2008年12月25日

きっと君は来ない -クリスマスイブ代表招集雑感-

スポニチやサンスポで「仙台の関口訓充(22)代表招集が確定」
という内容の記事が何度も踊ってたので、
セッキッグッチッ( ゚∀゚)o彡゜ガガンガンと心躍らせながらメンバー表を開く。

名前ナシ。

きっと君(=招集)は来な~い~ 一人きりのクリスマスイブ
.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::+::::::::::::::
  . . : : : ::::/⌒ヽ: ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::..,,::。:+:::::::::::::::::::::::
  . .... ..::::/  <`O:: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::+,::o;;::・;,:::::::::::::::::::::
     ⊂ニニニ⊃. . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.:::::::::::
     /:彡ミ゛ヽ;)ー、. . .: : : :::::: ::::::::::::::::,,;;;<;+::;;;´;*::o*:,,;;ゞ;;::::::::
    ./ /ヽ/ヽ、ヽ  i. . .: : : :::::::: :::::::::::;;;*;;;〇;ゞ;*::;;:<;;;*;:;ゞ;;o;
   / / 関  ヽ ヽ l   :. :. .:: : :: ::<;;;;〇;ゞ;*::o,ゞ ;*;;;;*ゞ;*:o
  ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄     ;;;*;;;〇;ゞ;*::;;;;;*ゞ;*::o, 〇;;; *
                       : : : : : : llllllll : : : : : :
                           田田田

スポーツ紙の「確実」を素直に信用しちゃいけないと、改めて感じました。
実力的にはまだ厳しいと分かっちゃいるんですが、俊足はお嫌いですか。
それにしても、岡ちゃんドリブラー好きだなあ。乾はびっくりだった。

気を取り直して、初招集選手について。
谷口以外は意識して生観戦したことがないので、あくまで感想です。

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posted by モトヒロ |15:11 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年12月24日

その大男、凶暴につき(主に89分以降) -長身FW森田浩史、甲府へ完全移籍-

J2甲府は23日、J1大宮からFW森田浩史(30)を完全移籍で獲得したと発表した。
[ 共同通信社 2008年12月23日 13:57 ]

わずか一行の記事ですが、
これで甲府サポはロスタイムにワクワクし
残る17チームのサポは89分以降ビクビクすることになるかもしれない。

ゴール自体さほど多くありません。
リーグ2桁得点は2002年鳥栖(J2)の14ゴール、
2004年新潟(J1)・大宮(J2)での合計12ゴールのみ。
J1で2桁ゴールを決めたことはない。

しかし異様に記憶に残るのは
身長188cmのガタイもさることながら、
やたら終了間際に得点をかます特異な才能のせいでしょう。
2008年はわずか3ゴールに終わりましたが、
そのうちの1ゴールできっちりガンバ大阪を粉砕。
しかも2-2終了間際の決勝点。

最近の大宮では大型FWラフリッチにポジションを奪われましたが
期待してた勝ち点をギリギリで落とし
「おのれデカモリタ…」とブルーな気持ちで家路につく、
この被害者が増えると思うと心配で夜しか眠れません。

年々動きは衰え気味のようですが、
J2において元ヴェルディの船越や愛媛の若林学のような長身FWは
いるだけでも非常に厄介です。
甲府は他にも欧州経験のあるFWマルセロ・ラバルテを補強しており、
藤田健のケガ回復とFW次第で怖いチームになりそうです。

余談ですが、鳥栖時代(2002)の森田浩史取扱説明書がありました。
鳥栖製電柱と言いつつ、愛ある表現がほほえましい。
コチラ

posted by モトヒロ |11:10 | 移籍情報・噂 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年12月23日

「フルモデルチェンジ」は簡単じゃない -モンテ→月山改名問題-

「モンテディオ山形→月山(がっさん)山形」改名問題に関して
現在紛糾しまくってるようですね。

スポーツ山形21 臨時理事会について(モンテディオ山形公式サイト)

新名称案の「月山山形」すでに商標出願(朝日新聞 マイタウン山形)
モンテ名称変更 紛糾(同上)

JFL→Jリーグ加盟時のチーム名変更や、マイナーチェンジは珍しくない。
前者はブランメル仙台、大分トリニティ、ロッソ熊本など。
後者は東京ヴェルディ、名古屋グランパス、京都サンガF.C.など。
しかしチーム名をまるまる変更というのは例がありません。

■「出羽三山」→「月山」はデザイナーの都合か?
■「フルモデルチェンジ」言うは簡単、労力は膨大
■「県民投票で決めると凡庸になる」発言は分からなくもない…けど
■名前じゃJ1定着はできない

選手補強の噂が全然聞こえないのに、
こういう話題だけ盛り上がるのはどうなんでしょうか…

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posted by モトヒロ |16:28 | 試合以外の余談・感想 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年12月22日

西野「世界3位じゃなくCWC3位」 -でも面白かった各大陸王者の個性-

「世界3位おめでとうございます!」と何度も言う日テレに対し
「いえ、クラブW杯3位です」とそのたびクールに切り返す西野さんは渋い。
とてもファン感謝イベントで女装し「エド・あきら」になった人とは思えません。

日テレといえば、
お見事な3点目を決めた橋本が本人のブログでこんなことを書いてました。

みちとロナウドの交換がニュースで流れてたけど
そこだけばっかやったね。
そんな中、俺を流せと今回ばかりは思ったね。
交換した相手は、

        ライアン・ギグス!!

