2008年04月27日

-良いスタジアムに相応しい良チームへ- 大宮×鹿島

yahooの選手活躍予想ゲーム「ファンタジーサッカー」で名古屋の大勝を信じて
メンバー全員グランパスで固めたあげく、味スタに生観戦に行って
サッカーの神様に往復ビンタ喰らった管理人です。
河野がちっこいからってマークさぼってたらダメだろう名古屋。
そしてヴェルディ甘く見すぎだ自分。

さて、今日は気を取り直して大宮公園まで出かけてきました。
とんでもなく評判のいいNACK5スタジアムでの初観戦。ほい大宮駅到着。

何このスタジアムに行きたくなる道!!!

オレンジ一色のオレンジロードとショップ兼パブっぽいオレンジスクエア。
途中から不意に現れる、緑と和の空気にあふれた氷川神社参道。
参道脇の屋台には、うまそうな名物「酒まんじゅう」「焼きだんご」。
鳥居をくぐった先には氷川神社、大宮公園という美しい日本風景。
そして日本的な情景で心清められた後に、ステキな現代建築登場。

何この観戦に毎回来たくなるスタジアム!!!

傾斜すごいけど近い。どの席から見ようが、選手の表情まではっきり見える。
車椅子の人にも配慮されたバリアフリー設計。
料理店は多いし種類も豊富。
屋根がないから雨天の観戦はきつそうですが、青空の開放感たまりません。

さて試合ですが、この日はチケット完売。キャパオーバーの13000人以上。
疲れの色濃い鹿島に対して大宮がイケイケムードで押し立てる。

・デニスマルケスってあんな使える選手だったっけ?
日本に来た当初は持ちすぎてばっかりであまりいい印象ありませんでしたが、
今もちょいと持ちすぎとはいえキープありシュートあり味方を使う余裕ありのオトナに。
さらに前後左右問わずよく動きよく働く。
鹿島左サイドバックの石神を懸命にブロックしてたのには笑った。逆だろ!

・豪快中盤キャノン、連射します
金澤、大悟、慶行、斉藤。この中盤4人、揃ってミドルシュートに定評あり。
これにデニスと吉原も含めた6人がくるくる動き回りどんどこミドルを放つ。
無駄に「シュートしろ」と叫ぶのは嫌いですが、やっぱ思い切り良いと気持ちいい。
まあほとんど枠の外ホームランなんですが、
マルキーニョス、内田、新井場らを欠く鹿島に元気がない分大宮の元気さが際立つ。

が、いくら撃とうが判定勝ちにはならないわけで。
前半も半分過ぎたところでDF冨田が田代にプレッシャーかけられ
やむなくGK江角に向かって浮き球でのバックパスを選択。
本日真横にフィードキックを蹴ったりして周囲をヒヤヒヤさせた江角くんですが、
この浮き球がまたドンピシャで伸び、取りにくい軌道を描く。
ヘッドで出すか、間接FK覚悟で触るか、迷ってボールが変なとこに落ちたのを
コーロキさんが押し込んで鹿島先制。

アイタタタ。萎える大宮ゴール裏。吼える鹿島ゴール裏。
「勝てばよかろうなのだァァァッ!!」これが常勝軍団の要素というやつか。

ここで追撃できればよかった。54分には田代砲がバーを叩いたんです。
しかしそれ以降鹿島の攻撃が鳴りを潜め、大宮は積極的に選手を投入する。
65分。金澤OUT、藤本主税IN。
67分。村山OUT、田中輝和IN。(村山は負傷か)
73分。斉藤OUT、ペドロジュニオールIN。
一気にドリブラーとアタッカーの数が増えました。
大宮大丈夫か?ここでカウンターされたら決まってしまうぞ。

と思ったわずか2分後、セットプレーからレアンドロがつなぎ、小林慶行押し込む。
1-1の同点になった後は大宮、とにかく撃つ。
攻撃的な選手をとにかく入れる樋口監督の采配を選手も分かってる。
残念ながら惜しいシュートばかりに終わりましたが
「鹿島に勝てる」という気概を大宮の選手が持ってるのが伝わってきました。

選手層、実績、サポの統率。鹿島は間違いなく王者の風です。
その鹿島を一時的とはいえ、疲れがあったとはいえ、ゴール前で封殺してしまう。
いいチームになりました大宮。
さらにスタジアムやオレンジロード、氷川参道の雰囲気もいい。
浦和の知名度とファンの多さに押されながらも
着々と独自のホームタウンを作り上げてきた努力、いいですね。

でかいスタジアムではないけど、その土地柄を生かしたスタジアム。
そして地元民に愛されるチーム。今季の大宮が楽しみになってきました。

posted by モトヒロ |23:49 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年04月20日

