2009年06月18日
アジアを救った男
さてさて。 W杯アジア最終予選 7試合5勝2分10得点0失点。 0失点。0失点。0失点!なんて屈辱的な数字だろう。「アジアならワールドカップ簡単に出れんじゃね?」と、南半球から白人の侵略者がやってきた今大会予選。その白人の思惑通りアジアの国々は蹂躙され、いとも容易く彼らは本大会出場権を持ってった。今頃笑いが止まらないだろう。「だって0失点だぜ、0失点!アジアの誰も俺らからゴール奪えないでやんの!」 ダメだ。絶対このままではダメだ。無敗はまだ良い。好チームを作り上げたなら、決して不可能な成績ではないから。でも0失点はダメだ。それはアジアのレベルの低さを示す。しかも、ここが一番重要なのだが、同グループには日本がいるのだ。日本が。南アフリカも含めW杯には4度出場。2002年には決勝トーナメント入りも果たしている。アジア杯でも最多の3度優勝。ヨーロッパでプレーする選手も少なくない。そんな日本がいるのにだ。最終予選0失点なんて、そんな舐めた記録許していいわけがないだろう。これは誇りを守るための戦いだ。日本の、アジアの誇りをかけて、何としてでもオーストラリアからゴールを奪わなきゃいけない。 でも一体どうすればいいのか。7試合0失点という数字にはもちろんそれなりの理由がある。アジア人よりも一回り大きい体。それを躊躇なくぶつけてくる。戦い方も守備的。ピム・オーストラリアにとってフットボールとは「点を取られなければ負けない」スポーツだ。屈強なDFをゴール前に固める相手にどうやってゴールを奪うのか。岡ちゃんに突きつけられた問題は簡単には解けそうにない。 しかし!この難しい問題を岡ちゃんは見事に解いた!解いてくれた!解いてみせた!やったね、岡ちゃん!やったよ、岡ちゃん! 岡ちゃんの出した答えは至ってシンプル。相手が屈強なDFぶつけてくるなら、こっちも屈強な選手ぶつけりゃいいじゃん。前半39分憲剛のコーナーキックに飛び込んだ闘莉王がオーストラリア相手に空中戦で競り勝って、ゴール!最終予選0失点の夢を粉砕した闘莉王の一発はオーストラリアにズシリと響き、耐えられなかったシュウォーツァーは仰向けに倒れた。見たか!これが日本の、アジアの底力じゃ!!! まあ試合には負けたわけですが。オーストラリアもイエローカードもらってる選手は起用せず、日本もヨーロッパでプレーした選手の大半を呼べたのに呼ばず、遠藤、中澤といった主力級の選手も怪我で出られない、そんな中で結果がどうこういってもあんまり意味ないし、個人的にこの試合の焦点は勝ち負けにあらず、オーストラリアの野望を日本が打ち砕けるかにあった、ととらえていた。そういう意味ではやるべきことはやれたし、プライドうんぬんだけじゃなく、日本のセットプレーは体格に勝る相手にも通用すると証明できたし、収穫は大きかった。 セットプレー以外では良い形を作れなかったけど。アタッキングサードに入れる縦パスをことごとく処理できなかった日本人選手達が悲しかったなぁ。引いてくる相手をグラウンドで崩すにはあそこで速く正確なプレーが出来ないと話にならない。その技術が今日の日本にはまるで無かった。まあでも上にも書いたけど、それも我が愛しの本田さんや俊輔など日本の一線級の選手達が戻ってきたら解決しうる話だと思う。あと1年間こういった選手使って強豪相手にどれだけ経験を積めるかだろう。JFAには大きな責任が乗っかってるなぁ。 ということで。個人的には闘莉王の見方がまるで変わった試合だった。ラフプレー、凡ミス、無茶な攻め上がり、後半になると遅くなる戻り、などなどネガティブなところばかりに目がいっていたけど、この試合でこういうところに目をつぶってでも使わなきゃいけない選手なんだな、と痛感した。今回はフィードも冴え渡っていたし、コンディションさえ良ければなるほど日本最強の選手だわ。今後とんでもない事件を起こさない限り、闘莉王を全面的に支持していくことをここに表明致します。
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posted by myrowka |10:55 |
岡田JAPAN |
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