2012年04月06日

【プロ野球食い込み情報】「悲しみのペニー・レイン」~現役メジャーリーガーとの付き合い方とは?

「相手打線がどうこうじゃなく、自分の肩がヤバい」
この感じ、久しぶりだな。
高飛車なパツキン。信頼できない浮気性のお姉ちゃん。
恐らく多くのプロ野球ファンがそう思ったはずだ。
高額助っ人投手が肩を痛めて離脱というアングル。
2012年版「上から、メジャー」である。

ソフトバンクの新外国人ブラッド・ペニー投手が、
4日楽天戦(Kスタ)で公式戦先発デビューをするも、
3回1/3を6失点、4回途中に右肩痛を自ら申し出て途中降板。
試合後に登録抹消が決まった。
ドジャース時代の古傷が再発した形だが、
検査結果次第ではアメリカへ緊急帰国する可能性も高い。
(6日、福岡市内の病院で受けたMRI検査結果は異常なし)
このニュースで、前身のダイエー時代のケビン・ミッチェルを思い出すファンも多いだろうが、
ミッチェルは僅かの期間だがメジャーリーガーの片鱗は見せた。
元阪神の「神のお告げ男」グリーンウェルは推定年俸3億円で7試合出場。
もちろんまだ終わったわけではないが、
ブラッド・ペニーへの投資額はこのグリーンウェルをも凌駕する。
FOXスポーツ電子版の情報によると、
ペニーは出来高を含めて最大で750万ドル(約5億7800万円)の大型契約。
今季年俸が400万ドル(約3億800万円)、出来高350万ドル(約2億7000万円)。
その出来高をすべてクリアすれば日本初年度の「助っ人史上最高年俸選手」となる。
「プロ野球死亡遊戯」はスプリングキャンプ中に、
ソフトバンクの現役メジャーリーガー補強路線に対して、
「これぞエンターテインメント」と絶賛しているだけにちょっとバツが悪い。
2月11日掲載の特集記事を少し長くなるが引用してみよう。

このペニーの電撃獲得については野球ファンの間でも賛否両論、
どちらかと言うと「終わった投手にクレイジーな投資」という意見の方が多いように見える。
確かに、前年の成績もデトロイト・タイガースで11勝を上げているものの、
防御率は先発投手としてリーグワースト(後半戦は6点台中盤)。
「月刊スラッガー」12年2月号のデータを参考にすると、
空振り率と被ウェルヒット率(打者に強い打球を打たれた率)も先発投手リーグワースト。
ストライク率(ノーコン率)も同3位。
つまり、勝負パンツ・・・ではなくて勝負球も球の威力もなく、
コントロールにもバラつきがあり、ストライクを取りに行ったところを強打される。
そんなピッチングだったのだろう。
しかも、今年5月には34歳になる。
これらの数字を検証すると、メジャー各チームが獲得を見送った理由が判明すると同時に、
「やはりソフトバンクの契約はクレイジー」となりそうだが、
私はまったく逆の考えである。
確かに擁護のしようがない酷い数字だとは思う。
メジャーリーグの価値観で言ったら、典型的な「代理人に掴まされ下手打った契約」だろう。
だが、日本プロ野球の価値観では一概にそうとも言えない。
表向きには流出した先発三本柱の代役だが、
ソフトバンクはこの数字だけを見て投資したわけではない。
あくまで、「メジャー元最多勝右腕」というギミックとインパクトに金を払ったのだ。
その実績の裏側にあるストーリー性と言った方がいいのかもしれない。
(~「ソフトバンク「助っ人史上最高年俸選手」獲得の表と裏とは?」より抜粋)

ストーリー性以前に1試合でいなくなってるじゃねえか、そんな突っ込みにはもはや照れ笑いだ。
今思うと、ペニーはメジャーの厳しいメディカルチェックには引っ掛かるのを承知で、
日本球界に新天地を求めたのではないだろうか。
グリーンウェルやミッチェルとは違い、やる気はあった。だが、右肩完治は恐らくフェィク。
そう考えるとすべての辻褄が合う。
例えるならば、このクラスの現役メジャーリーガーは中洲のキャバ嬢みたいなものだ。
散々金をぶっこんで、夢は見させてくれるものの、
気が付けば何も残らない。
「あなたのためにここに来たの」
信じた俺が浅はかだった。
クレイジーナイトの一夜の夢。
それでも、彼女に総額いくらかかったか、なんて反省は野暮だ。
宝くじと同じで、手にした瞬間は夢を見れる。

開幕直後のソフトバンクを襲った、悲しみの涙雨ペニー・レイン事件。
タイミング良く、3日付のスポニチではこんなニュースが報道された。
「ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行は、
3月27日に買収したヤフードームの利用料軽減分25億円の一部を補強に使う考えを明かした。 
「(負担は)半分ほどになる。戦力補強とドームの改修に充てていきたい」
買収により、年間50億円かかっていた球場利用料の半分が浮く計算だ。
メジャー通算119勝右腕ペニー、84本塁打のペーニャらこのオフには大型補強に動いたが、
来オフにはさらに巨大補強となりそうだ」

ソフトバンクは止まらない。
これに懲りて、メジャー路線撤退?
私はむしろ逆だと思う。
孫正義ならば、きっとこう思うはずだ。
「B級メジャーリーガーじゃ話にならない。ならば超A級にぶっこもう」と。
来シーズン、助っ人史上最高クラスの大物メジャーリーガーが中洲の夜にハマるかもしれない。

See you baseball freak・・・


【追記】
もうひとりのソフトバンクの元メジャーリーガー「サミー・ソーサ二世」ことペーニャは、
東日本大震災の復興支援活動の一環として、
ペーニャの今季のホームラン数に応じた支援金を送ることが球団公式サイトで発表された。
「ホームラン1本×2万5千円
40本塁打に満たない場合は金100万円を寄付。
なお、40本塁打以上の場合も100万円+1本につき2万5千円が加算」
5日現在、20打数4安打の打率200、三振はチームトップタイの6個と苦戦しているものの、
日本の野球に早く慣れようとモチベーションは高いはずだ。

posted by nakami |00:03 | ソフトバンク遊戯 | コメント(2) |
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【プロ野球食い込み情報】「悲しみのペニー・レイン」~現役メジャーリーガーとの付き合い方とは?

コメント投稿者ID : OOH00034438

超A級メジャーが、ホークスに入団するのを見たい気がする。

posted by fromvietnam | 2012-04-06 22:18

【プロ野球食い込み情報】「悲しみのペニー・レイン」~現役メジャーリーガーとの付き合い方とは?

コメント投稿者ID : nakami

同意ですね。
サミー・ソーサ二世もいいけど、どうせなら本家ソーサクラスの超A級を見たい。
オイルマネーでドバイに一流サッカー選手が集結したように、
孫マネーで福岡にバリバリの奴らがやって来る。

メジャーのFA市場に参戦して目玉選手を競り落とす、
それができるのはミスター孫しかいないでしょう。

posted by nakami | 2012-04-07 01:49

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