本フッボール界が今抱えている根本的な問題は、フッボールが上手くないとフッボールを満喫できないという不平等な構造なのではないでしょうか。

高校サッカー選手権大会もプリンスリーグも高円宮杯も総体も全日本少年サッカー大会も全てフッボールの上手い選手たちのモノです。これらの大会に人々やマスコミの注目が集まりますが、これらの華やかな大会の裏でどれだけ多くの少年や青年が不幸なフッボール生活を送っているかは誰も気にしていません。

常に上手い選手のみが得をする大会運営が行われ、常に上手い選手達のみに注目が集まり、そしてその延長線上として「日本代表を強くしよう!」という一点にフッボールファンの注目が集中する傾向があります。

しかし、そのような華やかな日本のフッボール界の表舞台の裏には不幸な選手生活を余儀なくされている選手達が大勢います。

部員が多過ぎるため公式戦の出場機会が一回も回ってこない選手達。

トーナメント戦ですぐに負けてしまったため今後3ヶ月間公式戦がない選手達。

才能がありながらも1年生のため出場機会が回ってこない選手達。

上手い選手だけが得をする構造。あるいは、上手くないとフッボールを満喫できない構造。そのような構造の中で長く生活していると「上手いこと=正義」だとか「上手くなること=唯一の目標」というゆがんだ価値観が構成されてきてしまいます。
だからこそ、、、、、、

フッボールを楽しみたかったら、上手くなれ。

フッボールを楽しみたかったら、レギュラーになれ。

フッボールを楽しみたかったら、試合に勝て。

フッボールを楽しみたかったら、トレセンに選ばれろ。

といった「上を目指す価値観」に大多数の選手や父兄が縛られてしまいます。もちろん、上を目指すことは素晴らしいことです。上を目指して切磋琢磨することは素晴らしいことです。しかし、その価値観のみが重要視されてしまい、その階段からはみ出てしまった多くの敗者たちが不幸なフッボール生活を強いられているのは、どこかが間違っています。

日本フッボール界がまず改善しなければいけない点は、上手い下手に関係なく、年齢に関係なく、フッボールを愛する日本人全員が楽しいフッボール生活を送れるようにすることではないでしょうか。氷山の一角の上手い選手達だけが得をする構造が続く限り、日本フッボール界の基盤・土台(=フッボールファン全体のレベル)は不安定なままです。そして、不安定な基礎・土台の上に何か(=強いフル代表)を築こうとしても上手く行かないのは目に見えています。

日本フッボール界全体が経験値を積み重ねることができない間に、スペインでは今週末も全国各地で競技レベルに関係なくフッボールプレーヤーが全員、経験値を積み重ねています。つまり、両国の基礎や土台のレベル差は今も更に広がっているということになります。

急がば回れ、です。

日本代表を本当に強くしたければ、プリンスリーグよりも、トレセン制度よりも、上手い下手に関係なく、年齢に関係なく、フッボールプレーヤー全員がフッボールを満喫できる環境を整えることが先決なのではないでしょうか。それはつまり「プレーヤー全員のためのリーグ戦のオーガナイズ」ということです。

例外なくみんながみんなフッボールを満喫できる環境が整った瞬間、みんながリーグ戦を満喫できるようになった瞬間、フッボールがみんなのモノになった瞬間、みんながハッピーになった瞬間、フッボールを愛する全選手の経験値が上がった瞬間、日本フッボール界全体の経験値が上がった瞬間、そして日本フッボール界の基盤と土台がしっかりと整った瞬間、きっと日本代表はとんでもなく強くなっているのではないでしょうか?


そんなことを強く感じた日本で過ごした2007年の夏でした。




【補足】
ここにズラッと書いてきたことをなぜ日本で改めて感じたかというと、みんなのためのリーグ戦が存在しない日本で「いい指導とは?」ということを議論すること自体が空論に思えてきてしまったからです。

この夏に日本で行われたバルサキッズキャンプには、いい指導を求める多くの子供達が全国から集合してくれただけでなく、多くの指導者がいい指導を求めてバルサキッズキャンプの見学に訪れてくれました。そして、日本で過ごした3週間の間に多くに人々と「いい指導とは?」ということについて語り合い、意見交換をしました。

しかし、日本の人々と意見交換をするうちに、僕はとても空しさを感じてしまいました。何故ならば、日本の子供達は毎週末に公式戦を戦っていないからです。

カタラン人コーチ達にとっての「いい指導」の基本的なコンセプトは「先週の試合のミスを今週末の試合に向けて修正すること」であるため「毎週末の試合」がなければ話しにならないのです。

日本の子供達がリーグ戦を戦っていないことを知らされたカタラン人コーチたちは、「じゃ、何のために練習しているのだ?」と素朴な質問をしてきました。

そう、彼らにとってのフッボールとは「毎週末のリーグ戦」であり、彼らの頭の中には「フッボール=毎週末のリーグ戦」という明確な公式が成り立っているのです。

そんな彼らに対して「いや、日本では負けたら終わりのトーナメント戦が主流なんですよ」と言っても理解してくれません。また「部員が100人いても11人しか出場できないんですよ」と言っても彼らは理解してくれません。

もちろん、環境に左右されない「普遍的ないい指導」というのは存在すると思います。しかし、いい指導を日常的に実施する環境(=毎週末のリーグ戦)が整っていなければ、いい指導について語り合うことにいったいなんの価値があるのでしょうか??

日本人はとても勤勉であるため、世界中の「いい指導」を学ぼうとしています。しかし、それを実践する環境が整っていなければ、その努力にいったい何の意味があるのでしょうか? 

そもそも、数え切れない数のフッボール少年やフッボール青年が不幸なフッボール人生を送っていることを無視して、いい指導方法を捜し求めることにいったい何の意味があるのでしょうか?

フッボールを愛する数え切れない数のフッボール選手が、公式戦に出場する機会を得られずに不幸なフッボール人生を送っていることを無視しつつ、日本代表の強化に力を入れることにいったい何の意味があるのでしょうか?

子供達は、いい指導を求める以前に、毎週末にフッボールを楽しみたいのです。毎週末に公式戦を楽しみたいのです。唯それだけです。選手達は質の高い指導者なんて必要としていません。強いフル代表なんて必要としていません。ただただ毎週末フッボールを楽しみたいだけです。

そして、毎週末フッボールを楽しむ環境が整った時点で「もう少し上手くなりたいな」と思った子供達がいい指導や質の高い指導を求め始めたり、毎週末の公式戦を通じて地域で頭角を表し始めた選手達が地域選抜に選ばれることを夢見始めるのが健全な反応なのではないでしょうか?

練習のための練習、、、、、。

これほど空しい言葉はありませんこの言葉を日本全国から排除し、幸せなフッボール人生を送っている老若男女で日本全土を埋め尽くさない限り、日本フッボール界の成長というのはないのではないでしょうか?

そんなことを日本滞在中に強く感じたので、今回のブログを書いてみました。




【同ブログ内の関連記事】
・サッカーはサッカーをトレーニングすることによってのみ上達する
・攻撃を改善したければ守備を改善せよ (究極のサッカー哲学)
・小学生からもっとチーム戦術を教えてみませんか?
・子供にコーチがたくさん指示を出すことは悪いことですか?
・子供に素早い状況判断を求めてはダメですか?
・小学生には11人制よりも7人制の方が適切と思いませんか?
・なぜスペインでは6人制でも8人制でもなく7人制なのでしょう?
・トーナメント戦形式は子供のチャレンジ精神を育むのでしょうか?
・日本フッボール界の“見えざる神”
・日本フッボール界の根本的な問題
・ポリバレントなコーチが多いスペイン

  • 共通ジャンル:

posted by naoto |21:40 | バルサを越える為のヒント集 | コメント(92) | トラックバック(10)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/tb_ping/141
この記事に対するトラックバック一覧
カターニャ森本選手 【虎のスポーツ】

セリエA・カターニャのFW森本は、2日のジェノア戦(ホーム)で無得点だったものの、2戦連続先発について「今年は5カ月もリハビリしていた。今、スタメンで出られて満足している」。左ひざに不安を抱える森本にとって、劣悪なピッチでは納得のいくプレーができなかった..

2007-09-04 08:14 | 続きを読む
敗戦を糧に成長することの重要性を理解した、画期的な試みに拍手! 【フィールド上の些事争論】

小さな記事でしたが、こんなものを見つけました。 14歳以下のリーグが10月から2月、15歳以下のリーグが5月から8月とありますが、要するに3年生が受験勉強のために夏で部活動を引退するのですから、2年生中心による新チームの立ち上げから彼らが引退する翌年夏までのほとんどの期間にわたって行われる長期のリーグ戦ということになります。 このリーグ戦は3部構成で前期、後期に分かれており、それぞれの成績でリーグの合間に行われるカップ戦の出場枠が決まったり、リーグ昇格、降格が決まるというかなり本格的なものです。 詳しいこ

2007-09-04 22:07 | 続きを読む
どんなスポーツでも、試合に出ることでしか得られないものもある 【フィールド上の些事争論】

私が随分前の過去記事の中で「欲を言えば……」と書かせてもらったことを、Jリーグが実践するようです。 このニュースをご覧下さい。 私は中学生の時に自分の身長が最も伸びました。 個人差はありますが、皆さんもおそらくそうだった方が多いのではないでしょうか。 プロフにもあるように、少しだけバレーボールをやっていたのですが、先輩たちとの体格差はかなり絶望的なものがありました。 中3にもなると、180センチを超える選手もざらにいます。 中1の私には、中学生用のネットの高さでも相当高く感じたものです。 これはバレーボー

2007-09-04 22:07 | 続きを読む
とても共感しました!〜日本フットボールの根本的な問題〜 【サッカーママの部室】

少年サッカー FCバルセロナのコーチ 村松尚人さんの ブログ 拝見しました・・ 共感・・まさに・・ 弱小少年団に通う・・うちの息子はエリートとは無縁で・・ でもサッカーが好き♪ ず〜っとサッカ

2007-09-05 14:17 | 続きを読む
日本サッカー ここを変えろ! アマチュア編 【東方見聞人】

多分サッカー関連エントリーでは、読んでいる人から総スカン。だいまつです。今日も一

2007-09-07 20:35 | 続きを読む
だから、公式戦で本気なわけよ! 【世田谷的コーチング日記】

村松尚登さんのコラムに、コーチである僕の思いがつまっていたので紹介します。 内容は上のリンクから飛んで下さい。 「サッカークリニック」や指導教本でスペインの現状を読むたびに、どんな形でもいいからスペイン人並の経験値を積むことを考えてきました。 世田谷という事情や、大会運営の大変さは重々承知しておりますので、これ以上はサービスを受けている我々自身が考えていくことだと思います。 ただ、現状の範囲でいかに経験を積んでいくか。それにはやっぱり勝つしかないんです。 で、このブログでも再三再四書きましたが「優...

2007-09-19 10:21 | 続きを読む
『FIFA U-17 World Cup KOREA 総集編 〜徹底討論・日本蹴球の未来〜』を見て。 【フットボールライフ*一年目】

■蹴球中毒症状促進番組  先日、畏れ多くもサッカー情報番組の雄、『スーパーサッカー』を当ブログで批評しました。完結に言うと…  忙しいサッカーファンの方にとって、ハーフタイム含めて2時間の試合を追っていくだけの時間はなかなか捻出しづらいことでしょうから、そのなかで週の代表・Jリーグの結果などを網羅できる『スーパーサッカー』の存在は、必須なものだと思います。  ただ、日ごろから「余暇=サッカー」というサッカー中毒症状にかかっているような方にとっては物足りない番組であることも事実。だからこそ、その要求にこたえ

2007-09-21 22:15 | 続きを読む
Jリーグ未満の下部リーグの問題点と改革案 【Jリーグを観に行こう!】

今回は「日本の下部リーグ制度」について語ります。 今まで一番の長文になりました。 図だけでも見ていってください。 日本の制度は、サッカークラブと日本サッカーピラミッドシステム サッカークラブはすべて繋がっている。 でも紹介しましたが このような制度と

2008-08-12 23:31 | 続きを読む
強いチームを作るために 【理事長がゆく!】

バルセロナスクールの日本人コーチ村松尚登のブログに面白いことが書いてありました。数少ないエリートを育成するというよりも世の中にスポーツの素晴らしさを伝える、知ってもらうことが「強い」チームを作る近道な気がしますね。

2010-03-02 21:04 | 続きを読む
「日本サッカーだけ」が抱える致命的な欠点が存在する《3/3》 【Jリーグを観に行こう!】

サッカーは誰もが試合をして楽しむことこそが、サッカーの魅力の原点です。 その魅力の原点を見つめなおさないと、 サッカーを多くの人が試合で楽しんでる日本以外の世界とは 差がついて当たり前です。 1/3と2/3では、補欠に関する日本だけの実態とそれに伴う世界との差につ