この試合、3アシストしてました!
コーナー2本、ルーニーの2点目
マンチェスターの象徴を撮らずして
どうなんだと思ったね。
ただ、それだけだけど~~。

橋本英郎のブログ全文はコチラ

特定のヒーローを作り、やたら短絡的に「世界!世界!」と
持ち上げるTV放送への皮肉と取れなくもない。
昨年も浦和サポの勝利の歌が、CHEMISTRYのライブともろ被りして
「サポーターに歌ぐらい歌わせるべきだろ…」
と思いましたが、今年はどうなったんでしょうかね。

去年3位決定戦後のライブに関する記事はコチラ。
当ブログ史上最大の反響でした。

まあ運営や世界うんぬんの問題はともかく、
各チームの個性は存分に発揮されたと思います。
以下、決勝および3位決定戦の簡単な感想を。

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posted by モトヒロ |16:50 | クラブW杯 | コメント(3) | トラックバック(1)
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2008年12月20日

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

事情によりTV観戦できず、テキスト速報で我慢しましたが
たった一行でテンションが猛烈に上がりました。

85分 遠藤 保仁(PK)
遠藤が冷静に左隅へPKを決める

┏
┃
┃
┃
┃
┃フ
┃ァ           ガチャ
┃ン         ロ
┃デ       コ
┃ル      ロ
┃サ    コ
┃ル  ロ
┃ コ
┗

大体こういうことか、とすぐにイメージが浮かぶ。

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posted by モトヒロ |05:25 | クラブW杯 | コメント(9) | トラックバック(1)
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2008年12月18日

色白レフティ、去る -根本裕一が大分退団-

ちょっと遅れての記事になりますが
TBS命名「美白のロベカル」で知られる根本裕一選手が大分退団ですか。
攻守・メンタルの支柱である鈴木慎吾が定着してしまったしなあ。

ベガルタ仙台所属当時、相手のマークをものともせず
左足から高精度な低弾道クロスをぽんぽこ上げる姿が印象的でした。
しかしそれ以上に印象的だったのが3点。

■異例の色白さ
■異様な呼び名
■異質な移籍歴

字面は悪いですが、彼のプレーは大好きです。
パク・チュソン移籍の噂もありますが、もっかい仙台に来ないものか。

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posted by モトヒロ |17:21 | 選手のお話 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年12月15日

また冤罪事件を起こさぬように -Jリーグ、仲裁費400万円負担-

 Jリーグ1部(J1)の川崎に所属していた我那覇和樹選手がJリーグから受けたドーピング禁止規定違反の処分取り消しを求め、これをスポーツ仲裁裁判所(CAS)が認めた件で、Jリーグが負担する仲裁費用が5万1495スイスフラン(約400万円)となったことが 15日、分かった。同日までにCAS事務局から通知があり、Jリーグ側、我那覇側(代理人弁護士)双方が確認した。Jリーグは今月中にCASに支払う予定。
 CASは5月に我那覇の主張を認める裁定を下し、我那覇が負担した弁護士費用などのうち2万ドル(当時の為替レートで約210万円)を同選手に支払うようJリーグに求め、Jリーグが応じた。仲裁費用についてはこれまで、金額が決まっていなかった。 
(12月15日 時事通信)

ドーピング冤罪事件に関する久々の記事。

鬼武チェアマンの処分が、最も軽い「けん責処分」で終わったのに対し、
川崎の後藤秀隆ドクターはチームを去ることになった。
我那覇自身の退団は直接関係ないかもしれませんが、
この事件を境にパフォーマンスが落ちたのは疑いようがない。
チームにも1000万円の罰金が科せられ、それは今なお返金されていません。

「サッカー批評」最新号によると、
Jリーグ側は2度にわたる同誌の取材要請に対し
1度は「係争中」もう1度は「終わったこと」として取材を拒否したとのこと。
また、我那覇の
「後藤先生のことを考えるとすっきりしない」
という言葉に対し、Jリーグの羽生事務局長は
「後藤医師には制裁を課していないし、
謝罪すると全面的にドーピングではなかったと認めてしまうから
それは難しい」
と発言しています。
「我那覇のドーピングは間違いだったが、ドーピングはあった」ことにされている。

