2008年10月31日

浦和から、ついに念願の海外へ?-相馬崇人にロシア移籍の噂-

浦和レッズの左サイド・相馬崇人がロシアの代理人と契約。
さらに中田浩二・稲本潤一らを海外に送り出した田邊伸明氏とも
今期途中から契約しており、ロシアへ移籍する可能性が高いそうな。
(ソースはスポーツ報知とスポニチ)

スパルタク・モスクワやCSKAモスクワの名前も挙がってますが、
そのへんはさすがにウソでしょう。
とはいえ、2005年には彼のドリブルとまたぎフェイント見たさに
味スタへよく通っていた自分としては嬉しい出来事です。

移籍したての2006年、三都主の定位置を奪うにまでは至らず、
2007年は代表候補に選ばれるもケガで出遅れましたが
ACLあたりから本領を発揮して出場機会も増えていく。
特にクラブW杯で大活躍し、炎のサイドバックが嬉々として解説してました。
今季は不動の主力となり、得点力も上昇。
デビュー戦の2ゴールが全てだったのに、今季は計5得点。
相馬のシュート≒ごあいさつ&威嚇射撃とか考えててスミマセン。

また相馬といえば、海外サッカーマニア。
しかも、海外チーム相手に異様なほどはりきる性格の持ち主です。
レアル・マドリー戦ではサルガドを軽々とぶっこ抜き、
シュヴァインシュタイガー、ファーディナンド、
ガットゥーゾなどに「一番印象に残った」と言わしめ、
CWC決勝戦後は憧れのカカーと生トーク…は関係ないですが、
海外相手に相性よさそうな気がします。
研究されても踏ん張れるかどうかは、まあ本人次第。

Jウイイレ9(2005年度データ)で
日本人最強のドリブル精度だったのはやりすぎですが、
あの攻撃力が海外でも通じるかは楽しみ。
しかし守備をさせると責任感じすぎてズルズル下がってしまうので、
やや前めのクロスを上げやすいポジションで
攻撃力をフルに開花させられるといいですね。
オシムも、守備を必要としない左MFで使って結果を出したそうですし。
(その後すぐの負傷により、代表候補どまりとなりましたが…)

なお2006年夏の浦和ドイツ遠征・バイエルンミュンヘン戦は
欧州のほとんどで生放映されており、
当時スペインに留学していたわたくしもTV観戦してました。
お得意のシザースから一気に攻めあがる相馬。
テンションの挙がる実況。
「鮮やかなドリブル!さすが元日本代表、ナオーキ・ソーマ!」

ちょっと切なかった。
実況が勉強熱心だっただけに。

posted by モトヒロ |17:31 | 移籍情報・噂 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月24日

どれだけオシムに頼るのか -代表そして浦和まで?-

ACL浦和レッズ×ガンバ大阪の結果を受けて書かれた
島崎英純氏のコラムが、以下のように締めくくられてました。

 マンネリ化し、発展性のないチーム戦術。実力を備える選手たちは未来の感じられない現状に戸惑い、その能力を持て余している。ACL敗退という多大なる授業料を払った浦和が今なすべきことは、真摯(しんし)に事実を受け止め、変革への覚悟を決めることだ。
  リーグ戦5試合を残して優勝の可能性が消えていない今の時期は、監督を交代させるべきではない。しかし、来季に向けては今から粛々と準備をすべきである。規律をなくし、指針を見失った浦和を救うには、策士ではなく教育者が必要だ。2002年、03年にチームを率いたハンス・オフト同様、選手を正しい方向へ導き、厳しく、一方でサッカーへの情熱を絶やさない人物――。
 日本サッカーを熟知する、“東欧の名指揮官”こそ、今の浦和を変革できる適任者だと思う。

(スポーツナビ、10月23日より部分引用)

島崎さん落ち着いてー!!
名前は明記されてないし、東欧といっても広いから
ベルデニック(元千葉・仙台、現在は大学教授)とかだと思いたいけど、
さすがにこのタイミングで思い浮かぶのは1人しかいません。
ギドのことかと思ったけど、ドイツは東欧じゃないしなあ。
気持ちは分かりますが、
なんぼなんでも浦和に病み上がりのオシムは非現実的すぎる。

まあ語る分には楽しいからいいんですが、
迷走する日本代表でもファンが復帰を熱望するなど
「やっぱりオシム復帰論」が活気付いております。

敢えて問いたいのは
なぜ、そこまでオシム1人に期待をかけるのか?