2010-04-27 21:30 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

いや、素晴らしい
考えさせられます

posted by 七誌 | 2007-09-04 03:49

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

初めまして!いつも楽しく、そして勉強させてもらっております。私も指導者を目指し勉強をしています。
まさにその通りだと感じました。日本では、ほとんどの大会でトーナメントであり例えばある試合である修正点が出た時トーナメントであれば負けてしまったらいくらトレーニングをしても実践では行えない。しかし、リーグ戦であれば次の試合で試す事が出来る。さらにおっしゃる通り試合が出来なければ楽しくない!特に強いチームではないので絶対的な公式戦数が不足している。と前々から思っていてとても共感しました。サッカーの一番の魅力は楽しむことであると思います。

posted by GM | 2007-09-04 04:14

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

大変興味深くこちらのブログを拝見させて頂きました。
ご存知かもしれませんが、村松さんと同じくスペインは
エスパニョールにてトレーナーをされている松井さんも
同じような事を指摘されていました。

仰るような公式戦の経験値の問題、確かにあると思います。
これはサッカーに限った事ではなく、日本の学校体育制度
全般に言えるのではないでしょうか。

そしてこれは取り上げる側のマスコミの需要でもあると思います。
例えば真夏の炎天下で行われる甲子園。
エースの投手に連日100球に及ぶ連投を
高校生に強いるメリットなど
「見る側の感情移入」以外ありえません。

「トーナメント方式の方が盛り上げやすい」

こんな意図も現状の制度の維持に働いてるのではないでしょうか。

posted by シティ | 2007-09-04 04:38

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

 こんにちは、村松さんの記事大変わかりやすく、的確に問題点を捉えられていると思います。私自身はフットボーラーではありませんが、大人になって、バスケ市民リーグなどに参加すると、スポーツがこんなに楽しい物だったのかと気づきました。
 フットボールに限らず、野球もバスケも中学、高校までは、勝つことを目的とした練習がメインで、楽しむことは忘れられているように思います。
 楽しむって、難しいんでしょうかね? 大人になってのスポーツは、下手くそでもとても楽しいのですが・・・

posted by 毎日夏休み 毎日夏休み | 2007-09-04 05:29

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

たった一つ違和感が。「罵声の質が高い」

質の高い『罵声』ってなんでしょうか?思わず、クスッ、と笑ってしまうようなユーモアの効いたものの事ですか?それは罵声ではなく、野次といった方がいいかもしれません。

罵声とは「口汚くののしる声」の事。スタジアムで年端もいかない子供達が臆面もなく大人の真似をして試合中ずっと「Hijo de ○○○○!」と叫んでいるのを見た事がおありではありませんか?子供の試合の指揮をしている時に、周りから(サッカーの内容と全く関係のないことをあげつらって)口汚く罵られた経験はお持ちではありませんか?あれのどこに「質の高さ」をお感じなのでしょうか。スペインのサッカーの質の高さと、罵声とは分けて考えた方がいいと思います。

私はスペイン人のサッカーのレベルは総じて高いと思います。第一線で活躍する選手は勿論、街中のフットサルコートや7人制のサッカーコートの中でも、「日本なら相当なところでやれるだろうな」というプレーヤーに当たる事は稀ではありません。またそういったプレーヤーでない、ただのおじさんとかでも、ボールのつなぎ方などを見ていると、やろうとしている事の意図が判ります。

でも、すぐに言い合いになったり、街中で面と向かって言えば殴り合いの喧嘩になるような言葉をすぐに吐きます。

そんな人達を「レベルが高い観客」と紹介してしまっては、情報の少ない(実体験として体験出来る人が少ない)日本で、「サッカー大国であるスペインでは罵声を浴びせてもいいからようだから、日本でも」という風になりかねません。野次の一つも飛ばないスタジアムはあまりにも味気なさ過ぎますが、罵声が飛び交うスタジアムになるようでは。。。

スペインでの経験は既に10年以上経っておられて、感覚がスペイン人化されていると思いますから、スタジアム(や子供の試合での)罵声が当たり前になっていらっしゃるのかもしれませんが、これはもう少し紹介の仕方があるのではないかと思い、長文に至ってしまいました。途中わかり難い点がありましたらご容赦下さい。

posted by yyyjjj | 2007-09-04 05:45

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

記事を読ませていただきました。


大賛成です!!


僕も高校時代サッカーをやっていたのですが(まぁ下手でしたが・・・)公式戦にはほとんど出れえませんでした。


小学生の頃は公式戦だけでなく近所の学校との練習試合と週末はサッカー三昧で(しかも、その後にみんなで食べる焼肉がとてもおいしくて)とてもハッピーでした。


しかし高校に入ってからは上手い奴しか試合に出ないので、高校ではほとんど公式戦は出ることはなくベンチを暖めるばかりで気がつけばストレスがたまっていくばっかしでした。


記事にも書かれていたとおり、上手い奴しかサッカーをやる機会がないって言うのは本当だと思います。そしてそれはとても残念なことです。


なぜなら僕はサッカーを通じて、人生を上手くやっていくコツなんかを学べたと思うからです。今でも辛いことがあったり、しんどいことがあった本りしても、あの時、足がつるぐらい走ったことがあるんだから今回も何とかできる!!とあきらめない気持ちを持ったのもサッカーのおかげです。


長くなりましたが今サッカーをやっている後輩たちが少しでも多くサッカーができて、(えらそうですが)そこから何か学べたらな~って思います。そのためにみんなが(とくに子どもたちが)楽しくサッカーができる場所をもっと増えるといいですね。


日本サッカー界のためだけではなくて、こういう面でもよくなるんじゃないと思ったのでコメントさせていただきました。

posted by ホリデイ | 2007-09-04 05:58

yyyjjjさんへ

コメント投稿者ID :

ご指摘ありがとうございます。早速、訂正させていただきました。

確かに「罵声」というのは表現が適切ではありませんでした。また、僕が伝えたかったことは「野次」とも違いますね。

何と言うのでしょうか、「ファンのリアクションの質の高さ」とでも言うのでしょうか。
例えば、ちょっとしたバックパスに対する拍手とか、クリアーしてもよさそうな状況にもかかわらずしっかりとトラップして攻撃につなげるプレーに対する拍手とか、サイドチェンジした方がいい状況で同じサイドを執拗に攻めたときに対する「そりゃ違うだろ!」というリアクションとか、そういう質の高いリアクションのことです。

posted by 村松尚登 | 2007-09-04 06:52

【補足】を書き足しました

コメント投稿者ID :

最後の部分に【補足】を書き足しました。

posted by 村松尚登 | 2007-09-04 07:44

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

はじめまして。いつも拝見させていただいております。

初めて憧れのカンプノウを訪れた時、ファンの質があきらかに違う!と感じた出来事がありました。

それは、たまたま隣の席になった「おばあさん」の応援が素晴らしかったことです。

見ず知らずの僕の手をとって、のっけから一緒にHimnoを大合唱!
試合中はとても熱かった!んですが、そんな中でも、攻守に関わらず良いプレーには拍手を送り、相手の汚いファールには、容赦ないブーイングを浴びせます。

「いいものはいいと褒める」「悪いものは悪いと主張する」まさにチームを鼓舞しておられました。

そしてそれは、隣のおばあさんだけでなく、カンプノウを埋める9万人以上の観客が、同じようなリアクションをしていたのに、衝撃を覚えたのです。

憧れのバルサのサッカー以上に、本物のフットボールファンを見れた感動は鮮明に残っています。

子供のような無邪気な反応と、フットボールの本質を見極めるしっかりとした視点。
そして何より、フットボールを愛する心が、スタジアム全体に満ちているのを感じました。

村松さんのおっしゃる「リアクションの質の高さ」というコメントを見て、まさに「そうでした!」と共感せずにはいられませんでした。

posted by nakagawax nakagawax | 2007-09-04 12:04

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

村松さんの言う通りです。
日本サッカー協会はトレセンばっかり作って
上手いヤツのためにしかならないことばっかり
です。
僕はスペインみたいに毎週リーグ戦が毎週戦える
ようになったら日本のレベルも上がると思うし
ファンももっと増えると思います。

川淵キャプテンにどうかこのブログ見て欲しいです。

posted by x | 2007-09-04 13:15

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

こんにちは、村松さん。
はじめまして、仙太郎と申します。

村松さんのおっしゃる、
「プレーレベルや年齢に関係なくフッボールを愛するプレーヤー全員がフッボールを満喫できる環境作り」

まったくその通りだと思います。
日本サッカーが強くなるには、それが唯一の方法だと思います。

サッカー界を三角形に例えると、頂点には代表チームがあります。
底辺には、アマチュアがあります。
頂点の高さを上げようと思えば、底辺を広げるしかありません。

ヨーロッパの各国が強いのは、底辺が広いからに他なりません。
スペインだけでなく、他の国でもアマチュアのプレーヤーが年齢やプレーレベルに関わらず、プレーする環境があると聞いております。
だからこそ、村松さんのおっしゃるように、プレーを見る目が肥えますし、それによって選手達も鍛えられます。

村松さんは、日本の大人は自分たちだけ楽しんでずるいとおっしゃっていますが、そんなことはありません。
日本の社会人リーグも、やはりある程度経験があり、上手い人達だけが参加できる場になっています。

私のように30歳を過ぎてからフットボールを始めたド下手プレーヤーからすれば、それはそれは雲の上の存在です。
幸い私の場合、近くに楽しんでサッカーが出来るチームを偶然見つけられたのでよかったのですが、そうでなければプレーすることは出来なかったと思います。

そう言う意味では、サッカー環境の問題は若年層だけの問題でなく、日本全体の問題だと思います。

でもこれって、サッカーだけの問題じゃないんですよね。
オリンピックが終わると、なぜ日本はメダルをとれないのかと言われますが、これも全く同じ理屈で競技をする環境が制限されているからだと思います。
日本では誰でも好きなときに水泳が出来る環境があるのか、テニスが出来る環境があるのか。
答えはノーでしょう。

日本柔道が強いのは、柔道発祥の地だからではなく諸外国と比べると道場の数が多いからだと思います。
トップだけを鍛えても、底辺が広くなければ、その人達が引退すればまだ元の木阿弥なのです。

そう考えると日本におけるスポーツ地位を上げない限り、日本が世界のスポーツ界で活躍するのは難しいのでしょうね。
長い道のりですが、諦めたら終わりです。
スポーツを愛する人が力を寄せ合って、少しずつスポーツの地位を向上させていくしかいないでしょう。
私も微力ながら、頑張りたいと思います。

posted by 仙太郎 仙太郎 | 2007-09-04 17:51

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :


とても賛同でき、また、心を動かされる記事でした。ブラボー!。

そして色々考えさせられました。
じゃあ、何でスペインはリーグ戦が出来て日本は出来ないんだろう? 施設といったハード面がネックなのか、長期間に多くのチームが試合する大会を管理する運用能力(ソフト)の不足なのか? 下手な選手は試合に出てはいけない、出してはいけないと思い込んでるだけなのか? そもそも日本のスポーツ界ってetc・・・。

なんか思考が発散してきたな。

とりあえず、近所の公園にある「ボール遊び禁止」などというふざけた規則を撤廃できないか考えてみます。


PS:先の仙太郎さんは「スポーツの地位を向上」という表現をされていましたが、私は”スポーツを身近に”と表現したい。カラオケやゲームセンターに行くのと同じくらい、スポーツが気軽に出来ればいいなあと思います。

posted by とおりすがり | 2007-09-04 21:04

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

お邪魔します。

実は私がトラックバックした2つの記事は以前もトラバを張らせていただいた記事です。
ですが、今回の記事を受けて改めて貼らせてもらいます。

仰ることは誠に正論で、日本でもほんの少しずつですが村松さんご指摘の悪しき点が改善されようとしています。しかし、当然まだまだ不足しているのが現状です。
私自身のスポーツ経験に照らし合わせてみても、「不動のレギュラー」という経験はなく、やはり試合に出ることの楽しさを十分に満喫できたかというと大いに疑問ではあります。
それでも、私の小学校のサッカー部はまだマシで、A・Bの2チームがあり、Bチーム同士の試合も練習試合では結構ありましたが、やはり公式戦となると出番がありませんでいした。
それに、大会方式はやはりトーナメントばかり。

これってサッカーだけの問題ではなく、日本のスポーツ界全体の問題です。
そして、もしかしたらスポーツを楽しみ、愛する我々日本の大人たち全てが考えていかなければいけないくらいの大きな問題なのかもしれません。

posted by “Bチームのスイーパー”ことbunchousann “Bチームのスイーパー”ことbunchousann | 2007-09-04 22:20

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

 初めまして。今フランスのディジョンという町に住んでおります太田徹と申します。

 今リーグ2(2部リーグ)のDFCOというクラブのサテライトに当たるチームで現場見学をさせていただきながら、10月から日本でも著書が発売されているジル・コメッティ氏の下でフィジカルトレーニングの勉強を開始します。

 村松さんのブログを拝見して、フランスにも常にサッカーをしたい選手全員がプレーできる環境がある、ということに気づかされ、非常に勉強になりました。これからもブログの方を拝見させていただきたいと思います。

posted by 太田 徹 | 2007-09-05 03:37

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

こんにちわ
今回の件も非常に良い内容で、関心し切っております。

今回の件と前回の『見えざる神』のこととリンクして考えさせて頂きました。

たしかに『みんなが出場』『楽しめる』『リーグ戦』って【大人】にならなければ経験出来ないですもんね。
はやくて大学生くらいですかね?