川崎フロンターレに返却されなかった1000万円は、
この問題で中心的な役割を担った
前JFAスポーツ医学委員会長・青木治人氏に代わり、
新たに委員会長となった福林徹氏のもとで
アンチ・ドーピングの啓蒙活動に充てられるとのことです。

取材拒否を貫いた青木氏に対し、
福林氏は同誌のインタビューに答えて
A代表トレーナーを委員会に入れて現場の意見を聞くこと、
風通しのいい透明性のある委員会にしていこうという発言をしている。
これだけで彼を信頼する、というわけにはいきませんが
このような冤罪事件が2度と起こらないように願いたいものです。

Jリーグは、1人の選手と1人の医者の運命をこの事件で大きく曲げ
度重なる証明と嘆願をはねのけて裁定を下し、
それが国際的に覆された今も非を認めていないのですから。

どうか願わくば、元川崎のエースFWが新天地で活躍しますように。

posted by モトヒロ |23:20 | 試合以外の余談・感想 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年12月14日

課題は見えた、来季はどうする -入れ替え戦直後の磐田・仙台から-

最後の数分は夢心地でしたが、残念ながら夢で終わりました。

当たってる時には常にあの顔をしている、
吼えながら引きつったブキミな笑顔をしてる川口能活をはじめとした
磐田ディフェンス陣のガッツあふれる守備に弾かれ、
攻撃においては「若さってスバラシイ(倉敷保雄アナ)」松浦拓弥の
アグレッシブな攻撃に沈められてしまいました。
仙台としては、自慢のパスサッカーと
圧倒的なサポーターパワーを全国に示せただけに、
非常に残念な結果でしたね。

それにしても、両チームとも
新発見と共に課題をはっきり見せた展開になりました。

■[仙台]継続か?またも変化に賭けるか?
■[磐田]オフトとゴンの言葉の意味を考えよう

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posted by モトヒロ |01:12 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年12月12日

シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-

シュワーボ・オスタニ(ドイツ野郎、戻れ)!

オシムがユーゴ代表監督を辞任した際のパーティで、
選手がいっせいにこう叫んだそうです。
先祖がドイツ系であるオシムに、親しみと敬意を込めた呼び名。

毎年主力が抜けるのがお約束だったジェフ市原で
1年ごとに躍動感が増し戦術が深化していくサッカーを展開し、
協会のワガママに心痛めつつも日本代表の指揮を取り、
ドイツW杯でズタボロになった日本を少しずつ前進させてくれた。

記録は残らなかった。アジアカップのタイトルは取れなかった。
しかし、代表経験1年足らずのメンバーが多かった07年の代表で
アウェイのスイス相手に奮戦し、カメルーンを圧倒し
「欧州トップはともかく、中位くらいなら頑張れば互角に戦える」
「日本サッカーは終わっちゃいない」
選手に、ファンに、そんな自信を植えつけてくれた矢先に、生命の危機。

シュワーボ
上記の画像はその時、有志の方が作られたものとのこと。
オシム本復を願って、「オシムよ、死なないで戻ってきてくれ」という祈りを込めて
ネット上のあちこちでこの画像が共有されました。
あれから1年以上過ぎた12月10日、オシムのアドバイザー契約は終了し
日本とオシムをつなぎ止める「直接的な」関係は失われました。
もう一度「シュワーボ・オスタニ」と叫びたい気持ちはあります。

しかしはっきり言うと、今はしょうがないと思う。
脳梗塞から生存したこと自体、ひとつの奇跡なのですから。
今でも彼は日々汗だくになってリハビリに励んでいるそうです。
「サッカーの練習もリハビリと似ている。
何度も反復することで、できなかった動きを自分のものにしていく」
「ハードワーク。しかし、選手に走れ走れと言っているのだから私もやる」
サッカー馬鹿っぷりとユーモアは全く衰えていなくても、体はそうじゃない。

指導者としての現場復帰の可能性について、同氏は
「医者は現場の仕事はまだ無理と言っている」と説明。
(スポーツナビ)

ということですが、「まだ」ということは、期待していいのでしょうね。
ベンチの屋根を手すりよろしく引っつかみながら、
仏頂面と猫背で試合を見守る指揮官の再来を。
今は日本を去ってグラーツで療養するほうが、結果的に近道ならそれでいい。

ジェフユナイテッド市原・千葉公式サイトの
「オシム語録」最後の一言はこれだった。

■2006年7月29日(土)UNITED 8月号(No.138)にて

「私は日本にいるじゃないか。これでお別れではないだろ」

これで日本にもいなくなってしまうけれど、
「私がいることでだれかの負担になりたくはありません」
と言いつつも
「私は、日本にいた痕跡を残したい」
という不屈の情熱と、こっちがビビるほどの日本愛に夢を見させてください。

