2009年05月09日
ああやっぱり、というのが
原口元気への取材制限の感想です。
フィンケ監督の試合後インタビューを見れば分かりやすい。
若手ばっか持ち上げるのをチクリと刺しつつ、
ベテランを褒める第4節。
↓
マスコミ期待の原口ゴールは「まだまだ伸びる余地あり」と軽くいなし、
むしろ熟山田・若山田のフュージョンした素晴らしさを強調する第5節。
↓
それでも原口と山田直についてどう思う、と言われて
日本のマスコミは若手持ち上げすぎでは?と言い始める第7節。
↓
懲りずに原口・山田直中心の質問を受け、
ついにお説教タイムへ突入した第9節。(J's Goal)
↓
今回の取材制限に至ります。
オシムのように「あなたは学習していないのですか?」
と率直には言いませんが、
メディアがあまりに学習しないので行動で示しましたね。
posted by モトヒロ |03:41 |
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2009年03月13日
先週末のJリーグ開幕戦では、
降雪地域のチームが揃って意地を見せましたね。
札幌×仙台の入場者数2万人越えも大迫力でした。
しかし、おととい札幌で雪が積もって練習なしになったり、
雪の少ない仙台でも吹雪で練習が中断になったり、
週末の山形では気温が下がって雪の恐れもあったり、
北国は3月でもシビアな気候です。
遅ればせながら、
秋春制or春秋制に一応の落ちがついた…
と思いきや、またも内輪もめになっているようですね。
「秋春シーズン制」問題でまた犬鬼戦争か
(リンク先はスポナビ、記事元はデイリースポーツ)
秋春案以前に、協会内での連携の悪さが不安です。
犬飼氏の「たかが3回の討論では分からない」というコメントに対して
鬼武氏が「4回だけどな…」といきなりズレをみせた、
と面白おかしくネタにされてますが
意見をすり合わせてJと代表を盛り上げてほしいものです。
犬飼会長やJFAだけがダメ、というのではなく
ここしばらくのJリーグにも
ドーピング冤罪、あまりに急な移籍係数廃止(※)、電子化チケットの不手際など
いろいろとバタつきが目立ちます。
何にせよ熟慮をお願いしたいものです。
(※)自分は移籍金制度の変更に関しては明確な意見を持ちません。
ただ、2010年からの導入がクラブに通達されていなかったことには
疑問を覚えます。
決断するときは
「つべこべ言わずやる!」と決めることが必要です。
しかし豊富なデータ、熟考する時間、移行する余裕はないといけません。
そういう意味で、新しい委員会を立ち上げ、
時間をかけて秋春制を議論すること自体は悪くないと思います。
犬飼会長イェスマン委員会にならなければ、ですが。
そういえば
「1日に100のアイディアを思いつくが、そのうち101案はくだらない」
と言われる、FIFAのブラッター会長がタイミングよく
シーズンについてのコメントを発表なさいました。
MLSが欧州で一般的な晩夏から翌春の実施ではなく「春秋制」を採用していることについて、大陸間の選手移籍の障害になっていると苦言を呈した。
全文:経済危機の影響は必至 FIFAブラッター会長(スポーツナビ)
2006年12月「欧州を春秋制に」という珍言を放ったはずですが、
この人も基本思いついたことを全部言うようです。
お読み下さってありがとうございます。
近頃ちょっと忙しくなり、更新やコメント返信が遅くなります。
今後ともご愛顧頂ければ幸いです。
posted by モトヒロ |00:20 |
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2009年03月03日
先日の秋春制と降雪地域について、多くのコメントを頂きました。
賛成・反対どちらの意見も参考になります。
さて、朝日新聞2/26~2/28(WEB記事なし)に
欧州3カ国と秋春制の記事が載っていました。
春秋制のロシア、冬をしのぐ工夫を重ねるドイツ、
そして、春秋制から秋春制へ変更したデンマーク。
非常に興味深いのはデンマークです。
「(移行に)抵抗はなかった。みんな楽しみにしてたから」
ファンがそう言えば、強豪ブレンビーの責任者もこう言う。
「今やノルウェー、スウェーデンリーグよりレベルは上と言える」
レベルも上がったそうです。
しかし、朝日新聞はこう結論します。
「日本では、デンマークで感じたメリットは見えてこない」と。
秋春制移行がうまくいったならマネすればよくないか?