カップ戦は『ひとつでも上』の観点から、試合を進めることで『定点的』な発想になってしまわざろう得ないですね。
これも『戦術』が浸透しないというか、極端に言えば『継続的に考えなくてもいい』に結果的になってしまうのではないでしょうか?

リーグ戦で同じ相手と試合をすることは『反復』を必要とし、相手に合したり、自分達のメリットを最大限に活かしたり出来ることで、おのずと『考える(戦術)』ことが必要となると判断します。

また『見る目』にしても同様で、趣旨から少し外れますが、私的には『高校野球』『高校サッカー』って【一生懸命】さには感動しますが、イマイチ楽しめないんです。
ただ『プロ野球』『Jリーグ』は個々に応援チームがあって、そのチームを応援するのは楽しいです。
『何が楽しい?』のか考えた答えは、『年間・数年』の経過を元に観戦出来るから楽しめると感じました。
【批評】の項でも触れておられましたが、あえて『マスコミ』を指して述べますが【的を得ない批判】は【定点的】に捉える結果であり、それを読んだ人達は『それを元に』批評する傾向があることから【的外れ】になってしまうのではないでしょうか?

リーグ戦の運営は非常に大変なことは、今現在『草野球』のリーグ戦運営に携わっているので理解はしているつもりです。
(年間1チーム7試合程度でも、場所取り含め四苦八苦しています)

おそらく、日本の風習として『リーグ戦』は『大人のもの』になっているのでしょうね。
私は、この記事読んで自分自身はそう思っていたことに気付かされました。

私の住む堺市にも、大きなトレーニングセンターが出来ると聞いております。
この場所は大阪ガスから『無償』で土地を借りているみたいなので、是非とも『サッカー少年』達に解放し、なんらの形で『リーグ戦』なるものを進めれる場になれがいいなぁと思います。
またサッカー協会が主導してくれれば、そんな素晴しいことは無いと感じております。

posted by そうだ!!! | 2007-09-05 10:13

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

とおりすがりさん、レスありがとうございます。

おっしゃるとおりです。
私が言いたいのもそう言うことです。

私もカラオケにもゲーセンへ行くのと、同じくらいの気軽さでスポーツがしたい。
そして、子供達にもさせてあげたいと思います。

ただ、それを実現するには税制を改定したり、制度を整えなければならないのです。
日本の現行法制では、これを実現するための総合スポーツクラブを運営するのは、かなり困難だと思います。

なので、それを実現するにはスポーツの地位向上が必要と思い、そのように表現させていただきました。

でも、思いは一緒ですね。
これからも、よろしくお願いします。

posted by 仙太郎 仙太郎 | 2007-09-05 11:37

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

「誰もが楽しめる子供たちの公式リーグ戦があった方がいい。」

各FA(都道府県サッカー協会)で「トーナメントからリーグ戦へ」とオーガナイズについて真剣に話し合われています。

要するに問題は、「全く考えていないのではなく、考えてもなかなか実行に移せない!」

ご存知の通りやっと日本も世界に習って11人制から8人制へ移行しようとしていますが、未だに8人制が徹底する事が出来ません。

8人制の内容がどうこうではななく、8人制が徹底出来ないのは、【組織】の問題です。

問題は3つ。

1、サッカーをよく知らない人が組織のトップ(理事)に多い。

2、その理事会で決まらないと何も進めない。

これは、どの組織にもよくある事として、

3、テクニカルディレクターの不在

テクニカルディレクターに決定権があれば、もっとスピーディーにオーガナイズ出来るのでは?

>村松氏へ
まず日本では、テクニカルディレクターという役職の理解とテクニカルディレクターの育成が先かもしれません。

スペインでのテクニカルディレクターの役割や情報があればお願いします。

posted by これはどうでしょう! | 2007-09-05 12:51

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

初めまして。

 スペインには、サッカー人口全体が、「共通意識」がもてる土壌があるのですね。ですから、同じメンバーでプレイする時間が限られている代表という枠の中でも、優れたパフォーマンスを発揮できるのでしょうね。
 
 このような相手と、同等以上に戦える日本になれるのか。
 
 追いつくには、一歩でも踏み出すことが大事だと感じる次第です。ですので、「これはどうでしょう」さんの仰る試みが、実行に移されることが大きな一歩と成る様な気がしてなりません。直ぐは効果は出ないかもしれませんが、とても大事なことだと思います。

 あまりに、感じることが大きかったので、書き込みさせていただきました。

posted by HemRock HemRock | 2007-09-05 18:20

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

これ、あちらの人々にとっては「子供に戦術を教えない」以上に不可解なんじゃないでしょうか。おそらく理解できないかと..  碁石を磨いて囲碁は打たない棋士みたいな。

これを「サッカー協会の組織」とか「日本代表の強化」「日本のシステム」とかそういう文脈で考えてしまうことが(あるいはそうせざる得ないことが)、ある意味日本の不幸だという気がします。

あちらの人々はきっと難しいことは考えてないと思うのです。いや、それを考えてシステムができているかもしれませんが、もっと基本的なスタートラインがあるのだと思います。彼らはすごくシンプルに、それも無意識に、考えているのだと思います。「サッカーはそもそもゲーム(試合)」で「試合するのは当然(試合がサッカーそのもの)」、それゆえ「試合にはみんな出るのがあたりまえ」だし「試合をたくさんする」。試合に出れないほどの「多数のメンバーなんてひとつのチームには必要ないしナンセンス」で、もし選手が多くなりすぎたら「分割してみんなでれるようにすればいいじゃん」。 それだけの話なんでしょう。なにも特別に考えてるわけではないと思います。

で、結果的に、いわば(根本のサッカーへの思想という面からみて)ボトムアップ的に、今の彼らのような仕組みになっているような気がする。

日本ではそうしたサッカーやスポーツへの基本理解がなく、スポ根マンガに代表されるような(笑)土壌のせいないのか、実践なき修行が当たり前になっている上に、既存の仕組みを半ば盲目的に受け入れてしまい変えようとしない気質があり、そのため方向が変わっていかないと。

なんていえばいいのか。 スペインの実情というのは、いわば末端レベルの人々のサッカーへの自然な理解と、それに準じた方向へ進もうという柔軟性と変化への意思があれば、「サッカー協会」とか「代表の強化」とか、そんなことに関係なく自然に動いていく方向なのだろうな、と思った次第です。

posted by tomc | 2007-09-05 21:18

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

日本の場合。スポーツを楽しむではなく強化が前提なんですよね。

だからこそJリーグ百年構想が重要だと思います。
もしかしたら村松さんは知らないかもしれないので
↓を
http://www.j-league.or.jp/100year/

Jリーグの最大の目標はスポーツを核とした地域の活性化で。
日本代表の強化でもJリーグの世界最強リーグ化でもないんです。

ですが現実的に、気軽にスポーツを楽しめる環境つくりをやれているクラブは少ないですね。
最近浦和レッズがhttp://www.urawa-reds.co.jp/redsland/index.html
このようなものをつくり、最初のオープンを記念するスピーチをやったときにJFAの川淵キャプテンが長年の悲願が形になって号泣したそうです。

ですが何もJリーグじゃなくてもキガリにスポーツを楽しめるように地域リーグ所属のチームでも頑張っているところもあります。
例えばhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~shiogama/
トップチームのサイトはhttp://wiese.jp/です。

やはり気軽にスポーツを楽しめる環境つくりというのは重要ですよね。
残念ながらそれは満足の行く状態にはなっていませんが。
私の近所の体育館では月に何回か、フットサルで誰でも気軽に参加できる日がありまして
そこで即席の試合が行われています。
もちろんメンバーは5人集めないといけないわけですがど
それくらいなら集めやすいですしね。
まずはフットサルから楽しめる環境つくりをつくるのがいいかもしれません。
体育館は学校の施設など学校解放貸切などでありますし(まあ大体予約が満杯で抽選になることがありますが)

フットサルの重要性というかインドアスポーツというのは気軽にスポーツを楽しむという点でやりやすいですし、かなり重要な割合を占めてくると思います。

posted by TCS | 2007-09-05 23:34

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

【みなさんへ】
長い文章を最後まで読んでいただき、そして多くのコメントをいただき、ありがとうございます。
本当に嬉しいですね、自分が書いた内容に反応があるというのは。
時間を見つけてご返答させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。

以上、取り急ぎお礼まで

posted by 村松尚登 | 2007-09-06 02:35

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

激しく同意します。
日本のサッカー関係者、サッカー好きみんなに読んで欲しいです。



おっしゃる通り、日本は万人がスポーツを楽しめる国ではないですね。
日本サッカー強化!だとか言って対処療法を施すんじゃなくて、子供から大人までみんながサッカーを実際にプレーして楽しめる環境が作られていくことを切に望みます。



何か私にもできることがあればいいのですが。

posted by はじめ | 2007-09-06 03:40

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

村松様>話の本質から離れた指摘に対して動いて頂いて恐縮です。「リアクション」、そうですね確かにこの言葉なら説明もしやすいし、実状(観客や父兄、子供たちの反応)にも合致しますね。今後も日本(という国の”サッカー”とそれを取り巻くソフト・ハード両面の環境)がバルサのそれに近づき、追い越せる日を目指して下さい。

posted by yyyjjj | 2007-09-06 06:52

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

初めまして。
村松さんの言うことには大いに賛成です!
トーナメント式よりもリーグ式を。
100人いても、複数のチームに分ける。
僕もこれこそが日本のサッカーの質を大きく向上させる1番の方法だと思います。

これは日本スポーツ界全てに言えることだと思います!

posted by フレディ | 2007-09-06 09:33

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

東京の府中市が、フットサルにおいて各世代がそれぞれのレベルにおいて参加できるという、日本ではもっとも進んだ地域といえるかもしれませんね。Fリーグ参加はなりませんでしたが・・。

posted by くらげ | 2007-09-06 15:17

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

 そうですね~。多くの人がサッカーというゲームを楽しめる土壌が日本にも育って欲しいですよね。日本ではゲームのための練習ではなくて、練習(鍛錬)すること自体が目的となっている場合が往々にしてあるんでしょうね。「試合」という言葉は「試し合い」であって練習の成果を試す場という意味があるので「練習のための試合」と「ゲームのための練習」というところで日本と諸外国とで考え方・スポーツ文化の発展の違いがあるのでしょうか。日本では「学校」「教育」「スポーツ」の結びつきが強いですね。

 たくさんの人にサッカー(スポーツ)を楽しんでもらいたいし自分も年をとってからもプレーし、楽しみたい・・・。劇的な変化は難しいとは思いますが、少しづつスポーツへの意識の変化や環境が整っていくことを願っています。グラウンドの確保が大変なのでもっとピッチがたくさんあればいいのになぁと思う今日この頃(いや、随分以前からですが)。

 長文、失礼しました。

posted by カタヤマ | 2007-09-06 16:13

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

おっしゃるとおりだと思います。
特に毎週末のリーグ戦の重要性はとてもよくわかります。
なかなか村松さんにおっしゃるようにならないのは、日本人の嗜好も一因にあるのかもしれませんね。
日本人はトーナメントが好きですよね。子供が読んでる少年ジャンプなんかを見ても、やたらと登場人物たちがトーナメント戦を戦っています。
こっちを勝ち上がったヤツとあっちを勝ち上がったヤツ。どっちが強いのか?そういう単純なものの見方をしたがるのでしょうか。
もう一つは、日本人はトーナメントの一発勝負で敗れて号泣する選手を見るのが大好きです。ワイドショーでもありがちな「○○君の夏は3回戦で終わった」的なフレーズが大好きです。感涙したいだけのエゴですよね。
あとは、「ある一瞬のために長い苦しみに耐える」ことも好きなように感じます。ですから1年に1度のトーナメントのようなものが好きなのかも知れません。
そういう国民的な嗜好を考えると運営側もトーナメントを採用してしまうのかな?なんて思ったりもします。

posted by ぴーすけ | 2007-09-07 10:47

Re:日本フッボール界の根本的な問題 (日本の想い出 vol 10)

コメント投稿者ID :