それまで僕らは自分なりに日本サッカーを考えましょう。
「たとえば君も、私の考えを聞いた上で、明日は自分なりの意見を持って欲しい。
そしてそれを深化させる。
考えることを他人に委ねるべきではないからね」
という彼の言葉に従って。

できれば復帰後に指揮を取る第一のチームはベガルタで…


posted by モトヒロ |17:50 | 試合以外の余談・感想 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2008年12月11日

犬飼会長に言葉シュートを突き刺した西部氏は大丈夫か -季刊「サッカー批評」読感-

12月10日に発売した「サッカー批評」は、一見の価値があります。

忘れ去られやすい、季刊(3・6・9・12月の、だいたい10日発売)。
他のサッカー雑誌に比べて分厚く、圧倒的に多い文字の割合恐ろしくストイックな表紙のデザイン。
時に読みたくなくなるほど、生々しい日本サッカーの分析。

とあって、相当のサッカー読み物好きでないと手に取らない雑誌ですが
スポナビでは「犬の生活」等のコラムでおなじみ西部謙司さんが
犬飼会長への直接インタビューを6ページにわたって展開しています。

発売されたばかりの本の内容を詳しく語ることは避けますが、
実に質問内容がキャノンシュート。
ロベカル、リーセ…とまでは行きませんが、
中村憲剛の鬼ミドルで顔面を狙うような和製キャノンぶり。
ブログやコラムで指摘されてきた犬飼さんの矛盾点を、
一見ソフトな表現で、しかし面と向かってドカンと突き刺している。

さらに「秋春制になると日程に余裕ができる」という話の議論用に、
秋春制の日程表まで自作し、しかもそれで
「無理やり秋春制にしてみた!」って独立コーナーを作るほどの気合の入れようです。
(相当細かい分析の下で作られている)
過労のモデルになった、クラブと代表のエース・某E選手が悲惨すぎる。

いいのかこんなにやって。
言いたいことを沢山言ってて爽快なのですが、西部さんの今後が心配です。

インタビューは11月12日時点のものだそうですが、
その中でも発言が色々矛盾している上に
最近掲載された朝日新聞・中鉢信一記者のインタビュー(下記リンク)では
180度反対のことを言ってる部分(ベストメンバー規定)もあり、
会長に秋春制という言葉以外、信念はないのだろうかと大変不安になりました。

参照:
「犬飼改革」の真意 4つの質問に語る
↑ベストメンバー規定について軟化したのは進歩ともいえる。

ただ、個人的には非常に気になった部分がひとつありまして。

サッカー批評のインタビューで初めて見た意見のひとつが、
「秋春制には、メディアの強い要望もある」という点。
メディアといっても色々ありますが、
かつて三菱欧州の社長としてビジネスに関わってきた彼が
「これは儲けられる」と思うメディアとなると、相当規模が大きいはず。

現在ちょっと閉塞気味の日本サッカー会において、
日本代表に続くような新しい儲け話をほしいのは
何も協会だけではない、という話なのかもしれませんね。
彼の意見がヒトの借り物のようにワンパターンなのも、
西部さんにツッコミ入れられても同じ回答しかしないのも
その媒体の差し金か…?

と、陰謀論を煽りたいのはやまやまですが
それより本人が頭を使わなさすぎだし根拠もなさすぎるのが
一番の問題ではないかと思います。
読んでもらわないと分かりにくいのですが、肝心なところで
「~と思います(裏付けなし)」ってのが非常に多いのです、この人の回答は。

ただし、単なる犬飼会長バッシングでは終わらず
・現実的に、秋春制を実現する障害は何か?
・Jリーグのメディア戦略とは何か?
・女子サッカークラブ増加は、本当にJを豊かにするか?
・ドーピング問題は、終わったのか?
・日本は本当に強くなってきたのか?
こういったテーマと併せて、まさに今現在の日本サッカーを考えさせてくれる。

そしてオシムのロングインタビューの一節。
「ドラゴンボール、知ってますか?
あの時、日本のみんながオシムさんに元気を分けて、元気玉を送ろうとしてたんですよ」
「ああ、それは感じました。助かったよ」
本日、日本との契約を終えたじい様の言葉に、また考えさせられました。

1000円とえらく高いですが、3ヶ月分と考えれば333円。サカダイより安い。
なんか書店の回し者っぽくなってきましたが
興味ある部分の立ち読みだけでもいいから、読む価値はあると老います。

しかし、停滞気味のJリーグでこういう議論を燃焼させたという意味では
犬飼会長の暴走も案外意味はあるかも…あるのだろうか。

posted by モトヒロ |23:46 | サッカー書籍 | コメント(5) | トラックバック(0)
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