2009年06月14日

QBベッカム

さてさて。


 フットボールシーズンも終わって見るもんないな~、ということでフジテレビNEXTと契約。目当てはもちろんコンフェデ。愛するイニエスタが出ないのが何とも悲しいけれど、ユーロから1年、W杯まで1年、スペインやイタリアの今、ロナウド、アドリアーノ、ジーニョなきあとのブラジルはどんなことになっているのか、見といて損はないだろう。
 ということで、せっかくだからコンフェデ以外の番組も見てみようと番組表見てたら、イングランド代表の試合が。そうだ、フジのCSはベッカム様フィーバー以来イングランド代表に力を入れてるんだった。事のついで、カペッロ・イングランドの今もチェックしておこう。


 イングランド代表の試合を見るのはいつぶりぐらいだろう。ユーロには出てなかったし、かといってドイツ以来というわけでもなく、何回かベッカムの代表姿を見た記憶もあるから2年ぶりぐらいになるかな。
 感想はまあなんといっても豪華。豪華の一言に尽きる。ベッカムの横パスをランパードが受け、ランパードが左に開くジェラードに正確なロングパスを通し、ジェラードがDFの裏のスペースに抜け出したルーニーにキラーパスを送る。いくらペレスの剛力や石油王のオイルマネー使ったって、クラブレベルでこういうチームは作れまい。あまりの豪華さになぜだか分かんないけど、なんか笑ってしまった。これでW杯とれないんならそれこそウソだろ、と思えるぐらいの豪華な布陣。
 ただそんな中、毛色の違う選手が混じっている。前線にぽつんと一人。ピーター・クラウチ。イングランドの選手はみんな特別なものを持ってる。もちろんクラウチも持ってる。だからカペッロにも呼ばれてる。誰にも真似できない上背。でもそれだけ。他は凡庸。だからジェラードやランパードらに囲まれると浮いてしまうし、彼らにあったレベルのプレーも出来ない。動き出しが少ない、スピードがない、工夫もない。11人で守るアンドラ相手に前線でただ待ってるだけ。ベッカム、ジョンソンらの質の良いクロスに反応するのはスペースに猛スピードで飛び出す、クラウチよりも20cm低いルーニーだ。これじゃあ居場所はない。


 アンドラは11人で引いて守ってきた。かといってカウンターを狙うわけじゃない。90分間なんのアクションも起こさず、本当にただ守ってるだけのチームだった。FIFAランキング6位のイングランドに、196位のアンドラは何をしていいのか分からなかったんだろう。イングランドのDFラインがハーフウェイラインにある。センターサークル付近でボールを持ってもプレッシングはかからない。布陣を表すなら4-4-2-0。なんなんだ、こいつらは。
 ベッカムと2人でセンターハーフを組んでいたランパードは「攻めてこないならバランスを取る必要もないか」とエリアの近くまで上がっている。だからベッカムワンボランチ状態。試合は途中からベッカムのパスショーと化した。ベッカムがアメフトのクウォーターバックのように、ピッチ全体に長短のパスを供給する。ボールを受けた選手は攻撃を仕掛ける。が、11人で守られたら例えイングランドの選手といえどもゴールを奪うのは容易ではない。でも相手はホント自陣に引いているだけだからセカンドボールはイングランドのもの。セカンドボールはベッカムに返され、ベッカムはまたパスを出す。ひたすらこの繰り返し。だからフットボールを見ている気はしなかった。足でするアメフトを見ているというか、何か別の競技を見ているようなカンジ。個人的にはベッカム大好きだし、ベッカム超楽しそうだったから、楽しめたけど。