もっぱらスペインリーグ観戦が週末の楽しみな私ですが、自身も小学校二年生からサッカーをはじめ中学高校はほとんど補欠でした。練習試合は何試合か経験しましたが上手い人と比べると圧倒的に試合経験は少なく公式戦も負ければ終わりのトーナメントばっかりでつまらなかったです。
今では社会人として楽しくサッカーができる環境ですが、小さい頃にこそ経験値を積むべきですし、子供達には楽しんでサッカーをしてもらいたいと思います。無駄にサッカー競技場を作るよりこのような環境改善にお金をかけてもらいたいと思いました。

posted by たかし | 2007-09-07 21:47

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

はじめまして。
ものすごく共感させられました。
今、自分は大学生で、1年間ロンドンに留学に来ています。
こっちに来てみて強く思ったことが、どんな人でもサッカーが気軽に出来る。
外国人で英語も話せない、うまくもない自分がこんなに簡単にもサッカーチームに所属出来るとは思いもしませんでした。

私は小、中、高、大学とずっとサッカーをやってきて、下手な人、チームは本当に試合が出来ず、辞めていった人もたくさんいます。
そして、こっちに来て、こんなにたくさんの試合を目のあたりにして、かなり戸惑ってます。。

もし、自分の友達がこっちに住んでたら、みんなサッカーを続けてるんだろうな~と少し悔しくもなりました。

日本サッカー協会のトップにはこの記事を本当に読んで欲しい。そして少しずつでいいので環境を変えて言って欲しい。。本当に。。

posted by oka | 2007-09-08 03:02

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

フットボールに限らずトーナメント中心の学生スポーツは何とかするべきですね。
もっとたくさん試合できる環境にするべきですね。
あと競技人口増やすには小学校低学年までにいろんなスポーツに触れることができないといかんと思います。

posted by SU | 2007-09-09 00:38

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

みなさん、多くのコメントありがとうございます。
以下、いくつかのコメントに対してご返答させていただきたいと思います。

【日本人はトーナメント好きか?】
「日本人はトーナメント好き」とぴーすけさんが書かれていますが、一発勝負のトーナメント戦はスペイン人も大好きですよ。ただ、日本と違うところは、スペイン人はリーグ戦の魅力も十分知っているので、リーグ戦を日常的に戦いつつ、時々イベント的にトーナメント戦を戦っているという点です。
日本の子供達にも早くリーグ戦の魅力を体感させてあげたいですね。

【試合は“試し合い”】
カタヤマさんの「試合は試し合い」というコメントには、とても考えさせられました。まだ日本にはその価値観が残っているため「練習のための試合」という認識が残っているのかもしれませんね。

【TCSさんのご指摘】
TCSさんがご指摘されている「Jリーグの百年構想」については聞いたことがありますし、多くの地域でリーグ戦導入に向けて様々な試みが行われていることも、時々耳にします。しかし、残念ながら、抜本的な改善にはつながっていないような気がします。何故なのでしょう? 誰か教えて下さい。

【tomcさんのご指摘】
とても的を得ているご指摘だと思います。そうなんです、スペイン人はそんなに複雑なことは考えておらず、シンプルにシンプルに「みんなが幸せになる手段」を捜し求めて行ったら、今の形にたどり着いたんだと思います。
日本人は何事も難しく考え過ぎる傾向があるので、こういうシンプルな思考回路についてはスペイン人から少し学んだ方がいいかもしれませんね。

【これはどうでしょう!さんのコメント】
スペインではクラブチーム内には、クラブ運営の責任者として会長が存在し、その下に“スポーツ部門の責任者”としてテクニカルディレクターが存在するのが一般的な構造です。
しかし、今回の「リーグ戦をオーガナイズする」というテーマは、クラブ運営というよりも協会運営の話しでしょうから、テクニカルディレクターのポストの有無はあまり関係ないと僕は思うのですが、、、。

【太田徹さんへ】
バルセロナに来られる際はご一報下さい。そして、是非ともフランスのお話しを色々と聞かせて下さい。

【みなさんへ】
今回は多くのコメントありがとうございました。私自身も、今回取り上げたテーマの改善に少しでも貢献できる道を探したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

posted by 村松尚登 | 2007-09-12 06:20

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

はじめまして、東京在住の一サッカーファンです。

村松さんが今回書かれたことについて特に異論はありません。
正論ですしね。ただ、日本の現状についてことさら悪く書かれて
いるように感じましたのでいくつか気になった点を。

「トーナメント中心」「下手な子や下級生が出られない」とのことですが、
数年前までとはかなり状況が変化しているように思います。東京の場合、
大学はIリーグ、高校はDUOやリバーサイドといった1クラブで複数チーム
出場可能がリーグ戦があり「サッカーの生活化」についての取り組みが
なされています。また、トーナメントは各カテゴリーで格段に減っており、
それとは逆にホーム&アウェイのリーグ戦が徐々に増えています。

プリンスリーグ等は「強くなければ参加させてもらえません」とのことですが、
東京の場合、T(東京)リーグが1~3部まで整備されており、レベルに応じた
参加が可能です。それと、関東U-16のリーグ戦も既に運営されており、
これもいずれ同様に都県レベルにまで整備されることでしょう。

このような流れは中学世代にも広がっており、U-15関東リーグ、
それに繋がるTリーグ、下級生の出場機会を考えた試みが始まっており、
U-13、U-14リーグは今年から全国規模でリニューアルしました。

ちなみに、上記リーグはトレセンのように上からの要請で作られたものではなく、
各クラブのコーチ達が、研修の場を探していた審判を呼ぶなどして自主運営
していたのが発展したものです。

これとは別に、街クラブ中心の世代別のリーグがいくつもあります。また
セレクションなしで入れるサッカークラブも随分と増えたようです。もちろん、
全てが上手くいってるとは思いませんが、これらの地道な取り組みに
私は注目しています。

posted by 寺村学 寺村学 | 2007-09-14 18:00

寺村学さんへ

コメント投稿者ID :

貴重な情報ありがとうございます。
Tリーグの存在は知っていましたが、そこまで東京の様々なカテゴリーで改善が実施されているとは知りませんでした。脱帽です。
この流れが全国に広がってくれることを切に願います。

posted by 村松尚登 | 2007-09-14 21:10

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

東京だけでなく、自分が知っているだけで神奈川も千葉も埼玉も静岡も似たようなことやってますよ。
たぶん全国的に似たような取り組みは既に行われているはずです。日本協会が補助金を出して盛んに奨励してますから。
神奈川や埼玉なんかはU-16/17のリーグ戦も日常化されつつあります。静岡もそうですよね。

たぶん村松さんは自分の子どものころの経験から語られているのでしょうから、そこで齟齬が出ているのだと思います。
村松さんご指摘の問題はこの5年くらいで急速に改善してきている問題だと思います。
もちろんスペインには及ばないのでしょうけれど、そんな極端に悲観する必要はないように思います。
一朝一夕に全部がスペイン並みになるはずでもないですし。

しかし、1チーム18人にして毎週末リーグ戦となると、グラウンド確保が最大の問題でしょうね。
現在でさえ完全に飽和状態ですから。
これはサッカー界の問題というより日本の国土が人口に比して狭く、しかも山がちという点に由来する絶対的な問題ですけれど。

posted by とーばん | 2007-09-14 22:22

とーばんさんへ

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

なるほど、僕が知っている以上に多くの地域で改善が進められているようですね。

ただ、残念なことに、その改善はまだまだ末端まではたどり着いていないようです。事実、僕がこの夏日本に帰ったときにお会いした神奈川、東京、千葉、埼玉、大阪、京都、三重などの選手や指導者は「トーナメント戦ばかりだ」と嘆いていました。

まだ過渡期ということなのでしょうね。

posted by 村松尚登 | 2007-09-15 17:02

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

なるほど、と納得させられました。

質問なんですが、たくさんのチームと公式戦があるということは、職業として食べていけるコーチ、指導者、スタッフ(医療や栄養面までカバーしてるのは上位リーグに限られてしまうかもしれませんが)が多いということになると思うのですが、そのお給料って、たとえば州や自治体が出しているのでしょうか?

それとも年金生活の元サッカー選手なんかがボランティアしている等でしょうか?

日本は先進国で、サッカーだけでなく芸術面でも予算が少ないのに、年度末に外務省の予算が急いで消化されているニュースなどを聞くとそっちにまわしてほしい、と切に願います。

私は埼玉ですが、広がったと言ってもやっぱりまだまだすべてのスポーツにおいて強豪といわれるチームはものすごい人数を抱えていて、切なくなります。
もちろん入学当時は出られるようにがんばろうと入学するから、本人の選択と言ってしまえばそれまでですが・・・・。

posted by 日登実 | 2007-09-16 21:58

質問です

コメント投稿者ID :

【経験値が少ないとファンとしての見る目も肥えない】について質問です。
プレイヤーが公式戦を経験することでレベルアップしていく事はわかります。逆もまた然り。
しかし、それと観客の見る目がどう関係しているのでしょうか? そもそも、Jリーグの観客はスタジアムで「公式戦」を目の当たりにしているのではないでしょうか。
それとも、実際にサッカーの公式戦を経験した事のない(又は殆ど無い)観客が多い、という事を意図しているのでしょうか。
お教えください。

posted by まつ | 2007-09-17 01:36

まつさんへ

コメント投稿者ID :

ご質問にお答えします。

「選手として多くの公式戦を経験した人の方がそうでない人よりも試合を分析する能力が伸びるのでは? よって、観客として(他人の)試合を観戦しに行った時にも両者のリアクションの質には差が出てくるのでは?」という意図で書きました。

posted by 村松尚登 | 2007-09-17 07:01

日登実さんへ

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。
まずは、こちらの記事をご覧いただけますか? おそらく日登実さんのご質問に対するご返答になっていると思います。

【スペインの中小フッボールクラブの運営方法】
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/150

posted by 村松尚登 村松尚登 | 2007-09-17 07:07

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

 私はこの意見に対しては大賛成です。サッカーだけではなく野球やバスケット、バレーボールにおいても言えることだと思います。
 日本のサッカーは強豪チームになると地方のチームだとあちらこちらに遠征の為移動せざるおえない状況が生まれます。年間の試合数の上限がないというのも聞いています。
 ここで質問したいのですがスペインでは年間試合数がどれだけなのか知りたいです。その点が日本との大きな差だけでなく年間日程の見直しをする上ですごく大切な要素になると思います。

posted by 桐山 広太 | 2007-09-17 11:12

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

10年前くらいのサッカーダイジェストかなんかで、セルジオさんが「日本は補欠が多い、みんなが公式戦を経験する必要がある」と、発言していました。それが僕にとって、このような意見を初めてを聞いたときでもありました。

日本サッカー協会への登録料は、そういう試合の運営のために使われてほしいものですよね。高校3年間補欠の人間が払う登録料はいったい何に使われているのかほんと不思議です。

ということで、希望するすべての人間がある程度の公式戦を経験できるシステムに着手しない限り、僕は今のサッカー協会会長をサポートする気はありません。ぼくは個人的に村松さんの考えることは、芝生を増やすことより優先順位の高いものだと思っています。

ちなみに人口1000万人のオランダには100万人の人間がサッカー協会に登録していて誰もが週末芝生のうえでサッカーが楽しめるとSimon Kuperが言っていました。
これはサッカーの母国イングランドやサッカー教育で名高いドイツよりも優れた環境であるとオランダサッカーに携わる人が言っていました。

posted by k | 2007-09-17 13:06

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

JFAもこの方向に向かおうとしてると思いますが、やはり時間と金がかかるんじゃないでしょうね。
一番の問題はハード面でしょうか。
全てのサッカー少年に試合を!となった時、会場確保が問題となりそうです。
週末だと大学・社会人・陸上・他イベントなどともバッティングするんでしょうし。
指導者・審判の絶対数が確保され、今の数倍のチーム数を運営できる能力と金が備わっても、やる場所が
ないと言うのであれば意味ないですし。

posted by ハポン | 2007-09-17 14:00

大人はずるい  か?

