2008年06月30日

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

 スペイン24年ぶりの決勝戦。ドイツW杯でフランスに敗れベスト16に留まったチームの若い力が所属クラブで経験を積み、成長を遂げた姿が今の代表。選手の力の底上げは期待できたが、監督は大会前頑なにラウール招集を拒み「理屈の通らないところは相変わらずだ」と考え、スペインは同じ過ちを繰り返すと考えていたのだけれど。それは結果的に変に選択肢を増やして頭を混乱させるのを防ぐという絶妙の判断だということになった。うーん、分からんもんだなぁ、ホントフットボールは。


 フォーメーションは両方4-5-1。スペインはGKカシージャス。ディフェンスライン右からセルヒオ・ラモス、プジョル、マルチェナ、カプテビジャ。中盤はセナとシャビのダブルボランチ、前に右からイニエスタ、セスク、シルバ。1トップはトーレス。こちらは予想通りのフォーメーション。結局アラゴネスはドイツW杯で見せたラウールトップ下みたいな奇策は今大会ではしなかったことになる。学んだか、おじい。侮ってたよ。
 ドイツはGKレーマン。ディフェンスラインは右からフリードリヒ、メルテザッカー、メツェルダー、ラーム。中盤はフリンクス、ヒツルスベルガーのダブルボランチ。前に右からシュバインシュタイガー、バラック、ポドルスキー。1トップはクローゼ。やはりバラックは来た。それでこそ男。そもそもバラックいないドイツ倒し優勝したって、タイトルの輝きは鈍る。どうせならピッカピカの優勝カップ持ち帰りたかったこっちにも好都合。


 立ち上がりはドイツハイテンション。狙いは明確。スペインのパスフットボールをつぶせ。前線から激しくプレッシャーをかけ、パスを出す余裕を与えない。自陣には絶えず人を置き、スペースも与えない。いきなり攻め手を欠き、最終ラインでボールを回し、あげくロングボールに助けを求めドイツの壁に跳ね返される展開。やっぱりドイツは甘くない。まあでもこれはあらかじめ予想された対応。これをどう崩すかが腕の見せ所だ。
 序盤はスペインのパスを封じ込めたドイツが押し込む。スペインもドイツ同様高い位置からプレスはかけるのだが、サイドを上手く使われ、最終ラインまで攻め込まれる。中心となるのはバラック。怪我の情報がブラフかと思わせるほどのハリキリっぷり。日韓以来の決勝の舞台が気持ちを高揚させ、痛みをも麻痺させるのか。ホントバラックは男だよ。


 押し込まれたスペインはならばとトーレスの前への突破力活かしたカウンター。うんうん、無理してポゼッション回復するよりはこっちの方がトーレス活かせるし断然良い。前半14分にはサイドからエリア内に飛び出したイニエスタにシャビがナイススルーを通してビッグチャンス。惜しくもこのチャンスは活かせなかったが早速準決ロシア戦で見せたバルサコンビの息の良さを披露。今日も両者は調子が良い。やっぱり何かが起きるのはここかしら。
 このチャンスから徐々にイニエスタがエンジンをかけ始める。パスがダメならとドリブルで勝負を仕掛け相手を崩し、時にはファールをもらって良い位置でフリーキック。守備意欲も旺盛高い位置でボールを奪いカウンターにつなげる場面も。ドイツの序盤のプレスも勢いが落ち始め中央はさすがに無理でもサイドからなら崩せるようになった。そして前半22分決定的なチャンス。セルヒオ・ラモスのクロスをトーレスが競り勝ちヘディングシュート。しかしボールはポストに嫌われゴールならず。いやはや単なる放り込みクロスも弾けないようじゃドイツさんのディフェンスも大したことおまへんなぁ。そもそも今大会のドイツはディフェンスの堅さで勝ち抜いてきたわけじゃなかったか。
 これで20分ちょっとでスペインに決定的なチャンスが2度もあったことになる。が、これは同時に嫌な予感を頭に過ぎらせた。チャンスは作れてもゴールにつなげない。トーレスのダメダメパターンじゃないか。向こうにはバラックさんがいる。バラックさんはそんなに甘かない。チャンスは作れるんだから、早い内に決めとかないと致命的。