さらに前述のロシアも、協会の専務理事いわく
「春秋制か秋春制かでレベルは変わらない」
どういうことでしょうか。
この記事、WEB公開されていませんが
秋春制懐疑派の自分なりに考察してみます。
なお、ドイツは主に設備とお金の話になって分かりにくいため
メインから外れた編集になっています。ご了承ください。
posted by モトヒロ |00:50 |
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2008年12月04日
犬飼会長のバックパス禁止令について、
金子達仁さんは諸手を挙げて賛成とのことですが、
本場ドイツからこんな便りが届きました。
今日、ドイツサッカー協会の育成部門に電話しました。
「育成年代の試合でバックパスした選手はすぐ交代させる」と協会は通達しているんですか?
と訊いたところ、ぷふっ、と失笑されました。
(ドイツ在住スポーツライター木崎伸也さんのブログより)
在独5年のライターさんのブログに
こんな記事があったもんだから、続きを楽しみに待ってたんですが
11月27日に発売されたNumberに詳しく載っていました。
WEBで閲覧可能なので、詳しくは以下のリンクを。
バックパス禁止令は本当に必要なのか?Number Web
ドイツサッカー協会の育成担当や、
アイントラハト・フランクフルトの育成責任者に聞いたところ
そこまで日本人はサッカーを知らないのか。
あまりに馬鹿げた質問をぶつけたためか、ドイツ人からそんな対応を受けてしまった。
(原文引用)
とのことです。
協会から「前に速い攻めを目指せ」という大まかな通達はあるそうですが
今季絶好調の昇格組ホッフェンハイムは
前に素早くボールを運ぶべくバックパスを制限した練習を、
ポゼッションを重視するヘルタ・ベルリンはGKへのバックパス練習を…
というように、チームによって戦術があり、それに合わせた練習がある。
日本でも、フィードキックの巧いキーパーに一度戻してからの
鋭いロングキックが起点となったり、時にはアシストにもなる時がある。
オシムもキーパーに足元の正確さを求めていましたね。
リードされてる時の無意味な後方のボール回しには
見ててイラッと来る時もありますが、
川島、都築といった足元の確かなキーパーへの戻しが禁止されたら
攻撃の選択肢がひとつ以上減ってしまう。
共通の理念を共有するのと、全チームを画一的にするのは違います。
風土も戦術も監督も違う各クラブチームに、
ましてやプロ33チームだけでなく、日本中にある無数のチームに
前へ進む、放り込むしかできないサッカーをさせて
多彩さや発想力、発展性は生まれるのでしょうか。
無謀に突っ込んでカウンターくらいまくるのは勇敢なサッカーじゃないぞ。
さて、明朝発売のエルゴラには
秋春制に関する犬飼会長へのインタビュー記事3回目が載るはず。
【12/5追記】
本日のエルゴラにインタビューは掲載されませんでした。
前回の掲載に関して調べたところ、どうやら毎週水曜に載るようです。
先走ったことを書いてしまい申し訳ありません。
こちらに関しては、第2回のインタビューと併せて
まとめ記事を書こうと思います。
posted by モトヒロ |23:56 |
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2008年12月03日
私事から始まりますが、先日、笹川美和さんのライブに行きました。
「笑(YouTube)」でヒットし、新潟大学のイメージソングも手がけるなど
新潟の紫雲寺(現・新発田市)から「和」の美しさを高らかに歌う人です。
特に「雪」に関する詩が美しいのは、新潟の風土が影響してると思ってましたが
まさか去年の12月と1月、新潟に1日も晴れの日がなかったとは思いませんでした。
ついでに言うと「晴れ」って空の2割が見えればいいので、
逆を言うと2ヶ月間も空の8割以上が雲で覆われてるんですね!