 ということで、試合的にはカペッロ・イングランドの今を知るも何もなかった。次は緊迫感のある試合を見てみたい。
 ただ競争がスゴイ激しいチームだということだけは伝わってきた。カペッロは多くの先達の過ちから学び、ランパードとジェラードをセンターハーフで同時起用しない、ジェラードは左サイドで使われている。でもイングランドはサイド不足で悩んでいた昔がウソのように今はサイドハーフの選手が豊富。左サイドはジェラードの他にヤングがいる。右サイドはウォルコットとレノンの骨肉の争い。さらに3人目としてダウニング、ライト・フィリップスも控える充実ぶり。
 ジェラードが左に流れたとはいえ、センターハーフもランパード、ベッカム以外にバリー、キャリックがいるし、来季は怪我から帰ってきたハーグリーブスもこの中に加わるだろう。
 フォワードはどうやら今回クラウチはテスト的に使われていただけで、カペッロのファースト・チョイスはヘスキーと聞いて少し安心した。ヘスキーのこともよく知らないけど、あれよりひどいということもないだろう。他にアグボンラホールもいるしね。
 ただ個人的には中盤の選手層の厚さ、プレミアの欧州での絶対的強さを代表に還元するために4-2-3-1が見てみたい。組み合わせは無限大で、プレスもかかりやすい。歴史的にイングランドには良いCFが出てこないんだし、これからこれをイングランドのスタンダードにしていきましょうよ、カペッロ先生。

posted by myrowka |18:38 | コメント(6) | トラックバック(0)
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QBベッカム

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イングランドはCFには全く恵まれませんよね。
歴史見ても少ないの何の。
正直ルーニーがいてよかったという感じです。
マンUファンとしてはウェルベック、キャンベルあたりが育ってくれるとうれしいですけど、来年は無理ですね。
とりあえずCFと右SBあたりが欠点ですかね。
ところでW杯はベッカムでるのでしょうか?出たら4大会目になりますね。凄いもんだ。

代表関係で言うとゴールマウスにフォスターが立つ日を楽しみにしています。
こう考えるとマンUは今でこそ少ないですけど、将来性のあるイングランド代表候補が結構いますね。
大成して代表になってほしいものです。

posted by footballer | 2009-06-14 19:34

QBベッカム

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そうですよね、ジェラードを最大限に生かすためにも、4-2-3-1は魅力的かも。

posted by じぇらーどをいかせ | 2009-06-14 20:49

QBベッカム

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こんばんは。
オフシーズン突入で試合がないから寂しいですね。
まあ、移籍市場で大いに盛り上がっていますので(笑)毎日ある意味では楽しいですが。。。

今回イングランド代表は絶好調のようですね。
ルーニーも鬱憤晴らせているようですし、2010年W杯は楽しみですね。
個人的にはそろそろイングランドがW杯優勝してもいいのでは?と思っています。
他にはクリ坊のいるポルトガル、F.トーレスやセスク・ファブレガスがいるスペインなんかも、期待しているのですが、ポルトガルがW杯行けるかどうか(^^;)

あ、イングランドの話に戻ります。
ジェラードとランバードって、やはり共存できないのですかね?
ベッカム頑張っていますね(^-^)
今一番フットボール楽しい~と思っているのかもしれませんね。
私がW杯の試合で一番印象に残っているのは、ベッカムが退場になった試合です(^^;)一瞬私は「何?何が起こった?え~~~!」でした。
あれから月日が経ちました・・・(しんみり)
ベッカムがまだ代表で頑張ってくれていて嬉しいです!

イングランドも気になっているのですが、ブラジルも、クリ坊中心?のポルトガルも、スペインも、アルゼンチンも気になりますね。いずれもプレミアで活躍している・していた選手も多いですから。
そうこうしているうちに09-10のシーズン開幕!ということになるのでしょう。

posted by m&m | 2009-06-14 20:56

QBベッカム

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footballerさん

ルーニーがいなければ期待できるのはアグボンラホールぐらいですかね。あとはデフォー、クラウチ、ヘスキー、ベント。ルーニー様々です。
キャンベル、ウェルベック成長の鍵は経験でしょうね。上手くキャリアを積めば面白い存在になりそうです。が、ユナイテッドに在籍したままではそれがあまり望めないのがジレンマですね。御大はじっくり育てておきながら、よそで良い選手が見つかるとそれに飛びつき、ポイしちゃいますからね。期待していたロッシもイーグルスもバーズリーも、みんなどっか行っちゃいました。キャンベルもウェルベックもマヌショもそんなカンジになるのかなぁ、と半ば諦めてる自分がいます。マケダとフォスターはまだ可能性はあるのかな、と個人的には感じてます。