コメント投稿者ID :

社会人リーグの実情はあまりご存知ないようですね。
気軽にチームを作って初心者が参戦できるようなレベルではないですよ。特に地方は厳しいですね。

文章全体は賛成ですが、大人だってプレイする場所
を探しながら頑張ってるんですよ

posted by スーケル | 2007-09-17 14:13

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

JFAは村松さんが提唱することを実現しようと動いています。

若年層でのホーム&アウェーのリーグ戦で最低30試合近く公式戦が確保されることによる選手の育成は欧州では当然の様に行われているのは、JFAの技術委員会上層部は当然把握しています。

プレーヤーズ・ファーストにならない一番の問題は実務レベルでの運営面です。

先ず、グランド確保です。
この時期は首都圏ですと中学年代の高円宮杯予選や高校選手権予選があるのですが、時期が重なるとグランドがなかなか取れません。欧州と同じく年齢で区切りリーグを行うためには、この問題を無視できません。

ただ一番の問題点は、引率指導者の問題でしょう。

学校の部活動チームが多くを占める日本の育成年代では、部活動として対外試合をするには学校関係者が必ず引率する必要が出ます。公立学校では絶対でしょう。外部指導者に指導を任せるにも教員同席が必須です。

つまり、部活引率する教員が相当数必要となるのですが、部活を数名で見ているチームが日本にいくつあるでしょうか?
指導者はいるのですが、部活引率できる人が少な過ぎるのです

部活は学校教育の範疇に入るので、学校関係者がいないと何か事故が起きた時に問題が生じます。
この問題をクリアーすることなしに、プレーヤー全員に公式戦を与えることは無理でしょう。




posted by うーん | 2007-09-17 15:14

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

↑「うーん」さんに近い意見。

学校の部活サッカーには根本的な限界が。

東京でも近所の学校の教員同士が知り合いになるとリーグ戦のようなものを開催することがあります。まあ4つくらいの学校ですけれど。

自分たちでは半公式戦のつもりですが、もちろん練習試合扱いなので、教員には何の手当も出ないことがほとんどです。

好きでやっている教員だけで足りるのならいいのですが、好きな人間だけでは当然足りずに、仕事で割りふられる教員もいます。

出たくもないのに仕事だからということで出なければならず、しかもお金が出ないのだから実質的に仕事にはなっていない。

好きでやっている顧問がいたらいたで、その人にまかせっぱなしにすると、部活を私物化してたいへんなことになったりもする。

学校の部活サッカーをリーグ戦ベースにすることには現場の教員として根本的に無理があると言わざるを得ません。

教員に限らず、他に仕事を持ちながら、平日の夕方以降と土日休日に好きで出てくる大人が大量に必要なのですが、それがかなわないのは日本の労働現場が、あまりにも個人のプライベートの時間を奪いすぎているということも大きな問題としてあると思います。

これを言ってしまったらおしまいという感じですが。

もっと生きることをたのしむ大人がたくさんいないといけないんですよ。

posted by いち高校教員 | 2007-09-17 17:22

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

サッカーだけじゃなくて「スポーツは、上手い人じゃないと楽しめない」というのが蔓延しているのは、学校の体育のおかげだと、個人的には思っています。

技術の上達を目指すよりも、そのままの能力を「測る」だけというのが、絶対的に多いから、差が縮まらないという無力感を感じるんです。

50Mを走らせて、記録を取って終わり。
記録を取るより、走り方のコツを教えたり、
創意工夫する場を作る方が有意義でしょう。

思い込みで自分は運動神経が悪い、
と勘違いしている人も日本中に、
大勢いると思います。

足は速くなるんです。
足が遅い子には、中盤をやらせるという指導者が多すぎる。その前に、少しでも足を速くする方法を探りましょうと言いたいですね。

工夫次第で簡単に上達するということを
大人が知らないことが、大問題だと思います。
だから、下手な子を切り捨てがちのシステムになるのだと思います。

posted by 直 | 2007-09-17 19:19

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

初めてコメントさせていただきます。

村松さんの意見は至極真っ当であり、大賛成です。諸問題はあるでしょうが、そういう方向に向かっていけば日本もより強くなるんだろうな、と感じます。


ただですね、野球も同じなんですよ。野球も上手い選手しか楽しめない。にもかかわらず、日本は世界トップの実力を持っている。
たしかに野球を行なっている国はサッカーに比べて極端に少ないでしょう。が、事実は事実。

選抜された選手「だけ」をとことん鍛える野球式の訓練を継続することで、世界トップレベルまで上り詰めることだってあるかもしれないと思うのですが

posted by shun | 2007-09-17 19:40

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

たしかに。今の部活はわかりませんが、俺らの時代でも、いくら実力があっても1年の頃は下のカテで選抜でも選ばれてないと玉拾いからみたいな風潮がありましたからね。
みんなやめてって最後は学年で20人くらいになりました。サッカーを楽しむ雰囲気ではなかったです。それはサッカーだけじゃなくて、日本社会全体に感じられると思うなあ。

posted by MM | 2007-09-17 21:48

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松さん読ませて頂きました。ありがとうございます。
副業で子供の指導ができて、それがしっかり土台としてなっているのは素晴らしいですね。本当に羨ましい。

常々思っていたけれど、サッカー界とかスポーツ界という狭い世界だけではどうしようもないことのように改めて思いました。

労働時間や社会環境、予算、人生観、親の考え方、生活のリズムなど全く違うスペインの方式は真似できないけれど、日本なりの最善の方法を見つけなければなりませんね。

もしかしたら、ボランティアができにくい環境である日本の方が、「コーチ」という職業で食べていく人が必要なのかもしれない。

私の世代では考えられませんでしたが、今の親はいいコーチであれば何十万も出したり、サッカー短期留学で百万出す人もいるわけだし・・・。
金額はそのレベルを基準には出来ないけど、みなさんのコメントを見ても、ボランティアは無理、国や自治体の予算もない、となるとJFAなどいち団体または個人負担に頼らざる得ないのが現状かな、と感じました。

posted by 日登実 | 2007-09-17 23:23

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

 村松さんの投稿、読ませてもらいました。
 時間がないので長くは書けないのですが、うまくない人・強くない学校が損をするというのはうなずけました。
(このことで、スポーツそのものを嫌いになってしまうのでしたら『何のためなのか』ということになってしまいますね)

posted by H.S | 2007-09-18 00:26

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

皆さんコメントありがとうございます。

【桐山広太さんへ】
普通の選手は大人でも子供でも年間の公式戦数は40(リーグ戦30、短期トーナメント戦10)くらいだと思います。
そして、年齢に関係なく競技レベルが上がれば全国大会等もありますからそれだけ公式戦数も増えてきます。例えば、バルサのU15とかであれば年間50試合以上の公式戦を戦っているのではないでしょうか。

【kさんへ】
私もリーグ戦のオーガナイズの方が芝生のグラウンドを増やすことよりも優先されるべきだと思います。

【ハポンさんへ】
土地不足の日本でグラウンドを増やすことは決して簡単ではありませんから、現在あるグラウンド、例えば小・中・高校のグラウンドを有効活用する事が一番現実的だと思います。
「11人制用のグラウンドが1面取れないんですよ」というのであれば、いっそのこと、中学生や高校生でも小さなグラウンドでもできる8人制のリーグ戦にしてしまえばいいのではないでしょうか?(ま、言うのは簡単ですが、実行に移すのは難しいでしょうね、、、)

【スーケルさんへ】
比較の問題です。「子供よりも大人の方が恵まれている」「子供よりも多くの大人がリーグ戦を通してフッボールを満喫している」「補欠の子供の方が補欠の大人よりも圧倒的に多い」といった感じで、大人の方が子供よりも恵まれている、ということを言いたかっただけです。決して「日本の大人を取り巻く環境はとても充実している」と言いたかったわけではありません。

また、スペインでもフッボール協会がオーガナイズしている大人のリーグ戦はとてもまじめ(一番下のカテゴリーでもほとんどのチームは週に2回練習をしている)ですから、初心者が簡単に参加できるようなモノではありません。初心者の人々はフットサルコートなどが独自に運営している独立リーグ戦(5人制や7人制)などに参戦している場合が多いですね。

ちなみに、スーケルさんが仰る通り、私は日本の社会人サッカーの現状に疎いので、どなたか詳しく教えて頂けると幸いです。

【うーんさんへ】
うーんさんのおっしゃる通り、私も一番のネックは「引率者・指導者の人数の問題」だと思います。

ところで「外部指導者に指導を任せるにも教員同席が必須」というのは本当でしょうか?
例えば、中学校のサッカー部が50人の部員を3チームに分け各チームをそれぞれリーグ戦に参戦させようとしたら同席する教員が合計3人必要になる、ということなのでしょうか?
もしそうだとしたら、前述の「教員同席が必須」というルールを変えない限り部活動にリーグ戦を導入するのは難しいですね。

posted by 村松尚登 | 2007-09-18 06:54

引き続きご返答を

コメント投稿者ID :

【いち高校教員さんへ】
現場からの貴重なご意見ありがとうございます。
「須賀川市立第一中学柔道部リンチ事件」の悲劇の原因のひとつは、部活動での指導者不足だったのではないでしょうか。例えば、柔道好きの近所の酒屋のおっちゃんが毎日練習に顔を出してくれていれば、あんな悲劇は起こらなかったと思います。とは言っても、16時頃から始まる中学の部活動に顔を出せる外部指導者が(労働時間の長い日本に)たくさんいるとは思えませんから、事実上無理でしょうね、、、。

また、最近ニュースになった「神村学園サッカー部部長の暴力」は“部活動の私物化”の典型でしょうね。

学校体育の部活動の限界としっかりと向き合い解決策を探す必要があるのと同時に、日本の労働環境や生活スタイル自体を見直す必要がありそうです、、、。(なんだか、壮大なプロジェクトになって来ましたね、、、)


【直さんへ】
学校の部活動の顧問の中には、そのスポーツを経験した事がない人さえいます。例えば、中学の先生をしている私の友人は、サッカーを教えたくて仕方がないのにもかかわらず(プレーした事がない)ソフトボール部の顧問を数年間務めていました。(彼はとても残念がっていました)そのような状況の中で、競技のレベルアップの指導を彼らに求めるのは酷でしょうね、、、。問題の根は深いです、、、。

posted by 村松尚登 | 2007-09-18 07:21

更に続けます

コメント投稿者ID :

【shunさんへ】
野球というのは、確かにチームスポーツなのですが、個人スポーツの要素も多々あると思います。そのため、例えば極端な話、素晴らしいコーチに巡り合えれば、チームメイトのレベルが低くてもあなたは飛躍的にレベルアップできることでしょう。(ゴルフに近い?)

しかし、チームスポーツの要素が濃いフッボールの場合は、たとえ素晴らしいコーチがいたとしても、あなたのレベルアップはチームメイトのレベルや対戦相手のレベルに大きく左右されてしまいます。極端な話、レベルの高い選手が一緒にプレーし続けたとしたら、指導者がいなくても選手達のレベルは飛躍的に伸びることでしょう。

このようなフッボールの特徴を考慮すると、フッボールの日本代表の飛躍的なレベルアップを小人数のエリート教育によって成し遂げようとするのは難しいのではないでしょうか。例えば、JFAアカデミー福島は素晴らしいプロジェクトだと思うのですが、彼らが日常的に対戦する相手(=福島近郊の対戦相手)のレベルが低ければ、質の高いトレーニングの効果も半減してしまうような気がします。

それよりも、“急がば回れ”の方がやはり効果があると私は思います。

posted by 村松尚登 | 2007-09-18 07:51

もう少し頑張ります

コメント投稿者ID :

【MMさんへ】
サッカーを楽しむ雰囲気ではなかったのにもかかわらず(私を含めた)多くの人が大人になってもサッカー好きのままですから、子供達にサッカーを楽しむ雰囲気を作ってあげられたとしたら、ある意味、大変なことになるでしょうね。(苦笑)
遠くない将来に“大変なこと”が起こることを切に願います。

【日登実さんへ】
>もしかしたら、ボランティアができにくい環境である日本の方が「コーチ」という職業で
>食べていく人が必要なのかもしれない。

鋭いご意見ありがとうございます。これはとても興味深いテーマなので、今度改めて取り上げたいと思います。


【H.Sさんへ】
「スポーツ好きを増やす」というのは、長い目で見れば、国民全体の健康維持、健康保険の経費削減にもつながることですから、政府にはもっと積極的にスポーツに投資してもらいたいですよね。

posted by 村松尚登 | 2007-09-18 08:03

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松氏の意見に大賛成です。
先日,近所のフットサルコート(有料です)で学校帰りの高校生達が,制服姿で楽しそうにフットサルに興じてました。

彼らはいわゆる「部活」とは無縁な連中のようでしたが,そのボール裁きの見事なこと。そして楽しそうなこと。金網越しに見とれてました。

彼らが仲間内でチームを作り,そうしたチームが増え,毎週リーグ戦をするというのが理想だと思います。

結局は,学校スポーツ=部活という構図がスポーツの最も大切な「楽しむ」という要素をスポイルしていると思います。

「みんなで楽しむ」というシンプルな考えさえあればいいと思います。

真のスポーツは学校とは別の場所にあると思います。

私自身の考えとしては,いわゆる小学校レベルの「スポーツ少年団」に類似のシステムが中・高・大・社会人でもあればいいのになぁと思います。

posted by toshi | 2007-09-18 13:38

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

私は、少年時代をアメリカで過ごしました。
アメリカのスポーツは基本的にシーズン制ですから、
サッカーは秋のスポーツ、ということで
American Youth Soccer Organization (AYSO)のチームに所属し、秋はサッカー漬けでした。
チーム立ち上げが9月、毎週末リーグ戦がある、という感じでした。
うまい選手は、冬の選抜リーグに進みました。

