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引き出しの少なさ

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大分久しぶりのブログエントリーになりますが、思う所があり投稿をしたいと思います。

悪夢の13連敗を経験した中、なんだかんだ7、8月と持ち直し現在貯金が2、DeNAとクライマックス出場権を争う現状、これはどう評価されるべきものでしょうか。

人により、借金が11の所から良くやったという人もいれば、そもそもそんなチーム状況にしたのが悪いという人もいると思います。最終的に3位になるのか4位になるのかまだわかりませんが、正直な所どちらになったとしても来季に向けてはチームの変革をしなければいけない事は疑いようがありません。

例えば、今年最初からマギーをセカンドに据え、陽が怪我をせずに開幕からいて、山口も怪我も暴行もせずに働けたとしたら、というのが今のジャイアンツの戦力の最大値だったのでしょうが、もしそうだったとしても、今年カープを抜いて優勝してました、なんて言う人は誰もいないと思います。

チームが活性化し、上昇していく局面において、今のジャイアンツではチームを燃え上がらせる薪の量が少ない上にそれに火をつける人もいないという状況に見えます。

いや、もしかしたら新しい薪は沢山あるのかもしれませんが(例えば畠や宇佐美のような存在)それを焚べる人(監督を始めとする首脳陣)が気付かずに火がつかないと嘆いているのかもしれません。

先日来季の高橋監督の続投が報道されました。正直、高橋由伸ファンの自分としては複雑な心境です。高橋由伸という偉大な一野球人が来季の結果次第によってはもうジャイアンツに戻れないかもしれないと思ったからです。そう考えると、今更言ってもしょうがありませんがやっぱり高橋由伸を無理矢理引退させて監督にしたのは誰にもプラスにならない悪手だったのかもしれません。

よく、有名な選手が現役を引退して球団から指導者の打診を受けるも「外から野球を見たい」という理由で固辞して評論家になったりしますが、それは野球人としての引き出しを増やす行為なのだと思います。コーチとして自分以外の選手に関わるのもそうですよね。

やっぱり、今年のジャイアンツを見ていて歯がゆく感じるのは不振の局面においてそれを打破する勝負の一手を打てない事、選手の状況が上がるの待ちでチームの浮沈を流れに任せている事なんだと思うんです。言い換えるとチームとしての引き出しの少なさによるものだと。

本当は高橋監督が外に出たり、コーチを経験したりしてその引き出しを増やした状況で指揮をとってもらいたいですけど、それが出来ない訳ですから鹿取GMには来季のコーチ陣の人事を知恵と人脈を振り絞って欲しいなと願います。今年のオフはジャイアンツお得意のFA市況も決して良くなく、マイコラスとマシソンの事を考えると助っ人の入れ替えがあるかどうかとドラフトくらいしか有力な戦力の入れ替えは起こり得ないと思います。そう考えると、来季カープと戦う為には腹を括って今年と違う戦い方を作るしかない訳で、その為の引き出しを沢山持つ事が一番の近道なんだと思います。

また、今シーズン残り10試合、どう戦いましょうか。ジャイアンツファンですから当然勝ってCSに出て、日本シリーズにって思う所もあるんですが、9月の戦いを見るに4、5月に見た絶望感と似た雰囲気を感じてます。それなら思い切ってCSを賭けた真剣勝負の中で新たな人財を登用するのも将来への価値ある投資と言えるように思います。

勝っても負けても、残り10試合、意味のある試合にして来季への布石をしっかり打って欲しいなと切に願います。



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「引き出しの少なさ」へのコメント

nvwagonさん

コメントありがとうございます。

高橋監督はやや過去の実績というバイアスにとらわれ過ぎの嫌いがあり、同じ成績なら経験のある方を使う、その結果中井や脇谷が意味不明な重用されるっていう図式なんですよね。普通の組織は同じ能力なら若い方から使って伸び代に期待するんですが、、、

