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【読売大砲遊戯】岡本和真「20歳に残された時間」

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人は自分より年下のロックバンドを真剣に聴こうとしない。

いつだったか大槻ケンヂが何かのエッセイでそう書いていた。 昨夜、Ken Yokoyamaとザ・クロマニヨンズの対バンイベントでOKAMOTO’Sを久々に見た。 正直、若手ゲスト枠のOKAMOTO’S目当ての客は全体の1割にも満たへん。 積んできたキャリアも違えば観客と世代も違う超アウェイな雰囲気。 日本ロック界の重鎮に挟まれ2番手としてステージに上がった彼ら。 格好良かったよ生で聴く『BROTHER』。で、ついでに新木場の帰り道に思ったわけだ。 まるで阿部慎之助と村田修一に挟まれる岡本和真だなと。

8月に入り、由伸巨人が猛烈な追い上げを見せている。 リメークドラマって…と半笑いだった巨人ファン(俺)も気が付けば前のめりでテレビ観戦する日々。 合コンなんて…と言いつつ席についた瞬間に全員のパイオツを高速チェックしてしまう男の悲しい性である。 優勝への可能性が1%でもあれば、俺らは東京ドームにも合コンにも這ってでも行くだろう。

逆襲の巨人の原動力はもちろん坂本・阿部・村田のクリーンナップだ。 坂本は昨季の打率269から336、阿部は打率242から320、村田は打率236から312へとそれぞれ爆上げ中。 ゴメン、37歳の阿部慎之助と35歳の村田修一がここまで復活するとはマジ予想外。 まあ俺は彼らと同世代だから嬉しいよ。 …と同時に寂しさも感じてる。 結局、大田も中井も主軸打者としては開花しないまま終わりそうだ。 オープン戦では期待を一身に集めていた岡本は2年目の今季、1軍で10打数1安打の打率1割ジャスト。本塁打、打点ともに0である。 2軍では打撃好調も現在イースタンの試合で右ふくらはぎに死球を食らい夏休み中の背番号38。

えっ焦んなよ?まだ高卒2年目のハタチじゃねえかって? 確かに普通にレギュラーを目指す若手ならじっくり育てればいい。 けど、岡本はただのレギュラーじゃなく将来の4番バッターとしてドラ1指名したんちゃうの? ゴジラ松井は最初の2年間で31本塁打をかっ飛ばした。 21世紀の巨人高卒野手でただひとり長期間レギュラーを張る坂本も2年目にレギュラー遊撃手として定着した。 最近の他球団ドラ1スラッガーで言えば、筒香は2年目に1軍で8本塁打。 中田翔も3年目に9本塁打。山田哲人も3年目に94試合出場で打率283を記録。 二刀流の大谷翔平にしても2年目に10本塁打、昨年の森友哉は2年目で17本塁打を放っている。 皆高卒野手にもかかわらず3年目までに1軍で戦力になっているリアル。 岡本と彼らを比較するのは酷? いや最高を目指すなら、最高と比較しないと意味ないじゃん。

若手選手を論じる時「育成」を語っても「才能」を語るのはタブー視されている。 それを言っちゃあお終いよというやつだ。 けど4番バッターに最も必要なのは才能だと思うんだよな。 誰が監督でも使いたくなるような圧倒的な才能だ。 野球の秀才たちが集結するプロの世界でさらにその上を行かなければならない。 30代中盤から後半に差し掛かっても、優勝を争うチームのクリーンナップを打つ阿部や村田は天才だろう。 その天才たちが打撃スタイルを変えてまで生き残ろうと必死なわけじゃん。 手強いよ開き直ったおっさんは。 はっきり言って、阿部や村田の衰えを待っていたら岡本の旬の時期は終わる。 最高の時は一瞬で、ボヤボヤしてたら野菜も若手も腐っちまうよ。