 その後は両者一進一退の攻防に。試合も20分が過ぎ、温まってきた選手達に持ち味いかした大胆なプレーや早いパス回しが見られ始め、また早い攻守の切り替えに両チームのディフェンスがついていけず、あちこちに守備の綻びが。そしてまた質の良いプレーヤー達がその隙を確実についてくる。前半27分クローゼのスルーパスに抜け出したポドルスキー。同じく前半27分エリア近くで勝負仕掛けたイニエスタ。前半29分ラームのサイドから中央に切り込むドリブル突破。前半30分シルバのスルーパスに抜け出し1対1になるトーレス。前半31分のセスクのミドルシュート。ざっとあげるだけでもこれだけエリア近くでのゴールに繋がりうる駆け引きがあった。ゴールが入るならまさにこの時間帯だったのだろう。
 そしてそのゴールを奪ったのはスペインだった。前半33分シャビのスルーパスに抜け出したトーレスがボールがレーマンに届くよりほんの一瞬先に触れ、見事ゴール。決めるべき男が決めるべき時間帯に決めたゴール。イングランドのワンダーボーイはもう10年以上もワンダーボーイのままだけど、スペインのエル・ニーニョは違います。もうニーニョなんて呼んじゃいけないね。バルサのキラーパスとリバポーの速攻が見事に絡み合ったスーパーゴールでした。ありがとう。


 今大会では先制点が非常に大きな意味を握る。今大会では先制点を取られたチームはトルコ(と消化試合ではあったがスペイン)以外勝ってない。このブログでいうところの広義のパターン08。パターン08にはまった試合は大別すると2つに分けることが出来て、1つは同点を狙うために前に出たところをカウンター突かれて逆に失点し敗北。もうひとつは引かれた相手の守備を最後まで崩せず敗北。このパターンに当てはめればスペインはこのまま勝つはずだ。
 だがさすがにドイツは一筋縄ではいかない。まずドイツは同点弾を急がなかった。90分までに失点を抑えながら1点を返せばいいのだと冷静な判断。他のチームのように無理に前に出て後ろにスペースを作る真似はしない。またドイツはスペインが器用に守りきれるチームではないことも分かっていたのだろう。スペインは先制点を奪っても、急に態度を翻し守りきる様子は微塵も見せず、これまで通りのフットボールをしている。これならドイツが逆にカウンターを狙うことも出来る。先制されても浮き足立つことのないドイツ。なんという腰の据わり様。これだからドイツは恐ろしい。


 後半開始からドイツはラインを高くしだした。裏を狙いたいトーレスには絶好の展開。ただドイツは守備の人数は減らさない。攻めるドイツ、カウンターを狙うスペインという構図が出来上がるが、スペインは効果的に攻めることが出来ない。トーレスとの走りあいにも、メツェルダーはなんとかついてった。
 カウンターでトドメを刺せないスペインを尻目にドイツは怒濤の攻撃を仕掛ける。後半13分にはヒツルスベルガーに代え、クラニィを入れてきた。ここが勝負の仕掛けどころ。パターン08に陥るリスクはどこかで負わなければならない。その時は今という覚悟が窺い知られる采配。ここで決めればドイツの勝ち。決めれなければドイツの負けだ。
 2トップになったことから分かるようにドイツはハッキリとサイドを突破してクロス放り込み作戦。しかしこの分かりやすい攻撃は決して上背があるとは言えないスペインディフェンスに脅威を与え続けた。明らかに動揺するスペインディフェンスはレーブの覚悟に触発されたか燃えるシュバインシュタイガーを止めることが出来ず面白いようにサイドを突破される。後半17分、18分と立て続けに危ないチャンスを作られた。だがシュバインシュタイガーはやっぱり若い。18分のチャンスの場面では中央フリーでポドルスキーがいたのに無理してシュート。うーん、ポドルスキーはいつでもシュバインシュタイガーをチェックしてアシストしてきたのに、逆はないのか。傍若無人な夫シュバインシュタイガーとそれを支える妻ポドルスキー。昭和の風景をドイツに見るとは。