おっしゃるように、毎週末に試合があるからこそ、誰もが楽しめるんですよね。
アメリカ代表が強くなったのはこのAYSOのおかげだと思います。(とくに、1971年から始まった女子サッカー…)

posted by dmitri | 2007-09-18 16:36

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

日本のユース年代のサッカーは
基本的に部活を中心に運営されていることが
「みんな参加」のネックになっているのかもしれません。

 もしくは同一の学校の中で複数のチームが参加できるようにしたら少しはサッカーが「みんな」のモノになるのかもしれません。

 結局、日本におけるスポーツの地位なり個人の幸福なり、というのはまだまだ欧州レベルでは無く、個人のために国家があるというより、国家のために個人があるという封建時代レベルなのだと思います。

 経済だけでは無く文化的側面でも充足する国にならなければ、いつまでたっても幸福なサッカーの連鎖は形成できないって思ったりします。

posted by AKI AKI | 2007-09-18 19:11

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松さへ

公立学校の部活動となると、必ずその学校の教員が引率しなければなりません。嘱託指導員制度がありますが、これはあくまで技術指導が未熟な教員の補佐的な立場であります。

この制度を改めることが一番の問題だと思いますが、何かあると学校や行政の責任を問うマスコミの姿勢にも問題があるかと思います。

私は教員ではなく外部指導員ですが、日本の学校って世界と比較しても凄く施設が充実しています。
特に小学校なんて世界最高レベルでしょう。
グランドに鉄棒やジャングルジムなどがあり、体育館も付随している。マットも飛び箱もあります。それが小学生が徒歩で通える圏内にあるんです。活用する手はないです。
雨天でもミーティングできる部屋があるし、プロジェクターもある。欧州の一流クラブ並ですよ。

それにいまJFAアカデミーでやっていることも、全寮制の部活と同じでしょう。

欧州クラブは学校とタイアップしてユース年代の育成をしていますが、日本には部活動という素晴らしい制度があるので、これを利用する手はないと強く思うのですが、何しろネックは部活動をキッチリ指導できる方が教員に少なくなっている点です。
なお、私学では教員以外の方の引率は学校側が認めれば問題ないところが多いです。



posted by うーん | 2007-09-18 23:05

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

自分は数年前に少年団を立ち上げました。昨今問題になっている普通の少年団にしたくなかったのですが、所詮一人で出来るレベルではなく馬鹿な親たちに取り崩される形になりました。今は他でコーチだけをやっています。読ませて頂いた内容は大変共感を持つものでありますが、どうしようもない現実・壁があることも知っています。
一番驚いたのが地域の協会です。みんな自分たちのこと自分たちのチームのことしか考えていません。リーグ戦については発案しようかと思いましたが、出来ませんでした。現状の環境でやるのが精一杯なのです。自分も含めボランティアなんですよね。やはり日本フッボール界の根本的な問題はトップダウンでやるべきではないでしょうか?
しかしそのトップに根本的な問題があるとしたらどうしようもないですよね。あえて語りませんが・・・。

posted by 元代表 | 2007-09-19 19:34

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

はじめまして。世田谷で少年サッカーのコーチをしているものです。

内容にすごく共感したので、TBさせていただきました。
今のチームにお世話になって、5年経ちます。下手したら年間で公式戦が2試合しかできない現実や、技術が劣る子がでる試合時間が短くなることに対して驚きとともに、何とかせねばという思いで関わってきました。

幸運にも多くの公式戦を経験しておりますが、それでも毎週試合をするスペインの子ども達にはかないません。

もっともっと日本サッカー界が経験を積み、多くの人がサッカー経験を積みやすい環境になることを願っております。

posted by setagayateki setagayateki | 2007-09-19 19:37

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松さん
スポナビでブログをやっております、「右脳でみるサッカー」のmichikoと申します。
私自身も育成のテーマをライフワークとして、今後更に勉強・研究を深めようと思っておりますので、大変興味深く読ませていただきました。
村松さんのようなキャリアをお持ちの方が、育成の問題点を「ズバリ」言い当てることは、日本サッカー界にとって大変良いことだと思います。
賛否両論あると思いますが、村松さんのおっしゃっていることは「正論」ですので、ぜひ向かい風に負けずがんばってください。

さて、この大変興味深い記事に、私もコメントを寄せさてください。
日本サッカー協会は、村松さんの提言を十分承知していると思います。
しかし、簡単に、理想的な形には持っていけていない。そこには様々理由があるのだと思います。

リーグ戦、に関しては、上のコメントにもありましたように、社会人レベルではやっていますが、
高校、中学、少年サッカー、となるとそれができていない。
少年については私もまだ勉強不足ですが、学校のチームもクラブも、目指す大きな大会がトーナメント、ということが大きなネックですよね。
中高のカテゴリーは「学校体育」である、ということが大きな障害になっています。

「学校体育」(文部科学省管轄下の体育連盟)と「クラブ」(利益優先のプロスポーツ)の共存というのが最大のテーマだと思います。
(余談ですが、それを考えると夏の高円宮杯は画期的です。クラブと部活の境なくユース世代が競い合い、また、予選はリーグ戦で戦っている。日本サッカー協会の努力の賜とも言え、育成強化でこういう大会ができること自体、たとえば高野連と日本野球機構(プロ)が対立している野球の世界から見たら夢のまた夢みたいなもので、サッカーはだいぶいい方だ、という解釈もできます)

また、各年代の大会のスポンサーの存在があります。特に、朝日グループと読売グループの対立はすさまじく、
利権争いを越えた「ただのいがみ合い」としか言いようなく、ライバルとは反対のことをするのが両者の特徴で、たとえば、朝日の大会がリーグ戦なら、読売は意地でもトーナメントを貫こうとする。
しかし、スポンサーがいなければ、大会を運営する費用は捻出できないし、それがメディアならばサッカーの露出もできない。一概にスポンサーやメディアを否定するわけにもいけません。

結局私の思うところ、「正論はさておき自分の権力を保持することしか考えていない人間 (もしくは自分が正論だと思って疑わず、実は単に自己中心的な人)」が、「どこの組織にも上の方にいる」からだ、と思います。(組織にかかわらず、そういう人はそこら中にいますが、組織のトップがそういう人だと、事は大きく厄介ですね)
村松さんの正論を実現させるにはどうすればよいか、というと、個人的に考えるのは、各組織の亡霊の「寿命が尽きるのを待つ」、ということだと思っています。(笑) どんなに老いぼれても、院政敷いて、肩書変えて、各組織に恐怖政治を敷いている太平洋戦争を生き延びた亡霊たちが、こんなこと言っては悪いんですが本当に死なないと、新しい時代は来ない、と個人的に考えています。
あと、2・30年です。
長い!と思うかもしれません。しかし大切なことは、我々がその亡霊の下で歪むことなく、正論を持ち続けることができれば、
2・30年後の日本サッカー界が輝くための種を、諦めずに、負けずに、撒き続けることができれば、
そのとき、必ず、日本サッカーは輝く花畑になると私は信じているのです。(だから私も自分の意志を今ブログで発信しています)

部活には補欠がいっぱいいて、サッカーしたいのに試合に出られない子供がいっぱいいて、おかしい!!、とセルジオ越後さんは昔っから、村松さんと同じことを提言していますが、全然進みませんよね。市船の布監督だってその問題を憂慮されていた。一方、2007年になった今、オシム監督は「日本人へ」の中で、学校の部活で教育されながら選手が育つ、それも貴重な人材だ、とおっしゃっています。
学校体育とプロスポーツ(クラブチーム)が、今後、いかに共存共栄していくか。両者が融合し、「年間でリーグ戦ができる」土台ができるのか。それが大きな鍵です。私たちが既存の組織に甘えることなく、新しく何かを生み出す準備をしないといけないのかもしれません。

もうひとつだけ、ブラジルでは13歳以下にはプレッシャーのかかる大会には参加させない、と聞きました。勝利至上主義を子供にたたき込ませる今の少年サッカーはどうかと個人的には思っています。

長くなりまして申し訳ありません。
最後に、村松さんのプロフィールを拝見したところ、私の一学年先輩で八千代高校サッカー部出身とのこと、大変に驚きました。おそらく、私が一年生のとき、インターハイ県予選で、八千代高校の同じグラウンドにいたんじゃないかと思います。
私の方は本業に配慮して匿名でやってますので高校名は言えませんが、村松さんが2年のとき、6月、なんであんな弱い学校に負けたんだ、確か2-1で、の相手の学校です(笑) 村松さんのご健闘をお祈りしております。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/mck81/article/59
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/mck81/category/9

posted by michiko | 2007-09-19 22:05

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

上手くても、下手でも、子どもに好きなスポーツを思いっきりやらせたい。
私は中学2年の息子を持つ母親ですが、心の底からそう思います。
息子はユースチームでサッカーをやっていますが、なかなかAチームに定着できず、
中学になってから、まだ1度も公式戦に出場したことがありません。
緊張感のあるガチンコ勝負を何年も経験できず、レギュラーの選手と
余計に差が広がっていくように感じます。
子どもは、大好きなサッカーがやりたくて、猛暑の日も雨の日も
欠かすこと無く練習に参加しています。でもそれは、まさに、
練習のための練習なのかもしれません。
もし、村松さんのおっしゃるような毎週末の公式戦があれば、
どんなに努力が報われ、這い上がるチャンスが増えるでしょう。
上手い下手と一言で言いますが、身体的な発達の早い子遅い子。
また学年でくくっていることによってうまれる
早生まれの子のハンディキャップなど、この年代には不確定要素がいっぱいです。
なのに、そのときの同じチームの誰かより劣っているという判断によって
全ての出場機会を無くしてしまう大勢の子どもたちがいること。本当に残念です。
スペインのような毎週末の公式戦が早く誕生するよう、心から願っています。

posted by haru | 2007-09-19 23:23

toshiさんへ

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

toshiさんが見かけたのは、サッカー部活を引退し受験に専念している高校3年生なのではないでしょうか?
「部活を引退したらサッカーの楽しさに気付いた」ということだとしたら、なんだか切ないですよね、、、。

posted by 村松尚登 | 2007-09-20 06:21

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松さん、こんにちは
このコラムをよむと日本のサッカーの歴史がスペインに比べてどのくらいに位置しているのかわかる気がします。わたしは柏市ですが、日本の各県や市のサッカー協会はそれなりにリーグ戦をしているところもあります。千葉県ではコラムに書かれてある大会は本大会ですが、そこに勝ち上がるまでに地域大会があります。そこでは、ほとんどがリーグ戦です。中学や高校ではBチームが公式戦にでることはまずありませんが、小学校のクラブチームはレイソルを含め、Bチームも登録して試合に参加しています。数はまだまだ少ないですが、(それは試合のできるグランドの確保の問題や審判などいろいろ問題をかかえています)ますます増えていくだろうと思います。
それから、試合をして反省をする。これが子供たちにとってはいいですよね。指導者もしかりですね。

posted by つかたろう | 2007-09-20 10:10

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

【dmitriさんへ】
なるほど、アメリカの方がスポーツの面では日本よりも進んでいるのかもしれませんね。

ひとつ質問なのですが、指導者の問題はアメリカではどうなっていましたか? 
アメリカの方が日本よりもサッカー経験者のある大人は少ないでしょうから、指導者不足だったのではないでしょうか?
教えていただけましたら幸いです。

【AKIさんへ】
なんだか話が大きくなってきましたね。確かに、スポーツに対する認識には欧米と日本では大きな違いがあるのでしょうね。例えば、「練習=修行」みたいな感覚がまだ日本には残っていますから「楽しい」ということと同等(!?)に「つらい」ということも評価されている気がします。スペインでは明らかに「楽しいかどうか」というのが最重要課題ですね。

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 01:56

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

【うーんさんへ】
私も学校の施設を有効活用することに大いに賛成です。例えば、スペインの学校には通常校庭も体育館もプールも何もありません。コンクリート張りの内庭にバスケットコートが一面あるくらいです。つまり、ハードの部分でスペインは「部活動は育たない環境」なのです。逆に言えば、スペインでも環境が整っていたらもっと部活動が育っていたかもしれません。

日本ではハード(運動施設)が学校にあるのであれば、それを有効に使うことを大前提にしてソフト(部活やクラブチーム)の育てていくというのが現実的だと思います。

【元代表さんへ】
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/150
こちらでも書きましたが、中小クラブがボランティアによって支えられているのは日本もスペインも同じですよ。

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:11

もう少し頑張ります

コメント投稿者ID :

【setagayatekiさんへ】
TBありがとうございます。
簡単なリーグ戦のオーガナイズの方法を今度このブログ内で提案してみますね。というのも、バルサスクール内で実施している「内輪リーグ」は結構日本でも応用できるのでは?と思っているからです。
どうぞお楽しみに!