そりゃ「雪雲」の歌詞も多彩になるわ。
という驚愕の気象データがアルビレックス新潟から提示された
Jリーグ実行委員会「シーズン移行プロジェクト」の会合結果ですが、
やっぱり反対派が大多数を占めたようです。
参加12チーム中9チームが反対(札幌・仙台・山形・新潟は当然こちら)、
3チームが条件付賛成(浦和・湘南・G大阪)とのこと。
Jクラブの大半は秋春制「NO」(MSN)
Jリーグシーズン移行は反対大多数(The Stadium)
・札幌の改修費用は200~300億円単位
・企業の決算時期=スポンサーとの契約
・スタジアム借用契約の時期
いずれも無視できない問題です。
特に、冬の寒さは北国だけの問題じゃありません。
ヒーターつけないと毎週の試合を見られたもんじゃありませんが、
ヒーターをつけると一気に財政が目も当てられないことになります。
記事によっては、浦和の藤口社長が
会議では「代表選手をシーズン前にとられ、帰ってきてすぐ開幕となるのが解決される」(浦和・藤口光紀社長)と前向きな意見もあったが、
(MSN産経ニュース)
と、賛成意見だけを述べてるように書かれてますが
しかし一方では、「移行するにしても、もっとも寒い時期のウインターブレークが前提での話になる。現在のAFC(アジアサッカー連盟)の日程を考えても、そのブレークが取れない。移行には、Jだけではなくて多くのスケジュールが絡む」とした。
(The Stadium)
と補足するなど、実際の条件はかなり厳しいようです。
しかし、Yahoo Japanのトップニュースでも紹介されてたのを見ると、
この問題って結構注目を集めているのかもしれませんね。
犬飼会長の爆弾発言が、
距離は無茶だけどパワーのあるミドルシュート連発のごとく、
ムリなところからぶっ放しているようで
実はバックライン(世間やファン)を揺さぶってるのかもしれません。
シュートが主に観客や自陣を襲ってるようにも思えますが。
議論を呼び起こし、停滞気味の日本サッカー界を動かすのはいいと思う。
ただ、問題は発言が矛盾しまくってることだ。
犬飼会長苦言「世界基準に」…シーズン移行問題(報知)
「今のままではJクラブはシーズン終わりの疲れ切った状態でクラブW杯を迎える。秋―春制になればシーズン中盤の状態のいい時に世界の強豪クラブに挑戦できる」
会長、その論理だとシーズン後に戦うW杯では疲労のピークです。
Jリーグが世界と戦う機会に恵まれないのは事実ですが、
日程を合わせるだけで欧州CLに参加できるわけでもない。
JOMOカップも今年のを見る限りでは微妙ですしね。
ひとまず続きは、スポーツ新聞の断片的な記事だけでなく
サッカー新聞エルゴラで現在連載中の会長インタビューを読み、
彼の理論をしっかり理解してからにしたいと思います。
posted by モトヒロ |15:30 |
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2008年11月27日
会長はもう、狙って燃料を投下してるんじゃないか?
そんな気さえしてきました。
磐田は天皇杯G大阪戦での大幅メンバー入れ替えを明言し、犬飼会長は不快感を示していたが、表彰席に同席した川淵キャプテンが「(犬飼会長が)西野に“そんなメンバーに負けるなよ”と言っていた」と明かした。
全文はコチラ
最近、スポーツ新聞も盛り上がることが分かってきたから
次々と犬飼発言を拾ってくれますが、
まさか身内の川淵さんがバラしてくれるとは思いませんでした。
鬼武チェアマンや北国クラブと全面戦争してる中、
味方と信じていた川淵名誉会長に後ろから撃たれたような状況ですね。
失言が四方八方から飛び出しすぎて、
もう全部出来レースなんじゃないのかと勘ぐりたくなります。
「外国人は自分の成績をあげればいいだけだから、天皇杯の意義とか価値とか関係ない」
この言葉に対しては、何よりオフト自身の試合後コメントがふるっている。
「このカップ戦からは敗退したが、われわれは変更されたスケジュールでプレーしなければいけなかったゲームだった。このスケジュールを決めたのは、われわれではない。日曜日にプレーして、今日のナイトゲーム。そして土曜日にもすぐゲームがある。
(中略)
社長がそういう考えをしっかりと持って、私を呼んで、私にこの仕事を与えてくれた。チームとしての判断を私に任せているというこであり、クラブ全体の判断ではない。そして私には、ここで行なう仕事がある。私の契約書を見れば、それがどういうものかわかると思う。
もうひとつは敬意という部分。私は27年前から日本に何度も来ていて、日本を愛している。最初からジュビロに関わっているので、ジュビロも愛している。だから、ただ単に日本に来て、適当に仕事をして帰るという外国人とは違う」
全文はコチラ
さすが元日本代表監督。愛がこもっております。
リバプールからわざわざ来てくれた監督、
大分のにんにくやのアイスが大好きな監督、
その他もろもろの外国人監督に対して前述の言い草はないですね。
こんな話をリークしてくれた川淵名誉会長に、ちょっとだけ感謝。
しかし冷静に考えてみたら、
現職会長の暴言を
名誉会長が失言しただけという
日本サッカー協会にとってなんとも救いようのない出来事でした。
なお、Wikipediaの犬飼会長の項目に
さっそく犬飼語録コーナーが追加されていました。
仕事早いよ職人さん!