とにかく、今監督にお願いしたいのは今かけている変な色の心の眼鏡を捨て、支配下、育成関わらずちゃんと選手達の能力を評価して下さいという所でしょうか。

「引き出しの少なさ」へのコメント

コメント失礼致します。

読ませていただいて、あまりにも的を得すぎた内容に、激しく同意させてもらった次第です。

薪はあるはずです。何しろファームは優勝争いしてますし、メンバー見ても、岡本だけではなく、機会を与えて競争を煽ることが出来る若手、中堅がわんさといます。それを、例えば中井という湿った薪を、なかなか火がつかないなあ、なんでかなあ、と辛抱強く、いや、原因に気付かず、くべ続けているのです。

中井に失礼な言い方になってしまいましたが、全体の起用法を見ても、競争の原理からははずれていて、チームの活性化など夢の話になっている現状です。このやり方で優勝したのなら文句は言いませんが、現実CSに行けるか行けないか、という順位が精一杯の立ち位置なら、もっと上を目指して模索すべきなのに、それもめんどくさいのか、開けられる引き出しも開けようとしない、視野の狭い立ち回りしかしていません。

去年からの二年間、失敗することを恐れているのか、無難な戦い方に終始し、チームとして全く前に進んでいません。もっと危機感を持って、球団を上げて改革に乗り出さないと、長い暗黒時代に突入してしまうのではないか、ファンとしてそんな不安が頭をよぎりながら、日々ストレスが溜まってきている今日この頃です。

「引き出しの少なさ」へのコメント

冷めるGファンさん

コメントありがとうございます。
これは野球に限らずの話ですがリーダーになる人材には広い見識が必要で、客観的に物事を捉える視野がないと成功確率は低いですよね。ジャイアンツに入って20年の間ジャイアンツの組織の中で過ごしてきた訳ですから、客観的に見てジャイアンツがどう思われているかを常に知った上で次の一手を打つって難しいと思うんです。そうなると由伸、村田真のコンビは全く球団から離れたこともなく、他球団を知らないコンビなのでジャイアンツの常識の中で物事を捉えがちなコンビだと言えますよね。

村田ヘッドコーチも選手としては好きな選手でしたし憎めない人柄ですけど、ヘッドコーチが適材適所とは思えませんし、仮に高橋監督の希望だとしてもそれは変えるべき所だと思います。

引き出しの少なさ

コメント失礼します。

実は、他ブログへのコメントで由伸監督の采配批判を何度かして、中にはそれに反発した人もいましたが、引き出しの少なさという管理人さんの指摘は、私がこれまで何度も口を酸っぱくして述べてきたことで、まさに我が意を得たりという感じです。
管理人さん同様、現役時代の由伸選手の大ファンであった私としては複雑な心境ですが、現役引退即監督就任はやはり無理があったと言わざるを得ませんね。コーチとしてベンチから試合を見ることや、場合によってはファームの監督として勝負勘を養うことはもちろんのこと、加えて解説者として第三者の立場から客観的に試合を観察することも、指導者としての必須条件ではないかと個人的には思っています。
百歩譲って、いきなり監督に就任するのなら、自身の欠点を補ってくれるコーチが必須でしょう。いくら監督の要望とは言え、村田ヘッドコーチでは、引き出しはもちろんのこと、場合によっては憎まれ役を買って出て選手を厳しく叱責することが果たしてできたのか甚だ疑問です。

来年のことを言えば鬼が笑うかもしれませんが、現状では来シーズンも厳しい戦いが予想されます。最悪の場合、優勝できずに辞任ということも大いにあり得るでしょう。球団上層部もそして我々ファンも、変なプライドにこだわって、監督はスター選手に限ると言った妄想からいい加減脱却すべき時期であることを自覚すべきでしょう。どうしてもスター選手にこだわるのなら、せめて原辰徳前監督くらいの準備期間が必要だと思います。

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