プロ野球死亡遊戯

東京ドームの巨人戦買ってはいけない席とは?

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同一カード3連勝。高橋由伸1500本安打達成。
心地よいノスタルジックな響きだ。

先週の対カープ3連戦、私は金曜と日曜の試合を東京ドームで観戦した。
席種は相変わらずバックネット裏二階席のC席である。
こだわりというより、様々な席種を試し消去法で最後まで残ったのがこの席だった。
近い、安い、見やすいという基本条件の内、近さ以外の項目はクリアしている。
それ以前にグラウンドに近ければいいのかといえば、
内野席一階前方の席は防護ネットが視界を遮るので単純にそうとも言い切れない。 
選手の表情を肉眼で確認したいという目的がなければ、あまりお勧めはしない。
 
そして、東京ドームの巨人戦にはお勧めができないどころか、
年間数十試合をドーム観戦するヘビーユーザーの間で、
「この席は買ってはいけない」と言われている席がある。
その席とは、アバウトにカテゴライズすると「高額の内野席の中列から後方の席」ということになる。
ドームの一階席後方は収容人数を稼ぐためか非常にタイトな造りだ。
傾斜もそれほどでもなく、お世辞にも見やすいとは言えない。
一階内野席前方から中段を除けば、二階前方席の方が明らかに視界は良い。
だが、一階の良席であるスターシートやオーロラシートというシーズンシートゾーンは、
一昔前よりは減ったが半接待用のツールとして企業間でやり取りされる慣習は未だ根強い。
 
以上を念頭に置き、正規の料金を全額自腹で払うという前提であれば、
東京ドーム巨人戦の「高額の内野席の中列から後方の席」というのは、
エキサイトシートを除くと「S席5900円」「A席5200円」に該当する。
これらの券種をG-PO会員のプレリザーブで、とりあえず早い段階で確保しておくという人の話もよく聞く。
もちろん売買目的で購入する素人転売屋も少なくない。
金券ショップで高額の値段が付いているものは、
シーズンシートかそれらのルートで流れたチケットがほとんどだ。
つまり、たまに球場に行くというような一般のファンには内野の良席が回って来る可能性は限りなく低い。
 
チケットを買う時に「高いから良い席だろう」と思って買うと痛い目に遭う。
高額年俸の選手が、常にベストプレーヤーではないというのと同じだ。
最近は座席選択できるプレイガイドがほとんどだが、それでも席のクオリティまでは分かりにくい。
S席やA席は後方付近になって来ると二階C席前方の方が圧倒的に見やすい。
ちなみにC席は2300円である。
5900円払って、2300円の方が見やすいなんて昇天ドM行為である。
あなたがフクザワさんでケツを拭ける富豪でもない限り、
正規のルートで東京ドーム巨人戦の「S席」は買ってはいけない。
外野指定席の一部が500円安い1500円の外野指定見切り席として売り出されたように、
S席やA席も前列と後列で細かくカテゴライズして売られた方がファンにとっては有難い。
 
最後に「プロ野球死亡遊戯」が2011シーズン限定でお勧めするチケットを紹介しよう。
それは指定席D引換券という招待チケットである。
この券種は指定席引き換えが定員に達し次第、立ち見券になる。
引き換えと言っても用意されている指定席枠が少ないので、巷ではほぼ立ち見券として流通している。
だが、今シーズンはちょっと状況が違う。
日曜日のゲームでも試合開始30分前になってもまだ指定席引き換えが可能だった。
試合前の各入場口付近も例年に比べて行列も目立たない。
観客実数だけをみるとそこまで落ちてはいないようだが、現地では明らかに人が少ないのだ。
各チームの営業関係者は大変だが、ファンからしたら非常に快適である。
都内の金券ショップでは、この引き換え券は500円前後で大量に叩き売られている。
確実に指定席と引き換えられる保証はないが、今こそ試してみる価値のあるチケットだろう。
(ただし、勝負のデートや大事な家族サービスには止めておいた方が無難だ)
 
ちなみに私は今シーズンは一貫してC席を買い続けているが、
この席は外野席から最も遠いので応援を楽しみたいという人には全く向かない。
双眼鏡に選手名鑑という変態野球狂スタイルでじっくり楽しみたいファン向けの席だ。
C席なんてグラウンドから遠くて退屈と思う人も多いだろう。
結局、自ら球場に通い、自分の観戦スタイルに合った席を探し当てるしかないのかもしれない。
第三者からのすべての情報は疑うが、すべてを拒否してはならない。
ゲリラ戦士の格言のような終わり方になってしまったが、
「スタジアムは一日にして成らず」である。
 
See you baseball freak・・・




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東京ドーム
巨人戦チケット
指定席D引換券

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東京ドームの巨人戦買ってはいけない席とは?

なるほど・・・外野席は人気があるようですね。

最近は、オレンジシートやガールズジャイアンツシートを売り出していますが、
企画ありきで本質(値段)が伴っていないように感じてしまいます。

自前の持ち球場ではないので、大胆な改革は難しいとは思いますが、
席種の細分化とS席・A席の価格見直しは来シーズン以降の課題でしょう。

東京ドームから「買ってはいけない席」が消える日が来ることを願うのみです。

東京ドームの巨人戦買ってはいけない席とは?

はじめまして。

友人と観戦するときは外野ですが、一人で観戦するときは私も基本的にはネット裏C席常連です。(たまに浮気してオレンジシートに行ったり、ネットが視界の邪魔をしないB席に行ったりしますが)
C席でも10列以内ですね。
2階ネット裏はグラウンド全体が見渡せていいと思います。
ご指摘のように、S席・A席は高いだけだと私も思います。
ただし、地方開催ゲームが中止になって、ドームに振り替えられた試合に限ってはS席を狙います。
あと、選手の表情などを間近で見たければ、ハマスタだと思います。

東京ドームの巨人戦買ってはいけない席とは?

私も東京ドームの料金設定には以前から違和感を感じていました。
メジャーでは席だけでなく曜日や対戦カードでも料金が細分化されていて、日本では楽天が似たようなシステムを採用していますね。
今年は入場者数が減っていて、各球団経営状況はよくないと思うので来季は各球場で料金が変わると考えています。
特に1番人気の外野応援席は、去年か今年に少し値上げしましたけどまだ安すぎると思います。

ちなみに私は学割が使えるのでC席を1500円で使わせていただいています。

東京ドームの巨人戦買ってはいけない席とは?

僕は中日ファンで愛知住みなのでナゴヤドームでの観戦をよくするのですが、内野席のコストパフォーマンスはあまり良くないと感じますね。
逆に外野席なんかは安すぎるんじゃないかとも思ってます。
ライトスタンドなんかは発売開始してすぐ売り切れもあるのでもっと高く設定しても売れるんじゃないかなとも思います。
レフトスタンドがほぼ相手チームのファンで埋まる対戦カードでなければ、レフトスタンドもありかなと思ったりもします。
後は、5階席(ナゴヤドームではパノラマという名称)で野手の動きとかしっかり見れる席も結構好きだったりします。

前の方とか後ろの方の指定までは出来ないので、その辺は運任せになりますけどね…。

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