Wikipedia「犬飼基昭」
posted by モトヒロ |18:02 |
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2008年11月26日
磐田オフト監督の「控えで天皇杯宣言」について
案の定あの人は大激怒(スポーツナビ)なさってるようです。
「フロントがクラブの指揮に介入しろ」って、それなんて元ジェフの淀川社長?
元日本代表布陣とか、若手にはない魂のサッカーが見れそうで楽しみですけどねえ。
人気サッカーマンガ「GIANT KILLING」もちょうどベテラン布陣の回だし。
ところで、以下の犬飼発言についてどなたか教えてほしいのです。
天皇杯には、Jリーグにあるベストメンバー規定はない。しかし、17日の天皇杯実施委員会では「10人も代えたことは遺憾」との見解が出され「(4回戦では)仙台、磐田もJ規定ならクリアしていない」と、名指しで“注意”を与えたばかり。犬飼会長は「事情聴取?これから考えます」と話した。
(スポーツナビ)
ご指名いただき大変不名誉なベガルタ仙台の
「4回戦におけるJ規定違反」に関して、計算が合わないのです。
というのも、天皇杯4回戦・FC東京戦では
確か9人が直近5試合でスタメン出場した選手でした。(詳細は後述)
参照:「2008年Jリーグ規約」および「Jリーグ規約第42条の補足基準」
リンクはこちら(資料自体はPDFにつき重いです。閲覧注意)
第40条第1項第1号から第3号までの試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならず,詳細に関しては「Jリーグ規約第42条の補足基準」によるものとする.
(第42条②より引用、補足基準はコチラ)
んー、3節前の天皇杯3回戦は含めずに
もう1試合前のリーグまで計算すると違反してたってことなのか?
JFLとの対戦は公式戦に含まれないのか?
(※念のためですがJFL・大学の全チーム、
特に対戦して頂いたニューウェーブ北九州さんへの他意はありません)
なんでベストメンバー規定のない試合で
開くの大変なJリーグ規定PDFと
見慣れた対戦メンバー表をいちいち確認しないといけないんだか
だんだん切なくなってきましたが、
以下に天皇杯4回戦のスタメンと、出場試合を直近6試合まで記載。
3試合前の天皇杯ニューウェーブ北九州戦は
天皇杯なのに例外扱いされているかもしれないので、
文字色を青に変えてあります:
林 卓人(1、2、4、5、6節前に先発出場。以下「~節前」は省略)
渡辺 広大(3)
一柳 夢吾(1、3)
千葉 直樹(1、2、4、5、6)
磯崎 敬太(1、2、3)
永井 篤志(3)
関口 訓充(1、2、3、4、5、6)
富田 晋伍(出場なし)
宮沢 正史(出場なし)
中原 貴之(3)
中島 裕希(1、3)
天皇杯3回戦も含めば、やっぱ直近5試合のうち9名が出場。
天皇杯を除外しても林、夢吾、ナヲキ、磯、関口、中島の6名が出場。
よってJリーグ規約42条補足条項には違反していない。
ベンチメンバーなどにも条項があるとすれば、
どなたか浅学な自分にご教授下さるとありがたいです。
それとも、天皇杯3回戦もベストメンバーで挑まないと説教ということか?