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:16

michikoさんへ

コメント投稿者ID :

まるで記事のような長いコメント、ありがとうございます。

2・30年も待っていたら、その間に多くの子供たちが不幸になってしまいますから、少しずつでも効果的な改善をしていきたいですね。

おそらく、今回の問題の改善の鍵を握っているのは、次のようなものだと思います。

1:政治家
学校体育のあり方を改善するには彼らの協力が必要です。(アニメ好きではなくて)スポーツ好きの政治家に首相になってもらいましょうか。

2:お金
これがなければリーグの運営もクラブの運営もできないでしょう。みんなのためのリーグ戦自体にスポンサーでも付けてお金を出してもらいましょうか。学習塾とかどうです?

3:指導者
指導者不足は簡単(!?)に解決できます。中学生に小学生を教えさせ、高校生に中学生を指導させ、そして大学生に高校生を指導させればいいのです。事実、スペインでは多くの現役選手が年下の指導に当たっていますし、筑波大学蹴球部でも近所にある多く(20?)の少年団に指導者を派遣していました。できないことではないと思いますよ。

4:グラウンド
学校のグラウンドを使いましょう。そのためにも政治家を仲間につけ、学校施設の開放をもっと進めてもらうことが必要でしょうね。
また、11人制をするコートがないのであれば、8人制でもいいですし、あるいは体育館やフットサルコートを使用してのフットサルのリーグ戦でもいいのではないでしょうか?
フットサルコートを使用するにはお金がかかりますから、やはりスポンサーをつける必要があるでしょうね。

5:ボランティア
指導は若者が担当できますが、クラブやチーム運営には大人が必要です。しかし、結局は大人は夜遅くまでみんな働いていますから彼らに頼ることは無理です。だったら、年金生活者を取り込むというのはいかがでしょう? サッカーは知らなくていい。けど若者の世話をしたい世話好きのおじいちゃん・おばあちゃんというのはたくさんいるのではないでしょうか?


なんだか、取り留めなく書いていますね。もう一度改めてしっかりまとめてからブログとしてアップすることにします、、、。

ちなみに、私は高校2年のときはBチームでしたから、残念ながらmichikoさんがおっしゃる試合のことは全然覚えていません。(自分が出場しない試合に興味がないのは今も昔も変わりません。^_^;)
いずれにしても、世界地図の中で見れば完全なる同郷ですから、今後ともよろしくお願いいたします。

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:48

haruさんへ

コメント投稿者ID :

haruさんの息子さんと同じような中学時代を私も過ごしていました。公式戦に出れたのは、中3の時だけのはずです。(それだけも幸せな方ですよね)

例えば、試合に出れる可能性があるのは2年後だというのに「上手くなるために練習する」ということに何故か情熱を燃やし、毎日朝練と午後練に汗を流していました。なんだったんでしょうね、あの生活は、、、。まさに「修行」だったのではないでしょうか?

どうにかしてこの環境の改善に一石を投じたいですね。

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:55

つかたろうさんへ

コメント投稿者ID :

本大会へ進む前の予選リーグ、昔もありましたね~。ただ、あれにしても「予選リーグ落ちしたら終わりだぞ!」という強迫観念がありましたから、試合を楽しんでいたとは全く思えません。公式戦数が少ない上に、いざ公式戦となると何であんな緊張感の中で戦わなければいけなかったんでしょう、、、。やはり、部活動にとってはスポーツは修行なのでしょうか、、、。

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 03:28

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松様 ありがとうございます。
なるほど、試合を楽しむか。
忘れていた気がします。
どちらかというとわたしは試合をするときは戦争と変わらないという気持ちで臨みます。
わたしは中学部活動の外部指導者ですが、子供たちへは普段の生活から、練習から、きびしく取り組むようにしています。なぜなら、部活動は人間形成の場とわたしはとらえていますので、公式戦はある意味、少ないチャンスととらえているからです。
部活動にはとりあえず、お母さんがはいりなさいというからはいったという子供もいれば、ここで強くなりたい、大会で優勝したい、サッカーがうまくなりたいという子供までさまざまなモチベーションをもってはいってきます。
私自身は大会で優勝させてあげたいと思っています。そうすることが極端な話、資本主義社会、つまりは競争社会にでた時に子供たちにとってはよいかなと思っています。
でも、いくら大人たちが良かれと思ってリーグ戦を作ってあげても、その意味をりかいせず、なんとなく試合をして、反省もせず、終わってももったいないなと思う子がいるのも事実です。
そのこたちの為にも、普段から良い習慣を身につけ、MTM(マッチトレーニングマッチ)でサッカーをうまくなってほしいと願っています。
週末は練習試合が多いですが、チャンスが増えれば、きっと変わってくることでしょう。

posted by つかたろう | 2007-09-21 07:10

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

【つかたろうさんへ】
以下、冗談です。

「笑顔でプレーするロナウジーニョはつかたろうさんのチームではきっと補欠でしょうね、、、」

posted by 村松尚登 | 2007-09-21 19:41

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

心に余裕があり、笑顔でプレーするロナウジーニョも鬼の形相のロナウジーニョも好きです。でも、ふたりといらないです。(笑い)
村松さん、すみません。突っ込みすぎですね。
村松さんのお話はいつもいつもそうだな。そうだなと感心して読んでいます。
そして、こんな私にもコメントしていただいて感謝しています。
このサイト、いつも楽しみにしています。心から応援していますので、がんばってください。

2軸動作のサイト紹介しておきますね。何かの役にたてれば、幸いです。
http://nijiku-soccer.cocolog-nifty.com/
http://homepage2.nifty.com/nijiku/top_page.htm

posted by つかたろう | 2007-09-21 20:19

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

 遅レス失礼します。

小学生フットボーラーの父親です。当然下手糞坊主の親です。
私には、震える程共感できるものでした。
元来、プレイヤーのモノであるはずのサッカーを取上げてしまっているのは、大人達であろうと思います。小クラブのレベルでは運営側の大人も可塑性の高い子の親が仕切りますので、キャリアどころか、チャンスを貰うことも叶わない現実が有ります。地区トレなどはセレクションも無く、運営側の指名制度ですから、折れる子供を何人も見てきましたし・・・。
 親のエゴは少子化と反比例する様に感じます。


 愚痴のようですいませんが、やはりこの国ではアクションを起こす事の難しさを痛感しています。私が折れてしまっては殊更ですが。
 
 今後もフッチボルの素晴らしさを、存分に説いて下さりますよう心から、ご期待しております。
 

posted by kazu | 2007-09-26 09:41

Re:日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

度重なる書き込みでスイマセン。

とても良い考えだと感心しています。

協会がしないのであれば指導者たちで子供たちが楽しめる環境を作って行こうと思います。

私自身も強豪校でサッカーをしていました。
しかし公式戦に出れなければ楽しめません。

試合があるのは夏休みなどだけ・・・

社会人になってから成長した部分も大きいです。
本当に日本のシステムは良くないです。

posted by iyu | 2007-10-02 00:32

コメントありがとうございます

コメント投稿者ID :

【iyuさんへ】
その未熟なシステムをどうにかして少しずつでも改善していきたいですね。

posted by 村松尚登 | 2007-10-03 09:55

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

とても興味深いコラムを有難うございました。

私はスポーツが好きです。
団体競技も好きです。

しかし、今の日本ではどのスポーツをするにも場所を求めなくてはならず、
その場所、舞台も特定の団体に所属し、勝利を目指せない状況では参加、所属とも難しいことを実感してきました。

南米、欧米と日本の差は歴史が大きいと思っていましたが、こうした状況が実は越えられない壁になっていることを知りました。
社会を変え、好きなことを楽しむ権利が文化にも発展していくのだと正に眼から鱗が落ちました。

posted by cathy | 2007-10-25 02:18

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

村松さん初めまして!その名の通りリーガエスパニョーラを愛するサッカーファンです。
宜しくお願い致します。

まずは、素晴らしい文章を書いて頂き、誠にありがとうございます。素直に共感できました。

確かにサッカーに限らず、スポーツの世界は実力勝負の競争社会だとは思いますが、その実力勝負、競争社会の質の違いを感じました。
村松さんのブログを見て思ったのは、スペインはまず全員に競争するチャンスが与えられてますが、日本はその肝心な競争するチャンスすら与えていない人が多いのではと思いました。

一度も試合出ないままスポーツを辞めていく子も多いと思いますが、やはりスポーツの本当の楽しさは試合に出ないとわからないと思うのです。
そして試合に出ないと自分自身の長所、得意なパターンが本当に通用するかわからないし、課題だってわかりません。それを理解した上での練習だからこそ意味があり、上達していくのだと思いますが、一部の子にしかそれが許されていない日本の現状には、私とて疑問を感じます。

そりゃ現行の制度のままでも競技レベルの強化は可能かも知れないし、現に野球は世界でも上の方です。
しかし、村松さんが仰りたいのは、スポーツを楽しめる、幸せを味わえる人があまりにも少なすぎやしないかということですよね?(ピントがズレてたらすいません)
私は、スポーツの存在意義とは、普段の単調な生活が少しでも豊かになる、生活の楽しみが増える、スポーツを通して学べることもたくさんある、健康の維持にも役立つということだと思っています。

例外なく誰もがスポーツを楽しめる環境作り、お偉いさんばかりに期待するのではなく、我々一般市民がまず行動を起こしてみることが大事だと思います。

長くなってすみませんでした。失礼致しました。

posted by リーガ大好き | 2007-10-26 16:48

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

松村さんのスレッドへの書き込みは、これで3回目になります(下記ご参照下さい)。

>上手い選手だけが得をする構造。あるいは、上手くないとフッボールを
>満喫できない構造。そのような構造の中で長く生活していると
>「上手いこと=正義」だとか「上手くなること=唯一の目標」という
>ゆがんだ価値観が構成されてきてしまいます。
>だからこそ、、、、、、(中略)
>「上を目指す価値観」に大多数の選手や父兄が縛られてしまいます。

現在の大学入試制度などとも共通する部分もありますね。


>カタラン人コーチ達にとっての「いい指導」の基本的なコンセプトは
>「先週の試合のミスを今週末の試合に向けて修正すること」であるため
>「毎週末の試合」がなければ話しにならないのです。

何事も、基本(理論)を知った上で、実際に数多く経験(応用練習)していくことで、
より本質を理解し、本当の意味で体現できるようになる、ということですよね。


>そんな彼らに対して「いや、日本では負けたら終わりのトーナメント戦が
>主流なんですよ」と言っても理解してくれません。また「部員が100人いても
>11人しか出場できないんですよ」と言っても彼らは理解してくれません。

日本人の私でも理解できかねます(笑)。本当に無意味で滑稽なシステムですよね。

「裾野を広げる」とか「成長を助ける・促す」とか「チャンスを与える」とか
いうような環境ではなく、逆に、「瞬間的に序列を作り、一度の敗者を排除する」
とか「チャンスを奪う」とか「裾野を狭める」為のシステムになっていますよね。

向かっているベクトル方向が真逆ですよね。まるで、東に行きたいのに西に
向かってひたすら走っているようなものでしょう。こんな方法では世界レベルに
なかなか近づけないばかりか、非効率ですよね。また、結果が出なかったりしたら、
それこそ精神論とかに摩り替えられたりするんですかね。ナンセンスですよね。


>日本人はとても勤勉であるため、世界中の「いい指導」を学ぼうとしています。
>しかし、それを実践する環境が整っていなければ、その努力にいったい何の意味
>があるのでしょうか? 
>練習のための練習、、、、、。
>これほど空しい言葉はありません。
>この言葉を日本全国から排除し、幸せなフッボール人生を送っている老若男女で
>日本全土を埋め尽くさない限り、日本フッボール界の成長というのはないのでは
>ないでしょうか?

