2008年06月11日

蔑称「無敵艦隊(笑)」から、スペインは脱却できるか?

だからスウェーデンのGKはイサクションじゃないというのに。
ラーション、アレクサンデションがいるからってウィルヘルムソンやA.スヴェンソンまでション扱いするな。
ションと読むのはrsの時だけだ。(LarssonとかAlexanderssonとか)

と、TV前でどうでもいいツッコミを叫ぶ管理人です。
まあ、読み方がチェフかツェホかでGKの価値が変わるわけじゃありませんからね。
(蛇足ですがスポーツナビのスウェーデン紹介は発音がかなり正確)
管理人が欧州で一番好きなスウェーデンが前回王者のギリシアを破りましたが、
どうしてもスペインの快勝に対して扱いは小さくなりがちの模様。

ここからようやく本題に入りますが、スペインが人気なのは
ビジャの初ハットトリックもさることながら、スタイルと知名度の問題が大きそう。
世界リーグランク上位、攻撃サッカー、美男子など日本人好みの要素がズラリです。
しかも「無敵艦隊」なんていう中二病豪勢な二つ名まで!

しかし。
このあだ名、うかつに使うと皮肉にしかなりません。
ウイニングイレブンで川平慈温が「無敵艦隊が攻めます!」と実況しますが、
あまりほめられたもんじゃないようです。
歴史を多少かじった方なら、
この「無敵艦隊」が単なるほめ言葉ではない由来をご存知かと思います。

16世紀、南米のほとんどを手中に収めたスペインの原動力は新大陸から持ち帰った富と、
欧州最強の海軍「インビンシーブレ・アルマダ」=無敵艦隊でした。
しかし1588年プリマス沖にて、
スペイン無敵艦隊は船の数・大きさ共に英国を大きく上回っていたにも関わらず
ドレイク提督率いる英国艦隊にコテンパンに打ち破られました。
なんでも射程や速力を重視した英国のゲリラ戦法に振り回されたとか。
以降、スペインは急速に没落していくことになります。

これ以降、「無敵艦隊」「一見強いが、肝心なところで勝てない」という意味になりました。
管理人がスペイン留学をしていた2006年、W杯でスペインが負けた時
「さすが我が国の無敵艦隊(笑)だぜ!」とスペイン人教師が自嘲気味に叫んでました。
額面どおりの意味で使うスペイン人もいますが、大抵は自国批判の決まり文句。
日本の「決定力不足」と通じるものがあります。

2002年、2004年、2006年とスペインは色々な要素でこけてきました。
今年こそいける!と言われながら負ける。
いくら勝負は水物といっても勝負弱さとツキのなさが際立ちすぎです。
本当に、今回こそ、いけるんでしょうか。見守りたいです。

なお知人との賭けで、管理人は今回もスペインの途中敗退に一票投じてます。
頼むからたまにはベスト4とかまで行ってくれ。思い切って賭けられません。

posted by モトヒロ |23:33 | 海外代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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