だとすれば、J2の何チームが違反扱いになるかわからんぞ。
会長に資料をいちいち読む暇はないと思いますが、
バッシングの際には、裏づけを取ってからの発言をお願いしたいし
せめて、周囲に正確な統計資料の作り手を配置してほしい。
いやもう、千葉たたきの時点で資料見てないのは分かってるんですが…。
何はともあれ今日の天皇杯は楽しみ。名波ガンバレ。
posted by モトヒロ |13:20 |
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2008年11月18日
「Jリーグを春秋制から、2010年にも秋春制へ」
「ナビスコ杯を2009年からU-23大会へ」
次々と飛び出す犬飼会長のいろいろなアイディアに対し、
あまり意見の聞こえてこなかったJリーグ理事長・鬼武健二チェアマンが
久々に公式発言を発表なさいました。
鬼武チェアマン「秋春制移行は困難」=将来構想委で議論-Jリーグより
鬼武チェアマンは「ナビスコ杯は素晴らしい大会に育ちつつある。23歳以下にするつもりは毛頭ない。JリーグのことはJリーグで決める」と話した。
元記事
ナビスコ杯は現行方式で Jリーグの鬼武チェアマンより
(リンク先はいずれもスポーツナビ)
鬼武チェアマン「秋春制移行は困難」=将来構想委で議論-Jリーグ
鬼武委員長は「酷暑と雷のある7、8月に試合をしないことを大前提に議論すると、日程がうまく合わなくなる」と話した。冬の雪などに備えるためのスタジアム改修の議論は先送りされた。
また、同委員長は「Jリーグが秋春制に移るのなら、天皇杯やナビスコ杯の決勝もシーズン終盤に変更すべきだ」と、変更にはさまざまな影響が伴うことを指摘。JFAの犬飼基昭会長が変更を強く希望しているが、鬼武委員長は「日本代表(を優先する日程)だけを考えて、Jリーグの運営がなされるべきではない」と述べた。
(リンク・引用とも時事ドットコム)
なんという会長タコ殴り。まさに鬼。
でも、そういえばJについて色々言ってたのは犬飼会長だけでしたね。
意見に関して裏付けとなる論拠や予算、時期などの計算が
あまりにお粗末でリアリティに欠けていましたが、
裏での話し合いや取引もせずに思いつきで発言してたんでしょうか。
Jリーグ側は沈黙を続けていたので不安でしたが、
「JリーグのことはJリーグで決める」
「日本代表(を優先する日程)だけを考えて、Jリーグの運営がなされるべきではない」
現実的なうま味に欠けるナビスコカップのU-23化だけでなく、
犬飼会長がとにかく重視している秋春制に関しても
チェアマンが否定的な意見を公式発表するとは、
会長の発言どころか会長そのものを真っ向否定する勢いですね。
もうひとつの問題になっている天皇杯ベストメンバー規定ですが、
こちらは実際に制定される可能性も十分あると思います。
天皇杯はJFAの管轄なので、Jリーグが口を出せることではない。
しかし、JFAの副会長でもある鬼武氏と
内々で議論してひっそり丸く治めるのではなく、
協会(会長)とJリーグの真っ向対立のような形になるとは
犬飼会長の立場は相当厳しくなっているんじゃないでしょうか。
会長職の価値が暴落するというのは
日本サッカー界にとっていいことだけとは思えません。
いざという時トップに力がなければ、組織全体の動きが鈍くなる。
しかし個人的な思いつきの乱発に、クギを刺すのは必要なことです。
引き続き経過を見守りたいですね。
――――――――――――――――
昨日の記事
「長所あるも短所多し -ナビスコ杯U-23大会化発言-」
が「サッカー瞬間誌 サポティスタ」さんに紹介されました。
皆様のご訪問のおかげです、ありがとうございます。
しかしいいんでしょうか。
記事の締めくくりには
「サポティスタのこの表現はヒドイと思う」
と書いたのに。
posted by モトヒロ |23:47 |
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2008年11月17日
千葉・大分の処分宣言が撤回されましたね。当然の結果でしたが一安心です。
しかし日刊スポーツには「磐田・仙台もベストメンバーではなく」とありましたが、
仙台メンバーでも宮沢と富田以外の9人は直近5試合に出てるぞ?