 このドイツの猛攻をなんとか防ぎきったスペイン。ピンチの後には当然チャンスが。後半23分左コーナーキックからサインプレーでエリア内に走り込んだイニエスタがパスを受けてシュート。だがドイツDFに弾かれて。1分も立たないうちに今度は右サイドからカソルラのスルーパスを受けてイニエスタエリア内でパスを受けてシュート。が、レーマンの真正面でこのチャンスも潰れた。後半31分のシャビのスルーパスも自ら打たずにトーレスに流して失敗。うーん、確かに難しくはあったが、でもここでトドメを刺せてこそのエース。イニエスタはまだ瀕死の敵の喉を掻き切る冷酷さは持ってない。バラックなら迷うことなく殺ってるのに。もう少し先だったか、イニエスタがあの域に到達するのは。
 後半10分を切ったところからスペインはあからさまにトドメを刺すより逃げ切ることに重きを置き始めた。吹っ切れたのか後半開始直後は浮き足立ってたディフェンスもこの頃には地に足をつけ冷静に守れている。スペインが誇るべきパサー達も落ち着いてボールを回し、時間を確実につぶしていく。ドイツは勝負に出た時間帯で決めれなかったのが大きく響いた。しかしそれはスペインディフェンスの勝利とも言えよう。クローゼを代えてマリオ・ゴメツを入れてもとりわけ変化のないドイツに為す術はなし。スペイン1-0の勝利。44年ぶりの優勝。




 最後の数分間は正直呼吸困難に陥りそうだった。実際上手く呼吸が出来てなかった。オーストリアの女性サポーターが呼吸困難で命を落としているから本当にちょっとビビッてたりして。でも笛が鳴った瞬間全てが報われた。失礼ながら生きている内にスペインが優勝する姿を見るとは・・・実はちょっと考えていた。何度でも言うけどイニエスタという選手にはそれだけの価値があると思ってる。でも今大会のイニエスタは想定の範囲内のイニエスタだった。もっと特別なことが出来るはずなのに。まだ大舞台でそれを発揮する術は持ってないということだろう。まだスペインにはワールドカップ戴冠という大仕事が残ってる。その時に本物のイニエスタが見れることを期待しておこう。
 こう大会が終わってスペインの優勝を想っていると結構あっけない気がしていたりする。あれだけ待ちわびたビッグタイトルだったのに。なぜだろう。ユーロ制覇という偉業はルイス・スアレスをはじめ先達に成し遂げられてるからかしら。今後数日かけて考えてみようと思う。でもあれか。やっぱりまだスペイン代表の陳列棚にポッカリ穴が空いてるからか。


 最後にもう一度ルイス・アラゴネスにあやまっておこう。最後まであなたの腕を疑い続けて本当にごめんなさい。今回の優勝でドイツW杯の時に味あわされた失望は幾許か晴れました。
 このアラゴネスが作ってくれたチームを元にスペイン代表は新たな目標向かって突き進む。次は何やらデル・ボスケだそうで。たまにはスペイン人の中でもビクトル・フェルナンデスやファンデ・ラモスみたいな特に攻撃的フットボールの信奉者の監督が率いる代表見たいんだけど。スペインの代表監督ってカマーチョだったりサエスだったりアラゴネスだったりどうも攻撃的なリーガ・エスパニョーラというイメージにそぐわないマイルドな人が多いんだよなぁ。

posted by myrowka |08:47 | ユーロ08 | コメント(8) | トラックバック(0)
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「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

この優勝したメンバーの中にラウールがいなくてちょっと
さみしい感じがするのは僕だけでしょうか?
ラウールにも優勝を味わって欲しかったです^^;

posted by しん | 2008-06-30 09:02

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

まず初めに彼に謝らなければいけませんね。前回のコメントで散々文句たれてしまいましたから…。

おめでとうトーレス!あんたやっぱりすげーよ!!

ロシア戦で交代を命じられた時の膨れっツラが、今回の試合ではグイサを激励する横顔に変わっていたのが印象的でした。プレーの面ではやっぱりまだまだ甘ちゃんな部分が多かったように思えますが、それでもドイツディフェンスのバックパスを必死で追いかけてレーマンのミスキックを誘うあたりに、今大会の彼の成長が窺えましたね。
あと、管理人さんが期待を寄せているイニエスタ。正直、まだまだ小粒な選手かな、と思ってみていたのですが、あれだけ全てのプレーを高次元で行える選手だったとは…特に驚いたのが前半、ドイツが上手く試合に入ってスペインに襲いかかってきた時、シルバやシャビでさえもガチガチでトラップが大きく逸れてしまっているところを、彼だけが冷静にボールをキープし、根気よくチームにリズムを与えようとしていたのには驚きました。あの若さでこれだけのプレーが出来るのだから、エトーがジダンを超える選手、と言っていたのにも納得です。ただ、管理人さんの仰る通り、もう少し相手のミスを抉って勝利を自ら引き寄せるような力強さが欲しいですね。次回のW杯ではおおいに期待してます!