正直、当の自分も御大の現役復帰に期待しています。
しかし「とりあえずオシムに頼れば上手くいく」って考えはいただけない。
本人が空港のインタビューで「消極的な発言」をした通り
健康状態はまだ予断を許しませんし
残り時間の少ない日本代表や、個性の強い浦和で監督に就任しても
思い通りの改革を進められるかは分かりません。
指揮をとるのは千葉でイマイチ結果を出せなかったアマルだろうし、
過大な期待は禁物です。
(アマルオシムはボスニアリーグで2度・カップで1度、
オシムの後を継いだ年にナビスコで1度優勝してるから
決して「無能」ではないと思うのだけど)

AERAでシャムスカ&ラモス代表監督期待論が出ているように
閉塞感をぶち破るため何かに頼りたくなるのも分かる話だけど、
クラブもファンもフロントも、
弱点を見据えてベターな判断を下す
冷静さを身に着けないといけないでしょうね。
「なんか分からんが拝めば救ってくださるありがたや」
という理想上の救世主・オシム大仏に頼る姿勢ではなく、
「FWの決定力不足が悪い!監督も悪い!協会も悪い!」
と1人~一部に全責任をなすりつける姿勢でもなく。
前千葉監督のヨシップ・クジェや
リーグ最下位&ACL敗退でサイパ監督を解任された
リティくらいになればフォローのしようもありませんが…。

私見ですが、オシム親子がJリーグに復帰するなら
現時点で話題に上ってる中では札幌がベストだと思う。
2年前J2最下位、今年降格。
失うものはないし、思い通りの改革ができるんじゃないでしょうか。

何はともあれ、爺さんの健康が第一です。

posted by モトヒロ |10:55 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年10月15日

パチンコ・酒は「Jでは」禁止 -スポンサー規約に関する小さな疑問-

 Jリーグは14日、J1・J2合同実行委員会を京都市内で開き、外部専門家に委託して各クラブのコンプライアンス(法令順守)状況を調査し、不祥事が発生した際の対応や再発防止のガイドラインをまとめることを報告した。

 Jリーグは今季、選手の酒気帯び運転やクラブ社長の飲酒運転による自損事故などの不祥事が相次ぎ、再発防止のための対応策を協議していた。

 また、ユニホームの胸スポンサー名の業種についても協議し、現行通りアルコール類や、パチンコ店業者は自粛する方針を確認した。

ニッカンスポーツ[2008年10月14日20時21分]


ロッソ熊本(現:ロアッソ熊本)の胸スポンサーは高橋酒造「白岳」でしたが、
Jリーグ昇格によって公式ユニフォームのスポンサーになれず
練習着に回ったという経緯がありますね。
大分も、スポンサーのマルハンが自粛カテゴリ企業ということで胸スポンサーなし。
アビスパ福岡も今年、パチンコ製造メーカー「大都技研」が
株の4.9%(Jリーグで審議されないギリギリの数値)を所有して問題視されたばかりです。

教育上よろしくないから自粛する、というのは納得できる。

しかしその一方、日本代表戦では
ゴールデンタイムにビールやチューハイのCMがたくさん流れ、
ハーフタイムにも「キリン氷結果実を1年分贈呈」のパネルが大々的に表示される。

Jリーグと日本代表では代表者も違うし、宣伝元の広告代理店も違う。
(2008年現在Jリーグは博報堂、日本代表は電通と契約)
Jリーグの鬼武チェアマンがJFA副会長職も兼任しているものの
いちおう別団体ですし、
代表のユニにキリンビールのマークがついてるわけでもないから
問題はないのかもしれませんが、
ちょっとダブルスタンダードな気もする。

代表戦前日のちょっとした雑感。

【10月15日追記】
タイトルが長すぎてはみ出るので「ちょっとした」→「小さな」に改題。
レイアウトのズレ、誤字を修正しました。

posted by モトヒロ |01:34 | Jリーグ | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年10月03日

チバプールは砕けない-ジェフの奇跡的な挑戦-

初めて見たのはヴェルディ戦あたりからでしょうか?

muyshizen-49837.jpg


「ジョジョの奇妙な冒険」にひっかけて作成された横断幕
「ジェフの奇跡的な残留」。色までなんかジョジョっぽい。

他にもチバプールだの、犬型汎用決戦兵器チヴァンゲリオンだの
色々言われてますが、本当に奇跡的な勝ちっぷりです。
2005年シャムスカ就任後の大分トリニータ並みか、それ以上のインパクトだ。