-トラウマ払拭祭り- FC東京×川崎F生観戦

どうもお久しぶりです。
仕事が始まっちゃってしばらく新生活に戸惑ってました。
それでもサッカーは見続けます。

FC東京×川崎フロンターレ@味スタでFC東京側に座ると、異様な空気。
何だ?前まで多摩川クラシコ(笑)とか言われてたのに。
サポがブタを投げ込むようなヤバイ急展開でもあったんでしょうか。
や、そりゃないな、ここ日本だし。周囲の話を聞いてみると原因が分かりました。

「今年は何点取られるかな…」
「今のフロンタなら3点くらいで済んでくれ…」

昨年の多摩川クラシコ通算成績、12-2で川崎圧勝。
しかもFC東京のホームで7-0の大虐殺。そりゃトラウマにもなります。
スタメン発表で茂庭がサブ、佐原がスタメンというのが明らかになった時も
自分「あれ?モニケガ?佐原が古巣に恩返し?」
友人「それもあるけど、モニがクラシコ恐怖症なんだよ!」
12失点+レッドカード付きならそうなるわ。

この緊張が選手にも伝わったのか、とにかく出足が遅い東京。
開始早々フロンタに押し込まれ、10分には守備ラインのギャップを突かれGK塩田も距離ミス。
山岸が蹴り込みそこねたからよかったけど、下手すりゃ失点モノに見えましたよもう。

そんな硬さですから、20分に混戦から鄭大世にゴール決められたときはすごかった。
普通のホーム席なら失点したら「アアッー…!!」ていう悲痛なため息が聞こえるものですが
今日の東京サポは気まずい無言。
無理に文字にすれば「……ッッッーーーンッッ……」っていううめき声、のち嘆き。
「ダメだ…今日の酒もまずそうだ…」
「せめて…せめて3失点でお許しを…」
「ジュニとテセ…今すぐ下痢で倒れないかな…」
よそ者としては「あと70分あるんだからオーバーな」って感じですが、トラウマって根深いようです。
が、これで逆に選手の緊張が解けたか、5分後にはカボレが同点弾。
球の扱いが巧みで足も速く、おまけによく動く。FC東京はいいFWを見つけてきたもんです。

…って、あれ?
今起こったことをありのまま話すと、
「東京サポが喜んで立ち上がったはずなのに
いつの間にか塩田の守るゴールにボールが突き刺さっていた」
何を言ってるのか分かりにくいですが、自分も何が起こったのか分かりませんでした。
同点になって数十秒後にフロンタ勝ち越し弾。えげつないダメージ2倍返しです。

サポも選手もへこみまくり、ここで追加点叩き込めば去年の惨劇再びだなーと思う。
しかしこの後、川崎のカウンターに去年ほどの容赦なさがない。
チャンスは作るんですが正確さに欠ける。塩田ら守備陣も踏ん張る。
そこに前半終了間際、サポに愛される赤嶺が同点ゴールを叩き込む。

さらに後半20分あたり、生え抜きの若手・大竹くんが栗澤に代わって入る。
入ってすぐにゴール前でボールを受けると、川島が前に出てるのを見て左足でちょい。
見事なゆるい軌道で枠を捉え、逆転ゴール。
これでほぼ勝負が決したところに、もひとつ大竹のパスから今ちゃんゴール。
生え抜き、ユース出身、Mr.東京のゴールにサポーターは沸く沸く。
さらに守備でも社員選手・浅利、塩田らが奮闘する。
試合展開は気分屋だけど、サポが盛り上がると間違いなく強い。
そこがFC東京を見ていて面白いところです。

今期はヴェルディの河野に期待してましたが、大竹くんも若いのにセンスあるレフティですね。
ただ、左利きを見たら全員「和製メッシ」って呼ぶのはやめてください(´・ω・`)

他に見事だったのは、A代表候補にも呼ばれた長友の活躍っぷり。
もともと右サイドでの活躍はちょくちょく見ていましたが
右利きのくせして左足でもクロスをぽんぽん上げる上に、
強靭な身体能力と積極的な攻め上がりで森をキレさせ、
巧みなキープと高速ドリブルで寺田からファウルを奪ってカードプレゼント。
あげくの果てにオフサイドしてんのにボールキープ。
わりと人のできてそうな川島が怒って突き飛ばすハプニングも起こりました。
平気で時間稼ぎと挑発をできる度胸も含めて、22歳とは思えません。


何はともあれ、「多摩川クラシコ」=「虐殺試合」でなくなったのは何よりです。
もともと4-5とか5-2とか豪快な点の取り合いになりやすい組み合わせなのだから
このまま盛り上がっていくと面白そうです。
当事者としては思い切りはしゃぐか思い切りへこむかでたまらない組み合わせでしょうか。

posted by モトヒロ |00:49 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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