最後に、ベンゲルが解説で今大会の総括を行っていたので引用させて頂きたいと思います。
「近代サッカーではディフェンスがあまりにも進歩してしまったために、先制点の持つ価値が非常に高くなってきた。そのため、一般的に攻撃的なチームが勝利する可能性は極めて少ない。なぜならフットボールは基本的に失敗を前提としたスポーツで、自陣に立て籠って少数のカウンターからセットプレーで得点を奪う方法が、最も危険を回避できるからだ。それでも、今大会は、相応のリスクを背負ったチームのみが勝利に近づけということを私たちに示してくれた。重要なのは戦う姿勢であり意思なのだ」

…相変わらず言うことが渋いですね。
ちなみに私の中で今大会のMVPはバラック、裏MVPはセナでした。管理人さんはいかがですか?

posted by トーレス! | 2008-06-30 09:48

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

 私は1978年のアルゼンチン大会からw杯を見ているおじさんですが、当時はNHKでダイジェスト版が放送されるのが精一杯でした。LIVEでなく録画であっても試合を全部放送し始めたのは1986年のマラドーナの大会といわれるメキシコからです。
 実はあの86年の大会からずっとスペインを応援してきてはや22年。
 ち~~~っともうれしくない。なぜなら、今回私はスペインを応援することをやめると公言したので・・・・・・・・・・・・・だから優勝したのかな~~寂しい。

posted by マリオ | 2008-06-30 12:28

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

ドイツ代表と日本代表が重なります。

自国開催のW杯までのドイツ代表は、守備を固めてカウンター、サイドからの放り込みに爆撃機が飛び込む。
ドイツ人の特長を活かしたフットボールだったと思います。

そして、自国W杯を機に、攻撃サッカーへの転換を計り、ある程度の結果を残しました。

しかし今大会では、攻撃はセットプレイ頼み、守備では泥臭さが足りない(タマ際に弱い)。

ゲルマン魂と大和魂には共通点(集中力がある、応用が苦手)があると言われているが、それが原因なのでしょうか?

それにしても、スペイン-ドイツでスペインに泥臭さを感じるとは...

posted by 敗者のメンタリティー | 2008-06-30 17:03

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

しんさん

さみしいというかラウールの思いを考えるとやりきれない思いになります。優勝の瞬間は死ぬほど悔しがったでしょう。決してそれを表に出す選手ではありませんが。でも多分ラウールはもう2年後のW杯目指して前向いてるんじゃないでしょうか。まだ31歳と全然老け込む歳じゃないですし。今後ボージャンやらネグレドやらジョレンテやら若手の追い上げも見込まれ、ポジション争いは恐ろしいほどに激化するでしょうが、でもラウールだからこそ出来る仕事はあると思いますし、その自負がラウールにはあると思います。全ては2年後です。期待しましょう。


トーレス! さん

スペインにはどうやらけなすと反発する傾向があるようですね(笑)僕も開幕前ボロクソ書いたら優勝しちゃいました。トーレスは今大会中に成長しましたね。これまで外してきたのが決勝での決勝点のための前フリにまで思えてきますし、実際そうだったような気もします。正直まだ子供っぽさは抜けてないんですが、決勝の大事な場面でゴールを奪う選手をもう子供扱いは出来ません。

イニエスタは地味な顔からか過小評価される傾向にあるんですが、実はあれぐらいのプレーはさらっとやってのけてしまう大物だったりします。準決勝までは目立った活躍出来なかったんですが、皮肉にもビジャの怪我でバルサでやりなれたセンターフォワード1枚型のフォーメーションに変わると本領を発揮し始めましたね。レギュラーとして代表の国際大会に出るのはこれが初めてで、しかも実質2試合しからしさは見せれてないんですが、それでもトーレス!さんをはじめ多くの人にイニエスタが才その力の一端を見せることが出来た良い機会になったと思います。
ただまだこんなもんじゃないんですよね。これでもまだまだのびしろがあると確信しています。もう少しエゴを持ってくれればいいんですけどね。

