2007年08月06日
思い出に残る補強選手
今月24日から東京ドームで行われる 社会人野球・第78回都市対抗野球大会。 都市対抗には補強選手という、 同じ地区の他チームから5人まで加えることができる制度があります。 1950年、プロ野球が15球団に増えると、 多くの社会人選手がプロに引き抜かれました。 都市対抗代表チームの戦力をアップするために導入されたのが、 この制度なのです。 チームの選手だけで予選を勝ち進んできたのに、 なぜ他のチームの選手を使うのか? いつもと違うユニフォームを着て、 東京ドームという大舞台でプレーする。 自分が試合に出ることで、 いつもならプレーしているはずの選手がベンチにいる。 このような状況で、 補強選手はどのような思いでプレーしているのか? プロ野球、高校野球などでは見たことのない制度に 違和感を感じていました。 以前も書きましたが…。 補強選手に違和感を感じつつも、 この制度に魅入られている自分を強く感じ取ったのは、 4年前の決勝・三菱ふそう川崎対シダックスを観た時でした。 三菱ふそう川崎が優勝を決め、 閉会式のため選手たちが整列し始めます。 その時、三菱重工横浜硬式野球クラブから 補強された渡部英紀選手が、 三菱ふそう川崎の主将・西澤祐介選手の肩に手を置き、 労っているのです。 いつもは敵同士の2人なのに…。 こんなシーンは、都市対抗でなくては見られない。 ただただ単純に“いいな”と思いました。 この年、渡部選手は賞を受賞していません。 しかし、上記の姿、 そして、四球を選び、打線をつなげようとする “フォー・ザ・チーム”の精神を見て、 思い出に残る補強選手のひとりとなっています。 三菱ふそう川崎が都市対抗で優勝した 2000年、2003年、2005年の3回すべて補強された渡部選手。 今年は、東芝のユニフォームを着ます。
posted by myu1972 |01:15 |
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