それはさておき、主題に入りましょう。
今度の犬飼会長発言はちょいと興味深いものです。
「ナビスコカップに年齢制限を設け、U-23大会化」
北京五輪で惨敗だったのを受けて、出場機会を確保するとのこと。
五輪同様にするため、オーバーエイジ枠3人も考えているそうな。
この日、福岡市で行われた九州地域訪問会議に出席した同会長は「五輪代表だって、日本はGK以外ほとんどが所属チームで控えの選手。そんな国はどこにもないし、五輪で勝てるわけがない」と指摘。そのうえで「ナビスコ杯をU-23化すれば若手の強化になるし、大会も盛り上がるだろう」と話した。
「北京五輪メンバーはほぼ全員クラブのスタメン級だった」
とツッコミたくなりますが、
準候補の増田や平山などが主力になりきれず
選択の幅が狭まったのは事実ですね。
なるほど、若手の出場機会確保・注目度の上昇には賛同できる。
ただし、問題点は多い。自分が考えるのは以下の3点。
1.興行面の懸念
ナビスコ杯はスポンサーが前面に出ており、収入的に天皇杯よりもうまみが大きい。
特に決勝はここ数年完売になってますが、若手だけでこの価値を保てるか?
若手興行の失敗例としては
北京五輪予選の不人気っぷり、
サテライト戦の知名度の低さ、この2つが挙げられます。
北京五輪予選の来客数がえらく少なかったのは
反町監督の采配や試合内容によるところが大きいかもしれませんが、
代表ブランドをもってしても集客数は落ちているのだ。
クラブ規模で、コアなファン以外にも訴えかけることが出来るでしょうか?
むしろ、年間8試合しかない上に一部のファンしか観戦に来ない、
そんなサテライト戦に関して再考する必要があるでしょう。
スポンサーの前向きな評価がある、とのことですが
あくまで非公式な話し合いにすぎません。
実際やってみて盛り上がらなければ大きな損失です。
2.若手を揃えるのが大変
OA枠が3人あっても、8人は若手で揃えないといけません。
ベンチまで23歳以下で統一するとなると15人がU-23。
トップチームのうち15人を23歳以下で揃えてるチームはほぼ皆無。
浦和クラスにしてようやくギリギリ揃うかどうか、というところです。
ユースからの昇格も認めれば戦力面ではなんとかなるかもしれませんが
15人もの若手をカップ専用に雇っていたら、
24歳以上の準主力の出番がますますなくなりそうな気もします。
3.U-20、U-23、A代表国際試合とのバッティング
ナビスコ杯は現状でも代表・五輪組の活動時期とかぶることが多い。
「若手のための大会で、若手の主力が不在です」
なんて事になれば意味がない。
リーグ、ナビスコ、天皇杯、ACL、年代別代表と
ただでさえ日程がきつきつになっているのに
ベストメンバー規定やU-23限定などの拘束を増やしてどうするんでしょう。
天皇杯を含めた日程変更も考慮なさっているようですが、
単に春秋制を秋春制にしても1年が13ヶ月になるわけではない。
――――――――――――――――
結論を述べると、面白いアイディアではあります。
しかし、ようやく興行的にも価値の出てきたナビスコカップを
ユースカップに変えてしまう案は
今の時点では、ちょいと現実味に欠けます。
と言うより、前年までの様々なできごとをここまで無視して
無茶なアイディアを連発する犬飼会長の目的は、
むしろ別のところにあるんじゃないでしょうか。
最後に、このニュースを紹介したサポティスタさんの最後の文
ここ数年、決勝は地味なカードにも関わらずチケットは完売している。
この1行はヒドイと思う。
posted by モトヒロ |17:52 |
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