ベンゲルの総括ありがとうございます。TBSにはそんな大物が来てたんですね。そっちで見ておけば良かった(笑)もう世界でも数えるほどしかいなくなった美しいフットボールの信奉者だけに言ってることの重みが違いますね。大勢で守りカウンター&セットプレーで点取るやり方が一番合理的だと理解しておきながら、それでもボールポゼッションを重視し、パスで相手を崩す姿勢貫いてるベンゲルを改めて尊敬しました。今回の大会は攻撃的フットボールが報われたということでベンゲルは相当嬉しかったんだと思います。

MVPですか。優勝国スペインに突出した選手がいなかっただけに難しいですね。カブるのもあれですし・・・。カシージャスのような気もするし、ポドルスキーのような気もするし、シャビのような気もします。でもやっぱりビジャにしておきましょう。グループリーグで4ゴール、ロシア戦ではトーレスに対する見事な気遣い(あの行為があったからこそトーレスの中でチームの一員という意識が強くなったと思います)、イタリア戦ではPK戦で一人目としての仕事をキチンと果たし、準決勝以降は怪我をしてしまいましたが、しかしあそこでビジャが怪我をせず4-4-2のままで行っていたらスペインの優勝はなかったと思います。結果的にではありますがアラゴネスに4-5-1に変えるきっかけを与えたという意味でもビジャの功績は尋常じゃありませんでした。
裏MVPはシュバインシュタイガーですかね。ポルトガル戦ではクリスティアーノ・ロナウドを上回る活躍。トルコ戦では同点弾を奪う活躍を見せました。レッドカードもご愛敬ということで。出来れば女房役のポドルスキーと2人で受賞ということにしてやりたいです。


マリオさん

気持ち分からないでもないです。私は今大会前に応援することを止めはしませんでしたが、信じることはやめました。これまではスペインがW杯やユーロに挑む度「今度こそはやる。今度こそは本物」と言い続けてきましたが、さすがに嫌になって。で、ボロクソ書いたら優勝です。優勝予想したオランダは準々決勝で激しく散りましたし。自分が目をつけているチームは外れ、そっぽ向いた途端活躍するってのは切ないことこの上なしです。


敗者のメンタリティー さん

うーん、私は今回のドイツをセットプレー頼みとは感じませんでした。もちろんセットプレーは大きな武器ではありましたが。シュバインシュタイガー、ポドルスキー、バラックとお膳立て役は豊富だったのに、クローゼ、ゴメスとことごとくセンターフォワードがダメだったのでそう見えているのかもしれません。守備に粘り強さが無くなったのはホント不思議ですね。クリンスマンが監督になるまではドイツにそんなことは全く感じなかったんですが。
ゲルマン魂は見てて感じることがありますが、日本代表の試合を見て大和魂を感じたことはまだありません。それが体現できたとき昔のドイツのような強さを得られるような気はしなくもないです。

posted by myrowka | 2008-06-30 20:43

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

ドイツ代表と日本代表が重なるというより、岡田監督とオシム氏が戦っているように見えたのですが、こんな素人考えのコメントをすると、荒れる原因になるかもしれないと思い、先ほどのようなコメントをさせていただきました。



posted by 敗者のメンタリティー | 2008-06-30 21:40

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

スペイン優勝しましたね!おめでとう!2年前のワールドカップでの失望があまりにも大きかっただけに今回のスペインの優勝は本当に嬉しいです。あの時フランスに目を覆いたくなるようなショッキングな負け方(ジダンのカウンターにディフェンス陣がズタズタに切り裂かれてとどめを刺される)をした時は、スペインが国際大会で優勝するのは無理だと確信したのですが、見事その予想を裏切ってくれました。

今回のEURO2008ですが、前回に比べると見劣りする部分は多々ありますが(ポルトガル×イングランドやオランダ×チェコなどEURO史上に残る名勝負が比較的少なかったことなど)、今回もEUROはやっぱりとっっっても楽しい大会でした!ワールドカップにはワールドカップの楽しさがありますが、やっぱり私はEUROの方が好きです。次回も今回同様、魅力的なチームがたくさん出てくるよう期待して待ってます。




個人的なベストイレブン、ベストゴール、ベストマッチです。

ベストイレブン(23名)
GK アキンフェエフ(ロボンツ)(ボルツ)
DF マルチェナ(ロゼフナル)
   プジョール(セルベト)
  キエッリーニ(ポガテッツ)
   ラツ(プラニッチ)
MF ガラーセク(カツラニス)
 インレル(デコ)
 バラック(イヴァンシッツ)
 アルシャフィン(アルダ)
FW フライ(ハカン・ヤキン)
 セミフ(パヴリュチェンコ)