ゴール地点(目標)を正しく設定しなければ、当然、路頭に迷いかねないでしょう。
まさに、「目隠しして歩いている」ようなものです。努力が報われない体質ですよね。
まさに「孟母三遷」。「体質改善」が急務ですよね。

(健全な方向への)日本サッカー界発展の為にも、ぜひ、村松さん、行動して下さい。
私は、以下の2つの過去のテーマ(スレッド)にも書き込みをさせて頂きましたので、
恐縮ながらも、ぜひ、そちらの方もご一読頂けましたら誠に幸いです。
(他のテーマもいくつか読ませて頂き、かなり共感させて頂いております)


ご参考まで:

1.「攻撃を改善したければ守備を改善せよ (究極のサッカー哲学)」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/7

2.「小学生には11人制よりも7人制の方が適切と思いませんか?」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/article/44

長くなりましてすみません。失礼いたしました。

posted by 紫敷布団 | 2007-10-27 10:18

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

追記させて頂きます。(このスレ2回目、トータル4回目になっちゃいます)


>工夫次第で簡単に上達するということを
>大人が知らないことが、大問題だと思います。
>だから、下手な子を切り捨てがちのシステムになるのだと思います。
>posted by 直 | 2007-09-17 19:19

まさに、これに尽きると思います。サッカーに限らず教育問題とかも。
いずれにしても、協会レベル・国家レベルで、取り組む必要があると思います。
少なくともいえることは、現行システムでは、あらゆる可能性を摘んでしまって
いるのが実情ということでしょうね。


>3:指導者
>指導者不足は簡単(!?)に解決できます。中学生に小学生を教えさせ、
>高校生に中学生を指導させ、そして大学生に高校生を指導させればいいのです。
>事実、スペインでは多くの現役選手が年下の指導に当たっていますし、
>筑波大学蹴球部でも近所にある多く(20?)の少年団に指導者を派遣していました。
>できないことではないと思いますよ。
>posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:48

ある本で読みましたが、最近、風間八宏さんもバルサへ視察?に行った時に、
丁度、怪我明けのプジョール選手が、下のレベル?の選手たちと調整?していた
とかで、下のレベル?の選手たちにも刺激になるとありました。
(折角のいい話なのに、うる覚えばかりですみません。最近の本です)


>5:ボランティア
>指導は若者が担当できますが、クラブやチーム運営には大人が必要です。
>しかし、結局は大人は夜遅くまでみんな働いていますから彼らに頼ることは無理です。
>だったら、年金生活者を取り込むというのはいかがでしょう? サッカーは
>知らなくていい。けど若者の世話をしたい世話好きのおじいちゃん・おばあちゃん
>というのはたくさんいるのではないでしょうか?
>posted by 村松尚登 | 2007-09-21 02:48

これは、奥の深い味わい深い素晴らしいテーマだと思います。
でありながらも、実際にも、かなり現実味の高い、比較的実現可能なアイディアだと
思います。冗談抜きで、核家族化の進む今日、年配の方々も喜んで下さると思いますよ!


P.S.
michikoさん他のコメントなども、実は、私にとって参考になっていたりしています。

posted by 紫敷布団 | 2007-10-27 10:55

紫敷布団さんへ

コメント投稿者ID :

紫敷布団さん、合計4つの情熱的なコメントありがとうございます。

このブログの存在の影響もあるのでしょう、おかげさまで最近指導者向けの雑誌で執筆する機会が増えつつあります。ありがとうございます。

私としては、そういう執筆の機会を利用して様々な問題提起をすると同時に、解決のヒントになるようなアイデアをたくさん提供して行きたいと思っています。

今後ともご支援・ご声援よろしくお願いいたします。

posted by 村松尚登 | 2007-10-30 19:22

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

もしよろしければ、どのような雑誌で執筆されてますか?

私自身、最近、こちらのサイトを知りましたが、もともと興味をもっていたことばかりで、多くのことに共感させて頂くと同時に、かなり参考にさせて頂いております。

村松さんやここに来られる方々のコメントを呼んでおりますと、非常に本質をよく理解されているだけでなく、とても、建設的かつ現実的なご見解ばかりだなぁと、私自身、とても勉強になるだけでなく、誠に感心させられております。

今後の日本においても、日本らしさ(?)を失わない上で、日本サッカーの文化・歴史を築いていけたら、とても素敵なことだと思いますし、この方々がいらっしゃれば、きっと良くしていけるだろうと、強く確信しました。その意味でも、昨今、メディアの過激報道ぶりや教育問題などに大して憂いや悩みを持っております私自身にとりましても、とても励みになりました。

皆様方のご活躍を心より応援させて頂きますともに、これからも、楽しく拝見させて頂きたいと考えております。

posted by 紫敷布団 | 2007-11-03 08:14

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

誤字、失礼いたしました。(下記に訂正いたします)

>コメントを呼んでおりますと
   ↓
コメントを読んでおりますと

posted by 紫敷布団 | 2007-11-03 08:16

紫敷布団さんへ

コメント投稿者ID :

紫敷布団さん、コメントありがとうございます。

「サッカークリニック」の2007/11/06発売号よりコラムを連載しています。

また「ジュニアサッカーを応援しよう」の2007年秋号(!?)に記事が掲載される予定です。

また、「サッカーU-12コーチングブック」の2007年10月発売号に今夏日本で行われたバルサキッズキャンプの記事が掲載されており、僕達4人のコーチ陣のインタビュー記事も掲載されています。

posted by 村松尚登 | 2007-11-08 04:02

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

ご回答ありがとうございます。

店頭で探してみますね。村松さんが書かれている内容の多くは、私が日頃から興味を持っていることや改めてヒントを頂けることばかりですので、このサイトを知ってから、非常に感銘を受けております。

私自身が村松さんにして差し上げられることは多分ないと思いますが、私なりに楽しみつつも、陰ながら応援させて頂きます。これからも、ぜひ続けられて下さいね。

あと、余談ですが、先日の私の書き込み内容に、もう一つ誤字がありましたね。「に大して」ではなく「に対して」です。失礼しました。

posted by 紫敷布団 | 2007-11-17 09:20

日本フッボール界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

私事で投稿失礼します。

私の地元の公立学校が今年の冬の選手権でよい結果を残したみたいで、どうやら大きな額の寄付金も集まったそうです。

おそらく02年のサッカーブームもあり、学校の男子の3人に1人はサッカー部。つまり150人もの部員がいるそうですが、昼間だけでなく定時制の授業もある学校のため、5時までに部活は基本的に終了。グラウンドはもちろん他クラブとの共用で、スポーツ推薦なんかもちろん無い学校ということで、今回の快挙にすごい「感動をありがとう」の嵐です。(地元ではちょっとした進学校ということも手伝って、えらい賞賛が加わってます。)

いや私ももちろんすごいことだと思うんですよ。高校生が勉強だけすればいいわけでないし、もちろんスポーツだけすればいいわけでもないですから。

ただ、どうして日本人はこういう話に終始してしまうのでしょうか?選手が応援してくれる人間に感謝の意を示すことは自然なことですが、選手は誰かを感動させるために頑張っているわけではないですよね。選手はみんな一つでも試合をしたいから頑張っているだけでなのに、どうして公式戦を経験できない補欠の不遇な環境に異を唱える人がほとんどいないのでしょうか?

村松さんはこういう意見を持つ人を目の前にしたとき、どのように自分の案を伝えますか?

posted by k | 2008-01-06 18:25

紫敷布団 さんへ

コメント投稿者ID :

紫敷布団さん、コメントありがとうございます。

こうやって、僕のブログに(熱い!)コメントを頂けるだけでも、僕にとってはとても嬉しいことです。

今後ともよろしくお願いいたします。

posted by 村松尚登 | 2008-01-18 03:38

kさんへ

コメント投稿者ID :

kさん、コメントありがとうございます。

【高校サッカー選手権の是非】
まず、冬の高校サッカー選手権大会の存在の是非ですが、僕は「是非続けて欲しい!」と思っています。

あそこまで注目を浴び大会はそうはありませんし、あの大会の存在によって多くの若者が目的を持ってサッカーに取り組めるのであれば、大会の存在価値はそれだけで十分あると思います。

ただ、本大会の運営方法や、都道府県予選の方法にはまだまだ改善の余地があると思うので、その点は早急に改善して欲しいと思います。


【日本フッボール界の根本的な問題の解決】
そもそも、高校サッカー選手権大会の存在と、日本フッボール界の根本的な問題は、全く別の話だと僕は捉えています。

もちろん、若干リンクしている部分もありますが、高校サッカー選手権大会を潰せば根本的な問題が解決するわけではないと思います。

高校サッカー選手権大会を通じて感動を与える人間と与えられる人間が生まれ、その結果多くの人々の人生の中に忘れられない思い出が残るのであれば、それはそれでとても素敵なことだと思います。

例えば、これだけ影響力のある大会に育った高校サッカー選手権大会を日本サッカー界の根本的な問題の解決ために利用できたらいいですね。

posted by 村松尚登 | 2008-01-18 03:51

日本サッカー界の根本的な問題

コメント投稿者ID :

ながい文章。興味深く読ませていただきました。

関東圏では学生サッカーのIリーグに始まり、高校サッカーのDUOリーグ、リバーサイドユースリーグ、Eリーグと徐々に整備は進んできているかなと思います。もちろん問題点は多しですが。

関西圏に関しては壊滅的で、なかなかインフラの整備が進んできません。しかし協会は動きませんし、正直リーグ戦の施行じたいそのものが無謀なのかもしれません。

いつまでたっても世界には追いつけませんよねぇ。

posted by 邦夫 | 2009-09-04 10:25

日本サッカー界の根本的な問題

コメント投稿者ID : OOH00022224

どうもはじめまして社会人リーグでサッカーをプレイしていますSPOといいます。
すばらしい問題提起の記事でしたので、コメントさせていただきます。村松さんに対してお伺いしたい内容でもあります。
自分は、社会人になってサッカーを(本格的に)プレイし始めました。
学生時代は、別のスポーツをずっとやっていましたので、所謂「サッカー部」には所属したことがありません(ですがサッカーは見るのも仲間内でやるのも好きでした)。
4級審判のほか、自分で戦術やコーチング等も勉強しています。が、社会人チームに置いてチーム戦術等に対しては必ず「サッカー部出身」の人の意見しか取り入れられません。さらに、みんな集まってサッカーについて話していても(スペインリーグ、Jリーグの話等)、サッカー経験者からは話も聞いてもらえず、さらに「頭でっかち」のような呼ばれ方もしています。(否定は出来ませんが)
日本サッカーの「問題点」はこの「経験者以外は語ることも許されない」「下手糞は意見するな」という元経験者さん達の態度にもあると思うのですが、どうでしょうか?
日本が「野球」の強豪なのも、野球経験がない人も「語る」ことが出来るからだと思います。
サッカー界においてもサッキやモウリーニョ等は決して「名選手」ではありません。
皆がサッカーの話題を「気軽に楽しむ」ことが出来るかどうか、これも日本サッカーの問題点だと思いますがいかがでしょうか?

posted by SPO | 2011-01-01 20:20

邦夫さん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID : naoto

邦夫さん、貴重なコメントをいただきながら、ご返答せず大変申し訳ございません。見逃しておりました、、、。(汗) 1年半の月日が経過した今、気づきました。(汗汗)

 > 関東圏では学生サッカーのIリーグに始まり、高校サッカーのDUOリーグ、リバーサイドユースリーグ、Eリーグと徐々に整備は進んできているかなと思います。もちろん問題点は多しですが。

そのとおりですね。僕の学生時代と比べると、徐々にですが改善されているような気がします。(スペインと比べるとまだまだ歴然たる差がありますが、、、)

 > 関西圏に関しては壊滅的で、なかなかインフラの整備が進んできません。しかし協会は動きませんし、正直リーグ戦の施行じたいそのものが無謀なのかもしれません。

グラウンド不足や指導者不足もあるのでしょうが、リーグ戦のオーガナイズのノウハウ自体が不足しているのかもしれませんね。例えば、スペインの地方サッカー協会(例:カタルーニャ州サッカー協会)と提携してリーグ戦のオーガナイズノウハウを伝授してもらうというのもありかもしれませんね。

 > いつまでたっても世界には追いつけませんよねぇ。

僕もしばしばそう思ってしまいブルーになってしまいますが、気持ちを切り替え、ポジティブシンキングに持って行き、「大丈夫!追いつける!追い越せる!」と自分自身に言い聞かせています。と同時に、自分に出来ることからコツコツと努力しようと思います。

posted by 村松尚登 | 2011-01-24 00:07

SPOさん、コメントありがとうございます

コメント投稿者ID : naoto

SPOさん、元旦からコメントありがとうございます!

 > 4級審判のほか、自分で戦術やコーチング等も勉強しています。が、社会人チームに置いてチーム戦術等に対しては必ず「サッカー部出身」の人の意見しか取り入れられません。さらに、みんな集まってサッカーについて話していても(スペインリーグ、Jリーグの話等)、サッカー経験者からは話も聞いてもらえず、さらに「頭でっかち」のような呼ばれ方もしています。(否定は出来ませんが)
 > 日本サッカーの「問題点」はこの「経験者以外は語ることも許されない」「下手糞は意見するな」という元経験者さん達の態度にもあると思うのですが、どうでしょうか?

一理あるかもしれませんね。事実僕も“問題児”のような気がします。汗

 > 日本が「野球」の強豪なのも、野球経験がない人も「語る」ことが出来るからだと思います。

スペインでも、上手い下手に関係なく誰もがサッカーについて語りますね。やはり、見る文化が定着しているからだと思います。逆に、日本では「サッカーを見る文化」はまだまだ定着しておらず、「サッカーをやる文化」が先行しているような気がします。

 > 皆がサッカーの話題を「気軽に楽しむ」ことが出来るかどうか、これも日本サッカーの問題点だと思いますがいかがでしょうか?

誰もが誰とでも気軽にサッカーの会話を楽しめるほどサッカーの情報がマスコミに流れていないため、サッカーはまだ「やるスポーツ」でとどまってしまったいるのだと思います。どうでしょう?

posted by 村松尚登 | 2011-01-24 00:20

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」