2008年06月17日
myrowka, un compromisario
さてさて。 これまでは見たユーロの試合に関しては必ず感想を書いてきたけど、ポルトガル対スイス戦は消化試合だったためあまり書く気が起きず、クロアチア対ポーランドはドイツ対オーストリア戦を視聴中に結果を知ってしまったため書く気が起きず、ここはおんどりゃー!とスローアウトすることに。消化試合なら消化試合で控え選手のスタメンを目指す奮闘とか見所もあるにはあるんだろうけれど、やっぱりこれまで死闘を見続けた目にとっちゃちょっと退屈で。結果を知ってしまってはフットボールの持つドラマ性を楽しむことが出来なくなるし。特に後者は放映局側でなんとか対処出来たはず。WOWOWさん、もうちょっと考えてよね。 とまあそんなことは置いといて。今日はバルサから届いたある手紙の話。 先日我が家にバルサから一通の封筒が届いた。何も特別なことじゃあない。こちとら立派にソシオやってるんだから、そりゃバルサから届け物ぐらい来る。ただ少々珍しいことではあった。バルサからの届け物、特に封筒なんて1月~2月頃にソシオカードと明細書入ったのが来るだけで、封筒以外では2ヶ月おきに会報が来るぐらいなもんだ。 なぜこの時期にバルサから封筒が?と思って開けてみるとまあ下の画像にある通りのものが入ってたわけだ。ものすごく重要そうな部分が文字化けしているところにバルサ日本事務所の手抜きっぷりがしかと窺えるわけだが、まあ内容から察するに「ソシオ」が入るのだろう。ということでなんとまあ幸運なことに私ソシオ代表選挙人になりました。 よく知らないという人のために言っておくと、バルサはソシオ制という運営制度を取っていて、早い話が年会費を払ってソシオになった人たちでクラブを運営していこうという制度。とはいってもソシオ全てがクラブ運営に関わっていてはもうすっちゃかめっちゃかで何が何だか分からなくなる。そこでソシオの直接選挙で会長を選んで、その会長に実際にクラブを運営してもらおう、とまあこういうことだ。だが裏を返せばソシオがクラブ運営に関われると言ってもそれを実際に行使出来る場は基本的には会長選挙ぐらいしかない、ということでもある。ソシオが会長を決めれるってだけでも他に例をみないすんごいことではあるのだけれど。 ただソシオに与えられた権利がそれだけってのもあれなので、年に一度開かれるアセンブレア(株主総会みたいなもの)において、クラブ運営に関わる重大な事案もソシオの投票によって是か非か決めている。でもそういうことにもいちいち何万人ものソシオが投票していては日も暮れいつまで経っても終わらない、ということでソシオ代表選挙人というのを毎回選んで、アセンブレアではその人に投票してもらう間接民主制を敷いているわけだ。詳しくはこの素晴らしいバルセロニスタサイトを参考してもらうとして。その代表選挙人に今回選ばれたというわけだ。 重要事案決定の投票権を得たとは言っても、実際アセンブレアでも日本の株主総会のように流れのまま、なあなあでトントンと決められていくようだけれど。実際どれぐらいの人が選ばれてるのかしら?どうせ日本からアセンブレアに来る物好きなんてそうはいないべ!?と高をくくって結構ばらまいてるのかもしれない。まあ実際そうだわなぁ。総会の時期はどうやらシーズンの終わりなようで、6月の末とかになるらしい。当然その時期に行くとリーガは見れないわけで。普通のファンなら総会じゃなく、カンプ・ノウにフットボール見に行くわなぁ。 ということで結局使う機会はなさそうだが、一応記念品としてこの手紙は大切に保管でもしておこう。 ちなみに。バルサに加え、レアルもソシオ制を敷いているためもしかするとスペインのクラブは基本ソシオ制と思われてるかもしれないが、実際は全くそうじゃなくて、バルサ、レアル、ビルバオ、オサスナの4クラブを除いて他のクラブはみんな大まかにくくれば株式会社。なぜかというとスペインのフットボール協会がプロリーグ(1部リーグと2部リーグA)に所属するクラブに株式会社化を義務づけているから。だから細々とソシオ制で頑張っている小さいクラブでも2部リーグAに昇格すると、株式会社化しなくちゃいけない。 なんでもリーグ所属のための供託金と最低限の運営資金を確保するための措置だそうで。株式会社化したクラブは協会が定める最低資本金を確保しないとプロリーグには参加させてもらえない。なのでクラブ側は株を売ろうともう必死。熱心なファンが多数いるクラブはファンに買ってもらうだけでまかなえるし、そうじゃないチームはパトロンを必死で探さなければいけない。 この制度が実際に施行されたのが確か1992年だったかな?当時はやっぱり色々大変だったようで、その中でも特に苦しんだチームの一つがベティスだったらしい。借金まみれだったベティスは期限ぎりぎりまで最低資本金の半分も集めることが出来ず、2部リーグB降格は目前と思われた矢先、白馬に乗ったパトロンがやってきてベティスの窮地を救ったらしい。そのクラブの危機を救ったのがあのマヌエル・ルイス・デ・ロペラってんだから、下手にわらにすがるのも考え物、という話。
posted by myrowka |21:58 |
FC Barcelona |
コメント(0) |
トラックバック(0)