記事中では端折ってしまいましたが、実は右SBのグレン・ジョンソンがとんでもないことになってるんですよ。クロスは早くて正確、縦にも抜ける、守備も強くて、スケールの大きさを感じさせます。長年ユナイテッドの選手達が保持してきた代表の右SBの座はどうやら彼に奪われることになりそうなカンジですね。

ベッカムはもう出る気満々でしょうね。ギグスのようにインサイドハーフで新境地開くってのが何とも面白い一致ですが。ただネックとなるのはやはりアメリカの移籍でしょうね。金に目がくらんでホント無駄なことをしてしまったもんです。どっか無理にでも獲得してくれるところが出てきてほしいところですが、ユナイテッドのライバルとなるチェルシーってのだけは勘弁して欲しいです。


じぇらーどをいかせ さん

そうです。魅力的です。使わない手はありません。


m&mさん

1試合、しかもしょっぱい相手の試合しか見てないので何とも言えませんが、W杯出場ももうすぐというのはうなずける陣容でした。まあでもホントあのメンツなら優勝しなくちゃいけないレベルの話なんですけど。個人的には2006年にもするんじゃないかな、と思ってましたが、直前のルーニーの怪我や当時無名のウォルコットを招集するエリクソンの暴走などに阻まれ不可能でした。今回はそういうような事故がないよう祈るばかりです。ポルトガルには何とか出場してほしいもんですね。ブラッターもそれは願っていることでしょう。響け!FIFAの不可解な笛!

その2人は4-4-2のセンターハーフでは共存は無理なんでしょうね。歴史が証明していると思います。ベッカムはアメリカで退屈な試合ばかり出ていたから、レベルの高い欧州のリズムでフットボールする楽しさを再認識しているかもしれませんね。自分はその事件の頃フットボールの楽しさにまだ目覚めておらず、一生懸命バスケしてました(笑)もうあれから12年経つんですね・・・。自分もベッカムがバリバリでプレーする姿を見れて嬉しいです。もう先も長くないんで、余計じっくり堪能しながら楽しんでます。

メッシ、クリスティアーノ、ルーニーら10代の頃からハバきかせてたスター達がクラブレベルでじっくり深く経験積んで臨む初めてのW杯です。個人的に本当にしっかりしてほしいのが監督。ドイツでは監督の采配につぶされた試合が多かったように思います。彼らの力を100%引き出す準備しっかり整えてもらって歴史に残るW杯見せてほしいです。

posted by myrowka | 2009-06-14 21:47

QBベッカム

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myrowkaさん
お返事ありがとうござます。
そういえばすっかり忘れていました。
いつか大成すると言われていて、一度は都落ちしたと思っていたら移籍市場の目玉になっている彼ですね。
最近は忙しさもあって他チームまでは注目できていないので完全に忘れていました。
来シーズンビッククラブで躍動すれば目にする機会は多そうで楽しみです。

フォワードはファーガソンも違うところに目を向けてしまいますが、イングランドも誰かに経験積ませて育てる感じじゃないですよね。
個人的にフォスターは育てると思います。ファンデルサールが元気なせいで一流を獲得できないせいだとは思いますが、結果としてフォスターが成長していますし、来シーズンぐらいもっと出場するんじゃないですかね。
彼の怪我の多さは問題ですが。

posted by footballer | 2009-06-14 22:06

QBベッカム

コメント投稿者ID :

どこに移籍するんでしょうかね。ユナイテッドもボヤボヤしてらんないと思います。

自分もフォスターにはかなり期待してます。どうやって彼にスライドさせていくか、御大の腕の見せ所ですね。

posted by myrowka | 2009-06-15 06:36

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