ベストゴール(5位まで)
1 バラック(バラック久々のキャノン砲)vsオーストリア戦
2 ハリステアス(前回大会フランス戦を思い出させる芸術
的かつ豪快なヘディングシュート)vsスペイン
3 イブラヒモビッチ(まさにミサイルでしたね)vsギリシャ戦
4 ニハト(これは阻止不可能だったでしょう)vsチェコ戦
5 セミフ(きれ~なヘディングでした)vsスイス戦

ベストマッチ(5位まで)
1 チェコ×トルコ(サッカーの醍醐味)
2 クロアチア×トルコ(120分目のドラマに感動しました)
3 オーストリア×クロアチア(開催国のひたむきさに感動)
4 オランダ×イタリア(イタリア怒涛の猛攻が見れたので)
5 スイス×トルコ(雨中の激闘にスイスが散る)

ベストメンバーは、サイドバックとかサイドハーフとかそういう細かい配置とかは気にせず印象に残った選手を挙げてみました。アキンフェエフは若いのに完成度が非常に高かったように思えました。ロボンツ、ボルツは反射神経がありえなかったです。インレルは上手すぎです。開幕戦最大の衝撃でした。イヴァンシッツはノスタルジックな司令塔といった感じが良かったです。アルシャフィンは言うまでも無いですね。フライは出場時間たった45分でしたがその中で見せた技術、嗅覚、存在感はピッチ上の22人の中でも異次元でした。負傷退場が本当に悔やまれます。セミフはミラクルターキーの立役者でしたし、パヴリュチェンコも大事な場面でキッチリ決めてくれました。他にも候補には入ってないんですけどメフメット・アウレリオやサブリなどは初めて見たんですけどとても良い選手でしたね。

管理人さん達も印象に残った選手や試合などぜひ意見をお聞かせください!

posted by ニハト | 2008-07-01 02:58

「おめでとう」 決勝 スペイン vs ドイツ

敗者のメンタリティー さん

なるほど。岡田監督がドイツでオシム監督がスペインですね。言われてみれば特徴に共通点がありますね。そうなると私は断然オシム派なんでこの結果は望むところです。ホント帰ってきてくれないですかねぇ。


ニハトさん

ドイツの時の失望はホント凄かったですからねぇ。なぜあそこでラウールを起用しなければいけなかったのかなど理解不能な采配も手伝って。ただアラゴネスは人間はいくつになっても成長できると言うことを私たちに教えてくれました。

私は前回より今回のユーロの方が断然好きだったりします。攻撃的フットボールを露骨に好む者として今回攻撃的フットボールが報われたことが何より嬉しかったですね。私もユーロの方が好きですねぇ。国数が少ないおかげで密度の濃い試合が多いと思います。次回は何やらユーロも拡大するようですが。大会が変に冗長されないことを望みますね。

ベストイレブンはえらく個性的なものになってますね。ただそれも当然なように今大会は強豪国よりも中堅国の健闘が目立った大会でした。インレルはホント驚くほど完成された選手でした。ウディネにまた新しいスゴイやつが出てきたってのを聞いたことがありましたが、それも納得するほどの選手でした。ディフェンダーはキエッリーニが異様に印象に残ってます。スペインを応援する者にとって彼は悪魔以外の何者でもありませんでした。セミフはクロアチア戦のあのゴールに尽きますね。それまではあまり目立った活躍はしてなかったんですが、あのゴールでなるほどセミフとはそういう選手かと嫌と言うほど味あわされました。
ベストゴールは私はチェコ戦でのニハトの2点目を推しますね。あの場面であんなに冷静にコントロールされたシュートを放つなんて私はまだ信じられません。その胆力に脱帽したゴールでした。
ベストマッチにはオーストリア対クロアチアが入ってるのが良いですねぇ。結果負けはしましたが、ドイツにも勝利したクロアチアをあそこまで追い詰めたオーストリアの気迫は手に汗握るものがありました。あとはやっぱりトルコの試合を入れるしかありませんね。あんな勝ち方を3度続けてするなんてずるいです(笑)

こうして振り返ってみるのも面白いですね。また近いうちにユーロの総括をしてみたいと思うので、私の意見はその時に書こうと思います。

posted by myrowka | 2008-07-01 08:03

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