4月25日の淀川社長退任まで2分5敗。
5月6日浦和戦後のクゼ監督辞任時には2分9敗で勝ち点2。
そこから自動降格圏脱出までたどり着くとは誰が考えたか。
ネット上でよく「ジェフィ…僕はもう疲れたよ…なんだかとっても眠いんだ」
ってサッポ(ネ)ロに抱かれてた秋田犬とは思えません。

もしJリーグがいまだに2シーズン制だったと仮定しましょう。
シーズン34試合なので1ステージは半分の17試合。
1stステージは2勝4分11敗、勝ち点11。当然18位
(ちなみに17位のコンサドーレ札幌が4勝3分10敗、勝ち点15)

いっぽう2ndステージは
勝ち点20、6勝2分2敗、2位
大分トリニータの7勝2分1敗、勝ち点23に次ぐ成績です。
下手したらチャンピオンシップで年間優勝を争える成績です。
まあ残留できなければ何にもならない記録ですが、勢いがあるのは事実。

ターンオーバーを成功させているミラー監督や
なにげに暫定監督として2連勝している澤入コーチの指揮力、お見事。
選手の奮闘も
巻が日本人得点ランク上位に絡み、工藤ら元々の戦力も奮闘。
ボスナー、谷澤ら開幕時加入メンバーも株を上げています。

さらに途中補強が当たっている。
戸田和幸の出場した9試合は無敗(6勝3分)。
深井正樹の出場した4試合は全勝。
東京V、広島で降格を経験した戸田が
残留への希望になってると思うと感慨深いものがあります。

さらに、目立たないようで意外と見逃せないのが
スポンサーであるJR東日本の動向です。
今回初めて古河電工ではなくJR東日本から社長が就任したそうですが、
その成果らしきものが2chでまとまってたので参考までに。

2008/04/25 淀川社長退任 三木新社長就任(前JR品川駅長) ←注目
2008/05/12 ATLETA STILE 新規オフィシャルサプライヤー決定のお知らせ
2008/07/08 GLOBO(JFE都市開発株式会社) 新オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/07/11 新練習場について
2008/08/07 NEWDAYS(株式会社JR東日本リテールネット)新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/20 日本ホテル株式会社 新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/20 東京駅GranSta(株式会社鉄道会館)新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/20 株式会社日本レストランエンタプライズ 新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/20 ecute(株式会社JR東日本ステーションリテイリング) 新規レディーススポンサー決定のお知らせ
2008/08/21 株式会社ルミネ 新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/21 株式会社ジェイアール東日本商事 新規オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
2008/08/21 株式会社ジェイアール東日本スポーツ 新規アシストスポンサー決定のお知らせ
2008/08/21 Becker’s(ジェイアール東日本フードビジネス株式会社)新規アシストスポンサー決定のお知らせ

あのピンチな状況でどんだけ新規スポンサー増えてるんだ。
他にも03/14から蘇我駅でジェフデザイン装飾のリニューアルなど
今年のJRは一味違います。
三木社長は元JR品川駅の駅長だそうですが、
新幹線が通り、駅長が複数人いる(JR東海と共有らしい)ような
大規模な駅の長を勤める人には
それだけのコネと政治力もあるってこことでしょうか。

決して古河電工の功績を全否定するつもりはありません。
しかしフォルシュライエンまでの
(つまり祖母井氏によって方向転換するまでの)監督3人は古河出身者が続き、
前GM祖母井氏が資金繰りを進めたら「古河の人間を大量に切りやがって!」と怒鳴られ、
古河OBの会長によってシーズン途中に監督が代表へ引き抜かれる。
これほど一方の親会社の力が強いのは、あまりいいとは思えない。

まあ古河というより
「私の目の黒いうちは移籍させない」と言った直後に阿部勇樹が去り、
ハーフタイムに乱入して監督無視で選手に指示を出し、
なんとか残留を果たした2007年末になんとACL制覇を宣言し、
「選手については昼田(強化部長・当時)に任せてるから」と5人を流出させた後に
「大変苦しいが戦力は95%揃った」と無茶なことを言ってばかりだった
淀川元社長がすごすぎたのかもしれません。

ともあれ選手の奮闘、
新監督・コーチの見事な手腕、
それを後押しするスポンサーの経営努力、
サポによる「奇跡的な残留」や「残留」の大ダンマクと気合十二分の応援。
瀬戸際でも、こうしてひとつになっているチームは強い。
きっかけは残留争いというネガティブなものですが、
これで本当に残留を成し遂げれば「WIN BY ALL」の体現です。
やっぱりこのチームには降格してほしくないですね。

次回浦和戦、ここで踏ん張ったら本物だ。


posted by モトヒロ |17:45 | Jリーグ | コメント(9) | トラックバック(0)
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