2008年05月06日
プロ8年目、リーグ初出場GKの言葉
J2上位対決の大一番・サンフレッチェ広島×ベガルタ仙台。 試合結果を見て驚いたのが、勝った仙台のキーパー。 昨季後半~今季の守護神・林卓人でも、 昨季前半の守護神シュナイダー潤之助でもなく プロ8年目にしてリーグ初先発の萩原達郎(はぎはら・たつろう)。 久々の実戦で大活躍したキーパーといえば 2005年東京ヴェルディ1969×柏レイソルで約1年ぶりにピッチに立ち その年のリーグ初勝利に貢献した控えGK・水原大樹を思い起こす人もいるでしょう。 しかしホンダFCや横浜FCといった「J1以外のピッチ」で280試合以上戦ってきた 歴戦の勇士・水原に対し、萩原の記録は デビュー、2001年。 初出場、2007年天皇杯3回戦。 総キャップ数、1。 実に6年の間出番なし。 しかも初出場が、順天堂大学に延長で敗退するほろ苦デビュー。 高桑、小針といったベテラン達相手にポジションを奪えず、 2007年には林、シュナイダーといったJ1でもスタメン張れそうな奴らの補強。 2008年には林の完全移籍に、天皇杯で大活躍した元明治大のGK林くんまで補強。 「クラブは萩原を出場させるつもりがあるんだろうか…?」 これが大方の考えだったと思います。自分もそうです。 そんな中で完封勝利したコメントが熱い。J's Goalから全文引用。 「ずっと試合に出れなかったけれど、ある意味最高のシチュエーションで、首位の広島と戦えたことが、まずうれしかったです。そして、こういう結果で終われたことで感激しています。 今日は、相手にチャンスを与えないこと、前で狙って相手にシュートを打たせないようにしたかった。やっていて、楽しめました。すべてが前向きにできました。 前半は耐える時間帯が多くて、それでもチームのみんなで頑張って、ゼロで抑えられたのがよかった。後半、チャンスがくると思っていました。勝つような気がしていたし、点を入れられる気がしなかったです。ゴールが入った瞬間はうれしかったんですけど、残りの時間を守らなきゃと思っていました。 緊張感もそんなになく、プレーができたのではないかと思います。佐藤寿人選手の対策としては、裏に抜けて出るスピードが速いということはわかっていましたし、スルーパスを狙っているんだな、と思っていました。 サポーターには、感謝しています。今まで8年間試合に出られなかった分、給料だけもらって何も仕事ができなくて、歯がゆかった。会社もずっと残してくれていた。こういったチャンスをもらって勝てて、みんなに感謝しています。試合始まる前も『公式戦初先発だから、絶対に勝とう』と言ってくれて、うれしかったです。 今までいろんな試合を見てきたけど、みんながこんなに頑張ってプレーしていたのを見たのは初めてだったので、これは絶対に勝たなければいけない、点は絶対にいれさせない、と思っていました。前半は向かい風でやりにくかったですけど、相手の1点目の決定機をしのいで、あれで乗れました(笑)。次の試合については、監督が決めることなので、出してもらえれば、頑張って結果で応えたいです。自分の仕事をするだけです」 (´;ω;`)ブワッ しかも聞いた話によると、試合後は岡山一成の「岡山劇場」に合わせて 萩原が最前列で音頭を取っていたとのこと。 ホントえがったな、萩原。 次の出番がいつになるかは正直分かりませんが、 天皇杯に出場し、さらにリーグで出番を与えられるだけ恵まれてるかもしれない。 萩原に限らず、出場機会に恵まれないGKは無数にいる。 プロの最後まで第3・第4GKとして、一般人には見えぬ戦いを続ける選手も多いはず。 キーパーに限らず出番を待ち続ける選手達も含めて くさらず、耐えてがんばってほしいものです。
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posted by モトヒロ |23:59 |
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