だから岡本よ、天才を超えて行け。 時間はない。

See you baseball freak・・・



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【巨人軍選手遊戯】岡本和真
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この記事へのコメントコメント一覧

【読売大砲遊戯】岡本和真「20歳に残された時間」

巨人7連勝、広島4連敗でゲーム差は4.5
ぐんぐん縮まるゲーム差の中に岡本君はいません。
使えば打つと思いますが、サード村田の安定感もそりゃ捨てがたい。
代打で活きるわけもなく、二軍で経験をってなるのが当たり前。
育てる気があれば育つんです。課題はレフト岡本じゃなくて、チームの育成方針。
岡本の完成形はどんなですか? どこにでもいる3割30本の四番打者ですか、高橋監督。
カープの鈴木は50本50盗塁を目指していますよ。

【読売大砲遊戯】岡本和真「20歳に残された時間」

去年を含めて、打撃コーチのチョイスを間違えましたんじゃないかなー。
一人でも若手中堅を一人前にさせるのが目的だった場合、
内田コーチは立ち位置の良さゆえに叩かれないコーチではあるが、
大失敗だったんじゃないですかね。
過去の名コーチではありますが、理論が根本的に古くなってきてるんでしょう。
帳尻合わせ的にではあるが、ベテランの数字は上げっている。
中井は数字以上にそこそこやってるし、
橋本は本人の問題、打順なんかを考えすぎる傾向にあると思う。
ただ、今年ずっと一軍にいた大田や立岡は順当に育ってたのに
前時代的な戦略や指導も災いして壊された印象が否めない。

去年タブロイド紙が「原が壊して内田が再生」一辺倒でしたが、
ああいう”マスゴミ”が文句ばっかり言ってるなりに一応公平であれば
今年は今年で「早撃ち内田が潰して田代が再生」などと陰口叩いているはず。
ですが、単に扱いが良いか悪いかがすべてになっている。
これは尾花さんや川相さんあたりにもいえるような気もしますが。

【読売大砲遊戯】岡本和真「20歳に残された時間」

各チームで若手選手がキラ星の如く続々と頭角を現す中、未だベテラン頼みのジャイアンツ打線。
このままでは2020年は完全に脇役です。
早く出て来い大田、中井、坂口、とワクワクしながら待ってた日から幾星霜。
それらの選手へのある種の達観が、岡本に対する期待を何割増にもしていると感じます。
選手がスターとなる要因とは育成の成功なのか、圧倒的才能の発露なのか。
裏を返せば、期待に応えられなかった選手とは、育成の失敗なのか、才能の欠如なのか。
トレーニングとスカウティングの進化により、これらの命題にもいつしか最適解が見つかるのかもしれませんが、少なくとも巨人の若手野手においては、完全に袋小路に迷い込んだ気がしてなりません。
岡本のフレッシュオールスターで一発を放った際の笑顔と、一軍でのオドオドした表情との違いに驚いたファンは僕だけでは無いはずです。
そう、あれはアテネ五輪で本当に楽しそうに野球をしていたヨシノブを見て以来の衝撃でした。
岡本個人の奮起が必要なのは勿論ですが、選手から溌溂さを奪うものとは何なのか、いよいよ真正面から取り組まないといけないとも思います。

「【読売大砲遊戯】岡本和真「20歳に残された時間」」へのコメント

多くの巨人ファンを見てるとそんなことより今年の結果重視ですよね
多分ファンがそれだから球団もびびって踏み出せないのでしょう

まあ今のヤンキースを見ていて将来そのような末路に至る危機感はないのかな?と疑問には思いますが、ファンが望み球団もそちらに舵を切っている以上ずっとこのままFAでの延命で乗り切るんじゃないですかね?

岡本が村田を超えていないから使えないって声もあるありますが、そもそも高卒2年目が長年バリバリやってきた選手を軽く超えてしまうはずもなく、結果としては一軍経験がまばらで他の有望な若手と同じ結末になりそうですね

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